校長着任の挨拶

                                
                            千葉県立松戸馬橋高等学校長 鈴木 実
 

令和5年4月1日付けで、本校校長に着任しました鈴木実と申します。私は、平成2年に理科(物理)の教員として採用されてから、銚子、館山、浦安の高等学校に勤務しました。近隣では、小金高校、鎌ヶ谷西高校、市川東高校、東葛飾高校の勤務経験がありますが、本校は初めての勤務となります。昨年度までは、校長として千葉県立柏高等学校、その前は、柏市立豊四季中学校に勤務していました。
 松戸馬橋高校は、「自己の特性を見つけ、夢や希望を語り、感動を得られる学校」、「一人一人を大切にする温かい学校」、「信頼され、地域とともに歩む開かれた学校」を目指して日々、生徒職員が一体となって取り組んでいます。特に、国際理解教育を推進し、ますます発展している学校として地域から信頼を得ております。

本校の教育目標は、民主的で平和的な国家の形成者となるべき人格の完成を目指し、無限の可能性を信ずるとともに自己の限界に挑戦させ、知育・徳育・体育の調和の取れた国際的視野に立つ人間の育成を図ることです。また、校訓は、「“まこと”(真理・真事・真言)をつくせ」、「自己の限界に挑戦せよ」、「良き国際人となれ」であり、広く社会に有能な人材を送り出したいと思います。

学校経営方針につきましては、下記リンクにアクセスしてください。

R8学校経営方針.pdf

 

式辞

式辞

令和8年度 第1学期 終業式(要旨)

 生徒諸君、おはようございます。校長の鈴木です。本日は終業式です。本来であれば、体育館で対面式で行う予定でしたが、先ほど体育館を見に行ってところ、高温、多湿であったため、リモートでの実施に急遽、変更しました。リモートで実施すると、こちらから生徒一人ひとりの顔が見えませんし声を聴くことができず、その場に即した話ができず、まるでテレビのニュース番組をみているかのようになってしまうことが残念なことです。

それでは、終業式に当たりいくつかお話をいたします。

 まず初めに、この1学期間を振り返ってみると、4月7日に320人が入学し、全体928人で本年度がスタートしました。今年度も、元気に明るく挨拶をしてくれる生徒が多いように感じました。これは、大変うれしいことです。挨拶を交わすことによって、馬橋の連帯感を感じるとることができ、安心します。

 だいたい、犬や猫も、出会い合わせたときには、お互いに鼻を近づけ「やんのか、こら」って挨拶を交わしているようですし、よくみるとアリ何かも触覚を使って「おい元気か、昨日はよく頑張った、今日も頑張ろうな」とか言って、今日も頑張るしかないDNAに刻まれた運命を確認しているようです。このように挨拶というのは、大切な役割を果たしているもののようです。 地域やPTAの方からも、本校生徒が元気に挨拶をしてくれたことを、話していただいています。本校の良いところです。今後も正しい挨拶を続けていきましょう。これが最初の話です。

  次に、本日で1学期が終了します。1学期は、5月の学年デー、全校球技祭をはじめ、部活動、生徒会活動、ボランティア活動、ブリティシュヒルズの英語研修など色々なことがあり、頑張ってくれた生徒が多くいたことと思います。生徒諸君には、楽しい高校生活を送ってもらいたいと思います。もっと高校時代が良い思い出となるように、誰からか、してもらうのを待つのではなく、自分から進んで作り上げる姿勢で臨んでください。明日からの夏休み期間中、普段できないようなことをするなど、有意義に過ごしてもらいたいと思います。

  さて、昨日、成績会議を行い、諸君の学習成績について説明がありました。本日、HR担任の先生から通知表が渡されると思います。特に1年生諸君は高校に入学して初めての通知表となります。良い成績に驚く人もいれば、低い成績に驚く人もいるかと思います。成績は、自分の学習態度や学習に臨む姿勢、そして学習成果が評価されているものです。学業に対しても本校の校訓である「自己の限界に挑戦せよ」、「まことをつくせ」が実行できていたかを思い返してみてください。

 今回の成績は、あくまで校内での1学期限定の成績であります。成績が良好であった生徒は、気を緩めることなく、謙虚な態度で今後も学習に取り組んでください。また、残念ながら今回、成績が振るわなかった生徒は、本校には入学者選抜で合格して入学しています。もともと他の生徒との学力差はさほどないはずです。夏季休業中、スマホやゲームばかりに時間を費やすのでなく、少しずつで良いので、学びの必要性、学びの喜びを感じられるように意識してみてください。

 ところで、夏というとセミですが、「セミの一生」知っていますか。卵は木の幹に植え付けられ、幼虫になると土に潜り木の根から樹液を吸って育っていきます。3年とか4年とか経つとセミは地上に出て、鳴きながら卵を産んで一生を終えます。地上では1週間ぐらいしか生きられないから、精一杯鳴いているんだよと小学校の時、先生から習いました。が、数年前になりますが、夏休みの自由研究で、岡山県の高校生が実は1か月くらい生きていることを確かめて、発表し、最優秀賞を受賞しました。調査手法は、捕まえたセミの羽に油性ペンで番号をマーキングして放し、後日、再捕獲を試みるというものです。高校生は、863匹のセミにマーキングし、15匹を再捕獲、4匹を再々捕獲し、アブラゼミが32日間、ツクツクボウシが26日間、クマゼミが15日間生きていたことがわかったとのことです。これまで当たり前に思っていることに疑問を持ち、実際に確かめてみることはすばらしく、新しい発見があると思います。ちなみに昆虫類で3・4・5年生きるのは長い方で、蝶やカブトムシは1年、クワガタは越冬するので2・3年とのことですので、蝉は長い方なのだそうです。 

 現在では多くの情報がネットに散乱していますが、それぞれの情報には流す方の意図があります。その情報の意図は何なのかを考え、情報に流されないようにしてください。 

では、生徒諸君が9月1日(火)、元気な姿で始業式をむかえられるよう願っております。

 以上、終業式の式辞とします。

令和8年度 第47回 入学式式辞

式辞

 本校正門から六間川沿いの桜の花が満開となり、春の心地よい香り漂う今日、よき日に、千葉県立松戸馬橋高等学校、第47回入学式を挙行するにあたり、本校、学校運営協議会会長、PTA会長、副会長並びに本校同窓会会長様の御臨席を賜り、入学式を挙行できますことは、私ども教職員にとりまして、大きな喜びであり、ご来賓の皆様には心から感謝申し上げます。

 ただ今、入学を許可いたしました320名の新入生諸君、ご入学おめでとうございます。皆さんは本日、確かに本校の生徒となりました。これまで、時には厳しく、時には優しく寄り添い、深い愛情を注いでいただいた中学校の先生やご家族あるいは友人など、多くの人々に支えられて、今、ここにいます。これまでの感謝と、今日の気持を忘れないでいてください。

 皆さんは、本日から松戸馬橋高校で、高校生として新しい生活を始めることとなります。今、喜びと期待、そして少々の不安があることと思いますが、本校の教職員や先輩たちが、皆さんを温かく迎える準備をしていますので、わからないところは遠慮なく聞いたり相談したりしてください。

 さて、本校の校訓は、「まことをつくせ」、「自己の限界に挑戦せよ」、「良き交際人となれ」、この3つからできています。

1つめの「まことをつくせ」は、何事に対しても誠実に取り組む態度を養うことです。大人としての判断力やルールを身につけるために、まず、「時を守り、場を清め、礼を正す」ことを行動目標として教育活動を進めています。

2つめの「自己の限界に挑戦せよ」は、自分の未知の能力や可能性を伸ばすため、学習や部活動、生徒会活動、学校行事など様々なことに興味関心をもち、積極的に取り組み、「これまで、できなかったことができるようになったり、わからなかったことがわかるようになったりと、学ぶということが、純粋にうれしい!」、「多くの友人や教職員がいて学校が楽しい!」、「明日も来たくなる学校」となるように、本校職員も懸命に働きかけをいたしますが、新入生諸君、一人ひとりも努力してほしいと思います。

3つめの「良き国際人となれ」は、日本国内にいても、戦争や貿易摩擦などをはじめ国際社会との関係が日常生活にも影響を及ぼしており国際社会の理解がますます必要なものとなっています。そのため、本校では、希望者を対象に、二年に一度、オーストラリアへの短期留学を行っております。また、毎年6月に実施している1泊2日の福島県のブリティシュヒルズでの英語体験研修、8月に実施する東京グローバル ゲートウェイでの1日英語研修、毎週2回放課後に実施している韓国語講座など国際理解教育に力を入れて取り組んでいます。

 新入生諸君は、本日より、これら3つの柱からなる校訓を胸に、充実した楽しい高校生活を送ってください。そして松戸馬橋高校の3年間で、いろいろなことに挑戦して、経験を重ね、一層大きな人間へと成長してください。また、多くの友人と人間関係をつくり、苦難に直面したときに、一人で問題を抱えることなく、家族や、教職員、そして良き友人などの力を借りて、解決していくようにしてください。そして、人の感情や痛みがわかる、豊かな心を持つ人に成長してください。

 新入生諸君が、明るく、元気に、充実した高校生活を送ることができることを職員一同、期待しています。

保護者の皆様、あらためまして、お子様の御入学、まことにおめでとうございます。義務教育を終え、本日から、本校高等学校で責任を持ってお子様をお預かりいたします。また、お子様の成長には、ご家庭と学校が連携して行うことが最も教育効果が上がると考えています。もう、高校生だから、本人が好きなようにすればよいと、お考えにならず、登校時間を守る。スマホやタブレットの使用方法を守る。正しい姿・服装で登校する。社会のルールやマナーを守る。そして自己はもちろん、他人に対して思いやる心を持つこと。当たり前のことを当たり前に行う、凡事徹底ということを、改めてお伝えください。

 高校生とはいえ、まだまだ、人格形成の途上におります。家庭と、学校と、地域が一体となって、子どもを見守り育てて行くことが大切となります。立派な成人として社会人として、巣立つことができるように、私ども学校と同じ姿勢で、お子様をお育てください。

 本校卒業時には、立派な成人として、自己の言動に責任の持てる大人となるよう、厳しさの中にも温かさのある指導を行ってまいりたいと思っています。何卒、学校の教育方針を御理解いただき、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 以上、新入生諸君の、希望に満ちた未来を祈念し、式辞といたします。

令和8年4月7日 

                                     千葉県立松戸馬橋高等学校長 鈴木 実

令和8年度 第1学期始業式(要旨)

 おはようございます。本日から新年度が始まりました。今年度の目標として、いくつかお話をいたします。

 初めに、挨拶をしましょうということです。新しく着任された先生方や地域の方々からも、良く挨拶をしてくれて、感動しましたと聞いています。よくできています。本校の良いところです今後も続けていきましょう。

 次に学校生活1日1日を大切にしよう

 学校は、学びの場である。だから、授業の時間が一番長いです。学制という国の学校制度がひかれて150年以上経ちますが、学ぶことの大切さ尊さを示しています。

 解らなかったことが解るようになる。できなかったことができるようになる。これは、人として、人間として純粋にうれしいことです。そして、学校は、授業だけでなく、スパイスとして行事や部活、生徒会活動もあります。一人で生きていくのではなく、皆で生きていく、成しえていく、これらの活動も含めて毎日が充実して幸せな気分になれる場所であります。このように、中身のある楽しい高校生活を送ってもらいたいと思うし、馬橋高校に来て良かったと思えるように、言えるように、皆で頑張りましょう。

 次に目標を持とうということです。

 人は、自らのおかれた場所や環境で、自分らしい何かを見つけ、生きていくための土台を築いていくものである。馬橋での高校生活を楽しんでもらいたいが、高校生活の3年は意外と早く終わる。そのあとの人生の方がずっと長いことを考えて、今、何かすることは何かを考え実行してほしいと思います。

  交通安全、自転車の利用については、自己を守るためにヘルメットの着用を勧めます。

  校則について、校則は、学校生活におけるルールですが、生徒自らが、どうあるべきかを考えるきっかけとして必要なものです。高校を卒業すると、校則はなくなります。自分で、その場、その状況に応じて自分で判断しなければならなくなります。その判断力を付けるための教育活動の一つと考えています。

 新3年生は、今年度18歳となり成人となります。成人としての言動、判断力を身に着けること。自分で判断して行動し、その結果については、自分が責任を負うということです。正しい判断力を身につけましょう。

 「心変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」などと言われることがあります。

 もともとはヒンズー教の教えとのことですが、求められることに対して、良い意味で変わる努力が必要ということです。

さて、明日は、本校47回目の入学式で、320人の新入生が入学してきます。

諸君は、学年が一つ上がり、新入生が入学して後輩ができることになります。本校生徒として一段高いところから判断できる、一段高いところから物事を見て考えることができるようになりましょう。

 それでは、新年度がより良き年度となりますよう願い、式辞とします。

   令和8年4月7日          

                                                校長 鈴木 実