7/30 いよいよ、終盤です。
下左.教会前の掲示、やはりStewardshipはキリスト教関係の用語のようです。下中.National dayのRoot beer float dayのお知らせ。※internetの辞書によるとstewardshipは stewardの職 英検1級以上の単語だそうです。

上右.CCESのSはStewardship、手前の樹木は
Quercus alba、日本のカシワはQ. dentata
7/30 Chicago Field Museum of Natural Historyの見学に行きました。昨年のような旅行社を介しての見学・宿泊・交通の手配はJSTから禁止され、Uvi先生の提案もあり、費用削減と安全確保のため、今年はCUWからの「日帰り」になりました。
Milwaukee近くの多くの廃線跡の一つ、今は自転車道で、3年前に見た旋回橋に続きます。道路が白っぽいのは、コンクリート舗装、少し黒っぽいのはタイヤのゴムの付着のためです。旋回橋遺構、2015年

運転手さんによるとFrank Lloyd Wrightが一時期Chicagoにいたとのこと。英語の先生の約2倍生きていますので、ライトの旧帝国ホテル設計とその後のエピソードは聞いたことがありましたが、ここで名前を見ようとは思いませんでした。
運転手さんによると、Jelly Bellyの工場が沿道にあるそうです。
以前も書いたように、ILとWIの州境少し北、いつも通る道路西側に、鳥の集団営巣地があります。以前撮った写真には巣の近くにアオサギBlue Heronらしき鳥が写っていたのですが、今回はウCormorantらしい姿が複数写っていました。運転手さんによると、気候変動のためか、30年前(メモがないので間違いかも)にはいなかったウが営巣するようになったとのことです。枯れ木に営巣するののはウっぽい特徴ですが、前にいたアオサギはなんだったのか、 謎が増えてしまいました。ウの営巣地までご存知とは、運転手さん、侮り難しです。楽しい会話でした。 ↓問題の巣 ※Cormorant 大学受験にはたぶん不要。

Chicago!

街中の動くメカ 角2本がウィリスタワー
Fieldは野原ではなく人名。 当然ながらUSAで違和感のないWilliam君と一目で判る
Quetzalcoatlus northropiの実物大模型

博物館にはわざわざWilliam君が来てくれました。William君については一昨年の記事をご覧ください。アメリカ人だから当然と言えば当然ですが、一人で公共交通機関を乗り継いで来るとは、私には真似のできないことです。残念ながら、Sueは入院中でしたが、広い館内を各自見学、館内で昼食(ハンバーガー)をとった後、
Tyrannosaurus rex のオリジナル3D映画を観て、博物館を後にしました。館内の水の味はCUWに比べると落ちますが、昨年より良くなったようでした。
Quetzalcoatlus northropiを、日本式ラテン語よみカナ書きで記すと、クェツァルコアトルス・ノルトロピですが、rとl、母音の有無が区別できないカナ書きですから、少し適当でも良いでしょう。

元は略奪品?
このオシドリの印籠が。 近年絶滅した北米の鳥。 収集品から文化財へ。

縞の太さの違い。
入院中のSue。 外食?のほとんどはハンバーガー。 ハンバーガーと無関係のシマウマ。

骨になるとよく似てるMonotremataの哺乳類。
今年もTeen volunteersが活動していましたが、事情により撮影と掲載の了承を得る時間がありませんでした。なぜか女子を中心に、カメラを向けると、恐竜の化石を前にガッツポーズを取り後でご家族に大笑いされた恐竜大好き美術部員の写真等が多く掲載は見送ります。積極性、興味、関心、とても良いことですが。
見学後、跳開橋からTrump buildingをちらっと見て、市内を移動、昨年、昼食をとったNavy Pierで休憩、帰途につきました。私的には、pierの意味(桟橋、埠頭)を調べてなかったのは大不覚でした。Navy pierにはTall shipも来るのですが、この日、大きなSailing vesselの姿はSchoonerだけでした(下左)。 Navy pierの Ferris wheel 例の右から飛び出すシカ。

一帯の地下は4億年以上前の石灰岩の層になっているようで、セメント工場と引込線が時折見られます。

現地、最後の夕焼け。
地元農産物にこだわったハンバーガー。
夕食は地元WIのハンバーガー店Cluver'sで食べました。今回のハンバーガー中、いちばん美味しかったと思います。私が頼んだのは、メニューの下の方にあった店のお勧めのButterburgerのWIのチーズをたっぷり使ったセットで、頼んだ後、Butterburger‥? Butterまみれ? と思いましたが、野菜も多めに入っていて、杞憂でした。訪問先や時間配分については来年調整があるはずです。
7/31 最終日です。
下左.6:30に開けてもらった学食で朝食、早朝、みんなの見送りを受け、7:00前出発となりました。
右.昨年まで何度か食事をしたCUW近くのお店。USAでも田舎には電線もあります。

今年、初めての曇り空でした。バスの中では、英語の先生と私は運転手さんからいろいろな話をうかがいました。余裕があれば、何人かの生徒をもう少し前の方に座らせたいところでした。そのほか、Gold Pyramid House, Jelly Belly, 元海軍機のパイロットでRoller coasterが平気なお友達の話をうかがいました。バス会社にはイヌの社員もいるようです。

ILの電子料金所、減速せずに通過。

空港への鉄道
以前、伊藤先生から現地で聞いた話では、ILでは有料道路としたため維持費は州持ち、WIは無料のため、維持費は国持ちだそうです。料金所と街灯等で、どちらの州にいるかがわかります。
復路は事故も事件も飛行機の遅れさえなく、私は窓から景色を撮る機会もなく、とにかく無事帰国、予定通り成田で15時頃には解散しました。空港には保護者の方々、2学年主任、SSH部長が来てくれました。15時頃解散ですので、7/23の集合からちょうど9日後になります。特筆すべきこととして、保護者の方による着陸前のまだ上空にいる乗機の撮影成功を報告しておきます。
実は、昨年から飛行機の便の関係で、研修期間が半日短くなっています。参考までに、ここ4年間の成田発・着の時間は次のような感じです。いずれも日程上は9泊10日ですが2015年は警戒情報のため、Chicagoでの泊・見学は無しでした。
2015 夕方発、空港脱出2時間強、初日は大学到着のみ、Chicago無泊、最終日はMilwaukeeで博物館見学後空港へ。夜帰着。
2016 朝発、空港脱出30分、初日午後に大学で研修開始。Chicago 2泊。最終日は朝から空港へ。午後帰着。
2017 夕方発、初日は大学到着のみ、Chicago 2泊。最終日は朝から空港へ。午後帰着
2018 夕方発 初日は大学到着のみ、見学場所減、Chicago無泊、最終日は早朝から空港へ、午後帰着。
日程にはある程度の冗長性redundancyも必要ですので、予定の詰め込みも避けたいところです。