昨日は、午後出張でした。出張については、このあと掲載したいと思いますが、探究活動が主テーマでした。6.7限の1年次産業社会と人間では、「探究活動」が行われており、担当の先生に記事と写真を送ってもらいました。充実した活動が行われているのを嬉しく思います。
【記事】
本日、1年次は、6,7限、グループ別の探究活動を行いました。
今日は先週の研究の続きとなります。服のリメイク、宇宙ゴミをとるための実験をしている班もあり、また図書室を利用している生徒も多く見られました。
<服のリメイク>
<宇宙ゴミ>
授業の最後には、研究の途中経過、これからの計画を発表しました。
授業時間以外でも、研究を行っている班、計画をしている班が多くあります。例えば、幼稚園実習や大学の企画に参加、地域復興の話を聞きに商店街を訪問、博物館・科学館に行く、図書館で専門書を借りる、自分たちが作った作品を企業に評価してもらう、社会人や外国人にインタビューなど、主体的に動いている様子が見て取られ、担当者としては嬉しく思っています。
<図書館での様子>
<リクルートの方にインタビュー>
本日、昼休み、1年次の探究活動の「経営」のグループの4人の生徒が校長室にインタビューに来ました。「組織の上に立つ立場として心掛けていることや大変さ、やりがい」についてということで、「校長になって大変だと感じること」、「組織の上に立つ人間として意識していること」、「もし自分が迷った多誰に助けを求めるのか」、「自身の信頼をえるために、どのようなことを心掛けているのか」など質問してくれました。事前に質問を聞いていたので、この質問以外も含めて、自分なりに考えたことを伝えさせてもらいました。少しでも研究の参考になればと思います。生徒といろいろと話ができて、楽しかったです。
最後は一緒に記念撮影しました。生徒の手に合わせて自分も手をかざしましたが、ポーズに意味はありません。
本日、1年次は、6,7限、グループ別の探究活動を行いました。廊下では、建築のグループが車椅子に載ってみて、車椅子の方が困らないためにどうしたらよいか、を考えていました。教育のグループは、良い授業をするためにどう工夫したのか、雑談はいつ考えるのか、授業後その日の授業についてどう感じるのか、など質問をしていました。私も答えました。また、栄養のグループは、調理をしていました。さらには、経営のグループから質問の予約を受け、来週月曜日答えることになっています。
それぞれ意欲的に取り組んでいる様子をみることができてよかったです。今後の活動がさらに楽しみになりました。
本日、本校の4つの探究チームがテラスモール松戸において、「祝 松戸市人口50万人到達メモリアル感謝祭~みんなで松戸の新たな時代を創ろう~」にブースを出展しました。
本校の探究チームは、SDGsの課題を解決する活動を中心に行っていますが、今回4つのチームのポスター展示及び活動紹介、販売等を行いました。
(1)チーム「オーシャンズ」
海洋プラスチックの廃棄の問題を取り上げ、海洋プラスチックからアクセサリーを作る活動を行い、海や海に生きる生物を守る環境活動に取り組んでいます。今回は、アクセサリーを販売しました。私も、妻と娘2人に3つ購入しました。
(2)チーム「インディペ」
松戸市の特産の「あじさいねぎ」を活用したパンなどを地域のパン屋さん等と連携し、作成、販売を行う活動をとおして、地域創生活動に取り組んでいます。今回は、「あじさいねぎ」の入ったシフォンケーキを販売しました。2つ購入して、昼食にしました。生徒オススメのチョコレート味、おいしかったです。
(3)チーム「すまいる」
入学した生徒から中学時代に使っていた参考書や問題集を集めて、近隣の地域交流館「すまいる」で貸し出しをする活動を行い、地域支援活動に取り組んでいます。活動の趣旨を示したパンフレットを配付し、活動への賛同を訴えていました。
(4)チーム「レモネード」
松戸の特産のレモンからレモネードを作成、販売し、その売り上げを小児がんに苦しむ子どもや家族に寄付をする活動に取り組んでいます。今年スタートした活動です。前回ホットを飲んだのですが、今回はコールドを飲みました。私のお勧めは、コールドです。レモネードの酸っぱさが際立ちます。
ちょうど見に行った時間に、ブース紹介があり、以上4つの活動についてしっかりと説明していました。会場からは大きな拍手が起こっていました。
チーム「レモネード」以外の3つの活動は、先輩から受け継がれている活動です。先輩から後輩へ「継続」していく活動、これは小金の探究活動の特徴であり、魅力であり、素晴らしいところと思っています。松戸市をはじめ地域の多くの方々に活動を知っていただける機会になったのではないでしょうか。
下は、展示されているポスターの様子です。多くの方が見てくれていました。
11月23日(土)です。昨日の出張について記載します。
昨日は、千葉県立美術館で開かれた会長を務める千葉県高等学校教育研究会社会部会の秋季総会及び研究協議会に出席しました。本校から公民科の授業を教える2名と先生と一緒に参加しました。
午前中、授業実践の分科会は、2分科会に分かれて行われましたが、「公共、政治・経済分科会」では、昨年に引き続き、小金高校の公民科の先生による実践報告が行われました。題は「ワールドカフェの実践報告とワークショップ」です。「生徒がわくわくする公民科の授業」をテーマに参加した先生方がグループでワールドカフェの手法を体験していきました。小金高校で行われている授業手法の紹介、実践でしたが、参加した先生方は非常に楽しそうでした。
もう一方の分科会「公共、倫理分科会」では、自分が関わっている公民科、家庭科とのコラボした研究会のメンバーが講師で、題は「大人ってなんだろう?」です。生徒の意見集約が授業で頻繁に行われることから、意見集約のアプリの紹介、実践から始まり、教条的でない授業をどう作っていくのか、など話がされていました。レベルの高い協議が行われていました。
午後は、評論家でラジオパーショナリティの荻上チキさんの講演でした。最近の様々なニュースの背景について、X、ユーチューブ等で行われるインプレの構造等、現在の人々の情報の取得の仕方等、自分の知らなかった世界について知ることができました。公民科の教員が何ができるのか、何をしなければならないのか、考えさせられました。また、講演の最後に「デジタル市民権」の話がありました。本校で取り組んでいる「デジタルシティズンシップ」との関連性もあり、非常に興味深く思いました。主権者教育の必要性が叫ばれているが、主権者体験が必要という指摘に大いに考えさせられました。
社会部会では、政治、経済、社会問題などに関する生徒の発表の掲示も行っており、今回、小金高校の探究グループの活動ポスターや3年次の探究活動のポスターを掲示しました。掲示されたポスターの一つに、チーム「オーシャンズ」のポスターもありましたが、今年度の高等学校総合文化祭の地域研究部門のポスター部門に社会部会を代表して出展したものです。今回の掲示では、他校の先生方の中で、小金の探究活動に興味を持っていただき、様々な質問をしてくださった先生方もいらっしゃいました。小金の生徒の活動を多くの学校の先生方に知っていただく機会になってくれたのであればと思っています。
引き続き「オーシャンズ」関係の記事です。昨日、探究グループ「オーシャンズ」のサポーターの海洋イラストレーターで絵本作家の図鑑さんが小金高校に来校してくださいました。図鑑さんには、「オーシャンズ」の活動の際に様々な場面で活用されているイラストを描いていただいています。
下は、図鑑さんが描いていただいた「オーシャンズ」の活動のイラストと3年次の「オーシャンズ」のメンバーとの記念写真です。
11月22日(金)です。本日終日出張です。本日から2年次が戻ってきて久しぶりに3学年揃っての学校になります。
昨日、本校の探究グループ「オーシャンズ」がBAYFMのシンラジオの「スゴイ中高生に、ぶっちゃけホンネを聞いてみた」に出演しました。職員室で先生方と一緒に聞きましたが、2年次のオーシャンズのメンバーが、パーソナリティの髭男爵のリードのもと、見事に自分たちの海洋ブラスチックからアクセサリーをつくることで「大切な海と生物を守ろう」という活動の紹介をしていました。ビーチクリーン活動に参加し、海洋プラスチックを集めること、お世辞にもきれいと言えない海洋プラスチックごみからアクセサリーのもとになるきれいな素材ができた時の感動、「アースデイ」や「プロスポーツイベント」での販売、自分達の活動が地域の小学生の自由研究の題材になるなどの広がりについて、しっかりと話ができていたと思います。
最後に、学校で変えてほしいことを質問されていて、「小テストが多い」、「夏休みが短い」、「プリントをデジタルで配信してほしい」と答えていました。髭男爵も最初の2つは難しいけれど、最後は、オーシャンズの活動とリンクしていて可能ではないか、とまとめていました。話を聞いて、学校として教材のデジタル化の推進の必要性を改めて感じました。
最後に担当の先生から今回の出演についてのコメントが届いたので掲載します。
「本日、チームオーシャンズ がbayfm に出演しました。パーソナリティは、髭男爵の山田ルイ53世さん。チームオーシャンズは、海洋ごみを素材にしたアクセサリーを通じて、環境問題への想いを形にしています。海洋ごみアクセサリー作りに込めたメッセージを発信することができました。素敵な機会をありがとうございました。」
本校の探究チーム「オーシャンズ」が、本日17時20分ごろ、bayFMの「スゴイ中高生にぶっちゃけホンネをきいてみたで」に出演します。司会は、髭男爵です。探究チーム「オーシャンズ」は、海洋プラスチックの廃棄の問題に取り組み、海洋プラスチックからアクセサリーをつくる活動を行っています。出演するのは、2年次で、3年次の先輩から活動を引き継いでいます。先日、松戸経済新聞でも活動が紹介されていました。
どんな放送になるのか、楽しみです。下の写真は、「オーシャンズ」の作ったアクセサリー等です。
本日、1年次は、校外探究学習で劇団四季「アナと雪の女王」の観劇に行きました。1限目に事前学習を行い、その後、会場となる東京都竹芝のJR東日本四季劇場【春】に向かいました。写真は、学校を出る生徒の様子です。
これまでの事前学習では、劇団四季の作品をモチーフにした生徒の動画作成などで「伝える力」の育成等が図られていましたが、事前学習では、学年主任から本日は役者がどう作品をつくっていくのか、演じていくのかを感じてほしいとの話がありました。生徒は、劇団四季の「アナと雪の女王」どのように感じたでしょうか。
私も行きたかったですが、行くことができなかったので、実は先週土曜日にチケットを取り、1年次の生徒、先生方に先立ち、「アナと雪の女王」を観劇しました。劇団四季の作品は、この2年間で、「アラジン」、「ノートルダムの鐘」、「美女と野獣」に続き4作品目でしたが、正直最も感動した作品でした。
常々、「演劇は、人生を豊かにしてくれるし、心を癒してくれる」と思っていまが、今回も本当にそう思いました。エルサの前半の歌声と後半の歌声の差、盛り上がりや、オラフの操作の巧みさ、映画より人間味のあるハンス王子など感動する場面が沢山ありました。このような素晴らしい作品を生徒に見せることができ良かったと思うとともに、生徒が見た作品を同じタイミングではありませんが、見ることができて本当に良かったです。生徒がどのように感じたのか、楽しみです。
1年次の6,7限「総合的な探究の時間」は、グループ別で行われる「研究方法を考える」ワークでした。グループごとに研究方法を考え、進捗状況を他のグループの人たちに伝えることを目的に行われました。そして、研究計画書がゴールまでの道筋がみえるようにできているかの確認が行われました。指導案には、「今後、自分達で活動していく、動いていくことの意識を持つようにできたら」と書いてありました。いよいよ探究活動の本番に入っていくことを実感しました。
6限目、生徒はグループで研究方法の確認を行い、7限目、他のグループへの発表を行っていました。具体的な内容までは聞くことができなかったので、
今度、研究報告書を見せてもらえればと思っています。
実は、今日昼休み、「教育」をテーマとするグループの1人が校長室に質問に来てくれました。「より良いし将来を作り出す人間はどのような人間なのか?」をテーマに研究するとのことで、2つ質問をしてくれました。質問は以下の2つです。
◎私たち生徒にどんな社会を作っていってほしいか?
◎そのため、どんなふうに教育をしているのか?
うまく回答できたかどうか、わかりませんが、自分の思っていることは答えました。答えたあと、改めて考えると、こう答えればよかったと思うこともあります。もう一度考えてみたいと思いました。考えがまとまったら、今日、来てくれた生徒にまた答えたいと思います。
今後の研究の進みが楽しみです。