平成28年度同窓会定時総会開催さる
平成28年6月4日(土)午後4時から、同窓会定時総会が柏市のザ・クレスト・ホテル柏4階で開催された。参加者は前年同様に150名を超え、盛会であった。冒頭、大森清司同窓会長から、創立90周年事業に対する御礼や最近の学校の人事異動などについて報告があった。続いてこの4月1日の人事異動で着任した大森英一校長から、新任のご挨拶があった。大森校長は、県教育委員会に在職の時代、本校の「医歯薬コース」や併設中学校の計画に携われた由である。
総会の進行は例年のように、山田一一(36回卒)が担当した。定時総会は規約により同窓会長の大森清司が議長となり、次の議案が上程された。議案説明は校内幹事の井上徳幸先生(51回卒)と松田祐介先生から行われた。
1)平成27年度会務報告、90周年事業報告、2)平成27年度決算報告、3)監査報告、4)平成28年度予算案承認、5)90周年事業特別会計承認、6)役員改選の件である。
議案は、すべて原案とおり承認された。なお、昨年度の懇親会の会計報告も行われた。
役員の任期2年であり、次の通り全員再任された。
会長 大森 清司 28回卒
副会長 薮崎 康治 25回卒 、副会長 斎藤 準 28回卒
副会長 寺林 幹雄 31回卒 副会長 高橋 洋 35回卒
副会長 田中 實 22回卒 副会長 山次 信幸 37回卒
監査 田口 恵一 35回卒 監査 山下 淑子 36回卒
2024年には本校は100周年を迎えるので、そのための同窓会の団結と組織強化が望まれるとの結びの言葉があり、総会は滞りなく終了した。
総会終了後、直ちに記念講演会が開催された。講師は、弁護士の高中 正彦氏(42回卒)で、26年度東京弁護士会長も務められた。演題は「時代とともに変わる司法」であった。最近の司法制度の改革、家族法の改正、弁護士の変貌と課題などについて、具体的事例を交えながら、ユーモアに富んだわかりやすい講演内容で、好評であった。
懇親会は会場を3階に代えて、落語の三遊亭とん楽師匠(同窓)による司会で和やかに開かれた。初めに校歌斉唱があり、懇親の合間には、「流山おおたかの森お囃子の会」(代表は30回卒の中村 智氏)による伝統のお囃子芸が披露された。テーブルは地域支部、年度など、グループごとに設けられたが、そこここで懇親交流の輪が広がった。懐かしの緑葉歌の大合唱をして、名残りを惜しみつつ7時40分にお開きとなった。
