千葉県立浦安南高等学校
授業紹介、校舎案内および部活動紹介の動画です。是非ご覧ください! ・授業紹介①   ・授業紹介②   ・校舎案内   ・部活動紹介
 

ニュース&トピック

更新履歴(R2)

【4月8日】
 ・新年度トップページを作成。
 ・緊急のお知らせ(新型コロナウィルス感染症関連)を引き続き掲載。
 ・「臨時休校中の生活について」を新設。
【4月10日】
 ・校長室だより(新年度)を作成。
 ・校長室だより 特別動画版を新設。
【4月21日】
 ・「臨時休校中課題のお知らせ」を新設。
 ・「スクールカウンセラーからのお知らせ」を新設。
【4月22日】
 ・「教育相談係より」を新設。
【4月24日】
 ・「外国にルーツがある生徒と保護者の皆さんへ」を新設。
 ・生徒用ページ「課題等」「休校課題一覧」を新設。
【7月21日】
 ・「行事日程変更のお知らせ」を新設。
【7月28日】
 ・「その他のお知らせ」を「保健関係のお知らせ」に改題。
【7月30日】
 ・「臨時休校中課題のお知らせ」を削除。
 ・「臨時休校中の生活について」を「各種相談窓口」に改題。
 ・「学校案内のお知らせ」を新設。
【9月24日】
 ・「日程変更のお知らせ」を新設。
 

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校長室だより 特別動画版


(4月10日アップロード)

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校長室だより R2

校長室だより R2 >> 記事詳細

2020/07/31

令和2年度 1学期終業式 式辞

| by urayasuminami-h
 皆さん、おはようございます。勝田です。またまた、放送による式辞です。できる限り皆さんにわかりやすい話にしたいと思っています。今日の話は、社会的に成長することについてと進路の話をします。少々長い話になりますが、しばらくおつきあい下さい。
 さて、今までだれも経験をしたことのない学校生活のなか、長かった1学期の最終日を迎えることができたことをとても嬉しく思っています。とはいえ、今回の感染症が収束したわけではありません。むしろ、感染者の拡大がとても懸念されていますが、皆さんは新しい生活様式に合わせて、まわりを意識して行動していますか。周囲を見渡してごらんなさい。マスクを外している人、マスクをしている時でも、興奮して大声で話したり、奇声を上げたりしている人などはいませんか。フードコートなどでいつまでも友達同士で食べたり飲んだりしている人、仲良くなった友達と泊まりに行く約束をしている人などなど、どうでしょうか。自分の胸にも手を当てて振り返ってみて下さい。皆さんに守って貰いたいことは、自分が何をしたいかではなく、何が求められ、何をすることが必要か、何をすべきかを考えて行動することです。何をしたいかだけで行動するのでは、本能のままだけで行動する進化のない生物みたいなものです。社会的な成長は、自分の行動を決めるときに、考えたり、周囲をみたり、感じたりするところから始まります。みられている自分を意識して行動して欲しいのです。わかりやすい例でお話しします。最近、県内のあちこちでも猿の目撃情報が寄せられていますが、皆さんは動物園の猿をみたことがありますか。たいてい、猿を飼育している施設では、一般の観客に対して、「猿の目を見ないで下さい。猿は目を合わせられると攻撃をされていると思って、襲ってきます」というような注意書きがあります。ここに人と猿との明確な違いが見え、とてもおもしろいところです。つまり、人から見られていることを意識して、自分の行動のあり方を考える人間と、みられていることを攻撃されていることと感じてしまう猿とは、明らかに進化の様子が異なるのです。もっとも、人でもごく稀ですが「ガンを飛ばした」などと攻撃を仕掛けてくる輩もいないわけではありませんが、進化前なのかもしれません。いずれにしても、高校生は、中学生までのような子どもではなく、自分がしたいことをするのではなく、して欲しい、そうあって欲しいと思われるように行動をコントロールすることが大切なのです。社会的にしっかりと成長し、高3になれば大人社会に入っていくわけですので、この社会的成長は不可欠なのです。
 ところで、今日の話は、皆さんの進路についてです。実は、進路を決定していくプロセスにも、今のような社会的な成長や見方が重要になります。
 3年生の皆さんは、いうまでもなくこの1ヶ月は自分のこれからの道を考える重要な日々になります。進路を決定するというと、「何をしたいか」「どんな職業につきたいか」「どんな勉強がすきか」といったことを考えるでしょう。ところが、これが意外と難しいことが多いと思います。なぜなら、自分がこうしたいと思ってもすぐに職業に結びつくとは限りませんし、そもそも、こうしたいということが見つからないと思っている人も結構いるのではないでしょうか。サッカーが好きだといってもサッカーを職業にすることはたいへんだと感じるでしょう。アルバイトでもお金になるからいいという人もいるかもしれませんね。ここで先ほどの社会的視点を持ちだしてみて、ちょっと考え方を変えてみましょう。あなたにどんなことをして欲しいと「周りの人々」は思っているでしょうか。「周りの人々」というと家族かもしれませんが、もっと広く世の中の人と考えてみてもよいでしょう。もう少し違う問い方をするなら、「あなたのどんな力を世の中に貸してもらえますか」となるとどうでしょうか。恐らく今の自分の中で、自分が自分で認めたいところ、人には言うことはないけれど、好きなところ、人からはたいしたことないと思われるかもしれないけれど大事にしていること、そんなことが実はあなたの本来の姿なのだろうと思います。少し具体的に例を出すと、髪型をいろいろと考えたりすることがとても好きな人が、美容師になろと美容の専門学校の進学を考える。よくある話です。この場合は、本人が自分の髪型を考えることがすきということと職業とは同じではありません。他人の髪型をきれいにしてあげて、その技術にたいして対価となる報酬をもらうわけです。つまり、本当に他人の髪型をきれいにしてあげたいと思っている自分が存在しているかを確認しなければなりません。そう確認できたならば、これを成し遂げるために、お金を貰うための技術の修得や努力も必要になります。美容師の世界では、ロッドを何千、何万本巻くかが大切だ、などと言われます。自分の中にある気持ちと社会的に求められている姿に折り合いをつけていくことが、進路を決めるということなのだと、私は思っています。このことは、学力とか能力とかに関係なく、誰でも同じことなのです。自分の骨折を治そうと医学部に進学する人はいないのです。こうしたことを考えていくときには、大人と話をすることをすすめます。同級生の友達は、残念ながら経験がありませんから同感してくれますが、解決には至りません。この夏、担任の先生や進路の先生を中心によく話をして欲しいと願っています。くれぐれも強調しておきますが、成績が悪いからとか欠席が多いからとか、自分のうまくできなかったことや得意でないことを先に考えるのではありません。そうした面もその人の一面。そういう自分とどうつきあうのか、どうなると世の中から受け入れてもらえるのか、よく考えて欲しいのです。こういう取組が必ず皆さんの社会的成長へと導くはずです。
 1・2年生の皆さんはどうですか。今の高校生は、進路のことをまだ先の話と思っている人は意外と少なく、どうしようと焦ったり、何から手をつけようとか、具体的なことを考えようとしている人が多いようには感じていますが、いかがですか。確かに自分と向き合うことは勇気も必要です。でも、このことには、時間もかかります。この夏を機に考えてみてはいかがでしょうか。高校までは普通科というものがあり、この学校も普通科です。でも、高校をでると、そこに「普通科」はありません。全部、違うのです。その違いと自分自身とを合わせていくことが進路選択です。どうぞ、自分との対話に時間を費やして下さい。
 感染症との戦いは人類の歴史と共にあります。幾度もその戦いのなか、常に人は勝利を収めてきましたが、これは何も特別な人がいたからではなく、その時々に生活をしていた一般の人々がさまざまな知恵と勇気と行動で勝ち取ってきたものです。自分がしたいややりたいだけで行動せず、世の中にいる自分を意識して生活をして下さい。皆さんの社会的成長を楽しみにしています。

  令和二年七月三十一日
 千葉県立浦安南高等学校
 校 長  勝 田 幸 裕
12:33