今年の人権教育講話は東京経営短期大学特任准教授の上條 理恵先生をお招きし、「情報モラル~子どもたちのSNS環境」と題した講演をしていただきました。上條先生は、長年、千葉県警察にて少年補導員として非行や児童虐待といった問題を抱えた子ども達の相談・更正業務に携わってこられました。その経験を生かして、小・中・高校に出向き、生徒・保護者・教員向けの講演を数多く行っていますので、今回は生徒の皆さんにとって身近なSNSについて語っていただけるよう、学校からお願いしました。
上條先生は飾らず、率直な物言いで、多くの実践的知恵を語ってくださいました。そして、生徒の皆さんも真剣に聞いてくれました。生徒の皆さんはそれらの知恵を生かし、SNSを含むインターネットを利用する際に、被害者にも加害者にもならないよう、自律的に利用してもらいたいと、職員一同、祈念しています。
コロナ禍が続いていますので、全校集会ではなく、音声は放送で、映像は各(特別)教室で同時中継という形を取らせていただきました。上條先生も最初は戸惑いがあったようですが、事前に生徒の皆さんが多くの質問を寄せてくれましたので、それらにDJ風にお答えするというアイデアで展開していただけました。最後に、視聴覚室から生徒の拍手が聞こえた際には、感動されておられ、上條先生にとっても実りある講演となったようです。。皆さんから寄せられた感想も、上條先生にお届けします。