学校生活

2022年1月の記事一覧

夢サイエンス講座②

夢サイエンス講座の第2弾として、1月18日()の放課後、東京大学大気海洋研究所 海洋生態系動態部門 微生物分野 濵﨑恒二教授から、1年8組・普通科の希望者を対象に、「海洋研究への招待:オーシャンDNAによる海の生物調査」というテーマで講義いただきました。

生物そのものを苦労して捕るのではなく、海水に含まれるDNA(糞に混じる細胞や魚のウロコ由来のものなど)を採取し、種によって異なる部分の塩基配列を比べて、どんな生物がどの位いるか調べる方法について教えていただきました。

現在、日本産魚類の70%の種類について、DNAの塩基配列がデータベース化されているそうです。この方法で、例えば岩手県大槌町の湾内で、サケ稚魚の分布と時間変化を調べたこともあった、とのことでした。

ただ、この方法にもデメリットがあるそうです。例えば、海洋は境界が無いので調べる範囲が正確でないこと、海流や海水温などに左右されること、魚の種類により検出されやすいものとされにくいものがあること、3日程度でDNAは分解されてしまう恐れがあること、などです。

海水を取るところからDNAの塩基配列決定まで自動で行う「海洋eDNA自動分析装置」の開発を目指している、ともおっしゃっていました。

熱心に聴きいる生徒が多く、講演後も先生に質問する姿が見られました。











               <<濱﨑先生のご講演の様子>>    <<ヒト1名の塩基配列は、現在10万円で
                             調べられるそうです!>>