7月30日、松戸市教育委員会主催の青少年教室を本校書道室において開催しました。
非常に厳しい暑さにもかかわらず、12名の小学校児童が参加してくれました。
講座内容は 高校生先生の「寺子屋六実塾」~江戸時代の書道を体験しよう~ と題しました。
江戸時代の寺子屋では、8月に「席書」(せきがき)と呼ばれる行事を行い、日頃の学習の成果を確かめたり、寺子屋師匠から批評を頂いたりしました。誰でも参観自由で、一種の地域のイベントのような催しだったといわれます。
寺子屋への入門の仕方から、墨の磨り方の指導、朱筆添削など寺子屋で行われていた教育内容を書道部の生徒が先生役となり、再現しました。
本番の席書では、入門する際に使用した扇子に思い思いの文字を一発勝負で仕上げました。最後に寺子屋師匠が一つ一つの作品にコメントを添え、持ち帰ってもらいました。
書道部の生徒にとっても、企画を運営していくことの貴重な経験を得られました。






