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日誌

教科・演劇より
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2021/03/17

松高に合格されたみなさんへ(教科演劇より)

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松高に合格されたみなさん、おめでとうございます!
入学式が近づくにつれて、高校にはどんな部活があるのか、どんな部活に入ろうか、期待と不安が入り交じっていることと思います。
みなさんの中には演劇部へ入部しようと思っている方、ちょっと興味があるなと思っている方、部活は無理でも演劇の授業は取りたいなと思っている方、演劇はちょっと無理と思っている方、さまざまな方がいるでしょう。私たち演劇部はそんなすべての新入生に向けて、新入生歓迎公演や仮入部期間を設けて、演劇部や演劇の授業を知ってもらっています。その詳細は後にして、まずは演劇部、教科演劇から新入生へのメッセージです。

松高に入学される皆さん、おめでとうございます! いよいよ高校生活ですね。入学式を前にして期待と不安で落ち着かない日々でしょう。でも大丈夫、きっと松高で素敵な仲間たちに出会えます。

松高演劇部と教科演劇は、コロナ禍前は年間を通して実に多くの公演を重ねてきました。しかし昨年から今日まで、他の部活動同様多くの制約がありました。それでも!少ない稽古時間をながらも、公演を行ない、大会にも参加してきました。「演劇への思い」はむしろ高まっています。新入生の皆さん、ぜひ仲間に加わってください。

仲間に加わるというのは部活動に入ってね、ということではありません。松高は 芸術の薫りのする学校です。いつでも芸術があなたのそばにあるのです。演劇もその一つです。演劇を楽しむことが私たちの”仲間になる”ということです。

その演劇をより楽しむには 

その1 演劇部に入る
その2 演劇の授業を選択する(2年、3年)
その3 演劇部、教科演劇の公演を観る

です。

松高の校門を入ったら、前にそびえる校舎の右手2階を見てください。そこに「演劇実習室」があります。そこで私たちは演技したり、歌ったり、踊ったり、大道具や小道具作ったり、衣裳を作ったり、照明を当てたり、音楽を流したり、いつも何かを創っているのです。「演劇実習室」は創造の場なのです。演技だけで言えば、自分の身一つで、他人を創造しているのです。いや、その他人は、実は本当の自分なのかもしれません。自分が何者なのかわからないのが高校生。でも演じることで、自分が少しわかる気がする、面白い自分、がんばっている自分を認めたくなる。それが演劇なのだと思います。

なお、演劇部・教科演劇の活動状況は、演劇部公式Twitterで確認してください。

      


12:17 | 投票する | 投票数(2)
2020/04/16

演劇科・演劇部紹介⑤

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少し間が空きました。その間に演劇部公式twitterの充実ぶり!さすが制作部です。とてもわかりやすい。ぜひぜひ公式twitterをごひいきに。

さて前回は演劇科(教科・演劇)について触れたので、科目の1つ、「演技実習」の公演について。

「演技実習」は3年の選択科目で週4単位(4時間)。演劇部員だけでなく、表現好きな生徒たちがとっています。この授業では夏と冬に2回の公演を行います。基本的には夏休み前と冬休み前です。それぞれ期末試験終了後、約1週間仕上げの稽古をして公演に臨みます。会場はもちろん演劇実習室。土日なども入れて4回は公演を行うので、約10日間は、演劇実習室がまさに劇場化します。私(演劇科主任)は、初日が終わって、2回目以降の公演の前に、生徒たちが自主的に集まって稽古している姿が好きです。

昨年度夏の公演は「YAMAMBAAR!」(読み方:ヤマンバー ※バーを強く読む) 千葉県の高校演劇の先輩、土田峰人先生の大作が原作です。あまりの大作故に、自分たちの演劇風にアジャストさせるのに苦労しました。またほとんどの役をダブルキャストでやったので、演出も舞台監督も役者も混乱状態。「えっと~、次の稽古はどっちの役だっけ?」と確認する役者続出。演出は途中から舞台上の人員整理を舞台監督に投げ出し、しばらく稽古が進んでから、どっちのバージョンかわかるという始末。公演期間に入っても、集団シーンでの言葉の応酬など忘れていて微妙にタイミングがずれたり、別のバージョンのセリフ言ったりして、実に生の、演劇的な空間を醸し出しておりました。

それまでの演技実習公演では、ダブルキャストで4回公演が基本でしたが、せっかく長期間稽古したのだからと、欲張って6回公演!お客さんが来てくれるか心配でしたが、おかげさまで、全公演満員御礼。600名を超えるお客様に観ていただきました。


クライマックスシーン。ヤマンバの絶叫は山を越えて世界へも届きそうです。


ラストは、2年生1年生の演劇部員も入って、総勢40名超での路上コンサートシーン。主人公の天に向かって突き出したこぶし。演劇のカタルシスです。

次に冬の公演。例年なら12月に行うのですが、昨年は11月に100周年記念公演を行ったので、じゅうぶんに稽古が行えないことから、いったんは無しに。でもやっぱりそれは寂しい、と言うことで、1月の下旬に1回だけの公演を行うことにしました。作品は「修学旅行」。高校演劇の名作家、畑澤聖悟先生の有名作品です。畑澤先生の作品には何度もお世話になっております。

ところが、公演日直前に、主役が思わぬ負傷。急きょ、公演を延期して2月に行いました。


やはりダンスから始まります。その頃新型コロナウイルスへの恐怖が少しずつ高まってきていました。

「修学旅行」と言えば枕投げ。しっかり枕投げをしました。一部はふとんも投げていますが。

そんなわけで1回限りの公演無事終了。生徒はひとり一人卒業への思いを口にし、まさにこの公演は演劇科の卒業式となりました。その後、本当の卒業式が短縮で行われ、後輩たちと会うこともなく卒業していった三年生。だからこそこの1回限りの公演はとっても貴重な、かけがえのない時間となったのです。

卒業生の皆さん・・・「修学旅行」をやっている時は、今まさかこんな状態になっているとは思いませんでしたね。進学した皆さんも、今自宅待機状態で、どうにもならないもどかしい日々を送っていることでしょう。今日たまたまシェイクスピアの舞台ビデオ「お気に召すまま」を見ていたら、こんなセリフが聞こえてきました。・・・

逆境が人に与える教訓ほどうるわしいものはない

今はみんなが逆境の時にあります。でも未来に向けてこの初めての経験を活かすことを考えなければ、ですね。

残った後輩たちが全力で演劇に取り組む姿を見せられる日が早く来ることを祈りつつ。



11:21 | 投票する | 投票数(4)
2020/04/13

演劇科・演劇部紹介④

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演劇科演劇部紹介④では、いよいよ稽古内容に入っていこうと思いましたが、松高演劇部公式Twitterではがんがん情報がUPされていますね。さすが制作部!ぜひぜひこちらの公式Twitterも注目してください。(と言ってもみんな先にTwitter見てからこっちに来るんでしょうが)

で今回は「演劇科」というものを説明します。「演劇科」という名称は通称です。「教科・演劇」とも言ったりします。本校「芸術科」の教育課程上の位置付けとは違います。「演劇」という教科は選択教科です。現在5科目を展開しており、普通科の生徒は2年3年で、芸術科の生徒は3年で選択することができます。「演劇科」の「科」は「国語科」「英語科」の「科」と同じです。

選択教科と言っても、3年生になって4科目を選択すれば、週に8時間演劇の授業を受けることになり、特に「演技実習」(4単位)を取れば、年に2回公演を行ないます。とても盛り上がります。

現在のところ、机に向ってノートをとる、いわゆる座学の科目はありません。教科・演劇の基本は、体を動かすこと、体と心をリラックスさせること、その状態で発せられたみなさんの言葉を大事にしています。演劇とは英語でPLAY、そう演劇実習室という舞台で”遊ぶ”のです。その”遊び心”を伸ばしていきたいと考えています。必ずや実生活でも社会でも役立つはずです。


演劇部では舞台セットもしっかり作ります。
もちろん部員による手作り。いつも女子部員がリーダーです。

10:56 | 投票する | 投票数(1)
2020/04/10

演劇科・演劇部紹介③

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演劇部・演劇科紹介の3回目です。

今日はいよいよ演劇部の活動内容に迫っていきましょう。
まず活動日です。基本は月、火、水、木、金、土の週6日です。
基本と言うのは、オンシーズンのことです。
オンシーズンというのは、公演に向って突き進む時期です。
公演に向って突き進む時期とは、公演前1ヶ月~1ヶ月半を指します。

ただ松高演劇部(演劇科含む)は年間5本から6本の作品を創ります。
6本とすれば2ヶ月に1公演という割合となり、1年中稽古やってるじゃないか、となりますが、そうではありません。
6本のうち2本は演劇科3年の公演です。
※演劇科という呼称については次回説明します。

となると純粋演劇部としては4本、3ヶ月に1本の割合です。
でも4本のうち、3本(新入生歓迎公演、春季地区発表会、秋季大会)はその間隔が短いので4月~11月はオンシーズンと考えていいでしょう。
秋季大会は、地区大会、県大会、関東大会とつながっていくので、大会で次の大会に推薦される度にオンシーズンは長くなっていきます。

ではオフシーズン(今年で言えば2月3月)や公演と公演の間の活動は?
オフ日を週2日あるいは3日設けますが、体力や感覚の維持に努めます。

ただ実際1年を通すと、年5回の定期テストがあり、その前1週間は部活停止となり、また入試中とその前後も部活停止となり、部の夏休みと冬休み、春休みもあるので、けっこうオフ日は多くなります。その一方で公演直前でどうにも間に合わない時は土日もやったりします。これはどの部活動(特に体育系)でも同じだと言えます。

演劇のいいところは、作品ごとにキャストやスタッフが変わり、自分の立場も変わっていくので、「飽きない」ことではないでしょうか。

でもやっぱり演劇部の日々はハードです。それをこなしていくには体力が必要。
次回は演劇部の体力作りについてお話します。


劇場入りしてリハーサル。一気にテンション上がります。
12:14 | 投票する | 投票数(6)
2020/04/09

演劇科・演劇部紹介②

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さあ、演劇科・演劇部紹介の2回目は、もっとも関心のある先輩方の紹介をしますね。

では集合写真をお見せしましょう!と写真を探していたらなかったので、舞台写真で代用します。以下です。



すみません、よくわからない写真で。ここに写っているのは12名、写っていないのは14名、そう部員数は3年9名(男1、女8)、2年17名(男5、女12)の計26名です。この春卒業した3年生は女子16名でしたので、MAX40名超で稽古をしていた時期がありました。2年生は3年生の倍近くいますが、決して大きな顔をしているわけではありません。いつも後輩は先輩を立て、先輩は後輩を思う、実に美しい先輩・後輩関係を築けていると、顧問は思っています。

【質問】先輩たちは怖いでしょうか?
【回答】そうですね。「怖いか」か「怖くないか」と言ったら「怖くない」と思います。「怖い」と思ったらそれは「真剣」だと思ってください。そうなのです、ふだんは教室で友達と笑い語らっている彼ら・彼女たちも、いざ実習室に入り稽古を始めると「真剣モード」に変わるのです。まさにスイッチです。1日に1回、このモード変換は高校生活にメリハリをつける上でとても大切なのです。(あ、もちろん授業もちゃんと真剣モードですよ)

先輩方の性格を一言で言うならば、穏やか、まじめ、情熱的、思いやりがある、謙虚・控えめ、楽観的、悲観的、目立ちたがり屋、シャイ、オタク(特にアニメ系)、声優になりたい系、あいさつがしっかりできる、掃除が好き、遅刻をしない、ゲーム好き、と一言でなくなり、性格でもなくなってきましたが、とにかく26人のさまざまな個性が集まって一つの作品を創り、舞台に乗せるというダイナミズムにあふれた演劇部なのです。

最後に、先輩方の出身中学です。

3年 【松戸市】第三、常盤平 【流山市】南部(2)    【柏市】酒井根 
   【船橋市】法田、前原、葛飾 【市川市】下貝塚
2年 【松戸市】第一(2)、小金(2)、和名ヶ谷(2)、常盤平、小金北、河原塚、古ヶ崎
   【我孫子市】湖北台、白山 【野田市】木間ヶ瀬、南部、二川
   【白井市】大山口 【印旛市】印旛

と、割と広範囲に渡っています。年によってはもっと遠くから通う部員も入ってきますが、無事に卒業していきます。

では次回は、稽古日とか時間とか、稽古内容とか、より演劇部の内部に迫っていきましょう。
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