今年で最後となる全国青少年書き初め大会、その本番開始の時間が近づいてきました。
大会では2時間の制限時間内に仕上がった作品一点を提出します。
本校の生徒達は開始直前に、自ら円陣を組んで、気持ちを落ち着かせ、本番に臨みました。
集中の二時間、納得できる作品は書けましたか。
午後は交流会から始まり、審査委員長と前年度の文部科学大臣賞受賞者によるデモンストレーションと続きます。
本校は昨年度、個人の部で文部科学大臣賞を受賞しているので、高校の部のデモンストレーションを担当しました。
そして残るは、成績発表のみとなりました。
緊張した空気の中、審査委員奨励賞から順番に、該当の個人と団体が発表されていきます。審査委員奨励賞には、本校から5名の生徒の名前が呼ばれました。
続いて、全日本高等学校学校芸術教育研究会会長賞、全日本高等学校書道教育研究会会長賞、全国書道高等学校協議会理事長賞、高等学校文化連盟全国書道専門部会長賞、、、本校の生徒の名前が次々と呼ばれていきます。
上位三賞となり、三位の国立青少年教育振興機構理事長賞、二位のNH会長賞にも入賞することができ、そしていよいよ第一位の文部科学大臣賞の発表となりました。
張り詰めた空気の中、団体の部で国府台高校の名前が呼ばれ、第9回大会以来、二度目となる文部科学大臣賞を頂戴し、今年度二つ目となる全国優勝に輝きました。
第11回大会では団体で準優勝となりましたが、閉会式後のステージ上の写真撮影をせず、来年必ず優勝して撮影すると誓って一年、ようやくその願いが叶いました。
国府台高校は、これまでの約10年間、この全国青少年書き初め大会に、大きく育てていただきました。
今年でこの大会も最後となりますが、これまでの経験を活かし、更に成長していきたいと思います。
大会関係者の皆様、長きに渡り、誠にありがとうございました。
