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校長日記2024

卒業証書授与式を行いました

 今日は、いよいよ「卒業証書授与式」を行う日となりました。小学部・中学部・高等部の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これまでの練習の成果を発揮して、素晴らしい卒業式になると信じています。在校生のうち、体育館で卒業式に参列できない子供たちは、教室でオンラインで卒業式の様子を見守ります。在校生の皆さん全員で、卒業生の「旅立ち」をお祝いしましょう。

いよいよ「卒業証書授与式」を行う日となりました

卒業生の「旅立ち」を祝う掲示が校内にあふれます

 私は、卒業生入場前に、来賓の方々をご案内して会場に入ります。そして、「卒業生入場」で卒業生を拍手で迎えます。卒業生の皆さんは、これまでの練習の成果を発揮して、ゆっくりと、そして堂々と入場できましたね。

「のだとく」の校旗もありますね

 「①開式のことば」→「②国歌斉唱」→「③校歌斉唱」と式が進みます。「③校歌斉唱」では、いつものとおり手話も交えて、みんな元気に歌ってくれました。「④学事報告」、そして「⑤卒業証書授与」となります。小学部→中学部→高等部の順に、卒業生が呼名に対して返事をし、ゆっくりと、そして堂々と赤いじゅうたんの上を歩いて、演台の前まで来ます。一人ひとり、私から「おめでとうございます。よく頑張りました」との言葉を添えて、卒業証書を手渡させていただきました。式辞の中でも伝えましたが、卒業生の皆さんが私に向かって歩いてくる場面では、この1年間の皆さんとの思い出が、私の中で再現されていました。

 「⑥校長式辞」では、卒業生の皆さんに「最後に伝えたいこと」として、以下の三つのことを伝えさせていただきました。

 (1) (「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」という諺(ことわざ)の意味を示して・・・)

 「実は、『困難な時』こそ『成長のチャンス』なのです。これまでの自分自身の殻を破る時、当然、痛みが伴いますが、苦しい思いを経験した人ほど、人には優しくなれるはずです。是非、『ピンチ』を『チャンス』に変えて、前向きに困難に立ち向かってほしいと思います。」

 (2) 「二つ目は、『仲間と支え合って人生を歩んでほしい』ということです。あなたは、決して一人ではありません。御家族や友達、たくさんの仲間が、あなたの周りにいるはずです。私も含め『のだとく』の先生方も、皆さんのことをこれからも応援しています。」

 (ここで、児童文学者である灰谷健次郎さんの著作[『ひとりぼっちの動物園』]の一節を紹介した上で・・・)

 「これからも多くの人と出会い、『かけがえのない』、あなたが知らない人生をたくさん知ってください。そして、あなた自身の『かけがえのない』人生を、しっかりとした足取りで歩んでください。」

 (3) (1学期の始業式で紹介した、フランスの作家、サン=テグジュペリさんの『星の王子さま』の、王子さまとキツネとの出会いの場面を、再び紹介した上で・・・)

 「この一年間を経て、卒業生の皆さんを始めとした本校の児童生徒は、それぞれ私にとって『かけがえのない存在』となりました。『この世にたった一人の人』になったのです。来週から卒業生の皆さんが学校に来なくなることが信じられずにいます。」「もはや皆さんは、私と何の関係もない存在ではありません。」

 是非、私が今日の卒業式で伝えた、これら三つのことは、心に留めておいてほしいと願い、ここに記させていただきました。もし、心に留めておいてくれたなら幸いです。

 「⑦来賓祝辞」では、本校PTA会長より、心温まるご祝辞をいただきました。ありがとうございました。「⑧来賓紹介」でも、それぞれのご来賓の方より心温まる一言をいただき、ご来賓の皆様に感謝申し上げます。「⑧祝電披露」を経て、「⑨在校生のことば」では、在校生代表から卒業生へのメッセージが送られます。そして、「⑩卒業生のことば」です。小学部→中学部→高等部の順に、卒業生がこの3年間を振り返ってのメッセージを送ってくれました。私は、黙って演台のところに立ち、卒業生がメッセージを送るのを見守ります。みんな頑張ってメッセージを伝えることができましたね。そして、卒業生のみんなで「旅立ちの日に」の歌を元気に大きな声で歌ってくれました。手話も交えてくれましたね。心温まる卒業生の歌声でした。

 「⑪閉式のことば」で卒業式は終了となり、「卒業生退場」となります。最後まで、卒業生は、堂々と胸を張って頑張りました。卒業式の会場の外では、体育館に入れず、教室でオンラインで卒業式を見守っていた子供たちが花道を作って見送ります。素晴らしい卒業式になりましたね。あらためまして、「ご卒業おめでとうございます。」 卒業式後、卒業生とその保護者の方は、学部ごとに記念写真の撮影を行いました。

 最後、先生方みんなで卒業生を昇降口で見送ってくれました。所属学部は関係ありません。学部を超えて、すべての卒業生を先生方みんなで見送ります。急遽、スピーカーが用意されてBGMも流されました。卒業生と先生方との名残は惜しく、在校生を送ったスクールバスが戻ってきても、まだ続いていました。校門に設置した「卒業証書授与式」の立て看板との記念写真撮影も続きます。

立て看板の前で記念写真撮影です

 本校上空にさわやかな青い空が広がる中、卒業生が「のだとく」を元気に巣立っていきました。中学部・高等部に進学する皆さんとは、しばしのお別れですね。在校生の皆さん、来週から卒業生がいなくなり、少し寂しい気もするとは思いますが、4月には新入生が入学してきます。「先輩」としての心構えを作っていきましょう。どうぞよろしくお願いします。

今日は、とっても暖かくなりましたね

桜の開花が待ち遠しいですね