活動記録

1月の活動記録(顧問のつぶやき)

早いもので2025年が始まって1か月が経とうとしている。
この1か月、津田沼高校演劇部はただひたすら創作活動にいそしんでいる。
創作と言っても方法はいろいろあると思うのだが、津田沼高校のやり方(というか顧問が知っている方法)は生徒創作である。生徒創作と言っても、一人が脚本を書きあげるのではない。まず個人、もしくはグループで箱書き(あらすじ、シーンごとにストーリーの要素や展開をまとめる)をして、全体で内容を検討。面白そうなものをいくつか選び、シーンを立ち上げる。うまくいけば、そこから60分の作品に広げることができる。

1月は複数グループに分かれ、10分の小作品の創作⇒ブラッシュアップを繰り返している。津田沼高校は例年生徒創作脚本で秋大会に臨んでいるが、決して創作が得意な訳ではない(声を大にして言いたい、どちらかと言えば苦手だ!)。毎年夏休み~10月前半は、作品が果たして仕上がるのかどうか、綱渡りの毎日だ。

今年は8月のサマーフェスティバルに出場することもあり、冬のうちから創作の練習を始めることにした。秋大会で創作脚本に取り組むかどうかは新しい代が決めればよいと思っているが、創作できるだけの力をまずは身に付けさせたい。
現在は1クール目の創作⇒ブラッシュアップが終了し、2クール目に突入している。創作に苦手意識を持つ1年生がリーダーとなり、予定を立て進行をしている。テーマの決定から発表まで1週間。箱書きの状態からストーリーを膨らませ、脚本を作り、そして劇の練習をする。なかなかのハードスケジュールではあるが、時間は有限、ここでタイムマネジメントを学んでもらおう。

筋の通った面白い作品にするためには、グループ内でイメージを共有することが大切である。自分の意見にこだわりを持つことも大事だが、全員で1つの作品を作る以上、協調性が試される。それは遠慮でも妥協でもない。自分たちの作品をどんな作品にしたいか、作品のイメージに沿って全員で「取捨選択」することである。

2クール目は2グループに分かれて創作しているのだが、その様子をご覧いただこう・・・

   

どちらのグループもストーブに向かって会議をしている・・・

話し合い、捗ってる~???