千葉県立柏高等学校  千葉県教育委員会指定 進学指導重点校
 
 

SSH関連 2018年度

SSH関連 >> 記事詳細

2018/07/27

SSHアメリカ研修報告④ 現地5日目 Devil's Lake

| by 職員
7/27 Devil's Lake へ
 例によって、6時には観察へ。行事の関係でFransisco君の都合がつかず、英語の先生は誰もいないので戸惑ったとのことです。生物の教員にとっては、誰もいなければ1人で行くのが当たり前なので、気づかずに森の中を歩いている頃でした。不安にさせて申し訳なかったと思います。私が一人でUSAの街に置いてかれるようなものでしょう。
 
朝、Wrenかと思った鳴き声の主は..
  
この日は、デヴィルズ湖へ向かいました。出発が早いので朝食はバス内で。容器はジャムとリンゴジュース。
Kettle moraineを越え、遠くに見えるのはDrumlin?ただのMoraine??、手前はHay!
 公園到着後、学習センターへ。湖が氷河堆石のダムによってできたという説明もちゃんとあります。
新しい建物に古い貴重な展示品が。
  
一帯は先住民の聖地でしたが、白人宣教師によってDevilのレッテルを貼られたそうです。
左.湖面の高さにはないマツのわきで。
 この時、一緒に撮ってくれた写真を大学側もアップしてくれていて、CUW CCESで画像検索すると見つかります。5人中最年長の私の脚を長く写してくれて感謝しています。
 手持ちの高度計によると最大で100mほど登ったようです。もっと先まで行きたいという私の気分を察したのか、TAのMike sanからは湖をぐるっと回る楽なコースがあると聞きました。今年は以前の「柏高校」Tシャツではなく青のSgei-Tシャツですが、サイズは日本と同じに考えて大丈夫です。


お昼は、湖岸へ戻り、ラップサンドとスイカなど。
  
旧ウィスコンシン川の河道から。山の間に湖を作ったMoraine、その向こう側が湖。なお、本校の理数科は3年次で地学の授業が選択できない形ですが、今年は生徒の地学に対する興味が特に高くなく、この形は本校の生徒の需要に会っています。現地でも教頭による地学の指導は特になかったと思います。
 帰路、WIの州都CapitalのMadison市の州議会議事堂Capitolに寄りました。Ethan Huntという架空の人物はMadison出身という設定ですが、関係する物品は見ませんでした。渋沢栄一については昨年の記事をご覧ください。WIは「大草原の小さな家」の出発地でもあります。
集合写真の後、初の州議会議事堂へ。ドームの中。建築系志望の生徒にとって興味深い見学場所。会議室や議場も見せてもらいました。
  
階段の化石。左に日本を象徴する女神?
 建築のほか、石材の点でも興味ある見学でした。この日は氷河地形、地質、USA各地の石材、化石、後述の天体と地学関係の研修も多い日でした。ただ社会見学的な要素が多めだったので来年に向けSSHの趣旨に従い調整するはずです。
議事堂内のBubblerの水は飲めました。Madison市は学園都市でもあり、University of Wisconsin-MadisonはLimnologyの分野でも有名なようです。
 帰途、Milwaukee近くを通過、ただの通過なので、可動橋が開くところが見られなかったのは少し残念です。同地の野球チームはBrewers=醸造家、球場はビール会社の名前がついています。WIの名産品はビール、チーズ、ソーセージです。
 WIでの飲酒は21歳から、その上、CUW内は禁酒です。各大学内での犯罪が載っているサイトにCUWがあり、ドキッとしましたが、年間、数件の犯罪のうち、過半数は飲酒でした。CUWの治安の良さがよくわかります。
下左.そのMiller park、試合がないのでしょう、照明は点灯していません。建設は日本企業とのことです。
  
                 ビール工場、穀物等を扱う独特の形状。学食の飯なし夕飯。メニューに少し多様性が…。
 食後、ESLの一環のRecreationとして、湖岸でのLunar eclipse月食の観察を兼ねキャンプファイアーを行い、この日の日程を終了しました。Recreationと時間配分等については、来年はより良くなるはずです。
月食                               輝きが戻る。
  言うまでもなく‥。
 この「言うまでもなく湖です」等のフレーズは昨年2017の吹部部長が発信元です。
10:14