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校長室から2024

今日の給食のメニューにある「千草焼き」って何かな?

 今日、私は終日、千葉へ出張だったため、給食の紹介から入らせていただきます。今日の給食のメニューは、わかめご飯、千草焼き、じゃがいもの煮物、白菜のすまし汁、そしてデザートのサイダーゼリーです。「『千草焼き』って何かな?」と思いましたが、献立のボードには、しっかり「千草焼き」について、栄養士の先生から紹介されていました。「『ちぐさ』とは、色々なものという意味。いろいろな食材がつかわれています」とあり、これまで私がインターネットで食材や調理法などについて調べて、このブログに掲載しているので、栄養士の先生が「先んじてくれたのかな」と思います。私としては、子供たちの口に入る「給食」の情報は、保護者の皆様にとって、とても大切な情報だと思っていますので、今後も積極的に「給食」に関する情報発信をしてまいります。 

今日の給食(加藤教頭先生撮影)

 また、子供たちの下校後、「自立活動(聴覚支援)」に関する校内職員研修会を行いました。希望する先生方を対象とする研修会でしたが、多くの先生方が参加してくれました。私も参加したかったのですが、出張のため参加できず残念でした。テーマは「聴覚障害のある児童生徒の理解・支援について」です。本校の聴覚支援担当の先生が講師を務めます。

 加藤教頭先生が研修会に参加してくれたので、研修会終了後、電話で研修会の様子をききました。加藤教頭先生によれば、「補聴器や人工内耳と仲良くなろう」といった内容だったとのことです。体験的な研修となります。「①難聴の種類の説明」→「②具体的な補聴器や人工内耳の説明」→「③イヤーマフを使った難聴のグループ体験」→「④補聴器と人工内耳に関するクイズ(補聴器の価格や、補聴器や人工内耳が苦手なものは何かなど4問)」→「⑤音に意識を向けさせる学習についての説明」→「⑥今日の研修のまとめ」といった研修の流れだったとのことです。加藤教頭先生の話からすると、これまで聴覚障害の子供への対応の経験が乏しかった先生方にとっては、今まで「何となくわかっていたこと」について、具体的に「理論」と「支援方法」がつながったようです。引き続き、学校として聴覚障害のある子供たちの支援に努めてまいります。

 また、今日の私の出張は、千葉県総合教育センターで行われた「新任校長研修」の3回目(最終回)でした。午前中は、班別協議「学校経営~学校経営上の課題と校長の役割~」、午後は、二つの講義(「学校図書館長としての校長の役割」と「民間から学ぶ学校経営」)でした。午前中の班別協議では、マネジメント実践「ウェルビーイング~『幸せに働ける』職場づくり~」をテーマとしたレポートを基にして協議を行いました(元特別支援学校の校長先生の指導・助言を仰ぎます)。協議では、これまでの私の校長としての取組について発表します。私としては、「子供たちが生き生きとした学校生活を送るためには、まず職員が生き生きとした学校生活を送れるようにする必要がある」と考えています。子供たちに身近な大人は子供たちの生き方の「モデル」となります。引き続き、子供たちも先生方も生き生きと学校生活を送れる「のだとく」を目指してまいります。また、学校経営方針に示している「ともに身体を動かし、ともに学び、ともに助け合い、ともに歩む学校」という言葉にあるとおり、「児童生徒、職員、保護者、地域の方々と共に創意工夫と協働により、明るく活力があり、挨拶と笑顔のあふれる学校づくり」に努めてまいります。保護者の皆様、地域の皆様をはじめとした関係の皆様には、この「ともに」の言葉に込められている思いを汲み取っていただき、本校の教育活動に対しまして、引き続きのご理解、ご支援を賜りますようどうぞよろしくお願いいたします。午後の二つの講義につきましても、とても参考となる内容であり、これからの学校経営・学校運営に生かしていきたいと思います。最後、「閉講式」を行い、「新任校長研修」は、全て終了です。

 明日は、私も学校に行きます。明日も頑張って様々な活動にチャレンジしていきましょう!