千葉県立柏高等学校進学指導重点校・SSH(4期申請中)

 

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    2018/07/23

    SSHアメリカ研修2018① 本番です。現地初日

    | by 校長
     アメリカ研修報告①  7/23 日本・USA 1日目
     SSH海外派遣研修で、USA、ウィスコンシン州WI、メクォン市Mequon、のコンコルディア大学ウィスコンシン校Concordia University Wisconsin CUWに来ています。帰国後の追記が多いのですが報告①です。
     期間は日本の7/23~8/1、生徒は理数科男子16女子8、普通科男子4女子1の29人、引率は教頭(団長・地学)、2年理数科担任(英語・SSH部・女性)、1年普通科担任(生物・教務部・私)です。海外研修は校内の係と別に生物室職員担当です(参加希望生徒は注意してください。)が、今回、英語の研修はSSH部の英語の先生が進めてくれました。一人でも、前年の事前研修からSSH部職員が指導に加わった意義は大きいと思います。一方、生物の教員二人が普通科担任で教務と生徒会の係で、肝腎な科学の事前研修は例年の半分程度です。一昨年から集金や空港での出欠確認、事前研修の講師手配等をしてくれた教頭は、事情により今年も事前研修に参加できず、英語が関わる指導等は難しいため、行事の時刻記録、班長会議、生徒の撮影、日本への連絡の担当です。英語の先生でも事前研修の指導経験者以外、指導経験者はない程で、難しいのも無理からぬ話です。一方、事前研修の重要性と本校の海外研修の水準の高さが判ります。指導できる教員による海外研修に参加しない生徒への波及効果もあります。とは言え、理科の指導に当たる教員は、例年の半分、地学をテーマにした班を含め3班ほど、ほぼ活動できていない班もあり、Group workと野外活動が苦手な班に入った普通科の生徒には余分な苦労をかけることにもなりました。また前年度中の班決めがなく、CUWとの事前連絡も不十分だったこと等、準備不足もありますが、参加希望者募集時には、前年に欠けていた事前研修や部活動との関係も説明し、生徒の研修内容の理解度は昨年より高く、積極的に研修する意欲のある生徒が多く、成果が期待できます。英語が母国語の生徒1人、USA育ちの生徒1人もいます。反省点も隠さず書いた方が良いとのことですので、ご了承ください。
     さて、
    7/23(月)ー日本時間。初日。当然ですが、遅刻者等のトラブルもなく、15時には全員成田空港に集合、余裕をもって搭乗手続きを終え、17時10分のANAでUSAシカゴオヘア空港ORDに向け出発しました。SSHとあまり関係のないことも書いておきます。
    下左.早く着いたら展望デッキに上がるのも一案、ただし、炎天下~。
                     中.ON TIMEの文字に一安心。  右.集合時間前、夏休みのためか、少し混雑。
      
    下左.乗機B777-300。後方にシェブロンノズルが特徴のB787。
     中.最初の機内食で配られる水は、到着後用にとっておくと安心。右.前教頭先生推奨の煎餅、鼓膜の内外の気圧差解消には有効。
      
     ORD着陸から、CUWまで水を買う機会がないかも知れません。搭乗手続き後に買った飲料は機内に持ち込めます。最初の機内食後にもらえる水のどちらかはとっておきましょう。
    下左.機内食では、和食/洋食を選べます。ディナーには生徒が喜ぶ高級アイスのデザートがつきます。
      
    上中.大圏航路よりだいぶ南を飛びました。
     右.プレゼン準備や勉強をする生徒!意識の高い生徒が他を引き上げる効果。
     私は通路に挟まれた教員席の真ん中で、生徒への対応は、ほかのお二人にお任せしました。
     国際線の座席は、特に女子生徒にとって座面が高く、足のむくみやエコノミークラス症候群の誘因になりかねないので、注意が必要です。難しいかも知れませんが、台か敷物があると良いでしょう。座席の形状改善も、課題研究の対象になるかも知れません。
     機内は肌寒いくらいで、席に毛布もありますが、上に羽織る長袖を用意しましょう。涼しさ、食事、睡眠等、海外研修に登山経験は役立ちます。
     国際線には、各席にモニター画面があり、新作映画等のコンテンツが選べます。現在位置を知ることもできます。ヘッドホンを掛けたままの耳の蒸れにも注意しましょう。英語の勉強を兼ねて映画、リラックス、現在位置の確認、勉強、時間を有効に使う生徒が多かったようです。音楽を聴きながら、地図を見ることもできますが、ジブリ・リラクゼーションを選んだら、「君をのせて」の次が「さんぽ」、後の方に「ポニョ」、睡眠には今一つでした。「運命」の冒頭の演奏の違いも気にせずに。海外研修の往復で計8回の乗機中、自分の席のヘッドホンの故障が2回ありました。国内線では、2014年頃までは伝声管方式のイヤホンが使われていて、音質は少し劣るものの、ほとんど故障しないという長所もありました。
         
    上左.ランチ、短粒米にしばらく会えないのと、体調を考え機内食を選びましょう。ANAのサイトで事前確認もできます。何も見る物がないなら、往路は睡眠を。
     上中右、垣間見た大陸の景色。後に調べたところ、中央やや下辺りの湖が、Willow Lake その上、写りの悪い湖が、Mud Lake、近くの町が、Willow Lake City, Clark County, South Dakotaのようです。写真とともに位置・高度・時刻の記録をとっておくと、場所の特定も可能です。
     ランチ後、しばらくして午後のORDに着陸、でも、機のドアが開くまで20分を要しました。今回も生徒に言われて気づきましたが、7/23の15時頃、成田の集合時間でした。ここからLocal timeです。
     降機後、再入国者以外は時間短縮にならないのに初入国者も並ぶように指示されるAPC(旅券の自動審査)の列に約1時間、入国審査の列に約1時間、計2時間後全員が入国しました。再入国の私はAPCの後、すぐに審査、みんなより約40分早く入国、全員の荷物確認、ヒゲソリ、歯磨き、その辺りの人と雑談をして待ちました。英語の先生は姓が変わりAPCの恩恵はありませんでした。全員脱出後、Schmitz博士の出迎えを受け、バスでCUWに向かいました。
    下左.ORDのすぐ外のウサギ。  右.一昨年の宿、現Best Western at O'Hare Rosemontと食事をした手前の建物。
     一昨年の生徒にとっては懐かしい場所。
     USAではWiFi先進国、バスでも使えます。滞在中、スマートフォンは機内モードで通話以外のだいたいの機能が使えます。
    下左.二階建て旅客列車、かつての鉄道王国の残照? Des Plaines 駅東。
     中.海外研修のミニ課題研究、地域の変遷で小金牧の紹介をしても良いでしょう。294号線西、公園前。
      右.途中、昨年も立寄った94号線のLake Forest Oasis Travel Plaza, ILのフードコートで各自夕食。
        私は前から気になっていたタコベルにしました。
      
     食事の時、Schmitz博士には挨拶・自己紹介等、教頭が話す必要があり、話しかけるのは遠慮しました。
     大部分の生徒は初の海外、初の買い物、初の食事。そう言えば、この日一日ジャージで過ごした猛者の女子も。二つの県と二つの国際空港と二つの州をジャージで抜けた訳です。フードコートの内部はGoogle Street Viewでも見られます。
    下左.地元の会社の大型自動二輪車の展示。中.USAでマッサージチェア、日本固有の物ではないようです。
      
    上右.有名な遊園地(下右、帰路、反対車線から撮影)の傍らを過ぎ、
    下左.Milwaukeeが見え 中.Milwaukeeを過ぎる頃、日没。右の光はMiller Park、照明は試合があるから?
      右.樹のシルエットで熱帯雨林の夕日みたいな画像に。
       
     以前、現地のバイオームは針葉樹林と夏緑樹林が混じったものと書きましたが、よく見ると針葉樹林には人工林か人工林が元の二次林も多いようです。確認したいものです。なお、私は主に好奇心のためバスの中では一睡もしてませんし、英語の先生も約7割、生徒の半分も半分は起きていたので、「校長日誌」を一部訂正します。英語の先生にバスでいつ寝ているのか聞かれましたが「寝ません」が答です。一昨年、自分のクラスが主だった時は、起きている生徒も多く、Milwaukeeが見えた時、起こさないと後で苦情が出るようなクラスでしたので、生徒も起こしました。年々、特に男子生徒の野外活動向けの体力・集中力が落ちているように感じますが、まず、引率者が、興味・関心を持つのが筋かも知れません。
    下左.WIに入りもうすぐCUW到着‥‥の前にスーパーで夜食等を買い込み、
     右.地元?の広大なスーパーMetro、食料品が充実、ただ、一昨年はあったChicagoの有名なコーヒー豆が消え残念。
     Intelligentsia coffee が消えていました。
     CUWのConcordia Center for Environmental Stewardship CCES環境保全センターに着きました。
     Stewardshipは受託管理・保全のような意味がありconsevation 保全と似ていますが、キリスト教の用語でもあり、CUWで用いているのでしょう。昔、責任をもって乗客の面倒を見る客室乗務員の名称にも使われていました。
     Schmitz博士はCCESの新所長です。アメリカ人にしては無口な方かと思います。CCES前では、ずっとお世話になっているDr. Uvidelio Castillo、Uvi先生をはじめ、主だったスタッフが出迎えてくれました。CCESで説明を聞いた後、Dormitory寮で部屋の割り当て、鍵を受取り、38時間あった長い初日が終わりました。寮はいつもの今年築4年、最新のChemnitzですが、初めて1階の部屋になりました。TAは専ら寮をDormと言っていました。定かではありませんが、この時、以前にもお世話になったKellie Windsor さんにお会いしたような記憶があります。kellie windsor cuw cces kashiwa で検索してみてください。
     初日にやるべき大事なことは、早く寝ることです。22時頃には、教頭が班長を集めて連絡、生徒は就寝となりました。一昨年は午前2時頃まで、本校のHPの記事掲載や写真の送信等を行っていましたが、今年は、教頭が画像を日本に送ってくれたので、0時頃には寝ることができたと思います。
    08:34