スクールライフ

2018年9月の記事一覧

ディベート部サマーカップ入賞

ディベート部顧問です。
9月23日(日)今年も埼玉県で行われたサマーカップに参加してきました。
この大会は、遠くは栃木 長野 群馬から、千葉 東京 神奈川 茨城 埼玉の強豪校が参加するものです。毎年出場していますが、入賞はとても難しいです。
今年のお題はJapan should legalize voluntary active euthanasia.  日本は安楽死を合法化するべきである。是か非か。
今回は2年生8名で1つのチームに登録して参加しました。
結果は3勝1敗。7位入賞でした!!!

顧問としては、勝ち負けというより、2年生の成長を感じられたことが一番うれしかったです。

10月28日に、千葉県大会が予定されています。トピックは同じなので、それに向かって、準備を進めたいと思います。

国語のノート

  生徒の国語のノートを見ていたら、「ひとひらの雲を信じる」という詩的な走り書きを見つけました。           
ゆく秋の 大和の国の 薬師寺の 塔の上なる 一ひらの雲   (佐佐木 信綱)  
という作品と作者名をセットで覚えるためのメモでした。信綱は多くの困難に遭いながら、まさに「ひとひらの雲を信じる」ような一心で万葉集の研究をした歌人です。まるで信綱の生き方を表しているような覚え方に心を動かされました。

 そういえば昨年度『舞姫』を学習していた時、森鷗外は陸軍軍医や文学者として名を成したけれど、墓石には本名の「森 林太郎」以外は何も刻まないように遺言したことを話しました。すると「森 林太郎」を覚えるために、「モリリン・タロー」という暗記法を思いついた生徒がいたおかげで、ほとんどの生徒がテストで書くことができました。アメリカの女優「マリリン・モンロー」と結び付けて覚えるセンスは、さすが国際高校の生徒ですね。

 鷗外も信綱も、激動の明治を生きた人です。ふたりは親交があり、日本文化が大きく変わろうとしていた時期に、文学の分野で揺るぎない志を持ちつづけました。本校の3年生の進路希望を聞くと、「国際的な職場で働きたい」という言葉がよく返ってきます。それが一過性の気分や志望校へ合格するための手段ではなく、志につながることを願っています。なぜならば、どんなにささやかな志でも、それをもって生きることは幸せなことだと思うからです。


芸術活動と清掃

 考査が終わり、また放課後の部活動が始まりました。エスペランサ棟の3階では吹奏楽部が活動しています。彼らがエスペの階段と3階のトイレをきれいに清掃してくれるようになってから大分経ちます。その姿も、きびきびとして実にさわやかです。

 

 或る時、諸事情で通常清掃の手が足りず、3年生の吹奏楽部の女子生徒にゴミ捨てを頼むと快く引き受けてくれました。その後、彼女が後輩に押し付けずに一人でゴミ置き場まで運んでゆく後ろ姿が見えました。後日、お礼のお菓子を渡そうとしたら、「受け取れません」と、はにかみながら言います。

 

 夏まで部長をしていた3年生の男子生徒は、引退してからもほうきを手にしていて驚きました。彼はいつも男子トイレをぴかぴかにしてくれていました。このような先輩たちの背中を見てきた後輩だからこそ、軽やかに掃除してくれるのでしょうね。

 


関東ウエイトリフティング選手権大会結果報告

期日:平成30年8月18日(土)・19日(日)
場所:茨城県高萩市『高萩文化会館』

男子62kg級関東8位 堀越海翔(2D)
S67kg J83kg T150kg

男子69kg級関東7位 髙井寛太(3B)
S72kg J90kg T162kg

男子105kg級関東5位 柴田竜士(3F)
S100kg J130kg T230kg

女子58kg級関東5位 三宅千鶴(1H)
S57kg J65kg T122kg

全国高等学校総合体育大会結果報告

日時:平成30年8月3日(金)~8月6日(月)
場所:三重県亀山市『西野公園体育館』

62kg級全国50位 髙井寛太(3B)
S67kg J88kg T155kg
 
77kg級全国59位 菊池遼太郎(3D)
S70kg J105kg T175kg  

105kg級全国16位 柴田竜士(3F)
S100kg J127kg T227kg