千葉県立松戸向陽高等学のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
千葉県立松戸向陽高等学校は、平成23年に県立松戸秋山高等学校と県立松戸矢切高等学校が統合されて歩み始めました。令和5年度で創立13年目を迎えています。統合と開校の精神は「基礎的・基本的な学力の充実を図るとともに、資格取得にも積極的に取り組む学校」にあり、校訓は「向学・自立・共生」です。
近年の少子高齢化が進む社会。また、かつて私たちが想像さえしなかった自然災害の猛威や感染症の世界的拡大。国際的な紛争。これらに合わせて急激に変化する社会を見つめたとき、「向学・自立・共生」という言葉が深い意味を持って響いてきます。
これからの「予測困難な社会」に自分自身の課題を見つけ出し、互いに学びあう仲間と解決の道を探る。(『向学』)
これまでの自分と向き合い、継続的な学びに取り組みながら基礎・基本の学力を身につけることで、「社会の変化に負けない豊かな人間性を持った自分自身」を育む。(『自立』)
そして、自分を含めたすべての「人間の尊厳と生命」を尊重し、さまざまに個性のあるお互いを理解しあい、協働して困難な時代を生きる。(『共生』)
こうした教育活動と学びが、松戸向陽高等学校での3年間です。
本校は福祉教育における専門の実習施設を校内に備えた、千葉県における福祉教育の拠点校です。「普通科」と、県内唯一の「福祉教養科」を有し、普通科の中にも「福祉コース」を設置しています。日常の学習活動をとおして、「福祉マインド」を持った人材の育成を学校の使命としているのです。
必要な科目の習得や実習をとおして、「介護職員初任者研修修了(福祉コース・福祉教養科)」の資格取得や、国家資格である「介護福祉士(福祉教養科)」の取得を目指しています。令和4年度の介護福祉士合格率は93.5%達成を成し遂げました。
職員一丸となって、安心で安全な学校づくりを行うとともに、生徒一人ひとりの個性を見つめ、個人に寄り添った教育の実践に心がけています。
本校で学ぶ皆さんには、自立した大人になるための「生きる力」を涵養し、自己実現(進路)に意欲的に取り組む姿勢を育んでまいります。
本校での学びを目指す皆さんや興味を感じた皆さんが、学校見学にいらっしゃることを心待ちにしています。
千葉県立松戸向陽高等学校 荒井 俊郎