千葉県立柏高等学校進学指導重点校・SSH(4期申請中)

 

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    2018/09/04

    普通科課題研究選択希望生徒の活動開始

    | by 職員
     普通科の生徒も2年次で課題研究Ⅰを選択することができます。選択するにはいくつか条件がありますが、そのうち一つが毎年9月末の土曜日に千葉大で開かれる課題研究の発表会の見学です。その見学のための説明会を1年生の課題研究選択希望者を対象にして、本日実施しました。いよいよ、課題研究選択に向けての活動が始まります。見学はSSHの一環ですので、交通費が出ます。発表会は、普通科の総合学習にとってもとても役に立ちます。課題研究選択希望者と違って交通費は出ませんが、時間があったら見学に行きましょう。進学後の参考にもなるはずです。
     発表会の形式はポスター発表です。なお、作ったポスターを基に発表Presentationを行うのがポスター発表で、ポスターを作るだけでは発表にははなりません。
    (左は2017復路 その名もLeech Lake)
     総合学習のポスターづくりにも使える留意点を書いておきます。
     まず、タイトルと所属を書きましょう。見やすく作る工夫も大切です。
     次に、研究発表の場合は、1.序文、2.方法、3.結果、4.考察の4項目の内容を書きます。
     序文は目的や意義を示し、内容は考察と対応させる必要があります。
     方法は当然研究方法を書きますが、レポート・論文の場合、報告書なので、過去形で書きます。ポスターの場合は厳密でなくてもかまいませんが、最初に「次のような方法で行った」等、書いておくと良いでしょう。教科書に書いてあるのは、手引き(マニュアル)なので、本来は命令形で、レポートで丸写ししてはいけません。英語で考えるとよくわかります。1年生でも化学と地学を履修しているので2学期頃にはレポートも書けるようになっているはずです。
     結果には、誰が考えても同じになることまでを含めます。気温が34℃なら、暑いのはだれでも判るので「暑かった」まで結果に入れます。けっして考察に「暑かったと考えられる」と書かないように。統計処理を行ったら、その結果も結果に入れます。
      統計処理でよく知られているのは、平均ですが、平均をとったら、標準偏差も出しましょう。標準偏差が何かは調べてみてください。理解できれば使えます。理解が難しかったら、理解できるまで頑張りましょう。なお、平均をとっても無意味な時もあります。5人で競争した時の順位の平均をとると、3.位になりますが、3位の人は一人だけです。
     考察には、原因について、さらに実験が必要な内容などを書きます。暑かったなら、その原因や今後の予測、さらに何を調べるか等を書きます。地球温暖化なのかヒートアイランドなのか単なる変動なのか、根拠を示して書きましょう。
     総合学習では、実験等を行う訳にはいかないと思いますが、意義や目的を考えて調べ、考察を入れましょう。考察のあるなしは大違いです。
    考察の後には参考文献、謝辞等を書いて終了です。一般的な小中学校の宿題と違い、感想を書く必要はまったくありません。
    (上.2015 O'Hare着陸前 Midway空港を望む。空港名は位置の記録から。調査に行ったら、記録を取りましょう。)

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