校長室だより
着任 ご挨拶
令和8年4月1日より校長として着任しました、柴沼 正徳です。よろしくお願いいたします。
本校と私にとっての令和8年(2026年)という年について考えてみました。
1 松戸南高校創立50周年
昭和51年(1976年)4月に開校式および第1回入学式が挙行
2 三部制の定時制の課程20周年
平成18年(2006年)4月に三部制の定時制の課程第1回入学式挙行
3 昭和満100年
令和8年(2026年)は、昭和元年(1926年)から起算して満100年の年
4 柴沼はかつて、平成24年4月に松戸南高校に着任
担任(1年)、年次主任(2年)、教務主任(2年)を担当させていただき
平成29年3月までの5年間勤務いたしました。
この5年間の間に、「全日制閉課程式典」、「創立40周年記念式典」がありました。
令和8年度に着任した年度に「創立50周年」になるということは、松戸南高校との
「御縁」をとても感じています。
4月の着任後、学校の様子を見させていただきました。以前勤務していたころとは
同じではないことに気が付きました。やはり年月とともに、松戸南高校も変化していると
感じました。その変化は、松戸南高校が歩んできた結果として変化してきたのであって、
その変化を「成長」と捉えています。
よってこれまでの「成長」とこれからの「成長」を考える良いきっかけとして「創立50周年」を捉え、
これまでの経験と、その変化を生かしてこれからの生徒たちの学校生活をより良いものにしていくために尽力したいと思っています。
つきましては、皆様と、生徒たちの成長を一緒に見守っていければと思っております。
本校の教育活動に、今後ともご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
さまざまなこと思い出す桜かな(3月31日)
「さまざまこと思い出す桜かな」は松尾芭蕉の俳句です。この句の意味は、「見上げていると、さまざまなことをおのずと思いだす、桜の花であることよ」という分かりやすいものです。実を言うと、私の大学時代の研究テーマは松尾芭蕉でした。
桜の花が咲く季節と言えば3月下旬から4月始めです。この時期は「別れ」と「出会い」が多い時期です。
芭蕉のこの句もかつての主君の思い(別れ)を俳句にしたためたものです。
松戸南高校の桜は今、丁度見頃(画像1枚目)です。何とか生徒の出会いの場である入学式まで花が持ちこたえてほしいと願っています。
ところで、年度終わりに当たって、夜間部の美術の先生(S先生)から一枚の絵をいただきました。素敵な絵なので紹介(画像2枚目)します。
私はソフトボールが趣味で、練習場所は成田市です。そのグラウンドの桜(画像3枚目)が、美術の先生からいただいた絵にそっくりでした。
この絵は校長室に飾って、大事にしたいと思います。とても素晴らしい絵をいただき有難うございました。
この絵を見ながら、松戸南高校での「さまざまなこと」を思い出していきたいと思います。
サッカー部引退試合(3月25日)
本日、3月25日(水)、サッカー部の引退試合が行われました。対戦相手は「教員チーム」です。雨脚(あまあし)が強くなる中、先生方も大奮闘でした。サッカー部顧問の先生を中心に守りが固く、何度も自軍陣地を責められながらも、前半無失点で切り抜けていました。キーパー(顧問の先生)のファインセーブだけでなく、前半終了間際にキーパーが前線に上がり、ゴールが無人になった決定機に、情報(授業担当)の先生がゴール間際で、ボールをクリアするというスーパープレーを見せました。
先生方の筋肉痛も心配ですが、ずぶ濡れになっていましたので、生徒ともども風邪など引かないか心配です・・・。
※青いユニフォームが生徒チーム、白いユニフォームが先生チームです。
軟式野球部練習試合(3月25日)
3月25日(水)、今日から春休みです。軟式野球部は春休み初日からエンジン全開です。小雨がそぼ降る生憎(あいにく)の天候の中、本日は埼玉県立大宮中央高校通信制との練習試合が行われました。
大宮中央高校は、令和6年度の全国大会で準優勝したチームで「強豪」です。途中から試合を見たのですが、バッテリー(投手と捕手)をはじめとして、全員が運動能力が高いと感じました。本校野球部の顧問の先生も「投手の生徒は、体の使い方がとても上手だ」と評していました。良い練習試合になったのではないでしょうか。再び全国の舞台で相まみえることを期待しています。
ダンス部&書道部卒業公演(3月24日)
終業式終了後、多目的ホールにて、ダンス部による卒業公演と、書道部による卒業公演(書道パフォーマンス)が開催されました。
卒業生は、三年間ないし四年間の部活動にかけた思いを披露し、在校生も卒業生の思いに応えるように、見事な演技を見せました。
ダンス部のラストは卒業生による息のあったデュエットのダンス、書道部はNEWSの「U R not alone (作詞・作曲:GReeen)」の曲に載せて見事な作品を披露しました(作品の全容は公衆送信権の関係でお見せできないのが残念です)。当日は、卒業生最後の演技を見ようと多くのお客さんがお見えになりました。卒業生の皆さん、お疲れさまでした。そして後輩の皆さんは、先輩の意思を継いで、さらに部活動を盛り上げていってください。
第一回マツナン検定(3月24日)
以前、当欄で生徒会誌『鵬南(ほうなん)』の巻頭言で「第一回マツナン検定」を執筆した旨をお知らせしました。終業式が終わりましたので、あらためて「校長だより」でも、「マツナン検定」のアピールをしたいと思います。
「マツナン検定」の趣旨(しゅし)ですが、来年度に創立50周年、三部制になって20周年を迎える節目を記念して”勝手ながら”開催するものです。
ホームページを御覧の皆様にも、「マツナン」についての知識を図る問題にチャレンジしてほしいと思います。
問題は全部で20問です。満点を取ると「マツナン検定」合格です。合格者には「合格証」を差し上げます。
解答は何回でもできます。「送信」をクリックして、「結果の表示」をクリックすると「答え」と「解説」が出てきます。「答え」と「解説」を確認して何回でもチャレンジできますので、満点目指してがんばってください!(保護者の皆様も参加可能です。)
合格者先着30名には「合格証」以外に、合格記念品(粗品)を差し上げています。粗品はまだあまっていますので、どしどしチャレンジしてくださいね。
※検定に臨まれる方は、以下のURLをクリックしてください ↓
令和7年度終業式が行われました(3月24日)
3月24日(火)、令和7年度の終業式が行われました。終業式では、来年度の創立50周年に向けて校歌を三番まで歌いました。私は松戸南高校に勤務して11年になりますが、校歌を三番まで聞いたのは初めてです。今回の終業式での式辞は、校歌の三番にちなんで、生徒の皆さんに持ってほしい「4つのP」と、バスケットボールの名選手であるマジックジョンソンさんの話をとおして「諦めない心」についてお話をしました。4Pって何?という方に向け、今回の校長だよりでは、終業式のでの校長式辞を掲載します。
皆さん、こんにちは。いよいよ本日の終業式をもって令和7年度が終わりますね。この1年間、皆さんにとって、どのような一年だったでしょうか。
さて、さきほど校歌を3番まで歌ってもらいました。私は教諭で8年、校長で3年、計11年松戸南高校に勤務しましたが、校歌を3番まで聞くのは今日が初めてです。「礼ある園」の「礼」というのは、単純に「社会の規律やルールを守ること」だけでなく、「他人を尊重し、感謝の気持ちを持つこと」「思いやりの心を持つこと」を意味します。
わたしたちに与えられた使命を胸に深く刻み込み、「礼節をわきまえた学舎」にふさわしい「高い理想」と「母校への誇り」を持ってほしい。それが松戸南高校の輝かしい未来につながっていく。そのように私は解釈しました。
話は少しずれますが、昨年の4月、本校の教育目標を先生方の前でお話した際、先生方に「4つのP」を常に持ち続けてほしいとお願いしました。4Pとは、パッション(Passion)、プロフェッション(Profession)、プライド(Pride)、パーパス(Purpose)です。
「パッション」教育や生徒に情熱を捧げてほしい。「プロフェッション」教育のプロ、専門家としての自覚を持つとともに、常に学び続ける人であってほしい。「プライド」、一人の教員として、また松戸南高校の教員としての誇りを持ってほしい。「パーパス」、行き当たりばったりではなく、何事にも目的と根拠を持って生徒の支援に努めてほしい、とお願いしました。
そこで、一年の最後の節目に当たって、皆さん「にも」「4つのP」を持ってほしいと思います。その4Pは、校歌の歌詞の3番にあったように、「礼節をわきまえ、相手を思いやり、理想や目的を持ち、プライドを持ち続ける」ことです。
一つのPは、「ポライトネス(Politeness)」、形容詞では「ポライト」と言うのですが、礼儀正しさや思いやりです。先ほど校歌で話した「礼」の部分ですね。「ポライトネス」と言うと、円滑な対人関係を築くための言語的配慮のことも指します。言語、つまり言葉は毒にも薬にもなります。皆さんには、相手を思いやれる言葉づかいができる人になってほしいと思います。
二つ目のPは、「ポリシー」(Policy)、自分の中で譲れない軸となるもの、「信念」です。三つ目のPは「ポジティビティ」(Positivity)、形容詞で言うと「ポジティブ」です。前向きで肯定的な思考や感情、態度です。また「自己肯定感」と言っても良いでしょう。最後のPは「プライド」(Pride)、卒業してからも胸を張って私の母校は「松戸南高校」と言える人になってほしいと思います。
先生方の4Pと、そして生徒みんなの4Pが合わされば、「8P」です。「ハッピー」、つまり、先生方の4Pと生徒みんなの4Pが合わされば松戸南高校に「幸せ」がきっと訪れると信じています。
最後に、「幸せ」つながりで、他人のことを非難することの愚かしさ、すべてを人のせいにすることの虚しさ、ポジティブな気持ちでいることの大切さ、そして「幸せになるためには何が必要か」について、とあるスーパースターの言葉をとおして伝えたいと思います。
みなさんはマジックジョンソンという人を御存知でしょうか。ちなみに知っているという人はいますか?実は先週、ライバルであるラリーバードとの2ショットが、ニュースになった人です。ですので、本日、マジックジョンソンの話をしようかなと思ったわけです。
彼はバスケットボールの選手として輝かしい成績を残し、「歴代の偉大な50人の選手」にも選ばれています。ミシガン州の貧しい10人兄弟の家庭に育ちましたが、本人が「夢は貧しくなかった」と語るとおり、努力と決して諦めない精神でNBAのスターへと上り詰めました。そして貧困環境にいる若者に、「他人のせいにせず、夢に向かって努力し続ける」という強いメッセージを送り続けています。10年以上前のものになりますが、次のメッセージは、彼の著書の中に記されており、自分の子どもの時と同じように、貧しい生活を送っている子どもたちに送られた言葉です。
君には無理だ、と言う人の話を聞いてはいけない。もし自分で何かを成し遂げたかったら、出来ないことを他人のせいにしないで自分のせいにしなさい。
周りは君に成功してほしくないんだ。なぜなら周りは途中で諦(あきら)めてしまったから…。
だから君にもその夢を諦めてほしいんだ。不幸な人は他人の不幸を願うものなんだ。
けっして諦めてはダメだ。
自分の周りをエネルギーであふれ、しっかりとした考えをもっている人で固めなさい。
自分の周りを野心であふれ、プラス思考の人で固めなさい。
憧れる、魅力ある人がいたらアドバイスをもらいなさい。
君の人生を考える事ができるのは”君だけ”なんだ。
君の夢が何であれ、その夢にただひたすら向かっていくんだ。
なぜなら、君は”幸せになるために生まれてきた”のだから。
卒業式の式次でも触れましたが、私は、この一年をとおして色々な形で、「失敗してもいいんだ」「正解は自分自身が決めることで、他人が決めることではない」また逆に「たとえ失敗しても他人のせいにはしない。それは自らが選択したことだから」「失敗しても諦めない。諦めないことが成功につながる」ということを伝えてきました。
令和7年度終業式という節目にあたって、ここにいる皆さんには、自身の夢の実現に向けて、チャレンジ精神を忘れない粘り強い人になってほしいと切に願っています。少し長くなりましたが、その思いを伝え、終業式の式辞といたします。(終)
教室の飾りつけ(3月18日)
3月18日(木)、在校生である1、2年の生徒や、3修制の生徒を見送る4修制の生徒(同じクラスでも3年で卒業する生徒と、4年で卒業する生徒がいます)が、卒業生のために教室の飾りつけを行ってくれました。卒業生に気持ちよく卒業してもらうと、どのクラスも創意工夫が凝らされていました。この装飾のために早い時間に登校したり、遅い時間まで残っていた生徒もおりました。とても素晴らしい内容なので、今回、ホームページを御覧の皆さんに紹介いたします。
一番最後の画像は、装飾の様子を感慨深げに見つめる年次(学年)主任です。
卒業式での校長式辞(3月19日)
式辞
今朝、松戸南高校の生徒の登下校を温かく見守ってくれている桜の木に、たった一輪ですが、まるで卒業生の前途を祝うように桜の花が咲いているのを発見しました。そして壇上にいる私からは、卒業生の襟に誇らしげに咲く満開の桜が目に映っています。この佳き日に、本校学校運営協議会 委員長 湯浅 吉章 様、 松戸市立東部小学校長 石井 裕子 様、松戸市教育委員会生涯学習部社会教育課課長 関根 嗣人 様、本校PTA会長 秋谷 修代 様をはじめ、地域の皆様、多くの保護者の皆様の御臨席を賜り、千葉県立松戸南高等学校第18回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより在校生、教職員にとりましても、大きな喜びでございます。
本日、御臨席を賜りました皆様方には、日頃から本校の教育に深い御理解と温かい御支援をいただき、さらには巣立ちゆく卒業生の門出に際し、華を添えていただきましたことに、心から御礼を申し上げます。
ただ今、呼名がありました176名の卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。皆さんは、県内初の三部制定時制である本校で、個々の特性を理解し、「タイムマネジメント」を意識しながら自分のペースで着実に勉学に励み、今この場にいます。数年前の入学時には様々な不安を抱えていた人も少なからずいたと思いますが、未来に向け着実に前進を続け、卒業という日を迎えることができました。まずはここに至るまでの自分自身を称賛するとともに、様々な場面で支えてくれた保護者、進むべき方向を示してくれた先生、楽しい時もつらい時も共に過ごした友人たちへ、この節目の時に、改めて感謝の気持ちを持ってほしいと思います。
有名な劇作家シェイクスピアはその著作の中で、『Life is a series of choices.(人生は選択の連続である)』と述べています。この「人生は選択の連続である」という言葉はシェイクスピアの名言として非常に有名な一文でもあります。私たちは、一日に千個以上の決断をしていると言われていますが、卒業生の皆さんにとって、初めて大きな決断をしたのは、本校を受検したときではないでしょうか。今、このハレの場に、立派な姿で出席していることは、自身の決断が間違っていなかったと誇ってよいと思います。その後も、三修制で卒業するか、四修制でゆっくりと学んで卒業するかという選択があったことでしょう。そして、卒業年となった今年度は、大学や短大、専門学校へ進学し、より専門的な勉強をしようか、就職して社会人となり、経済的にも、精神的にも自立しようかなど、重大な選択をしたことでしょう。
作家の五木寛之さんは著書「選ぶ力」の中で「人生とは選択の連続である。生きるとは選ぶことである。自分がどの道を選ぶかは、その人の責任で選ぶしかない」と述べています。今日、この日は高校生活の最後ですが、また新たな人生のスタートです。皆さんのこれからの人生を歩む中で、何度も大きな分かれ道に出くわすと思います。どのような道であっても、自分の決断を信じて、勇気を持って一歩前に踏み出してください。もちろんその決断が間違っている場合もあります。選択をするということは、失敗や後悔をする覚悟をするということです。この一年間、私は始業式や終業式で失敗を恐れないことをテーマにして皆さんにメッセージを送り続けてきました。また進路のしおりやPTA広報の校長挨拶においては、『自分が選んだ道は、自分自身で正解にしていくんだ』というメッセージをしたためました。失敗をしたと思ったら、その原因を反省し、分析し、次に生かせばいいのです。パナソニックの創業者であった松下幸之助氏は「僕には失敗はない。何故なら成功するまでやり続けるからだ」と言って、決して諦めることはありませんでした。また、京セラの名誉会長である稲盛和夫氏も「世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。」という言葉を残しておられます。「やり直し」「学び直し」の学校である本校の卒業生の皆さんには、チャレンジ精神をもって、最後まであきらめずに粘り抜く人になってほしいと思います。皆さんに人生に幸多からんことを切に祈念いたします。
最後になりましたが、保護者の皆様、本日はお子様の御卒業、誠におめでとうございます。併せまして、これまで本校にお寄せいただいた御支援、御協力に心より感謝申し上げます。
卒業生の皆さんが、今日の感激と新たなる決意を胸に刻み、大いなる世界へ、鵬のように飛び立つことを祈念しまして、式辞といたします。
令和八年三月十九日 千葉県立松戸南高等学校長 金子和男
表彰式が行われました(3月18日)
3月18日(木)、卒業式の予行練習の中で表彰式が行われました。表彰内容は、精勤賞、成績優秀賞、特別賞として全国高校定通制教育振興会賞(部活動・生徒会活動・学業面で顕著な実績があった3名)、県高校定通制教育振興会賞(学業と就労を両立させた1名)、県高校教育研究会優良図書委員、県高校定通制軟式野球優秀選手賞です。
また賞状伝達として、松戸RCスポーツ大賞奨励賞(陸上競技部、軟式野球部)、千葉県小中高校書初め展覧会千葉日報賞、県定通制陸上競技優秀選手賞、県定通制軟式野球競技表彰、同優秀選手賞(10名)も行われました。
皆さん、おめでとうございます。