津田沼高校GP

津田沼高校の教育の指標(GP)

※GPとは、グラデュエーションポリシー
(卒業までに身に付ける力=卒業生が備えておくべき資質)

 津田沼高校では,これからの教育に必要なこととして,育成すべき生徒の資質・能力を「8つの力」として明確化しました。
教職員及び生徒一人一人が,この「8つの力」を本校での3年間の学びの中で意識していくことにより,「学びを改革」し,「新しい時代に対応した資質・能力の育成」を目指します。

 ① 傾聴力 人の話に耳を傾け、正確に聴き取り理解しようとする力
 ② 想像力 人の気持ちを思いやったり、自分の言動が人にどのような影響を与えるかを察したりする力
 ③ 思考・判断力 自分で考え、正しい道や方法を見つけたり選んだりする力
 ④ 情報収集力 進んで様々な情報を集めたり、たくさんの情報の中から自分に必要なものを選んだりする力
 ⑤ 分析力 事実について色々な角度から見て、なぜそうなっているのか追究しようとする力
 ⑥ 発信力 自分の考えを積極的に人に伝え、理解してもらおうとする力
 ⑦ 企画・実践力 課題解決に向けて新しい方法を考えたり、まわりに協力してもらいながら活動したりする力
 ⑧ 創造力 自分の個性を生かしながら、価値のあるものを生み出す力

詳しくは,津田沼高校GPについて説明したファイルをご覧ください。

     Tsudanuma-h_2019web.pdf
GPルーブリック
津田沼高校GP『8つの力のルーブリック』について


 ルーブリックとは、それぞれの評価の観点について、学習者の到達度を文章で段階別に表した評価基準のことです。「津田沼高校GP『8つの力のルーブリック』」は、8つの力それぞれについて、その理想の姿を明確にするとともに、自身の現在の到達度を省察しやすくするために作成したものです。たとえば、「傾聴力」については、単に「相手の話にしっかりと耳を傾ける」だけでなく、「相槌や質問をするなど,相手に共感の意を示しながら,誠意をもって話を聞く」といった態度を身に付けてほしいという願いが込められています。

 本校生徒の皆さんが、このルーブリックの中のS(理想的)の状態に到達することを目標にして、日々の学習や諸活動に取り組んでくれたら、たいへんうれしく思います。

津田沼高校GP「8つの力のルーブリック」

 

S(理想的)

A(まずまず)

B(もう少し)

C(頑張ろう)

傾聴力

相槌や質問をするなど,相手に共感の意を示しながら,誠意をもって話を聞くことができる。

話の要点を整理しながら,相手の話を聞くことができる。

相手の話を静かに聞くことができる。

Bのレベルに達していない。

想像力

他人の気持ちを読み取り,共感的態度で人と接することができる。また,固定観念にとらわれず,自由な発想で柔軟に思考し,納得解を導いたり,様々なアイディアを生み出すことができる。

他人の気持ちを読み取り,共感的態度で人と接することができる。

他人の気持ちを読み取ることができる。

Bのレベルに達していない。

思考・判断力

疑問(なぜ?)を持ち,自ら立てた「問い」に対して論理的・多面的に考え,解決法を見つけたり選んだりすることができる。

与えられえた「問い(なぜ?)」に対する解決法を考えることができる。

「なぜ?」を感じることができる。

Bのレベルに達していない。

情報 収集力

客観的・多角的な視野を持ち,目的にあった手段で,必要な情報を収集することができる。また,収集した情報を吟味・整理し,課題解決に活用することができる。

目的にあった手段で,必要な情報を収集することができる。また,収集した情報を吟味・整理することができる。

目的にあった手段で,必要な情報を収集することができる。

Bのレベルに達していない。

分析力

事実を客観的・多角的にとらえ,目の前の状況や情報を冷静に把握・理解することができる。また,整理した状況から,正しい意思決定を導くことができる。

事実を客観的・多角的にとらえ,目の前の状況や情報を冷静に把握・理解することができる。

事実を客観的・多角的に観察することができる。

Bのレベルに達していない。

発信力

自分の考えを適切な手段で,工夫してわかりやすく相手に伝え,共感や感動を得ることができる。

自分の考えを,整理して確実に相手に伝えることができる。

自分の考えを自分の中で言語化することができる。

Bのレベルに達していない。

企画・実践力

課題解決に向けて,魅力的で実現可能な方法を提案し,周囲を巻き込みながらそれを実行に移すことができる。

課題解決に向けて,自分がとるべき行動を見つけ,自分なりの工夫を加えて実行することができる。

課題解決に向けて,自分の役割を着実に遂行することができる。

Bのレベルに達していない。

創造力

前例や常識にとらわれず,新しい発想や視点により,価値あるものや手段を提案することができる。

前例や過去の手法に問題意識を持ち,工夫や改善を加えることができる。

前例や過去の手法から最適な方法を選択することができる。

Bのレベルに達していない。

 


令和2年度「津田沼高校GP」のルーブリックによる自己評価