3月26日~28日に芸術科一年生の京都古美術研修旅行に行ってきた様子を報告します。
26日朝、東京駅丸の内地下に無事全員集合し新幹線で京都に向かいました。

東寺は空海ゆかりのお寺で立体曼荼羅や本尊の薬師如来像、五重塔などを見学しました。宝物館も見学することができました。仏像の写真は撮ることができないのでお見せできないのが残念ですが生徒たちは熱心に見学していました。
東寺を見学した後、宇治にある平等院を見学しました。

平等院鳳凰堂、飛天などが修道されている宝物館、本尊の阿弥陀如来像を見学しました。
その後京都に戻り、宿泊所となっている聖護院御殿荘に到着しました。
御殿荘は修学旅行の宿泊施設として有名ですが、今回特別に茶室と一夜造りの御学問所を見学させていただくことができました。

御殿荘の支配人さんが解説、案内してくださいました。御殿荘は山伏の山岳修験道の総本寺でもあり、光格天皇が宿泊されたこともある由緒ある場所です。普通にはなかなか見ることが出来ない場所です。一夜造りの御学問所は本当にすごい場所でした。狩野派の襖絵が続く部屋の光景は見事なものでした。

夕食も美味しくいただきました。
2日目は俵屋宗達で有名な養源院、長谷川等伯で有名な智積院を見学し昼食、その後銀閣寺を見学しました。


その後清水三年坂美術館を見学し、班別行動となりました。清水寺、六波羅密寺、建仁寺などそれぞれ興味に応じて見学しました。清水寺界隈は沢山の観光客で賑わっていました。病人も出ず無事に二日目も終了することができました。
三日目は大政奉還でも有名な二条城を見学し無事に帰って来ることができました。京都の伝統、日本美術の数々に触れ有意義な時間を過ごすことが出来た三日間でした。