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土気高校LIFE
弁護士による模擬労働審判授業を実施しました
9月20日(金)から10月1日(火)までの6日間にわたり、千葉県弁護士会とのコラボで「模擬労働審判授業」を今年も実施しました。2年生「公共」全クラスで、各クラス2時間ずつの展開でした。
1校時目:日本の労働契約の現状(終身雇用制・解雇には厳しい規制があること)、アメリカはどうなのか、解雇を争う法的な手続きの種類などに関するレクチャー。
2校時目:架空の中華料理店で解雇された店長と、解雇した社長の模擬労働審判のロールプレイを見、審判員となった生徒が、班別で両者が納得する調停案を示してその理由を話す。
調停案には様々な答えがあるが、共通して課された課題は、必ずその理由も述べること。一つの答えに収れんするのではなく、答えに至る過程を明確にする、という訓練として有効な実践でした。また、①終身雇用制の日本で解雇されるということは、労働者にとって人生設計に大きな変更を強いること、②日本には解雇について法的に考えてもらえる機関が存在すること、も学ぶことができました。実践していただいた4人の弁護士の先生、ありがとうございました。
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