中学生のための学校説明会(7月31日(金))→ 詳細
たとえば、昨年度までフランス語の講座にシリア国籍の生徒がいました。シリアで暮らしていた時、フランス語を習っていたからです。
ある日の授業で食べ物が話題になったとき、彼がちょっと誇らしげに教えてくれたのがブルーチーズ入りのスクランブルエッグでした。シリアでは、それを薄いパンのようなもので挟んで頂くそうです。早速作ってみたら、今まで味わったことのない大人の卵料理でした。次の授業で彼にお礼を言うと、「日本のブルーチーズじゃ美味しくないよ…」とやり場のない思いが返ってきました。簡単に再現できるはずがない味なのに、私はそこまで想像することができませんでした。
今年度も、フランス語講座には様々な国からやって来た生徒たちがいます。日本語や英語の学習だけでも大変なはずなのに、努力を惜しまない彼らを尊敬しています。
中国の高校生活は、寮生と通学生のふたつのタイプに分けられると思います。寮生とは日本語で寄宿生とも言えるでしょう。彼らは学校で勉強し、日常生活を送るのです。寮生の場合、朝5時か6時に起きます。早朝、運動した後、読書の時間があります。主な内容は、英語の暗記や中国語の現代文と古典の暗記等々です。その後、朝食の時間となります。朝食後、8時前には授業が始まります。朝から夜まで10コマのレッスンがある学校もあれば、午前と午後合わせて10コマのレッスンがある学校もあります。後者は、夜に自習の時間があります。午前の2限目のレッスンと3限目のレッスンの間には、全校でラジオ体操と目の体操をする時間があります。日本のような部活動は、ほとんどありません。
通学生は、一般的には自宅で朝食を済ませた後、学校へ行きます。朝7時半前後に1日の授業が始まります。午前中のレッスンは5コマ、午後は2コマあります。3年生からは、夜に学校で全員が自習する時間があります。寮生と同じくラジオ体操と目の体操をしますが、部活動はありません。
寮生と通学生いずれも、昼休みは40分ほどです。大体20分で食事を済ませて、残りの20分は昼寝の時間になります。