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2016/04/07

第33回入学式式辞(抜粋)

| by master

 (前略)
 
 さて、只今入学許可をした160名の新入生の皆さん、入学おめでとう!
 本校への入学を心から歓迎し、祝福します。
 本校は一昨年度創立30周年記念式典を終え、
 33回目の入学生として皆さんを迎えることとなりました。
 本校で高校生活を始めるに当たり、
 ぜひこれだけは意識しておいてほしいと思うことをお話します。


 それは、本校の教育の最終目標についてです。
 本校の教育目標は創立以来次の3つが掲げられています。
  1、物事に「誠実」に対処する人間の育成
  1、自ら考え、正しく行動できる人間の育成
  1、個性に応じて自己の進路を決定し、生きがいのある自己実現を図れる人間の育成
 となっています。

 
 しかし、これらを分かりやすく一言でいうならば、
 「世の中に出た時に通用する人間になる」ということです。
 「世の中で通用する」とは、どういうことか、
 さらに具体的にいうならば、
 「周りの人とトラブルを起こさず、
 上手に付き合っていけるコミュニケーション力や常識・マナー、 
 そして、仕事をする上で欠かせない最低限の基礎学力を身につけている」
 ということです。


 特に人間関係づくりで大切なコミュニケーションの基本とはなんでしょう?
 そうです、挨拶です。
 いい挨拶ができれば、いい人間関係につながっていきます。
 ではさらに、いい人間関係をつくるために欠かせないものとは何でしょうか?
 いろいろ考えられると思いますが、
 古代中国の思想家「孔子」という人は、思いやりの心であるとしました。
 その思いやりの心のことを漢字一文字で「仁」と表わしました。
 そして、この「仁」という思いやりの心が形となって現れたものを「礼」としました。
 この「孔子」の考え方に強く影響を受けた私たち日本人は、
 「礼儀」をとても重んずるようになり、
 世界でも珍しいルールを守る、礼儀正しい国民と称えられています。

 その「礼儀」のひとつは、身だしなみです。
 身だしなみが悪いということは、
 相手への思いやりの心を欠くということに外なりません。
 思いやりがないのに、いい人間関係などつくることはできません。
 したがって、人は見た目ではないとよく言われますが、
 実は実社会では見た目が大事なのです。
 本校ではしっかりと挨拶や身だしなみ、
 言葉遣いについても指導します。

 それは、皆さんが世の中に出たときに
 困らないようなってほしいというのが、
 本校の最終的な教育目標であるからです。
 ルールを守り、礼儀を重んじること、
 すべては良好な人間関係をつくるためです。
 そのためには自己主張ばかりするのではなく、
 我慢することも必要となります。

 新入生の皆さん、
 皆さんはそのことをしっかりと意識して
 明日からの本校での高校生活をスタートして行ってください。

 (後略)


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