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2021年11月の記事一覧
理数科生徒、頑張っています!
【科学の甲子園千葉県大会出場】
筆記の会場には入れませんでしたが、競技後の感想を聞いたところ「今まで考えたことのない問題があった」、「未履修分野があり歯が立たなかった」と話していました。
実技は各人が工夫を凝らし制作に臨みました。試行では成功したものの本番では動作不良を起こすトラブルもありましたが、他の人と協働することで当初予定していた形とは違う造形となって、記録を伸ばしたものもありました。
競技後は改善点で話が盛り上がり、「来年も出場したい」という声も上がりました。彼らにとって収穫のあった1日となったようです。【坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト入賞!】
11月14日(日)、東京理科大学主催「第12回坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト」がオンラインで開催され、本校生徒の作品が奨励賞に入賞しました。
3年8組 後藤優大さん、藤井紘貴さん、町島詢弥さんが行った「摩擦と摩耗の巨視的解析」という研究です。入賞おめでとうございます!
初任者研修・3年目研修の研究授業
11月19日(金)の3限目に、2年4組の生物基礎の授業で、初任者研修の研究授業が行われました。ブタの腎臓を用いて、その構造や尿生成の仕組みについて理解を深める授業でした。生徒達は使い捨て手袋をした上で、注意深く腎臓全体を観察したり、腎動脈に朱墨汁を注入し、糸球体がオレンジ色に染まることを確認しました。また、腎臓を切開し、腎うや皮質、髄質を観察しました。
また、4限には2年2組の英語表現Ⅰの授業で3年目研修の研究授業が行われました。ペアワークを中心に、英語で「主張する/意見を述べる」ときの表現を学んでいました。どの生徒も積極的に発言しており、担当教員やALTの指示もほとんど英語で行われていました。
どちらの授業も、刺激的な50分でした。
<<初めての解剖実習・・・!>> <<注意深く、朱墨汁を注入しました>>
<<ペアワークが順調か、見て回ります>> <<新しい表現をなるべく使うよう、アドバイス>>
総探ポスターセッション(普通科第1学年)
11月15日(月)7限、第1学年普通科のクラスでは、夏休み中から個人で探究してきたテーマについて、ポスターセッション形式で発表会を実施しました。
5人で班を作り、発表者は立って、聞く人は着席して聴きます。発表時間は5分、相互評価は1分。発表後は、ルーブリックで自己評価を行いました。
担当の澤田教諭からは、「全体の前で発表する形式と異なり、聞く人との距離が短いというのがポスターセッションの特徴です。一方的に話すのではなく、聞く人を見て、伝えたいことが伝わっているかをよく見て、話しましょう。①話す内容は頭に入れて、原稿はあまり見ないようにする。②適宜アイコンタクトを入れたり、ポスターを指す時は的確に示すようにする。③分かりやすく伝えるための資料(小道具など)を用意しても構わない。④明瞭な声で話す。また、ポスターセッションは聞く側も大きな役割を担います。「改善できること」を指摘できるように、評価をしてください。それが、お互いのレベルアップにつながります。」といったアドバイスがありました。
令和3年度千葉県児童生徒・教職員科学作品展に入賞!
千葉県総合教育センターにおいて、令和3年度千葉県児童生徒・教職員科学作品展審査会が行われ、入賞作品が決定しました。
「色覚が聴覚に与える影響」というテーマで研究を行なった3年8組 有働真唯さん、藤田 成樹さん、藤田 晴香さんが「千葉県高等学校教育研究会理科部会長奨励賞」、「オオバナミズキンバイの繫殖力の原因に迫る」というテーマで研究を行なった3年8組竹内 湧さん、古川 希さんが「奨励賞」を見事受賞しました!下の写真は、授賞式の模様です。
「色覚が聴覚に与える影響」を指導した福原教諭のコメントです。
「色覚と聴覚の関係という、大人では考えつかないユニークな視点のテーマを設定したのが、まずは評価されたのだと思います。一見無関係と思われる現象にこだわって調査研究を行いました。最初は色水を使用してグラスハーブで音を鳴らしていましたが,今年度は動画を作成するように工夫し,データに客観性を持たせました。色覚と聴覚の明確な相関性にまではたどり着きませんでしたけど,一応の成果を出せた研究だと思います。コロナ禍で被験者に対するアンケート調査もままならぬ中,頑張った労作と言えます。」
11月15日(月)、3人は、校長先生に受賞の報告と研究内容の説明をしました。