日誌

校長室より

生徒会本部 新役員勢揃い!

本日昼休み、先日の生徒会役員選挙で選出された生徒会長はじめ本部役員の皆さんが就任の挨拶に校長室を訪ねてくれました。

先代の会長さんはじめ本部役員の皆さんも、本当に頼もしい存在でしたが、
第45代本部役員の皆さんも明るく笑顔で抱負を語ってくれました。
校長先生は、皆さんの力強い言葉に、ますますの松戸六実高校の進化に全力で立ち向かおうと決意しました。
今日は、校長室に来てくれてありがとう。
これから一年間、よろしくお願いしますね。
みんなで楽しく松戸六実高校を盛り上げましょう

【サッカー部】新人戦初戦突破。

11月5日(日)松戸向陽高校グラウンドで
サッカー部新人戦地区大会の初戦が行われたので、応援に行ってきました。
市川南高校と対戦し、2対0で見事勝利しました。

11月とは思えない強い日差しのもと、選手たちは全力でボールを追いかけ、
ベンチからは絶えず大きな声が飛ぶ、気持ちの良い勝利でした。

選手の皆さん、お疲れさまでした。
そして、応援に駆けつけてくれた保護者の皆様、ありがとうございました。

「〇〇の秋」到来!

現在、中間考査中です。
六実生たちは、真剣に答案用紙に向かっています。
そんな中、図書室前で素敵なコーナーを見つけました。

ハロウィンの季節ですね。
考査が終われば2年生はいよいよ修学旅行です。
つい先日まで猛暑だ酷暑だなどと言っていたのがウソみたいに、過ごしやすい季節になってきました。
六実生の皆さん、いろいろ楽しみはありますが、まずはしっかり「勉強の秋」を満喫してください。
さて、その次はどんな秋を楽しみましょうか。

【野球部】秋季大会一回戦

8月19日(土)成田市にある成田大谷津野球場で、
秋季千葉県高校野球大会1回戦に出場しました。
 
成田国際高校を対戦相手に、5対1と勝利しました。
新チーム公式戦の記念すべき1勝目です。
暑い中、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、OB?の皆さん、
お疲れさまでした。
次は、8月21日に予定されている2回戦で若松高校と対戦します。
引き続き応援よろしくお願いします。

夏の学校説明会

今日・明日と2日にわたって、夏の学校説明会を開催します。
1日目の様子です。
まずは、エアコンのきいた教室で、資料を見ながら動画による説明を受けます。
 
その後、
学校内を自由に見学していただきました。
放送委員会による学校生活紹介ビデオの放映や進学相談コーナー,
生徒会本部役員による質問コーナーもありました。
 
各部活動も、早速部員の確保に・・・
 

 
どの部活動も多くの見学者を集めていました。



令和6年度入学生から採用されるあたらしい制服のお披露目です。
まだ試作段階ですが、制服検討委員会の先生方や生徒の皆さんが中心となって
全校生徒や保護者の皆様、教職員の意向も取り入れながら取り組んできました。
これまで創立以来46年間親しまれてきたブルーをアクセントにあしらって、
これまでの先輩方の思いも引き継ぎます。
(今後、修正を加えて「完成!」となりますことをご了解ください)

松戸六実高校は、これまで培ってきた伝統を礎にさらなる進化を続けます。
中学生の皆さん、一緒に前に進みましょう。

ICT活用のための職員研修

今日は先生方の勉強会のお話です。
本日、千葉県総合教育センター研修企画部情報活用支援室の研究指導主事の先生をお招きして、ICT活用を推進するための研修会を開催しました。

今日は、先生方が、ICT機器の授業での便利な活用方法や様々な仕事での活用法を
実際に体験しながら学びました。

具体的なお話を伺えて、日ごろの悩みが解決した一方、
「あんなこともしたい」「こんなことをしてみたい」と
さらなる高みを目指す方もいらっしゃいました。

松戸六実高校の先生たちは、より良い授業を目指して日々研究を続けています。
生徒の皆さん、明日からHRや授業が変わるかもしれませんよ。

バドミントン男子団体 関東大会出場!

6月3日(土)バドミントン部(男子団体)は山梨県甲府市で開催された関東大会に
千葉県代表として出場しました。
 
2回戦、群馬県代表桐生商業高校と対戦し、0-2と惜敗しました。
 

勝ち上がることはできませんでしたが、
さすが県代表といわせるプレーに、応援席を何度もうならせていました。
 
今回の経験を糧に、次の目標目指して、日々積み重ねていきましょう。
選手の皆さん、部員の皆さん、いい経験をしましたね。
悪天候の中、遠方までお越しいただいた保護者の皆さん、
本当にありがとうございました

 
写真は、会場となった小瀬スポーツ公園内の風景です。
午前中には、ご覧の通りすっかり晴れていました。

体育館 姿を現す。

本日の体育館の姿です。
とうとう、覆っていたカバーが外され、
足場の解体も始まっています。


グラウンド側から見るとさらに工事は進んでいるようです。
 
右側の写真は、避難訓練の時にほぼ同じ角度から撮影したものです。
完成までもうすぐです。皆さんのプレーする姿が見られるのを楽しみにしています。

第1学期中間考査

第1学期中間考査が始まっています。
廊下には、鉛筆が机をたたく音だけが響いてきました。
日ごろの努力の成果をしっかり発揮できると信じてます。

なお、荷物は御覧の通り廊下に並べてあります。

鞄の上に教科書が置かれていたりと、
試験直前の奮闘ぶりが伝わってきます。
がんばれ、六実生!

The World of Brassに行ってきました。

5月6日(土)吹奏楽部がさわやかちば県民プラザで開催されたThe World of Brassに出演しました。

初夏を思わせる強い日差しの中、柏の葉公園内をパレード、
そのほか屋外ステージでの演奏、アゴラと呼ばれるパティオでのパフォーマンスと、
盛りだくさんでした。明るい笑顔と溌剌とした演奏で元気をもらいました。
メンバーの皆さん、素敵な演奏をありがとうございました。

また、暑い中駆け付けてくださった多くの保護者の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

松戸六実高校では、運動部も次々と結果を出しています。
これからも応援よろしくお願いします。

避難訓練実施しました。

今日は、地震とそれに伴って発生した火災からの避難訓練を実施しました。
教室からの避難経路を確認しながらグラウンドに集合です。

その後、校長からの講評と講話をお話しさせていただきました。
「防災も勉強と同じ、想定しうることをしっかり想定して訓練して対応を身につける。
 周りに潜む危険も常に意識するようにしましょう。」


実は、現在体育館が改修中(8月には竣工予定)のため、新型感染症が落ち着いてきたにもかかわらず、全校生徒が一堂に会するのは、今年度になって初めてです。
これまでは、見えない向こうの皆さんに放送で話しかけてきたこともあり、やはりうれしくもあり新鮮な緊張感を覚えました。
ますます安全で充実した高校生活を送りましょう。

※上段右側の写真の背後に写っているシートで覆われた巨大な物体が体育館です。

お昼休み

写真を一枚掲載しました。六実高校の日常です。
4月も終盤に近付き、学校も落ち着いてきました。

ある日の昼休みの光景です。
野球場の外野の芝生の上では、お弁当を広げている姿が見られました。
いい雰囲気ですね。

2学期終業式 講話

「2学期を振り返って:『金継ぎ』」

 2学期を振り返ってみると、授業、行事、修学旅行、部活動等、コロナ対策しながら、ほぼ計画通りに行うことができました。皆さんや御家庭の協力と先生方の努力に感謝しています。昨日、成績会議、職員会議ありました。勉強に部活動に両立できた人が大勢いました。すばらしい。一方、単位習得に向けて課題が残っている人もいました。今後の頑張りに期待します。
 3年生の進路決定について報告がありました。既にたくさんの人が合格(学校推薦型選抜、総合型選抜・AO入試,就職〔民間・公務員〕)を勝ち得ています。おめでとう。一方、合格まで達しなかった人、これから一般入試の本番を迎える人、緊張感や落ち着かなさを感じるところがあると思います。本番の日まで実力を着実に伸ばすようにぜひ頑張ってほしいと思います。

 ところで、「金継ぎ(きんつぎ)」という言葉を知っていますか?
 「金継ぎ」とは、陶磁器の割れや欠け、ひびなどの破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復の技法です。縄文時代の土器にも見られる、モノを大切に使う庶民の知恵と言えます。
 今どきの言葉いうと、「モッタイナイ」、「サステイナブル」、「エシカル」にも繋がります。
 割れや欠けを隠すのではなく、それを受け入れて、逆に活かして直し、新しい価値・味を生みだす。その姿を「景色」と呼んで味わう。室町時代以降、金継ぎを施されたことが芸術的価値を高めると捉えられるようになった芸術品もあるそうです。
 さて、生きていれば、頑張って取り組んでも満足のいく結果がでないことがあります。先日終わったサッカーのワールドカップ日本代表は優勝経験国のドイツとスペインを破りましたが、目標のベスト8には届きませんでした。しかし、それまでの努力は無駄ではありません。次に繋がる成果と称えられ、敗戦が『金継ぎ』されて、新しい景色が開けていくことが期待されています。
 皆さんにとっても、同様です。たとえこの先、取り組んでいたことがうまくいかなくなった場合でも、
 ○上手くいかなかったことを悔やむより、それを踏まえて改善を図る。
○上手くいかないかもしれないと不安になりすぎるよりも、普通の生活をきちんと送る中で、落ち着いて自分ができる最善を尽くして準備する。
 そして、チャレンジする。その繰り返しが皆さんの「景色」となるのです。
 割れや欠けは成長のチャンスです。皆さんの器に光る金継ぎがどのような景色を描くのか、それこそが肝心です。
 「金継ぎ(きんつぎ)」自体にも興味をもって調べてくれたらうれしく思います。
 
 最後に、冬休みには家族や親戚、友人などと豊かな時間を過ごしてください。3学期の始業式の日に、元気で登校してくれることを楽しみにしています。

授業風景「体育(剣道)」

 剣道の授業を参観しました。担当は穂積杏奈先生です。コロナ禍の現状で実施するための工夫として、剣道基本技稽古法を通じて基本技術の習得を目指した内容となっています。はじめに映像を見てイメージを捉えた後、短く要点を確認するための説明がありました。続いて、二人一組で、竹刀を手に実際にやってみます。息を切らすような激しい動きはありませんが、「͡コテ」、「メン」と発声しながら、集中して手順を確認しつつ取り組んでいました。一番難しいのは互いの呼吸を合わせることだそうです。礼法の指導も含まれており、指導する穂積先生の所作は無駄がなく、バランスが取れてきれいに見えます。生徒も個別にアドバイスを受けながら、次第にスムーズに手順を追えるようになっていきました。

授業風景「音楽Ⅰ」

 1年生の芸術選択の一つ、「音楽Ⅰ」の授業を参観しました。受講者は26名、2時間続きの授業です。授業を担当するのは糸数 和(いとかず ちか)先生です。
 最初の時間は合唱です。「この地球のどこかで」という曲を男女に分かれて練習しました。新型コロナウイルス感染防止で、全員マスク着用の上、換気を万全にしてボリューム抑え目での練習でした。「音楽を楽しんで学んでほしい」という糸数先生の思いのもと、明るくリラックスした雰囲気の授業でした。
 2時間目の前半は、「音符と休符」についてプリントを使った座学の授業で始まりました。次のテストに出るそうで、皆真剣な表情で問題に取り組んでいました。2時間目の後半は「カップス」でした。「カップス」とは各自が樹脂製の赤いカップを2つもち、手拍子をミックスさせてリズムを刻む音楽パフォーマンスです。既に何時間か練習を積んでいる様子です。見ていた私にはついていくのが無理そうに思えましたが、生徒の皆さんは次々と複雑な課題に取り組んでいました。コロナ禍では最適な音楽教材です。

生物探究の授業

 3年生の選択授業「生物探究」を参観しました。進路希望で看護系を目指している生徒が多いクラスです。受講者17名の少人数授業、担当は浅川純子教諭です。
 今日のテーマは「脳」。最初に「脳」について学ぶことで、様々な分野に学習が広げられる可能性について講義がありました。具体的な分野としては、脳死や臓器移植について学べば「法律・医療・倫理」に、意識・無意識について学ぶことで「心理学」にもつながる、もちろん「生物学」の分野では進化や遺伝などに広がります。続いて、鶏頭の解剖実験です。二人一組で、水煮缶詰のニワトリの頭部をピンセットで解剖していきます。すでに脳の構造については学んでいたので、実物を見て確かめる実験です。全員が集中して解剖、観察、スケッチに取り組んでいました。最後に、前の授業で課題となっていた「脳死と植物状態の違い」について、ペアで説明しあう言語活動が行われ、片づけをして盛りだくさんの授業が終わりました。

球春

 コロナ禍でも季節はめぐり、本校グランドにも春が訪れました。
 写真は10日ほど前に野球部の練習を見守るチューリップを撮ったものです。
 地道な冬のトレーニングの成果が出て、昨日、野球部が春の県大会に進めることになりました。
他の部活動も感染防止に努めながらがんばっています。

2学期始業式(校長室より)

2学期の始業式も新型コロナウイルス対策のため、放送で実施しました。
以下は、生徒の皆さんにお話しした要旨です。

「2学期を迎えて」

~コロナ禍なれど、力を合わせて自分と六実高ライフを充実させよう!~

 

1 新型コロナウイルス感染症への対策(守り)

  「第2波」が全体としては落ち着いてきた傾向と言われているが、油断はできない。

   感染者:千葉県で3000人超、松戸市で約300

   亡くなられた方:千葉県内 63

   基本的な対応策が効果的であることもわかってきた。
 :3密を避ける、手洗いの励行、マスクの着用等= 六実高全体の協力で効果実現                 

2 コロナ禍だからこそ、頑張っている人々(攻め)

  トヨタ自動車のCM:「トヨタイムズ」(医療用防護ガウンの製作)から

  (概要)

  今年3月、感染症対策で、全国の医療機関で医療用防護服が大幅に不足する事態

  経済産業省から名古屋の「雨がっぱ」を製作する工場に医療用防護ガウンの製作依頼があった。依頼数は110,000枚の生産。しかし、その時の工場の生産能力は1500枚。実に20倍の生産能力の向上が必要だった。

  地元新聞を通じて協力企業を募ったところ、7社の応募があり、トヨタ自動車も生産方式の技術援助を申し出た。小さな改善を積み重ね、生産システムを再構築した。その結果、最終的には7社の合計で150,000枚の生産が可能になった。当初の生産能力の100倍を達成した。

(ポイント)

  トヨタ自動車の生産方式は日本のモノづくりの神髄とも言える優れた生産活動の運用方式だが、一方、このプロジェクトに挑む中小企業の取組に学ぶ点が多い。 

(1)誰でもできる仕組み化を図り、基準線を決める。小さな改善(例えば、ハサミ   の置き場所を決める「カイゼン」)を積み重ねて、結果的に大きな改善を生んでいる。

(2)昨日の生産枚数を少しでも超えることを今日の目標に据えて、現場の作業員が自分たちで知恵を出し工夫を加えて、業務効率の向上などを主体的に変えていく。世の中のために役立てようと会社が一丸となって高い意欲で働いている。

         (3)ピンチをチャンスに変えている。雨がっぱの生産一筋の会社から、これまでのノウハウを活かして、医            療用防護ガウンも製作する企業に生まれ変わった。 

3 まとめ

 (1)学校に置ける新しい生活様式を守って、新型コロナウイルス感染の予防に努めつつ、高校生活を充実させよう。

 (2)自分の日常を振り返って、小さな改善をしてみよう。昨日の自分より一歩前に進む姿勢を大切にして改善を繰り返そう。小さな一歩がやがて大きな改善につながるかもしれない。その一歩が人の役に立つことならば、さらに素晴らしい。

 

充実の2学期となるように、松戸六実高校全体で取り組もう!

1学期終業式(校長室より)

新型コロナ対策で放送を通じてでしたが、生徒の皆さんにお話しした内容です。

「心理学者クランボルツのキャリア理論:計画的偶発性理論について」

今日で1学期が終わります。臨時休校の2か月間、休校明けの2か月間、それぞれを振り返って、皆さんはどのような思いをもっていますか。

 新型コロナウイルスの感染が再び拡大しています。収束が見通せない、先の見えない閉塞感が続いていくことになりそうです。一方で、季節は廻り、夏休みが始まります。とりわけ3年生にとっては進路決定で大切な時期であり、頑張りどころでもあります。

 今日は、皆さんの進路を形作っていく上で、心に留めておいてほしいことをお話しします。

 まず、皆さんに問います。皆さんには夢がありますか。将来の進路につながる目標をもっていますか。既に決まっていて、その夢に到達するための道筋が見えているなら、すばらしい!ぜひ納得いくように、努力を重ねてください。一方、まだ決まっていない人、わからない人もいると思います。それでも大丈夫です、夢は見つかるものです。

 

 アメリカのスタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱したキャリア理論に「計画された偶発性理論」(Planned Happenstance Theory)があります。

 その理論の大切なポイントは3点あります。

1「キャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」

  子どものころから夢に描いていた職業に就いている人は実際には少ない。むしろ、人生の様々な出会いの中で、夢や目標は変わっていくものです。ただ夢や目標が変わった時点で、それまでの経験がリセットされる、つまり無駄なものとして流れ去るのではなく、積み重なっていくものと捉えます。ここが大事なところです。

(例)山中 伸弥 氏 京都大学iPS細胞研究所長・教授

   2012年ノーベル生理学・医学賞 受賞、 文化勲章 受章

   中学、高校と柔道部に所属し、10回以上の骨折を経験、整形外科医を目指す。

   医師免許取得後の研修医時代にインパクトのある出会いを経験。

  不器用で手術が苦手、②この世のものとも思えないほどおそろしい指導医、③現代医学でどうしても直せない病気で苦しむ患者

結果として、臨床医をあきらめて、基礎医学の研究医を目指し、後にiPS細胞の開発につながった。

2 「偶然の出来事・出会いを計画的に増やすことで、結果的に多くの夢・目標に出会い、 自分の可能性を広げることに繋がる」:(計画された偶発性)

3 「偶然の出来事・出会いを生みだすための5つの行動指針」

 1 好奇心(Curiosity):新しいことへの興味・関心をもつこと。

 2 持続性(Persistence):失敗に屈せず、納得いくまで続けること。

 3 柔軟性(Flexibility):柔らかく、他者の意見や新たな視点を受け入れること。

 4 楽観性(Optimism):物事をポジティブに考えること。

 5 冒険心(Risk Taking):結果が不確実でも、一歩踏み出す勇気をもつこと。

 

 現代は、社会の変化のスピードが速く、先が見通せない予測困難な時代と言われています。加えて、「With コロナ」の日常が続き、閉塞感を感じてしまいがちです。このような時代にこそ、先の見通せない「未来」よりも「今」に焦点を当て、5つの行動指針を実践することで自らの可能性を広げていくことが大切ではないでしょうか。今、まだ夢や目標が定かでなくとも、「偶然」に対するオープンな構えで毎日を過ごしてください。

 

 毎日の健康観察の実施、手洗い・咳エチケットの励行、早めの水分・塩分の補給など健康保持に留意してください。皆さんにとって、今年の夏が充実したものとなるよう願っています。


沖縄「慰霊の日」

本日、6月23日は75年前の太平洋戦争末期に、米軍に対する日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる日です。国内唯一の地上戦が行われた沖縄では、軍隊だけでなく民間人も戦闘に巻き込まれ、県民の4人に一人が亡くなったと言われています。この日の後も、「集団自決」などの戦争の惨劇は続きました。
例年、修学旅行で沖縄を訪れる本校生には平和への思いを新たにする日として覚えていてほしい日です。
(例年10月に実施していた修学旅行は、本年度は新型コロナウイルス感染症の影響を避けるために来年1月末に予定を変更しました。)
 さて、時差登校・短縮45分授業での日課も2週目に入りました。写真は早めに登校する1年生が取り組んでいる15分の朝自習の様子です。今朝の課題は数学でした。どのクラスも集中していました。

学校再開にあたり

 あいにくの天気でしたが、本日から午前午後の分散登校の形で、生徒諸君が学校に戻り授業が始まりました。落ち着いた中にも、うれしそうな表情が見られました。
 以下は、授業前に生徒の皆さんにお話しした要旨です。

実質的な学校生活のスタートにあたり、私から大きく2つのことをお話します。

1つ目は、学校にとって今年度の最大の課題は、できる限り感染予防に努めながら、皆さんの「学びの保障」を行っていくことです。感染防止と学びの保障、これについて、生徒の皆さんと教職員の学校全体で取り組んでいきましょう。具体的には、「学校の新しい生活様式」を踏まえて感染防止に努めることです。但し、感染は誰にでも起こりえることでもあります。学習面では、学校での授業に加えて、家庭での学習にもしっかりと取り組むようにしてください。家庭学習の習慣が定着できれば、コロナ禍による学習の遅れを取り戻すよりも、更に大きく学力が向上することも期待できます。「災い転じて、福となす」ということわざもあります。

2つ目は、学校再開は段階的に行っていきます。焦らず、一歩ずつ「新たな日常」を取り戻していくことが大切です。先ずは、体調や生活のリズムを整えることが必要です。次に、長期の休校後に新しいクラス、新しい人間関係が始まるので、心配や不安が心に生まれることはごく自然なことです。特に1年生は早く、友だちを作らなければ、新しい環境に慣れなければと焦る気持ちを持つかもしれませんが、ゆっくりと少しずつでよいのです。学校でも、限られた時間の中ですが、面談の時間を確保するように計画しています。担任の先生を始めとして、話しやすい先生やスクールカウンセラーの先生に遠慮なく相談してください。また、学校外でも相談先はあります。詳しいことは本校のホームページを見てください。健康・安心の次は、学習や進路になります。特に3年生は進路決定に不安を感じている人がいることと思います。こちらも先生方に遠慮なく相談してください。2年生の修学旅行を冬に予定を変更したように、各行事は今後、例年とは異なる対応をせざるを得ない場面があると思われます。部活動も最初は十分な活動時間がありません。限られた時間内で、個別の練習から徐々に始めることになります。詳しいことは改めて、お知らせします。

まとめると、学校再開にあたり、2つの点を心にとめてください。

1つ目、感染防止と学びの保障を最大の課題として、学校全体で取り組むこと。

2つ目、焦らずに、ゆっくりと一歩一歩確実に新たな日常を取り戻していくこと。

過去は変えられませんが、未来は私たちの努力次第で変えることができます。校歌にも「努めるものに力あり」と謳っています。

松戸六実高校が一丸となって、明るく前向きに2020年度を過ごしていきましょう。


学校再開に向けて

5月25日(月)及び26日(火)に6月1日(月)からの学校再開に向けて、「新しい生活様式」を踏まえた分散登校(各クラス10人単位)が実施されました。生徒の皆さんは校舎に入る前に、健康チェックや手指の消毒をするなど「新しい日常」を経て、久しぶりの教室を味わっていました。新しいクラスでの2日目ということもあり、嬉しさ半分、緊張半分の表情が見られました。やはり生徒の姿がある学校が一番です。

学習課題等の発送

六実生の皆さんへ
 本日は臨時休校延長に伴う新たな学習課題やそれに伴うお知らせを、全生徒分約1000通のレターパックで郵送しました。特に3年生は選択科目が多くなるため、封筒の中身がそれぞれ異なり先生方は大変苦労していました。外出もままならず、ストレスが溜まっている人も多いと思います。課題に取り組むともに、読書をしたり、「新しい生活様式」(下記:リンク先)を参考に気分転換をするなど、もうしばらく頑張ってください。https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/kansenshou/ncov/documents/20200505.pdf

校長メッセージ(第2・3学年生徒向け)

    令和2年4月25日

千葉県立松戸六実高等学校

第2・第3学年生徒の皆さん

                                県立松戸六実高等学校

                                校 長 藤 田 拓 哉

 4月6日の始業式から早くも3回目の週末を迎えようとしています。今日から5月6日までの「いのちを守るSTAY HOME週間」も始まりました。臨時休業による自宅学習が続いていますが、皆さんはどのように過ごしていますか。本校からの課題への取組状況はいかがでしょうか。

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、本校の先生方も輪番で在宅勤務を行っているため、学校は不思議な静けさに包まれています。正門脇のフェンス沿いに咲く春の花々が皆さんの登校を待っています。リズムを整え、課題に取り組むことは来るべき学校再開の日に向けての準備となります。毎日を大切に過ごしてください。

さて、今日は4つのことを伝えます。

1 相談先について

先が見通せない中、高校生活や勉強、進路等、様々なことに不安や心配を感じることは誰にとっても自然なことです。どんなことでも学校が開いている時間なら、遠慮なく相談してください。但し、現在、学校の先生方も輪番制で在宅勤務をしているために、担任の先生が学校にいない場合があります。それでも、学年担当の先生を中心に対応する体制はとっています。また、先日お知らせした「そっと悩みを相談してね~SNS相談@ちば~」では、5月9日までは毎日午後5時から午後9時まで専門のカウンセラーが相談に応えてくれます。その他の相談先もあるので、必要に応じて利用を検討してください。詳しくは下記URLを参照してください。  https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/jisei/seitoshidou/sns/documents/chirashi.pdf 

2 自宅学習について

  提示されている課題を既に終えていたり、苦手な教科・科目があって困っている場合に有効な文部科学省の「子供の学び応援サイト」を紹介します。家庭での自学自習に役立つ様々なサイトが紹介されており、これまでの学習の復習や履修予定教科・科目の予習に活用できます。ぜひ一度覗いてみてください。NHKの「高校講座」は定評があります。下記のURLを参照してください。

https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm

3 部活動について

  多くの皆さんが参加している部活動について、文化系・運動系それぞれの地区大会、県大会、関東大会等の各種大会を主管する千葉県高等学校文化連盟(高文連)及び千葉県高等学校体育連盟(高体連)からそれぞれ以下のとおりの連絡がありました。

 (高文連)令和2年6月末までに開催を予定していた千葉県高等学校総合文化祭開催事業、部門別全国大会・関東大会のための予選会や選考会等、講習会・研修会についてはすべて中止とする。

(高体連)1 千葉県高等学校体育連盟主催事業は6月末まで以下のとおりとする。

●大会・講習会は中止とする。

2 全国高等学校総合体育大会が開催される場合の出場(選手・チーム) については、当該競技の特性に応じた客観的事実に基づいて決定する。

  具体的なことは、これから各種団体からの連絡を受けて、各顧問の先生からお知らせすることになりますが、最後の大会を目指していた3年生の皆さんの気持ちを考えると言葉が見つかりません。

4 進路指導について

 例年、4月に行われる各種ガイダンスができない状況であるため、3年生の皆さん は、特に不安や心配な気持ちを抱えていると思います。今後、進学を希望している上級学校や就職を希望する企業等が例年とは違った対応を示してくることも予想されます。必要な情報は遅滞なくお知らせしますが、不安や心配な点については、進路指導部や担任の先生まで相談してください。

 

  新型コロナウイルス感染症の拡大防止に対して社会全体で取組が進められています。特に医療等に従事して最前線で働いている方への感謝の気持ちは忘れることはできません。私たちも社会の一員として冷静で適切な取組をしていきましょう。

  STAY HOME,SAVE LIVES.

 今後も、このホームページやメールで必要な情報をお知らせする予定です。確認をお願いします。

明けない夜はありません。学校で皆さんと再開できる日を楽しみにしています。

                 【連絡先】
                  電話 047-385-5791/5793
                  ※電話は月~金(除祝日)8:20~16:50にお願いします。

校長メッセージ(第1学年生徒向け)

    令和2年4月25日

 

千葉県立松戸六実高等学校

第1学年生徒の皆さん

                                県立松戸六実高等学校

                                校 長 藤 田 拓 哉

 

4月7日の入学式から早くも3回目の週末を迎えようとしています。今日から5月6日までの「いのちを守るSTAY HOME週間」も始まりました。高校入学の実感を味わう間もなく、入学式の翌日から臨時休業による自宅学習が続いていますが、皆さんはどのように過ごしていますか。本校からの課題への取組状況はいかがでしょうか。

新しい級友や担任の先生との関係づくりの機会もなかったことで、高校生活に戸惑いや不安を感じていることと思います。そんな中でも、生活のリズムを整え、課題に取り組むことは来るべき学校再開の日に向けての準備となります。毎日を大切に過ごしてください。

さて、今日は3つのことを伝えます。

1 相談先について

先が見通せない中、高校生活や勉強、様々なことに不安や心配を感じることは誰にとっても自然なことです。どんなことでも学校が開いている時間なら、遠慮なく相談してください。但し、現在、学校の先生方も輪番制で在宅勤務をしているために、担任の先生が学校にいない場合があります。それでも、1学年担当の先生を中心に対応する体制はとっています。また、先日お知らせした「そっと悩みを相談してね~SNS相談@ちば~」では、5月9日までは毎日午後5時~午後9時まで専門のカウンセラーが相談に応えてくれます。その他の相談先もあるので、必要に応じて利用を検討してください。詳しくは下記URLを参照してください。https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/jisei/seitoshidou/sns/documents/chirashi.pdf 

2 自宅学習について

  提示されている課題を既に終えていたり、苦手な教科・科目があって困っている場合に有効な文部科学省の「子供の学び応援サイト」を紹介します。家庭での自学自習に役立つ様々なサイトが紹介されており、中学校の復習や高校の予習に活用できます。ぜひ一度覗いてみてください。NHKの「高校講座」は定評があります。下記のURLを参照してください。

https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm

3 部活動について

  高等学校では、例年4月から6月にかけて、文化系・運動系ともに、地区大会、県大会、関東大会等の各種大会が開かれますが、今年は以下の連絡が主管する千葉県高等学校文化連盟(高文連)及び千葉県高等学校体育連盟(高体連)からそれぞれありました。

 (高文連)令和2年6月末までに開催を予定していた千葉県高等学校総合文化祭開催事業、部門別全国大会・関東大会のための予選会や選考会等、講習会・研修会についてはすべて中止とする。

(高体連)1 千葉県高等学校体育連盟主催事業は6月末まで以下のとおりとする。

●大会・講習会は中止とする。

2 全国高等学校総合体育大会が開催される場合の出場(選手・チーム) については、当該競技の特性に応じた客観的事実に基づいて決定する。

 1年生の皆さんはまだ入部もできていませんが、このような状況であることは承知しておいてください。学校再開の暁には、ぜひ積極的に部活動にも参加してください。

 

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止に対して社会全体で取組が進められています。特に医療等に従事して最前線で働いている方への感謝の気持ちは忘れることはできません。

私たちも社会の一員として冷静で適切な取組をしていきましょう。

  STAY HOME,SAVE LIVES.

 今後も、このホームページやメールで必要な情報をお知らせする予定です。確認をお願いします。

明けない夜はありません。学校で皆さんと再開できる日を楽しみにしています。

                【連絡先】
                 電 話 047-385-5791/5793
                 ※電話は月~金(除祝日)8:20~16:50にお願いします。