アクセスカウンタ

トータル279542

千葉県教育委員会HP

 

校長室

校長室だより >> 記事詳細

2017/03/24

H28 3学期終業式講話

| by urayasuminami-h
 皆さん、おはようございます。
 今日で平成28年度が終わります。
 皆さんは来年度、
 といっても2週間後には、
 それぞれ新2年生、新3年生としてスタートを切ります。
  その自覚はありますか?

 一昨日の全校集会で、進路指導部の高橋先生からもお話があったように、
 あと2週間で、2年生は最上級生になり、
 卒業後の進路決定に向けての活動が始まります。
 ライバルは、校内の顔見知りではありません。
 よその学校の3年生との競争になります。
 そのスタートが2週間後に迫っているんだと思ってください。
 一斉にスタートするんだけれども、
 中3の時のように、ほとんど全員が、
 全日制普通科高校を目指していた時とはわけが違います。
 みんなと同じことをしていれば、なんとかなるということはもうありません。
 在籍101名ということであれば、101通りのレース展開になります。
 走る距離も違えば、走るコースも違います。
 つまり、それぞれにするべき準備も違うし、
 卒業後の生活スタイルも大きく変わってくるということです。

 さらに、レース中は孤独です。
 基本的には、ひとりで考え、ひとりで決め、ひとりで実行するしかありません。
 泣きながら面接練習をした先輩のように、
 その孤独に耐えてこそ、道は拓かれるし、
 卒業した後、拓かれた道を迷いなく、進んでいくことができるんです。
 もちろん、
 担任の先生方をはじめ学年の先生方、進路指導部の先生方が相談に乗ってくれます。
 間違いのない、適切なアドバイスをしてくれます。
 しかし、自分のことは自分で決めるという自覚と、
 孤独に耐える忍耐力とを
 今養っておくことは、とても大事なことです。
 新3年生は、ぜひともこの2週間をその準備に充ててください。
 いいスタートを切ることは、いい結果につながるはずです。

 さて、話は変わりますが、
 今年も3月8日に、
 浦安市内の中学校の校長先生方が、本校の卒業式にきてくれました。
 そして、「やはり浦安南の卒業式はでいいですね、今年も感動しました。」
 というお褒めの言葉をいただきました。
 私自身もその思いを新たにしました。
 厳粛な中にも感動的な卒業式だったと思います。
 1時間20分もの長い時間、緊張の糸を切らず、
 送別の歌や校歌斉唱では、しっかりと歌ってくれた在校生の頑張りがあってこその、
 今年の卒業式だったと思っています。
 改めて、皆さんの式典に臨む態度に感謝します。
 どうもありがとう。
 
 これは私の個人的な感想かもしれませんが、
 「数ある学校行事の中で、
 最も美しく、そしてその学校を象徴する行事は、卒業式でなはいか」
 と常々思っています。
 というのも、卒業生や保護者の方の3年間の思いや、
 在校生や先生方の卒業生を送る思い、
 そうしたたくさんの人たちの、たくさんの思いが、
 「一同礼」や「起立」・「着席」といった一つ一つの動作に込められ、
 集約されて表現されるからだろうと考えています。
 「おめでとう」
 「ありがとう」と
 ひとりひとりが直接口にするよりも、
 そうした思いを実に効果的に伝え合うことができる形式が、
 卒業式という式典なんだろうと感じています。
 したがって、式典に参加する者すべてが、
 心をひとつにして、服装を正し、緊張感をもって臨めるかどうかが、
 その成否(成功か失敗か)を決める大事な要素となります。
 そしてまた、そうした厳粛な式典ができる学校かどうかが、
 その学校の今を、象徴しているのではないでしょうか。

 その意味において、今年の卒業式も大変すばらしい式典でした。
 明らかに浦安南高校は、変わりました。
 今や浦安南高校は、どこに出しても恥ずかしくない式典ができる学校です。
 来ていただいた来賓の方々から、
 「いい式典でしたね」と褒めていただける学校になりました。
 それは、先輩たちの積み重ねてきた努力の成果でもあり、
 今いる在校生の皆さんの努力と協力があったればこそのものです。
 来年も、再来年も浦安南高校の卒業式が感動的なものであると信じます。
 1年生の皆さん、来年の卒業式で新入生の手本になるのは、皆さんです。
 まず皆さんが、「次は自分たちの番だ」という思いを強くもって、
 来年の卒業式に臨めるよう、
 来年度1年間の高校生活を充実したものにしてください。

 そこで、最後に入学式のときにお話したことを確認して、講話を閉じます。
 1年生の皆さんは、覚えているでしょうか?
 いい人間関係をつくるのに欠かせないものを2つ上げました。
 何だったでしょうか?
 「いい挨拶」と「思いやりの心」でした。
 「いい挨拶」「笑顔の挨拶」は、いい人間関係をつくる基本です。
 挨拶をされて不愉快になる人はいません。
 まして、それが笑顔だったら、いうまでもありません。
 そして、「思いやりの心」を古代中国では「仁」といい、
 それが形となって表れたものが「礼」だというお話をしました。
 したがって、「礼儀」がなっていないということは、
 「思いやりの心」がないというのと同じです。
 言葉遣いや服装・頭髪など、改まった席では「礼儀」が大切にされるわけを、
 卒業式を通じて皆さんは理解したはずです。
 そして、「思いやり」のないところにも「いい人間関係」は成立しません。
 皆さんは何のためにこの浦安南高校に入学してきたのか?
 すべては、実社会にでたときに困らないだけの基礎・基本を身に付けるためです。
 それが、皆さんの目的であり、浦安南高校のミッション(使命)でもあります。
 そのために先生方は、日々皆さんを指導してくれています。
 社会人となったときに、周囲の人たちにかわいがられ、大切にされる人間となれるよう、
 しっかりとした学校生活を送り、本校を卒業していってください。

 では来月、4月6日の始業式に、元気な笑顔で、またこの体育館に集合してください。
 交通事故等には、十分気をつけて、この春休みを過ごしましょう。 
 以上です。
09:54