千葉県立柏高等学校進学指導重点校・SSH(4期申請中)

 

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    2018/07/24

    SSHアメリカ研修報告② 現地2・3日目 実習開始

    | by 職員
    アメリカ研修報告② 現地7/24・25
    7/242日目です。
     個人的に4時過ぎ起床、洗顔等のほか朝食後の行事の準備も済ませ、外に出ました。
     7月下旬は夏時間のため実質4時の5時は真っ暗、5時半頃、東の空が白み始めます。黎明の写真を日本の保護者の方に送信したら、連絡は教頭を含む引率教員・保護者間で共有オープンになっているため、約30の断続的な返信があり、英語の先生を5時頃に起こしてしまい、後で怒られました。
     6時、外に出て来た生徒もいて、すっかり明るくなる頃には、数百メートル離れたハイウェイを走る車の音が、絶え間なく響くようになります。エンジン音ではなく、タイヤがコンクリート舗装を間断なく打つ高い音です。日本でも雪国では、アスファルトではなくコンクリート舗装の道路が多いと思います。
    下左.ミシガン湖の黎明。海ではありません、湖です。中.初めての食事、7時に寮のロビーに集合、学食(カフェエリア)へ。
     右.朝食の基本は、それぞれ小麦粉、イモ、肉を原料とした炒め/揚げ物とスクランブルエッグ、つまり、油料理4種盛り。
                   
     イモは1回だけサツマイモであとはジャガイモでした。フレンチトーストもしっかり揚げてありました。ほかに、おいしそうだけど私の許容量を超える甘いケーキもあります。いずれも、おかわり自由です。ヨーグルトに見えたのは生クリームでした。リンゴジュースと缶詰果物でビタミン補給を心がけましたが、脂・糖分・塩分過剰です。
    下左.飲み物はいろいろ、これは炭酸系、ほかに果汁系も。MUGはRootbeer、日本では見ない銘柄です。
     割り箸出現。
     Rootbeerを知らずして、沖縄修学旅行の引率は務まりません。銘柄によって味がだいぶ違います。Uvi先生は、薬みたいで好きじゃないそうです。元々はリコリス(甘草)という血圧をあげる作用がある薬草入っていたそうです。
     WI、特にCUWの水道水は飲めます。水飲み機にはフィルターがついているようでさらに安心です。英語の方言、WIで水飲み機をBubblerと言う話、事前にMichii先生にも聞いたりしたのに、今回、現地での確認を忘れました。が、かわりに英語が母国語の生徒が聞いておいてくれました。ほかにcrayfish/crawfishやsoda/popやcromosomeの発音の違い等もあるようです。方言をdialectということは昨年英語の先生に教わりました。さて、研修開始です。
    開講式、現地高校生1人と多数のTAの皆さん。
      Presentation
     開講式と顔見知りになるためのESL(ELI 英語講座)の後   日本でのGroup workのPresentationを行いました。
     英語の本場での発表とあって緊張しながらも、日本で練習を見たときより、多くの班で良くなっていました。逆に、注意点としては、日本での練習を疎かにすると、英語でダメ出し、「英語+内容」で日本の2倍鋭い指摘をくらいます。前年度からの正式な海外研修の担当と事前学習から指導に加わる理科2人の引率者が必要です。
     プレゼンが終わってやれやれというところで再び英語講座になりました。
    合間にミシガン湖畔へ。言うまでもなく湖です。
     午後は魚類・無脊椎動物・水生植物・鳥類・水質等のグループに分かれ、各説明を聞いた後、野外実習です。
     翌7/25 3日目は午前午後とも野外実習が主でしたので、一緒に紹介します。ただ、私が指導に加わった研修も同行しなかった研修も写真は少ないことはご容赦ください。
     川の実習場所は今年から場所が変わり、安全確認も必要な場所のため、私は水生植物班について川へ行きました。川ではほかに魚類・無脊椎動物・水質の調査も行いました。場所については、私立校での事故多発のためか、安全性がよく配慮され、安心して実習できる場所という印象を受けました。川底に(強羅や野口五郎岳の語源という)ゴロゴロした石が多い点への注意も受け、水量の関係で泥の多い所は避けてくれたとのことでした。川の班の帰着は最後でした。
     探鳥の専門家が指導してくれた鳥の班に同行した教頭の話では、見られたのはブルー何とかだけとのことでした。
    下左から、比色による水質検査   Dr.Schmitz左手にlampreyの干物  川               
      
     本格的なLimnologyではForel Uleフォーレル・ウーレの比色計を使います。
     場所は、Goeden county park で、インターネットのMequon近辺の地図で検索できると思います。
     Goedenはドイツの人名由来でシュミッツ博士は確かゲーデン、地元の高校生はゴーデンと言ってました。ゴールデンはただの間違いです。USAにも難読地名があるのも面白いと思います。同じく大手スーパーのMeijier(ロゴはmeijer)は明治屋ではなくマイヤーです。
    下左.Wadersを積み、川へ。   中.Wadersをはいて川へ。   右.川で。
      
    左.Joe先生と。        中.今回水中カメラを導入。   右.でも、水中はこんなもの。安心して撮影は可能。
      
    左中右.意外と陸上の生物に威力を発揮。             ヒメコンドルが飛んでいる。
      
    左・中.3年前は青いCrayfishがいたのに。今年は錆色ばかり。    右.納得の構造。
      
    下左.大豆畑。光はただの反射、なぜか撮影時に気づかず。郵便受けを見て英語圏出身の生徒は懐かしいと言ってました。
    中.畑と牧場。かつて、水質に影響も。右.透視度計手賀沼と比べ・・?
      
     透視度計で、透視度clarityを測ります。で使う透視度計でも1.5mのものがありました。手賀沼では0.3mくらいの透視度計でも測れます。ところで、水深より透明度transparencyが高い湖では透明度はどうするのでしょう? 答えは測れない、です。だから、透視度だけを測ります。船がないと透明度が測れないこともあります。
     夕食後、各班とも現地でのプロジェクトワークにとりかかったと思います。
    下左.水際まで木々が迫る、護岸工事の進んだ日本ではあまり見ない光景です。
      捕獲。
                     アメリカザリガニProcambarus clarkiiはいません。
     ザリガニは、crayfish、crawfishの主に二通りの方言がありますが、WIは前者、ILは後者が多いようです。
     翌7/25、6時、野鳥班が探鳥に励んでいる頃、リスの撮影に成功、キツツキの撮影に失敗。
    朝食後、CCESに行くと、各テーブルにテープとパスタが…。
     いかにマシュマロを高く掲げるかの挑戦の材料でした。
     作業はすべて英語、幅広い学年に対応でき、いかに計画し共同して作業を進めるかが鍵になる、科学的な優れた内容でした。結果は、いわゆるダイヤモンド構造ではなく、三角柱を採用した班の優勝となりました 。
     この後、ESLでは前置詞や英文を読んでの会話に取り組みました。
    下左.図書館の紋章か、ラテン語でTimor Domini principium sapientiaeとあります。学名とニュートンの著書から、Principium Sapientiae は智の原理、Dominiは主、と推定しました。Timorは後で調べたら、おそれの意味だそうです。主をおそれるは智の基なり、と言ったところでしょうか?  検索すると譜面も出てくるので、聖書の言葉かも知れません。Biblia Sacra は聖書です。
     夕食は少し豪華に。昼からはアイス食べ放題です。
    10:50