(1)土俵
土俵のサイズは次のとおりとする。

(2)仕切り
仕切りの位置は、以下の①~⑥の中から選び「戦術表」に記入する。(下図参照)

(3)試合の方法
A) 主審・副審を置く。(押し出しC)、7秒D)E)の判断は審判に委ねる)
B) 試合は3本勝負とし、2本先取した方を勝ちとする。
C) 土俵から相手を押し出した方(脱輪)に1本を与える。
D) 互いに組み合った状態が7秒以上続いた場合は、試合を中止して取り直しを行う。審判は、7秒のカウント開始時に宣言をする。
E)取り直しの際は、仕切りの位置を変更する。(事前に登録する)
F) 取り直しは2回までとし、取り直しの度に仕切りの位置を変更する。(事前に登録する)
G) 1勝1敗1引き分けの場合は、勝った試合時間の短い方の勝ちとする。
H) 取り直しを2回行っても勝敗がつかない場合は、立ち合いのロボットの向きを前後逆にして対戦する。
それでも勝負がつかない場合は、引き分けとする。全て引き分けだった場合は、サイコロで決める。
I) 1対戦の試合時間の上限は3分とする。
J) 試合時間である3分の動作中、半分以上が「停止状態」となるプログラムは禁止する。(試合日の前に、地区運営事務局、全国大会事務局が動作チェックをする。)
(4)試合の流れ
A) 主審と副審は、事前に登録された仕切りの位置にロボットを置く。
B) 主審は「レディ ゴー」の合図でプログラムを開始させる。
C) 副審は主審の「レディ ゴー」の合図で試合時間の計測を開始する。
D) 試合が終わったら、ロボットを回収してプログラムを停止させる。
(5)プログラムの規格
A) 試合に使うプログラムは「はじめる」ブロックの下に「1秒おきにブザーを1000Hzで0.05秒
間4回鳴らし、1秒待つ」プログラムを入れる。(下図参照)
※ プロロメーカーというソフトをインターネットでダウンロードして行う。

B) プログラムのロボットへの転送は地区運営事務局、全国大会事務局が一括して行う。
(6)ロボットについて
A) 大会で使用するロボットは運営事務局が用意する。
B) ロボットの上面に識別のためのシールを貼る。識別シールのデザインは各校で作成し、地区大会運営事務局、全国大会運営事務局に戦術表と合わせて送付する。