2022年11月の記事一覧
看護科3年生を対象に卒業生講話が行われました。
5年前に卒業した、現在千葉県救急医療センターで看護師として活躍中の先輩から、高校時代の勉強法や就職先など進路選択や修了後のキャリアアップについて、専攻科進級を前にした3年生がお話をうかがいました。
専攻科に進級後の学習方法や国家試験対策はもちろんのこと、看護師1年目の頃には、毎日必死で勉強した日々だったこと、患者さんの生命を守るのだからできないときには先輩から厳しく指導されるのは当然で自分の未熟さが悔しかったこと、そして先輩から患者さんを任せられた時の緊張と認められた嬉しさ、患者さんの元気になる姿等々、臨床での貴重な経験、看護の喜びを生き生きと語っていただきました。
生徒の感想には、「患者さんに寄り添うとはどういうことなのか、自分なりの答えを見つけられるよう勉強や実習に励んでいきたい。」「私もコミュニケーションが苦手ですが、先輩のように少しでも時間を作って、患者さんのそばに行けるようにしたいと思います。」「高校時代から就職して1年目、2年目とお話を聞き、これからの進路をイメージすることが出来ました。焦らず、視野を広げて、時間をかけて将来のことに向き合おうと思えました。」など、それぞれの課題に先輩の話が響いていたようです。
卒業生講話を通じて、看護科3年生は将来についてより具体的に考え、今できることを自分自身に問う有意義な機会となりました。
お忙しいなか、素敵なお話をありがとうございました。先輩の益々の御活躍をお祈りしています。