千葉県立柏高等学校進学指導重点校・SSH(4期申請中)

 

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    2018/06/15

    海外派遣研修の事前学習指導ー筑波

    | by 校長
     筑波大学・産業技術総合研究所(産総研・AIST)サイエンススクエアつくばの見学報告です。
     6/15(金)県民の日を利用して、海外派遣研修の事前学習の一環としてつくば市へ見学に行って来ました。参加は海外研修参加生徒29名とバスの空きによるこの研修のみの参加生徒2名、引率は、
    本研修担当の化学、教頭(地学)、英語(2年理数科担任SSH部)の各先生と私(生物・1年普通科担任・教務部)の計4名、後3人が海外研修引率予定です。
     集合は北柏駅前8:00でしたが、何人かの生徒は、早めに来て、Group workのための観察・記録をしていました。海外研修に向け、手賀沼の水環境をテーマに班ごとに行う短期の課題研究がGroup workで、現地で英語のPresentation発表を行います。時間前の生徒の取組は
    海外研修参加希望者募集時の説明をきちんと行ったことも大きいと思います。
     予定時刻に、バスからの観察・記録の練習を兼ね、バスでつくば市へ向かいました。写真の画素数は1/625に減らしてあります。(25×25=400+100+100+25で5の4乗は暗算できます。)
    下左.時間前にLichenの観察・記録をする生徒、幹の表面は一面の地衣類。
     中.手賀沼の周囲には照葉樹林から成る斜面林が多く残りますが、
      
    上右.植林の名残のスギ・ヒノキのほか、Invasive speciesと化したモウソウチクの侵入が見られる場所も増えています。
    下左.かつて水田に必ず見られた積み上げた稲わらも珍しくなりました。地方により積み方が違う(っていた)そうです。
     茨城県に入り、少し行くと右に飲料の工場があります。Milwaukeeは同じ飲み物で有名で、似た形の工場が見られます。見事な運転で予定時刻に筑波大に到着、客員研究員の楠田恵美先生に出迎えていただき、まず、内海真生先生から、全地球に関わるエネルギー問題、吉田昌樹先生から、水・エネルギー・環境に関わる藻類バイオマスの講義を聴講しました。また、筑波大学の生命科学系長の松本宏先生からわざわざご挨拶をいただいただきました。
                中.ここ4年で最強の雨の中利根川を通過。右.スライドの一部はこの日のためのもの。
      

     いただいた『モイーナ』については『校長日誌』をご覧ください。
    一部は県柏のためのもの     パンフレットと「モイーナ」   
    大学で、今は昔の光景。
       

    次に、藻類プラントに移動、施設の見学をしましたが、内は撮影禁止の所もあり、外は大雨で元々撮った写真は僅かです。
    下左.プラント説明用パネルの前で。中.
    卒業生      右.海底の熱水噴出孔のブラックスモーカーが作ったチムニー。
       

     プラント見学後、筑波大に戻り、学食で昼食をとりました。短い時間でしたが、学食の雰囲気は感じられたと思います。
     ここで、この春の卒業生に会いびっくり。研修のことを高校の時の部活の後輩から聞いて来てくれたそうです。
    普通科で課題研究選択、理系クラスから筑波大の生物系に進学、受験前にはほぼ毎朝生物室に来ていましたが、本校在籍中、AIG高校生外交官に全国の名だたる高校900人以上の応募者から選ばれた40人の1人で、英語のほかも話せ指導なしでも合格したと思います。来てくれたことは旧担任兼部活顧問の先生に後日報告しました。毎年、東大合格者を二桁出している高校は40校以上あると思います。
     昼食後は、産総研に移動、地質標本館を先に見学しました。
    下左.有名なニッポニテス、さすが、学名は記載者の書体に至るまで完璧。
       

                    顕微鏡             未分化のiPS細胞の永久プレパラート。
     最後に同じ敷地内のサイエンススクエアの見学をしました。
    農業に多大な影響を与えた触媒。 新たに加わった地震資料を見る生徒。     
       

    上右.説明には腎臓とありましたが、誘導培養されたおそらくマルピーギ(腎)小体のボーマン囊。

       

    上左.電光掲示板によると、気温は20℃弱。本番のCUWの学生寮の室内の気温とほぼ同じ。
     中.周囲にはイチョウGinkgo biloba、メタセコイア(アケボノスギ)Metasequoia glyptostroboides、ヒマラヤスギが植えられています。 ヒマラヤスギはスギCedarと言ってもマツ科の植物で、ひまらやすぎぼっくりも見られました。
     右.取手市街北、右に穀物を扱う工場に共通する形状の構造物。
    車窓からの観察は私にもできるので簡単なものかと思っていましたが、担当科目の違いでしょう、化学の先生には撮影の意図が撮影可能な数秒の間には見えなかったようです。
     天気には恵まれませんでしたが、大渋滞にもあわず、予定通り、17時前に北柏駅前で解散しました。
     
     この時のようすが、筑波大学 生命環境系リサーチユニット2018年6月18日「千葉県立柏高等学校の見学会を実施しました。」として写真入りで紹介されています。

    08:26