7月25日~27日の3日間、蘇我のフクダ電子ヒルステニスコートで、令和元年度千葉県公立高等学校テニス選手権大会が行われました。3年生が引退してから初めての公式戦に、選手たちの気合いも最高潮でした。(一番気合いが入っていたのは保護者の皆様と監督だったかもしれません・・・笑)
初戦の船橋啓明高校戦、2回戦の柏南高校戦は、途中怪しいプレーもありましたが、第2シードの意地とプライドを見せ、ストレートで勝利しました。
3回戦は市原八幡高校との対戦でした。シングルス1は、関東ジュニア出場の1年生、小西選手が安定したテニスで危なげなく勝利し、シングルス2の2年生、佐藤選手は、終始攻めの姿勢を崩さない超攻撃的テニスで試合の主導権を相手に渡さず勝利しました。ダブルスでは、序盤こそ冷や冷やするプレーがあったものの、中盤以降は高校入学後、初めての公式戦出場の三宅選手を部長の中村選手が見事にリードし、勝利まであと一歩というところで打ち切りになりました。
準々決勝の県立柏高校戦からは、シングルス3本、ダブルス2本の5ポイント制の試合になりました。まず始まったのは小西選手のシングルス1と、中村・三宅組のダブルス1でした。ベスト4に入ると関東公立高校大会への出場権をもらえるということで、ダブルス1は少しプレーが硬くなっていましたが、二人の力強いストロークで押し切り、勝利しました。(監督としては、もっとボレーで点数をもぎ取ってきて欲しかったですが・・・)シングルス1の小西選手は、序盤で4-1と大きくリードするも、相手選手の何か吹っ切れたような怒濤の強打が連続してコートに吸い込まれるように突き刺さり、少しずつ差を縮められていきました。しかし、最後は一気に相手を突き放して勝利しました。空いたコートに、シングルス2の佐藤選手、ダブルス2の川田・井上組、シングルス3の中木選手、が順次入りましたが、シングルス2の佐藤選手が早々に試合を決め、計3-0で勝利し、準決勝進出を決めました。
準決勝の市立稲毛高校とは、6月の総体でも千葉県ベスト8を懸けて対戦しました。シングルス3の中木選手が、高い打点と早いタイミングで相手を圧倒していたところで、シングルス1、シングルス2、ダブルス1が先に勝利し、計3-0で決勝戦に駒を進めました。
決勝戦は、GWの関東予選で惜しくも負けた八千代高校との対戦となりました。ダブルス1を圧倒し、シングルス2と3を落としてもう後が無くなったところで、ダブルス2は緊迫したゲームが続いており、ゲームカウント3-2となって一気に試合の流れを引き寄せようかという勢いでした。その頃、隣のコートで行われていたシングルス1は、前回の関東予選では勝利した相手選手に今回は押し切られ、計1-3で負けてしまいました。
目標の優勝にはあと一歩届かなかったものの、選手、審判員たちはそれぞれが全力を出して頑張ってくれました。途中で審判を買って出て下さった市立松戸高校女子テニス部の皆さん、ありがとうございました。
なお、8月12日、13日に千葉県の白子町で行われる関東公立高校大会に出場してきます。応援よろしくお願い致します。