NHKのEテレで
『100分de名著』という番組をやっています。
毎週水曜日の午後11時から11時25分までの25分間×4回で100分。一か月で名著といわれる本を1冊読んだ気になれる番組です。再放送も翌週の同じ水曜日午前5時30分から5時55分までと午後0時25分から0時50分までの2回放送されています。いずれもなかなか厳しい時間帯ですが,録画しておけば問題ないでしょう。
「きちんと読書をしないで何と安直な!」とお叱りを受けることを覚悟で申し上げます。読書の入り口は何でもいいのではないでしょうか。この番組を見て,面白いなと思ったら実際にその本を活字で読んでみましょう。面白さが倍増すること請け合いです。
さて,今放送されている内容はと言えば,先月は
『老子』でしたし,今月は
『旧約聖書』です。両方とも世界史の教科書等ではお馴染みだと思いますが,なかなか内容まで分かっているという人は少ないのではないでしょうか。また,来月は
民俗学の大家である
柳田国男の
『遠野物語』です。楽しみです。どれも少し難しいところもあるかもしれませんが,MCを務める武内陶子アナウンサーと伊集院光 氏が軽妙洒脱に,皆さんを読書の世界に誘ってくれます。
生徒の皆さんは,普段の自宅での勉強の合間に,テキスト片手に気楽にこの番組を見るのもいい骨休みになるかもしれませんね。でも,来週はもう中間テストですから,しばらくはテレビも本も横に置いて,試験勉強ということで行きましょう! 頑張れ! 国分生!
田邊昭雄