お知らせ

校 長 挨 拶

 柏中央高校のホームページへお越しいただきまして、ありがとうございます。

令和4年41日付けで、本校校長を拝命しました山崎寛雄です。柏中央高校は、3年前まで教頭として勤務していた学校でもあり、不思議な縁を感じます。

本校は、昭和56年(1981年)の創立以来、『初志貫徹』~ゆっくりと 一歩一歩確実に~を校訓に、41年の歴史を刻んできました。柏市の中心部にありながら、側には手賀沼につながる大堀川が流れ、春には満開の桜並木が並ぶ遊歩道を有し、多くの動植物が集う自然豊かな環境に恵まれた学校です。教頭時代は、緑豊かな自然をフィールドに虫取り網を片手に生物研究に没頭する生徒の姿や、桜並木のもとを楽しく語らいながら登下校する生徒、校舎の窓から見える夕日に映える柏駅周辺のビルの姿を背にして受験勉強に励む生徒など、心温まる光景に心を癒されていました。このように豊かな自然とゆったりとした空気が流れる本校は、落ち着いた校風を伝統とし、現在まで13,809名の卒業生を輩出しています。その間、松ヶ崎・高田地域をはじめとする地域の皆様に支えられ、着実に歩みを進めてきた学校です。

 私は、これから開校以来の校訓『初志貫徹』のもと、前任の島崎校長が思いを託した「文武不岐」の精神を受け継ぎながら、学習はもちろん、探究活動や部活動などに励み、これからの変化の激しい社会にあっても、それぞれの胸に高い「志(こころざし)」を抱き、より良き未来の創造に向かって、挑戦し続けることができる逞しい生徒の育成を目指し、保護者・教職員・地域の皆様の力をお借りして本校発展のために精一杯取り組んでまいりたいと思います。

千葉県立柏中央高等学校第16代校長  山崎 寛雄
 
 

校長日記

校長日記
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2022/07/02new

校長日記No.19(静かに流れる夕刻のとき)

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期末考査前の金曜日、放課後の校舎を巡回してみました。
数学科前の廊下では先生を囲んで問題を解き、教え合う生徒たちの姿。職員室前の廊下では先生と進路相談だろうか、熱心に話す生徒の声。どちらもおなじみの光景です。
図書館は今日も自習生徒で満員御礼。
図書館を出て窓から外を見ると、夕日に映える校舎をバックに生徒のいない中庭。少し寂しそうです。
教室を覗くと机を並べて一緒に勉強している生徒たち。節電のためクーラー使用可の教室に生徒が集まっています。それにしても、静かです。

勉強の気分転換でしょうか、カメラをもって教室から生徒が一人出てきました。窓を開け夕日に映える風景を撮影し始める生徒。
「写真部かい?」「はい。ここは高くて見晴らしがよく、夕日がとっても奇麗なんです。」「いいカメラもってるね」「はい、これ写真部のものです。こんなに良いカメラを使わせてもらえるんです。ここからの風景が僕、大好きなんです。」「そうか。ごめんね邪魔して。」「いいえ」

そうか、夕日と言えば…外に出て正門へと向かった。
「さようなら…」下校して行く生徒たちを見送るようにやさしい夕日の差し込む正門の光景。思い思いに過ごした生徒たちが帰っていく。
落ち着いた校風。静かに流れる時間。心癒される私のお気に入りの風景です。
07:15 | 投票する | 投票数(4) | コメント(0)
2022/06/25

校長日記No.18(2年生授業参観 個を表現し認め合う)

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(カメラ復活しました。)
今回は、2年生の書道と美術の一コマです。
    
隷書・草書で「一字書」を書く。思い思いに漢字を選び、作品イメージをつくり、工夫しながら表現する。
「どうしてこの字を選んだの?」「集中とか集合とか、一つ一つが違った個性をもったものが集まって一つになる。そのそれぞれ違った個性と集まって一つになった姿を表現したかったんです。細いところや太いところなど、工夫してみたいです。」
イメージどおりに表現できるまで、何枚も何枚も納得いくまで書いていました。

    
こちらは、中庭から始まる美術の「セルフポートレイトをつくる」授業です。
思い思いに自分らしさを表現する自撮り写真を撮影し、ベストショットを選び、なぜこの写真を選んだのか説明を添えてスマホからチームスで投稿します。プロジェクターに一人ずつ投影された写真と理由をみんなで共有しています。このあと、ポートレイトから油絵の自画像制作に進むそうです。楽しみですね。

芸術の手法を学びながら想像力をはたらかせ自分らしさを表現する。ひとつの物差しで他と比較するのではなく、それぞれの物差しで個性を表現し、互いに認め合う。楽しく、真剣で、温かい授業を見させていただきました。
08:20 | 投票する | 投票数(4) | コメント(0)
2022/06/24

校長日記No.17(木は光、人は言葉を浴びて育つ)

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今週も授業をじっくり見させていただいております。
(カメラの不調で写真データが消えてしまったのは残念ですが)
今日は先生方が授業でおっしゃった何気ない一言で私が名言と感じた言葉の一部を紹介します。

「生物の知識は忘れても思い出せばいい。でも、国語力は一生ものです。私はそれに救われました。」(生物の先生)

「漢字、熟語は概念を表す。語彙をもつことは考える武器になる。」(国語の先生)

「自分なりに表現する。・・・結局は、自己表現。それが芸術です。」(書道の先生)

「答えは確認する前に、自分の頭で予測する。まず考えること、これ大切です。」(英語の先生)

学ばざるもの教えるべからず。初任研の先生に私が言った第一声です。
日々、真理を探究する心を持って、毎日の授業に向き合う先生方からは、おのずと名言が生まれます。こうした、知恵ある言葉を浴びて過ごすことができる、学校とはやはりいいものだと思います。日々是学び、学校って楽しい。
07:48 | 投票する | 投票数(5) | コメント(0)
2022/06/16

校長日記No.16(午前中休校時の風景)

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本日は東武線の事故の影響で、午前中臨時休校になりました。東武線が復旧し、午後は授業再開です。
今は昼、続々と来れなかった生徒が登校してきています。
さて、午後の授業再開までの間、朝から登校できた生徒たちは何をしているのかなぁ?
3年生の教室を覗くと、自学自習する生徒たちの姿。図書館に立ち寄ると、本を借りに来ている生徒もいました。その奥には、勉学に励む姿。寸暇を惜しんで学ぼうとする姿は、見ていて嬉しくなります。
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2022/06/15

校長日記No.15(読書のすすめ3 県民の日)

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校長室の前に「今日の一言」を毎日掛けてあります。毎朝、その日思いついた言葉を書くことを、5月から朝の習慣に新しく加えました。オリジナルの日もあれば、先哲や有名なアスリートなどの名言をお借りするときもあります。

深い考えもなく、なにげなく始めてしまいましたが、毎日見に来てくれる生徒がいると聞くと、やめられません。というより、頑張ろうと思います。
習慣が人格をつくる。良い習慣は続け、悪い習慣はやめる勇気が大切ですよね。
この習慣のおかげで、朝の読書する時間が長くなってきました。常に学んでいないと、アイデアが枯渇しそうで・・・。

ということで、今日は県民の日だから、「今日の一言」もお休みしようと思ったのですが、思いついてしまいました。習慣とはそうしたものです。
人は、学ぼうという気持ちがあれば、どのようなものからも、人からも、機会からも学べる。生きている限り学びたいという気持ちを持ち続けたい。
「学ぶ心に、休日なし。」です。(今日は保護者面談に来た生徒以外、ほとんど生徒は通らないのですが・・・)
12:14 | 投票する | 投票数(4) | コメント(0)
2022/06/09

校長日記No.14(ある日の授業風景と時代の変化)

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今月は、各先生方の授業をゆっくりじっくり見させていただいています。
時代の変化とともに授業の様子もすっかり変わってきていることを感じます。
「このときの主人公の心情はA・Bどっちだったのか、みんなのスマホに課題を送りましたよ。各自で回答を送信してみてください。
なるほど、4対6くらいで、Bだと思う人がやや多いですね・・・
では、なぜそう思うのか、本文の中から根拠をあげて短い文で、説明をしてください。書けたら送信してください。・・・なるほど・・・はい、こんな回答がありますね。いいですね。本文の○○を根拠としてあげていますね・・・」
かつて私が授業をしていた頃は、生徒が書いたプリントを集め、放課後に目を通し、優れた回答をコピーしプリントをつくり、印刷して次の授業で配っていたことが、瞬時にして目の前で行われています。
一斉に生徒たちが自らの考えをアウトプットした文章がプロジェクターに投影され、みんなで共有しながら学び合う。スマホやタブレット、PC、プロジェクターとスクリーンなど、必要に応じて様々なICT機器を駆使する授業風景が、これからは当たり前になるのでしょう。

上の写真は、体が空いた時間にくるくる教室を見て回ったときのものです。選択科目の少人数授業、タブレットPCやスマホを使った古典の授業、化学の授業では大スクリーンに実験結果のグラフを投影し、変化の様子を視覚的にわかりやすく説明しています。
ぷらぷら歩いて廊下から見て回るだけでもペアワーク、グループでの学び合いなどが随所に見られます。よく見ると英語の先生の教卓には小さなワイヤレススピーカーがあります。リスニング練習や、スマホのアプリで各自が発音練習、採点するなど、様々なICTの活用が見られます。

主体的・対話的で深い学びを日々の授業の中で実現し、予測困難な社会にあってもより良き社会を主体的に他者と共に創造する力を育てる。本校の教育目標の実現に向け先生方の実践と工夫、生徒たちの多様な学びが日々積み重ねられています。より良い環境で生徒の学びを支援するために、まだまだ課題はたくさんあります。限られた予算や様々な制約の中で、できることを探し続けたいと思います。
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2022/06/03

校長日記no.13(生徒総会に思う)

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本日は写真はありません。
昨日、本校の生徒たちによる生徒総会が行われました。
何より、生徒たち自身が前向きに学校のルール等について議論している姿勢が嬉しく思いました。
オンラインシステムを活用して、議論し、賛成反対の票数をリアルタイムで集計するやり方を見ていて、未来の社会への明るい希望を感じます。
民主主義について、思想家ルソーが唱えた「一般意志」。すべての市民の共通した意思の実現は、理想に過ぎないかもしれませんが、理想に近づくための条件は以前より揃ってきているのではないか、そんなことを考えさせられる生徒たちの姿でした。
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2022/05/26

校長日記No.12(コミュニケーションというパイプラインの太さと長さ)

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P.ドラッカーは「コミュニケーションというパイプラインの太さと長さの差は、共通体験の質と量」だと言っています。
今日の写真は、中間考査最終日の放課後の風景です。考査期間中、お休みしていた部活動が再開しました。グラウンドや体育館、特別教室、運動系部活動も文化系部活動も、久しぶりに再会した仲間や先輩・後輩と談笑する楽しそうな声があちらこちらから聞こえてきます。相棒の楽器のコンディションを確かめるように校内にやさしい吹奏楽部の音色が響きます。
同好の仲間の集いは、多くの生徒にとってきっと、ほっとすることのできる居場所なのではないかと思います。と同時に、学業だけではできない様々な経験を共にし豊かな人間力を磨く場でもあります。高校時代の共通体験の質と量。人生の財産をたくさん手に入れてほしいなぁ、そういえばあいつ最近は何してるのかなぁ、元気かな、そんなことを思いながら晴れた空を見上げました。
15:54 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)
2022/05/21

校長日記No.11(定期考査前の風景に思う)

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中間考査前の放課後の風景です。図書館は勉強をする生徒で満員御礼です。教室に残って自習する姿、お互いに教え合う姿もたくさん見られます。
教科準備室前では、質問に訪れる生徒と、アドバイスする先生の姿。考査前は、こうした姿がぐんと多くなります。
自分で計画を立てて実行する。予定通り進まなかった計画を修正する。自分が学んだこと、理解したこと、わかったつもりで十分理解できていなかったこと、うろ覚えだったこと、繰り返し確認してしっかり自分のものにする。敬遠しがちな苦手な科目にもしっかりと向き合う。計画性、実行力、自己調整力、聴く力、忍耐力…。
時宜を捉え目標をもって取り組むことで身につく力はたくさんあるのだと思います。生徒が学び、学び合い、成長する機会と環境をしっかりと整え、支援できる学校であり続けたいと思います。
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2022/05/18

校長日記No.10(生徒たちの活躍と支える力)

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今週に入り、生徒たちの活躍で嬉しいニュースが立て続けに入ってきました。
左上の写真は、以前ご紹介しました科学部の「いきものガイドブック」が、5月16日の読売新聞で取り上げらた記事です。「力作だ」との記者の言葉が印象的でした。さっそく、たくさんの地域の方から励ましの声をいただきました。ありがとうございました。
その右の写真は、放送部の全国大会出場に続いて、陸上競技部が関東大会出場を果たしたことを伝える垂れ幕です。いつも、こうして学校技能員の方が垂れ幕を出してくださいます。ありがとうございます。
こうした、めざましい生徒たちの活躍はやはり嬉しいです。生徒たちも自校を誇りに感じてくれると思います。と同時に周囲で支えるひとに感謝せずにはいられません。
こうした活躍の陰には、惜しくも出場を逃したけれども、共に努力した仲間や、部は違っていても同じように様々な活動に励み頑張るたくさんの生徒たち、支える顧問の先生や教職員、保護者の皆様、地域の方、たくさんの方々の存在があります。人が人を支えるかたちには、様々なかたちがあります。
 
これは、先週末に開かれた3学年保護者進路説明会です。体育館いっぱいになった保護者の来校に、関心の高さを感じました。
3学年主任が「受験は団体戦です」と話していました。みんながそれぞれの進路を切りひらく道のりを戦い抜くために、最後まで支え合える仲間であってほしいと思います。そして、その一人ひとりをご家庭で見守り支える保護者の皆様も、そっと気遣い、心労もあるかとは思いますが、みんな同じです。私もかつて受験生の親だったときは、心配しながら見守りました。みなで支え、ともに頑張りましょう。
09:24 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0)
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