お知らせ

 

 

 

校 長 挨 拶

 

 柏中央高校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 令和4年4月1日に校長として着任いたしました山崎寛雄です。どうそよろしくお願いいたします。

本校は、昭和56年(1981年)の創立以来、『初志貫徹』~ゆっくりと 一歩一歩確実に~を校訓に、44年の歴史を刻んでまいりました。柏市の中心部にありながら、側には手賀沼につながる大堀川が流れ、春には満開の桜並木が並ぶ遊歩道を有し、多くの動植物が集う自然豊かな環境に恵まれた学校です。豊かな自然とゆったりとした空気が流れる本校は、落ち着いた校風を伝統とし、現在まで14,784名の卒業生を輩出しています。その間、松ヶ崎・高田地域をはじめとする地域の皆様に支えられ、着実に歩みを進めてきた学校です。
 本校科学部が調査・編集した『松ヶ崎・大堀川の「いきものガイド」』の冊子はおかげ様で、地域の自治体の皆様のご協力により多くの地域住民の皆様へ届けることができました。また、本校放送部作成の地域防犯パトロールの呼びかけもおなじみとなりました。これからも、地域のよき「お兄さん、お姉さん」として親しまれ、貢献できるよう努めてまいりたいと思います。

 本校は開校以来の校訓『初志貫徹』のもと、「文武不岐」の教育理念を受け継ぎながら、学習はもちろん、探究活動や部活動などに励み、これからの変化の激しい社会にあっても、それぞれの胸に高い「志(こころざし)」を抱き、より良き未来の創造に向かって、挑戦し続けることができる逞しい生徒の育成を目標にひたむきさを強みとする生徒たちと共に日々その歩みを進めております。今年度からコミュニティ・スクールとして新たに学校運営協議会を設置し、学校運営協議会制度の機能を活かした「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて、保護者・地域の皆様、関係者各位の力をお借りして教職員一同、本校発展のために精一杯取り組んでまいります。

令和5年度 一学期始業式講話.pdf   令和5年度第43回入学式式辞.pdf   令和5年度一学期終業式講話.pdf   令和5年度 二学期始業式講話.pdf   令和5年度二学期終業式講話.pdf 令和5年度三学期始業式講話.pdf 令和5年度 第41回卒業式式辞.pdf   令和5年度 三学期終業式講話.pdf 

令和6年度 一学期始業式講話.pdf 令和6年度第44回入学式式辞.pdf   令和6年度一学期終業式講話.pdf     令和6年度 二学期始業式講話.pdf 令和6年度 二学期終業式講話.pdf 令和6年度 三学期始業式講話.pdf 令和6年度 第42回卒業式式辞.pdf 令和6年度 三学期終業式講話.pdf

令和7年度 一学期始業式講話.pdf  令和7年度 第45回入学式式辞.pdf

校長日記

校長日記

校長日記R7 No.3.(すべての授業で探究力を育む)

   

今年度の重点目標の一つが「夢中になって探究する学び」の創造です。6月の授業観察を通じて見られた生徒の授業風景です。どの教科も、どの授業を見ても、そこには生徒が考え、調べ、教え合い、意見を出し合い、表現すると言った姿が見られます。 全ての授業を通じて探究心と探究力を育む。今年度のチャレンジです。

 

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校長日記R7 No.2(昇降口と中庭)心の種をまく

     

毎朝、打ち合わせが終わると生徒に朝のあいさつをしに生徒昇降口に向かいます。先日、昇降口に立つと、生徒たちの笑顔と一緒になんとも言えない心地よい香りがしました。振り向くとそこには花壇の花。4年前から本校の正門には流山高等学園の生徒さんたちがお花を植栽しに来てくれています。昨年から、昇降口の花壇にもお花を植えていただくことにしました。その花から少し甘くてすがすがしい香りがしています。中庭の花壇にも同校の生徒さんたちが心をこめて育ててくださっているお花を植えさせていただいています。

事務室横には技能員さんたちが整備してくれた花壇にチューリップが満開です。中庭のツツジがきれいに昼休みに憩う生徒たちをぐるっと取り囲んでいます。雑草を抜いたり掃除したりしてくださっている技能員さんたちのおかげで素敵な中庭が保たれています。昨年度の文化祭でPTAの方たちによるバザーの売り上げで中庭には新たなベンチが設置されました。皆さん、本当にありがとうございます。

朝来ると、毎朝花壇に水をあげている事務長先生の姿を見かけます。授業中の巡回をすると、電球を交換したり、タイルを張り替えたりして校舎を整備してくれている技能員さんや清掃してくれている業者の方に会います。

皆さんが、生徒たちが安心して気持ちよく学べる環境をつくるために協力してくれています。素敵な花を香りと共に、こみ上げる感謝の気持ちに包まれて、今日も生徒たちの元気に学ぶ姿を見守りたいと思います。(よい言葉は心の栄養。今日から、校長室前のホワイトボードの今日のひとことを昇降口にも書かせていただきました。)

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校長日記R7 No.1(麗らかに、凛として)

     

4月10日新入生はオリエンテーションの時間です。担任の先生に先導されて校舎内を歩く新入生たち、すれ違うと元気に挨拶をしてくれます。図書館では本探しゲームをしながら図書館オリエンテーションが行われていました。教室の窓から外を眺めると、うららかな春の日差しの中に凛として咲き誇る大堀川沿いや校舎の桜が見えます。よく見ると、桜並木の間を散策する生徒たちの姿もあります。図書館前のロータリーには、そんな生徒たちを今日もそっと見守る「青春の詩」像が温かい日差しを浴びて凛として立っています。生徒たちの成長が楽しみです。

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校長日記R6 No.15(生徒が主語)

    

昨日の6時間目LHR、3年生が卒業式で歌う歌の練習をしていました。前半は各パートに分かれて練習、後半は体育館に全員が集まって練習。指揮も伴奏も生徒たちが行っています。自分たちでTeams等を活用してみんなで「歌いたい曲」を決め、練習の支援も生徒たち自身で行っています。

先生方が見守る中、「生徒が主語の学校」づくりは着実に実を結んでいると感じる光景です。

一般受験組も年内受験組も心をひとつにしてしめくくりの卒業を目指して頑張っています。

3月の卒業式、心のこもった歌声を聴かせてもらえるのが楽しみです。

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校長日記R6 No.14 (放課後)

        

 いっきに寒くなったこの頃、出張の多かった今月、久しぶりに放課後の校内を歩いていると、思い思いの時間を過ごす生徒たちの姿がありました。華道部ではお花の先生に教えてもらう生徒たち(「ずいぶん部員が増えましたね」…「男子もいるんですよ。」)。お隣の生物室では科学部員たちが黙々と研究中(「科学部は今日は部員が少ない?」「奥にもいます。1・2年生合わせるとこのくらいです。」)廊下で両顧問の先生と短い会話を交わして、体育館へ。

奥では男・女バレーボール部がスパイクを打ってます。手前は男・女バドミントン部がスマッシュ。体育館は所狭しとばかり生徒たちが躍動します。廊下からも元気な挨拶が来ます。

教室棟に行くと、受験勉強する姿。図書館でも勉強をする姿。生徒会室にも明かりがともり、何やら顧問の先生と生徒の声が聞こえてきます。

文武不岐。寒さを吹き飛ばすように学校は生徒たちの熱気であったかいです。

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校長日記R6 Mo.13(研鑽と成長)

   

先週の初任教諭と3年目教諭の研究授業です。初任教諭は、1年生の英語コミュニケーションで「英語以外で学びたい外国の言語は?」をテーマにオールイングリッシュで班別協議から発表授業です。自分の学びたい言語とその理由を考えるために、思い思いに調べて、自分の考えを英文で書きます。そして班になって共有。互いの意見を聞き、班の代表を選出し、発表「We chose~・・・・・」。研究授業のあとは振り返り。4技能をバランスよく取り入れてよく考えられた授業デザインでした。声のトーン、表情、目標の示し方など更なる向上に向けて改善点もしっかり話し合いました。

3年目教諭は、2年生の公共です。本時のテーマは「労働者の権利」です。身近な話題で問いを提示して考えさせながら憲法、法律について具体的条文と照らし合わせて学んでいきます。これって法的にはどう判断する? 判例を紹介しながら考えさせます。写真は、最後の問いに対して生徒が法的判断のYes、NoをFormsで回答したところです。賛否がリアルタイムでグラフ化されていきます。Yes、Noが分かれる問題ですが、圧倒多数がNo! 「実は、Noとは言い切れません」「え?」 多数意見が必ずしも正解ではない、奥深さを実感させて終了。本校初任から3年目、着実な成長を感じさせる見事なエンディングでした。

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校長日記R6 No.12(学びのかたち)

     

急に涼しくなりました。ついこの間まではクーラーをつけてドアをしめ切っている教室が多かったのに、圧倒的に教室の前後のドアが開いているクラスが多くなりました。おかげ様で生徒の様子がより直接的に空気とともに肌感覚で伝わってきます。写真は今日の3時間目をぐるりと見て回りました。面白いようにそれぞれの授業のスタイルがすべて違っています。机の並び方一つでも、すべて違います。2人で向き合って机を合わせて学んでいる授業、4,5人のグループで机を並べている授業、立ってペアワーク、横に2人で机を並べて何かを調べているクラス、一人ずつ各自でスマホで何かを発信している授業。主体的・対話的で深い学び、個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実をめざして授業が工夫されれば、こうして様々な形に現れる。同じ先生の授業でも日によって、あるいは一時間の授業の中でも、時と内容、目的に応じて、学びのスタイルは変わる。勉学の秋、柏中央は学びの進化と深化をめざして生徒も教師も頑張っています。

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校長日記R6 No.11(それぞれの秋)

     

9月も下旬になって、やっと、そうやっと秋めいた風を感じるようになりました。読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋…。写真は昨日の放課後と今日の廊下から見た風景です。放課後、コンピュータ部員が集中して何かを制作中です。廊下では個人練習?か、吹奏楽部員たちも集中しています。廊下の窓からは、書道部や放送部の部員たちの熱心な活動も見えます。今朝も涼しい風が廊下に吹いています。図書館前を通ると、リニューアルされたショウケースに沖縄関連の本が多数、もうすぐ修学旅行ですね。入り口付近には新着本たちがきれいに並び、華道部の花が並びます。そのまま、体育館に向かうと、大きな掛け声、「せーの!」大縄跳び。明後日に控えた体育祭の練習です。それぞれの秋、夢中になれる学び舎を目指して今日もみな励んでいます。

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校長日記R6 No.10(今年も、来てくれました。ありがとう)

     

今年も、7月25日にアメリカのトーランス市から青年たちがやって来ました。本校の生徒とともにコンビニへ昼食を買いに行き一緒に食事したり、和太鼓体験、柏踊り、書道体験、弓道体験などをして日本の文化に触れてもらいました。

こうした、交流が本校の生徒にとっても海外に目を向け、世界に飛び出して行こうという積極性を与えてくれるきっかけとなっています。私から留学生たちに送ったひとことは、

海の向こうでも同じ太陽が輝いている

The same sun is shining on the other side of the sea.

海を越え、国境を越えた友情は、平和への絆となってくれると思います。

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校長日記R6 No.9(この夏も、自律、挑戦、共創へ向けて)

 

もうすぐ夏休みです。校内を歩くと、いたるところに生徒が作成した今年度の文化祭ポスター(写真左)が貼られています。テーマはTime Is Memory~この一瞬を青春に~。

先週、柏市・トーランス市交換青少年歓送迎会に参加させていただきました。写真右は柏市を代表してアメリカ・トーランス市に出発する青少年たちのうち本校から参加する生徒たちです。

夏季休業中も、生徒たちの挑戦は続きます。柏中央生全員のそれぞれの夏を心から応援します。

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