柏の葉日記

音楽 人権講演会

本日は6限に講師の方においでいただき、人権講演会が行われました。題して「アメリカ育ちの音楽家に照らされる三味線の文化ー東京藝術大学・コリーンさんに聞くー」アメリカ人であるコリーンさんが、いかにして三味線と出会い、その演奏を通して日本の文化に解け込まれたのかという、「国際交流」「異文化理解」のお話でした。ところどころ英語混じりのパワフルなお話と、のびやかで切れのある演奏に生徒は魅了されていました。異文化を理解するとはその中に飛び込んでいく勇気、そこから自文化への深い理解が生まれ、さらにその境界を越えて新しい動きを作り出していくというコリーン先生の生き方は素晴らしいものでした。特に印象に残ったのは、「三味線は人間に一番似ている楽器です。きれいなところも、汚い所も備わっています」という言葉です。コリーン先生本当にどうもありがとうございました。