千葉県立柏高等学校進学指導重点校・SSH(4期申請中)

 

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    2018/05/22

    風力発電・太陽光発電見学報告

    | by 校長

     風力発電・太陽光発電の見学に行ってきました。生物分科会ビオトープ研究班の研修でSSHの行事ではありませんが、課題研究や海外派遣研修に参考になる点が多く、紹介します。見学はビオトープ研究班の中心の方々の立案企画実施で、私は行っただけです。(1年普通科担任・教務部)

     5月22日(火)中間考査初日各発電所を見学してきました。

    まず、茨城県神栖市の風力発電所で、会社幹部の方から説明いただきました。

      

    図左.発電機の「ナセル」までの高さが60m、「ブレード」1枚の長さが40mということで、てっぺんまで100mあります。

    図中.1基で1000世帯分の発電量とのことです。鳥や魚の体にならったデザインを取り入れることが可能ならば、さらに空気抵抗や騒音が減らせそうです。

    図右.設置運営している会社です。


     風力発電は騒音が問題とされていましたが、回転数を大幅に下げて風切り音をほぼなくし、残った音も海岸のため波の音に隠れ聞き取りが困難なくらいです。理論上は可能だったことの実現です。装置は茨城県日立市の製作所の先進的な設計によるもので、耐震性だけでも外国製の追随を許さない性能で、耐風性も一段上だそうです。なお、3年前の海外派遣研修の記事にウィスコンシン州の風力発電所見学の話があります。

     次に、匝瑳市のソーラーシェアリング発電所の見学をしました。

    太陽光は、植物が光合成に必要とする光の約10倍の強さがあります。理論上は晴れの日の90%の光を発電に使っても、残りの光で植物(農作物)が十分育ちます。

     こちらも、理論上、可能だったのですが、ソーラーパネルを細長くすることで、下に畑をつくることを実現した発電所があるとは知りませんでした。
      

    図左.農作業のため、トラクターが入れる高さと往復できる柱の間の距離があります。

    図中.ソーラーパネルの下でもオオムギの生育に問題はありません。

    図右.(天動説によれば)太陽が動くので、影の位置は変わります。また、細いパネルは風に強く、大雨でも周りへの影響が少なくなっています。日陰のおかげで炎天下でも少し楽です。


    08:25