スクールライフ

2016年1月の記事一覧

女子バスケットボール部、再始動!

先日の県大会はほとんどの選手が怪我を抱えている状態でした。
次こそは万全の状態で臨みたいと誰もが思っているため、1週間の休養を取ることに。
心身共にリフレッシュし、昨日から練習再開!

練習前にスポーツ心理学者のキース・ベル氏の著書の一節を渡し、2つのことを選手に伝えました。
1つ目は「言われなくても行動できるようになること」です。
新人戦のときは、私の方から「2日目に行こう」とみんなに働きかけた。
関東予選では、自分たちで立てた目標を、自分たちで実行できるようにすること。
一流の選手は言われなくても行動する。
一流の選手になろう、と伝えました。

2つ目は「いつでも千葉商戦だと思って練習すること」です。
いつもの練習以上に頑張ったとしたら、その反動でいつも以上に疲労もある。
実際、ホテルに帰ったみんなは疲れていたよ。
厳しい試合を2試合、それも2日間戦い抜くためには、その状態に慣れないといけない。
だから、いつでもあのときの試合のように取り組もう、と伝えました。

昨日はボールハンドリングと1on1を見直しました。
テニスボールを使う新しいメニューに悪戦苦闘。
いきなりできる人はいないので、毎日繰り返し練習しよう!
1on1では、スピードと方向の変化だけで勝負。
今までとは違ったプレーが見れました。

春に向けて、1つ1つ階段を上っていこうね!

 

  

『Target on Goal』(キース・ベル)より
我々は、目標がなくても生活することができます。
しかし、目標は人生に骨組みを与え、我々の集中力も高めるのです。
目標が高く、そしてしっかりしているほど、それに対する追求の値打ちも、より高まります。
目標を追求するときの夢中さは、人々は心から人生に従事させ、より活発にさせ、
気持ちよく目的に打ち込ませ、充実感を味わわせ、そして価値ある人生をもたらす、
すべての糧を与えてくれるのです。
しかし、あなたはやることをやったかのように見せかけて、手を抜いたことはありませんか?
成功に近道などありません。
格好つけるだけではなく、何よりも目標に向かうことが大事なのです。
見せかけはただ単に成功の幻覚を作り出すだけなのです。
結局覚悟を決めてやるしかないのです。

女子バスケットボール部、新人県大会ベスト16‼

14日から前泊し、館山地区で行われた新人県大会に行ってきました。
バスで宿に向かう途中、綺麗な夕日をバックにした富士山が見えました(残念ながら、上手く写真が撮れませんでした…)。
縁起のよいものが見れたので、翌日もよいことが起こりそうな予感がしました。

宿舎でのミーティングでは、

「応援してくれる人がいる。良いプレーをして勝つことが恩返しになる。」
「チャンスはみんなに訪れる。でも、それを掴めるかどうかは自分たちの気持ち次第。」
という話をしました。

そして、マネージャー2人からは選手にプレゼントが。
「新入部員のくまだようこさんです!」(写真の真ん中にいるクマさん)
心強い味方がもう1人増えましたね。

迎えた初戦の佐原戦。
オフェンスでは良いプレーがあるものの、相手のインサイドを止めきることができず、点差を広げることができません。
第2ピリオドからは2-1-2のゾーンを敷かれ、崩すことはできていましたが、連続しての得点がなかなかありません。
最後の最後までもつれてしまい、残り42秒で1点リード。
時間を使い切ってシュートを放ちましたが、決まらず…。
ここで2年のちはるが手を伸ばし切り、リバウンドを取ってくれました。
しかし、セカンドシュートを決めることができず、残り3秒で相手ボール。
「外側で持たせること」と指示した通り、3Pラインから少し離れたところで持たせることができ、そのまま終了。
見ていた保護者の方にはハラハラさせてしまいました。

続いてベスト4の千葉商業戦。
「入り方が大事」と伝えてゲームに入りました。
相手の1対1のスピードに圧倒されてしまい、リードを許す展開に。
しかし、徐々に相手のスピードに慣れ始め、1試合目とは違った堅い守りとリバウンドでそれ以降の加点を防ぎました。
そして、自分たちのシュートが決まっていき、第1ピリオドを13-9と逆転して終えました。
ベンチの応援が力となったようで、再逆転を許すことなく、ゲームが進んでいきます。
第4ピリオド、相手のゾーンプレスに捕まってしまい、ジワジワと追い上げられてしまいました。
残り7秒、4点差で相手ボール。
「2点でも3点でもあげてしまっていい。2本目のシュートを打たれなければいい。ブザーが鳴るまで集中すること」と伝え、相手が打ったシュートのリバウンドを押さえると、試合終了のブザーが。
2年のともかが21点、はるかは19点と大爆発。
ベンチもよく頑張りました。
チーム一丸とは、正しくこのことだと実感させられたゲームでした。

宿舎に戻った部員は疲れがありましたが、終始、満開の笑顔(食事の写真はこのとき)。
ミーティングでは「みんなの目標は県大会1勝だったけれど、もう2勝している。目標を達成して終わりにするのではなく、常に上を目指そう。もう1つ勝って、ベスト8に入ろう。」と伝えると、全員からは固い決意のような表情を読み取ることができました。

ベスト8を決める相手は茂原高校。
過去に何度もベスト16に入っている伝統校です。
「昨日と同じようなバスケットをすればいい」と臨みましたが、昨日のような固い守りができません。
第2ピリオドではゾーンを仕掛けてリズムを変え、相手を戸惑わせることはできました。
しかし、オフェンスのリズムが合いません。
後半に入り、足とボールがやっと動き始め、松国らしいバスケットになりました。
最後の最後まで粘り続けましたが、第2ピリオドの点差が響いた結果になってしまいました。

悔しい負け方をしてしまいましたが、ベスト16という結果を残せたのは、1人1人がチームのことを考えて努力した結果です。
タンポポは満開に咲きましたよ。
いつも部員には「コートで恩返しをしなさい。」と言っていますが、今回2日目まで連れて行ってくれた選手たちに私も感謝したいと思います。

応援に来てくださった方々、遠方のところ本当にありがとうございました。
今回の経験を活かして春の大会に向けて努力していきますので、今後とも応援よろしくお願いします。

1回戦 対 佐原      66-65
2回戦 対 千葉商業   55-51
3回戦 対 茂原      63-70

女子バスケットボール部、練習試合

6日千葉東、9日磯辺、10日千葉敬愛に行ってきました。大会前、最後の調整です。

6日、年明けから練習してきたことにこだわってしまい、足が止まってしまいました。
「今まで練習してきた中で足りないことを修正しただけだから、自分たちのやるべきことを見失ってはいけない」と伝えました。
本数を重ねるごとに、本来の自分たちのバスケットに戻りましたが、1本目からできるようにならないといけません。

8日、選手にあるメッセージを渡しました。詩人、坂村真民さんの「タンポポ魂」です。
「明日はみんなでタンポポになろう」と臨んだ9、10日の練習試合。
内容も、気持ちも、とても良い仕上がりになりました。
特に、リバウンドとルーズボールは今までに見たことがない跳びつきようでした。

タンポポは八分咲きまできました。週末の県大会では、満開のタンポポを目指します!

タンポポ魂

踏みにじられても 食いちぎられても
死にもしない 枯れもしない その根強さ
そしてつねに 太陽に向かって咲く その明るさ
わたしはそれを わたしの魂とする

女子バスケットボール部、新春フリースロー大会!

今年初めての練習となった、1月3日。
練習前、選手に次の2点を伝えました。

・1つ1つのミスに対して暗い顔をするのはやめよう。落ち込んだり、悩んだりするのは成長している証拠。でも、すぐに切り替えて、次のことを頑張ろう。
・声を出そう。声も技術の1つ。

「ケガをしてベンチにいるプレーヤーがいる。その人はみんなのためにしてくれたことがあるはず。その人のためにも頑張ろう。」
ちゃんと伝わりましたか?その後の練習は良い雰囲気でできていましたね。

練習の最後にはマネージャー2人を入れ、フリースロー大会を行いました。
試合のとき以上に真剣な表情。確率も試合以上!?
優勝したのは2年生のちはるでした。
この集中力を練習や試合で見せてほしい、と感じた初日でした。