松高演劇、二年連続高文連表彰!

表彰状を手に笑顔
昨年の本多千月香に続き、今年も本校の風見由希子が、千葉県高等学校文化連盟演劇専門部の表彰を受けました!この表彰は、千葉県の高校生の中で三年間の演劇活動が最も優れていた生徒に贈られるものです。
風見は、松戸六中の二年生の時、本校演劇科一期生の卒業公演「ナナハン・ララバイ」を見て感激して、
「松高で演劇をやるんだ!」と心に決めたそうです。取材に来ていたTVのインタビューに感動の気持ちを溢れるばかりの笑顔で答えていた彼女の所在を、私は思わず調べ、まだ二年生と聞いて、ちょっとがっかりしたことが懐かしく思いだされます。
しかし、その後順調に本校に入学し、一年次より「サチとヒカリ」(小室先生指導)では、コケテイシュ な演技で関東大会進出の牽引力となりました。二年次より演劇部部長を務め「クレインズ」(小室先生指導)では全国大会出場を果たしました。コンクールは勿論、新入生歓迎公演の「バナナなナイト」(阿部先生指導)の謎の女でクールで一転お茶目になる魅力は、私の若大将のヒロインに抜擢の決め手となりました。
三年次の、演技実習の授業においては、チームリーダーとして、メンバーのまとめ役を務めながら、「卒業」(見上指導)の老婆役では、観客の涙を誘い、「夢に向かって若大将~もう一度パッション!」(見上指導)のヒロインを格好良く魅力的に演じ、
松高の演劇の堂々たる四番バッターに成長しました。勿論、学業成績はトップクラス。卒業式では、あの「卒業」のテーマにのせて、
答辞を読みます。
昨年の本多同様、各方面のプロからの誘いを断り、進学します。
夢は、「教師になって松高の演劇の先生になること!」新聞記者のインタビューのハッキリと答えていた姿が、私には眩しくみえました。リーダーとしての場の裁きをみていると、しばしば私がやるより、うまくまわっている、と思うことがありました。
私から、風見に最後に一言!
「役者としては俺のが上だが・・・教師としては君の方が優秀だ!」

一年、初レッスンの頃

「卒業」の老婆

「若大将」ヒロインとして久万若大将と

「若大将」で闘争のリーダーとして君臨
(文責:見上)