校長室から~2024~

曇り 第506号(R6.12.13) 第4回定期考査4日目、最終日!

 12月13日(金)、完全な冬日ということで、非常に寒いです。第4回定期考査4日目、最終日です。3年次は、最後の考査になります。そして、3学年とも午前中の実施となります。昨日、武蔵野線の遅延で、20分考査の始まりを遅らせました。本日は、通常通り実施できればと思います。本日の予定は、次のとおりです。

1年次 全員履修3科目(歴史総合、数学Ⅰ、現代の国語)

2年次 全員履修2科目(論理・表現Ⅱ、数学B)、選択2科目(物理基礎、情報Ⅱ)

3年次 選択3科目(政治経済研究・物理・生物、総合英語・化学研究、数学研究②)

 写真は、試験中の廊下の様子です。

 

 

晴れ 第505号(R6.12.12) 第4回定期考査3日目!

 12月12日(木)です。本日、第4回定期考査3日目です。2,3年次ともに午後まで考査がある生徒がいて、中には5科目、15時近くまでの生徒もいます。大変ですが、頑張ってほしいと思います。

1年次 全員履修3科目(地理総合、化学基礎、論理・表現Ⅰ)

2年次 全員履修2科目(保健、数学Ⅱ)

     選択最大3科目(世界史探究、化学概論、物理概論・生物基礎研究・生物概論)

3年次 全員履修1科目(英語コミュニケーションⅢ)

             選択最大3科目(総合国語・数学C、日本史概論・世界史概論、政治・経済・総合数学)

 

 写真は、校長室から撮った裏門付近です。やはり流山高等学園の生徒の皆さん作成の花壇がとても良い雰囲気になっていると感じています。美化委員の生徒の皆さん、水やりありがとうございます。

曇り 第504号(R6.12.11) 第4回定期考査2日目!

 12月11日(水)です。定期考査2日目です。本日の日程は以下のとおりです。2,3年次は午後まで考査がある生徒がいます。頑張ってほしいと思います。

1年次 全員履修3科目(英語コミュニケーションⅠ、言語文化、情報Ⅰ)

2年次 全員履修3科目(古典探究、公共、家庭基礎)選択1科目(日本史探究)

3年次 全員履修1科目(論理・表現Ⅱ)選択2科目(倫理・物理研究・地理研究・生物研究、日本史研究、世界研究、数学Ⅲ)

 さて、校長室の前、中に少しですがクリスマスの雰囲気を出しました。

 

 

晴れ 第503号(R6.12.10) 千葉県高等学校教育研究会理科部会生物分科会ビオトーブ研究班、小金ビオトープ見学! 

 本日午後、千葉県高等学校教育研究会理科部会生物分科会ビオトーブ研究班の先生方が小金高校の「小金ビオトープ」の見学に来られました。ビオトープ研修会の一環としての見学で、本校の教員が案内してビオトープの現状を説明していました。創立30周年の記念として作られたビオトープですが、多くの学校で作られた同様のものがなくなっていくなかで、本校のビオトープが何とか維持できているのは素晴らしいことだと思っています。何度か紹介していますが、小金高校の中でも、私の好きな場所の一つです。

 

 

晴れ 第502号(R6.12.10) 第4回定期考査1日目及び小金の風景!

 12月10日(火)です。本日から第4回定期考査です。本日の日程は以下のとおりです。2年次は午後まであります。

1年次 必修3科目(生物基礎、数学A、保健)

2年次 必修2科目・選択2科目(英語コミュニケーションⅡ、現代文研究、地学基礎、地理探究) 

3年次 必修1科目・選択2科目(現代文研究αβ、古典講読・化学、数学研究①)

 朝7時30分過ぎ、教室を回ると、各年次ともすでに勉強している生徒がいる教室が複数ありました。集中しているところ写真を撮りに入ってごめんなさい。また、今日もきれいな空でした。反対側からの景色も撮りました。朝のまだ生徒のいない図書室の様子も併せて掲載します。

【3年次教室】

【2年次教室】

【1年次教室】

【図書室側渡り廊下屋上からの風景】

【朝の図書室】

晴れ 第501号(R6.12.9) 小金の授業特別編:1年次ポップによる本の紹介!(1年次、国語)

 1年次の各教室前の廊下に国語の授業で実施した押しの本を紹介するポップが貼られていました。全クラスぞろったので紹介します。個性的で思いの籠った素晴らしいポップが沢山あります。クラスによっては、クラスで投票した第1位のポップも紹介されています。クラスごとの紹介のあと、そちらも紹介します。

【A組】

【B組】

【C組】

【D組】

【E組】

 【F組】

【G組】

【H組】

※いくつかのクラスの最優秀ポップです。

 

晴れ 第500号(R6.12.9) 第4回定期考査前日(学力向上補習、朝の様子、小金の風景)

 12月9日(月)です。明日から第4回定期考査です。普段の学習の成果を発揮し、しっかりと取り組んでもらえればと思います。

 先週午後出張が多くて見に行くことができませんでしたが、放課後、1,2年次の「数学」と2年次の「物理」で、学力向上補習が行われています。毎回考査のたびに見せてもらっていますが、寺子屋形式で生徒が学習して先生が確認するなど、様々な工夫がされています。本日も行われる予定です。残念ながら本日も午後学校を出てしまう予定なので、見ることはできませんが、しっかりと取り組んでくれればと思います。

 朝8時前に、教室を回わりましたが、多くのクラスですでに勉強している様子が見られました。また、今日は気温が低いこともあり、上の階から見る景色がとてもきれいでした。4階の教室からと3階の渡り廊下の屋上部から写真を撮りました。

【4階教室】

【3階渡り廊下屋上部】

晴れ 第499号(R6.12.7) 1,2年次保護者対象進路説明会!

 12月7日(土)、本日総合学科棟にて、保護者対象進路説明会が実施されました。8時50分から1年次保護者を対象として、10時50分から2年次保護者を対象として2部構成です。1年次の保護者は190名弱御家庭、2年次の保護者は170名弱の御家庭の参加です。どちらも半数以上の御家庭が参加されており、進路への関心の高さがうかがえます。

 内容は、最初にベネッセコーポレーションの本校担当者から複雑化する入試のシステム、入試動向、小金高校の模試の結果分析、生徒への接し方等の講演をしていただきました。1,2年次では、学習状況、模試の結果等が異なります。それぞれの学年にあったお話しをしていただきました。保護者の方々の真剣な表情が印象的でした。

 その後、校長挨拶、学年主任挨拶、進路指導主事の説明と続き、最後は1年次生徒の千葉大学アセントプログラムの報告というプログラムで会は進みます。

 私は、1年次には、校外探究活動「アナと雪の女王」を含めてキャリアベースの探究活動の様子とSDGsに係るスピンオフ活動、探究活動と総合型選抜の考え方、小金の授業について、模試の結果等について話をしました。2年次には、自分の肉離れの話も含めて修学旅行の2年次の様子、修学旅行後の学習の切り替えの様子、模試での志望の高さについて話をしました。

 学年主任からは、1年次は、校外探究活動の事前学習で、生徒が作成した「アナと雪の女王」を含めた4作品の動画をみるとともに、生徒の成長の様子が語られました。2年次は、修学旅行での生徒の成長の様子と最近の生徒の学習のモードが上がってきたことについて話がありました。

 進路指導主事からは、現在の進路学習の状況と今後の生徒の学習の予定、「進路のしおり」の紹介等がありました。2年次の時に、生徒が先日行った第1志望校とその受験科目を説明するペアワークについて、お子さんが家で話をしているのか、周囲の保護者の皆様同士でお話ししてもらう機会を設けていましたが、保護者の方々は少し戸惑いつつも周囲とお話しされていたのが印象的です。

 最後は、生徒による千葉大学アセントプログラムの活動報告です。発表者の1年次の生徒は、大人しくて人前で話すのは苦手なタイプということでしたが、自分の体験や思いをユーモアを交えて立派に話をしていました。保護者の皆様からも暖かい拍手をいただき、本当に良い経験になったと思います。

 

晴れ 第498号(R6.12.6) 職員研修(小金の授業を考える!)

 本日午後、授業についての職員研修を行いました。「進学を重視した総合学科」である小金高校では「質の高い授業」を目指しています。その実現に向けて、今年度からはじめました。運営は、若手教員チームにお願いしました。第2部構成です。

【第1部】小金の授業について考える

 第1部は、「小金の授業について考える」です。11月の職員相互授業見学週間では、教員間でお互いに授業を見合うことになっています。最初に、それをもとに、それぞれの授業の良い点を出し合うワークを行いました。班編成は、教科、年齢を考えできる限り多様な集団になるように工夫してあります。また否定する意見を言わないなど、生徒に話し合いをさせる時に示すルールを教員同士でも使っています。とても熱心に話し合いが行われているように感じました。笑いが起こったり、盛り上がったりする様子も見られました。先生方の意見は、ティームスのホワイトボード機能で付箋のように貼られていきます。一通り授業の良いところが出された後は、「どういう授業を目指していくのか」の話し合いに移ります。ある班の話し合いを聞いていると、「進学を意識した授業、受験を重視した授業」に重きを置くのか、それとも「面白く楽しく学べる授業」に重きを置くのか、というテーマで話し合われていました。最後は、各班で話し合われた内容について共有していきます。様々な意見が出ました。

「楽しみながら、受け身にならず自分で考える授業」

「生徒が主体的に自ら学ぶ授業、受験で使う、使わないかではなく、学ぶ意味を理解させる授業」

「生徒が理解でき、進学を重視した総合学科として進学に生きる授業」

「生徒が身に付けたものを使えるものにしていく授業」

「ICTのメリット、デメリットを意識し、有効に使う授業」

「生徒が求めている授業様々で、3年次は演習、解説を求められる場合あり、アクティブラーニングが目的になってしまうのはどうかとも思う。教科の面白さ、魅力を気づかせる授業」、

「学ぶことの楽しさ、本質が大事。学校は予備校ではない。」

「科目横断型の授業」

「生徒主体の授業が大事、ICTの適切な活用」

「脳みそがフル回転する授業、生徒は受験を意識しているが、考えることを楽しめる生徒は多い。そして、間違えても良い教室づくり」

「ICTを使うメリット、デメリットをしっかり考え、生徒がアクティブになれる授業。生徒の頭が回転する問い、適切なレベル感の発問が必要」

「授業の受け方を選択できる授業」

「生徒が授業の目標を設定する授業」などが挙げられました。

 まとめでは、2年目の先生が、「生徒は受験を意識した学習を求めているが、自分は英語が好きで英語を学び英語の教員になることができた。英語の楽しさを伝える授業を志していきたい。また、多くの授業を見学して、それぞれの先生方がその教科の知識や技量をしっかりと持ち、まさにプロフェッショナルだと感じている。自分自身ももっと学んでいきたい。」と話してくれました。

 

【第2部】先生方の実践発表

続いて第2部のスタートです。第2部は、テーマに沿って先生方の授業の実践報告4本です。

 最初は、小金のICT教育の現状についてです。11月に1~3年次の生徒に取ったアンケートをもとした発表です。7割の生徒がICTの活用に満足しているという結果で、印象に残った先生方の授業等の発表もありました。その後、端末の違いや年次による活用の差が見られるというアンケートの結果の紹介、自由記述の生徒の困り感の確認が行われ、今後の小金のICT教育の方向性について示されました。

 2番目は、学び合いの取組と実践例についてです。校内の学び合いの実践例をまず紹介しました。国語の評論文の授業における段落ごとの内容を漢字二字で示すワーク、数学の授業におけるグループ学習での取組、英語の授業におけるグループ活動兼ロイロノート活用の事例を紹介しました。続いて、生徒の学びをふかめるために一番意識していることをひらがな5文字以内で答えるワークを行いました。ひらがな5文字は難しかったですが、「ほんしつ」、「っつみかさね」、「じぶんごと」という意見が出ました。発表者は、「まなびあい」という答えを出して、最後は自分自身の模擬裁判の実践について発表しました。「学び合い」を意識した実践で生徒も積極的に参加し、良い授業実践となったが、課題として、生徒は模擬裁判を行うことに満足してしまっていたのではないか、ということを話してくれました。

 三番目の発表は、ICTを活用した「保健」、「体育」の授業についてです。まず「保健」のロイロノートの「共有ノート」を活用した授業です。思ったことをすぐに書き、共有でき、効率が良い、他者の考えを見ることができる、記録が残るというメリットの説明のあと、「共有ノート」を利用して作成したポスター、その評価について発表がありました。最後に課題とこれからの授業の方向性についてお話しいただきました。「体育」の授業の発表については、授業の最初にスマホで、その種目の自分のフォームの確認等を行っている写真から始まりました。動画を利用して生徒のフォームの確認、お互いの学び合い、動画による評価等に活用できている。課題として、ICT環境について、グランド、体育館、トレーニング室にはWIFI環境がないということが挙げられました。ICTを積極的に活用といいながら、施設が整わないのは本当に厳しいと感じました。

 最後は、評価についての発表です。いつもロイロノートを活用することにした授業です。生徒に最初に必ず目指すべきルーブリックを示すこと、プリント作成では、この授業で一番身に付けてもらいたいことは何か、を大事にすること、自分が楽しいと思う授業を行うこと、自己評価を行い、その理由を必ず書かかせ、それを評価すること、などの説明がありました。最後に、指導案について、評価について記載方法の変更についてと、「主体的な態度」の評価は、普段行っていることの材料でできる。しかし、教科で評価規準を統一することは必要という話をしてもらいました。

             

 2時間を超える長い研修となりましたが、とても有意義な研修となったと思います。今回の研修の内容をまとめて、さらに小金の授業について考えていきたいと思っています。

晴れ 第497号(R6.12.6) 県外視察、北海道旭川南高等学校の先生来校!(進学型総合学科)

 本日も県外から視察がありました。午前、北海道旭川南高等学校から1名先生が来校してくださいました。旭川南高校も進学型総合学科です。本校の探究活動、進路指導等について、本校職員と協議、授業見学をされました。昨日は、福島県の総合学科の学校、今日の午後は、東京都の総合学科を見学にいくとのことです。視察に来られた先生は、探究の担当ということで、本校の探究学習について興味を持っていただいたようです。少しでも参考になればと思います。

 県内の高校も含めて、今後も視察に来ていただくお話しがありますし、本校から視察に行かせていただくことも予定しています。学び合いながら高め合っていければと思っています。また、旭川南高校の校長先生とは、4月の全国総合学科校長会でお話しさせていただいたように思います。先日視察に来られた大分西高校の校長先生とは、9月の全国高等学校校長会大学入試対策委員会の発表の後、お話しさせていただきました。このようなつながりを大切にして、本校も他校の実践を学んでいきたいと思います。