検索

メニュー

ケンカシNEWS学校案内学校生活
学校行事部活動紹介理数科SSH関連
生徒・保護者・卒業生の皆様へ地域の皆様へ中学生の皆さんへ学校評価規約等転・編入学について

普通の授業での生徒の作品の紹介です。

 普通科生徒の作品の紹介です。SSHとは間接的な関係ですが、普通科の記事が少ないのと、SSHが普通科の授業にも良い影響を与えているようなので、普通科の宣伝?も兼ねて、先日の卒業生のスケッチを紹介します。
 特に指導もしていないのに、50分の授業の中で、スルメイカを解剖してスケッチまで行ったと思えないほど、内蔵・軟骨の正確な形状と、画素数を減らしたため、点の数が減っていますが、立体感は基本通り点描で示されています。
掲載に当たり担任の先生経由で了承を得ています。
 今の時代でも、観察対象のスケッチは生物学オリンピックでも必要とされ、観察の証拠になる重要な技能の一つです。
 SSHと普通科は多少の関係にとどまるものの、どこかで影響があるらしく、今回の卒業学年普通科では、人数で示すと7学級中3学級強が理系クラス、同じく4学級弱が文系クラスでした。単純な比較は難しいのですが、他校と比べ理系がかなり多めと言えます。もちろん、他より文系クラスが遅れをとることはなく、むしろ、しっかり考えて文系に進んだ結果と考えられます。

 先日の千葉工大での発表会ですが、午前中は各科目に分かれた分科会を行い、各校代表の各一班が口頭発表を行いました。生物分野での本校の発表が、町田武夫埼玉大名誉教授より「頑張れば賞を取れる」との評価と他助言をいただきました。
 

関東近県SSH校発表会

3月18日(日)
毎年恒例の関東近県SSH校合同発表会が今年は芝浦工業大学豊洲キャンパスにて行われました。
参加校は全部で16校 午前中だけで参加生徒が729名 一般の方が109名 引率教員が84名という大きな規模になっています。
そこに本校からは口頭発表1件 ポスター発表は7件 の発表を行いました。これは本校の課題研究最後の最後の締めくくりです。これで1年間の課題研究の取り組みが終了。そのため、生徒たちは本当に最後まで発表のために最後の実験を行ったり、発表練習を行ってきました。この最終発表は大きく2つに分け、もう一つのグループは前日の17日に千葉工大で発表を行っています。
それでは今回の芝浦工大の様子がこちらです。


  

開会式では芝浦工業大学学長の村上雅人先生のお話があり、この先生は超伝導の研究で世界的に有名な先生で、私もニュースでは何度か拝見したことがある先生でした。その先生が大学時代アメリカの大学で勉強をして様々なことを学ぶことが出来た。高校生の皆さんも是非海外で勉強してほしいという話が感動的でした。海外に行くと日本のことをいろいろ質問してくる、すると自分はそれまで考えたこともなかったので、いかに自分が日本のことを知らなかったのか分かった。それから、多くの著名人の言葉が英語で語られており、それを理解できることの素晴らしさ、それからものの考え方の多様性を理解できるようになった、日本がとても素晴らしい国であるとわかった、そして何より今でも自分のことを思ってくれる友達ができたこと。このように熱く語られたのが、印象的でした。
 

第9回千葉県高等学校課題研究発表会

3月17日(土) 第9回千葉県課題研究発表会が千葉工業大学で開催されました。
県内のSSH校を含む15の高校と中学校3校が参加し、口頭発表とポスター発表を
行いました。
本校からは、口頭発表5件(物理・化学・生物・地学・数学)とポスター発表9件で参加しました。
写真はそのときの様子です。
 
 
  
 

お知らせ

英語で科学実験の講座を開催しました。
 3月15日(木)、講座『英語で科学実験』を開催しました。対象は1、2年生の普通科・理数科の希望生徒、3年生卒業後で学年末考査終了直後でしたが、20人近くの生徒が集まりました。主な指導はSSH担当の一人、英語のN(W)先生と理科の実習助手のK先生です。

N(W)先生は昨年の海外派遣研修引率の一員で、普通科1年の担任です。
K先生は海外派遣研修引率3回の経験と科学みらい館サイエンスコミュニケーターの前歴、長期海外滞在経験の持ち主で、進路指導部所属です。

実験は生物M先生の技術指導により、ブロッコリーからのDNAの抽出を行いました。この3名の方は海外派遣研修の引率経験があり、どのような英語が必要とされるかの"体験者"でもあります。
まず、英単語の確認から始めました。
なお、SSHでご指導いただいている千葉大の石井先生にも視察を兼ねて参加いただきました。

 実験は次のような方法で進めました。(実験方法は教科書にある手引きとは違うので、論文では過去形で書きます。)
 ブロッコリーを粉砕し、
濾過して、セルロースでできた細胞壁を取り除きました。

 次に洗剤を用いて、リン脂質でできた細胞膜と核膜、クロロフィルを少し、タンパク質を少し分解しました。動物の細胞を使う時などタンパク質分解酵素を用いてタンパク質を取り除く方法もあります。
エタノール等を加えるとDNAが塊をつくり、これで抽出を完了しました。
浮かんでいる白い塊が主にDNAから成る塊です。結果的に抽出されたクロロフィルは青紫色の光で赤い蛍光を放つはずです。
酢酸オルセインでの染色で塊が主にDNAと確認しました。

 さて、今回の講座が本校のSSH海外研修の長所を示していると思います。より長期のホームステイの方が、日常英会話の向上については優れた面がありますが、それ以上のやや専門的な英語を望むなら、日本語での適切な助言の下、科学について学び、討論したり、プレゼンテーションやスピーチを行ったりすることが必要になります。本校の海外研修では、日常会話の少し上の英語も学べることがお解りいただけたかと思います。

 一般に、英語での実験指導は、理科の先生より英語の先生が行う方が大変です(と思います)。
 また、海外派遣研修の事前学習には東京大学、筑波大学の協力が欠かせませんが、SSH実施校の中でも、高校主体での研修を行っている所は思ったより多くないようです。本校では事前研修から本番まで英語指導をしっかり行っています。

 

東京大学大学院の留学生と全部英語でCOD測定を行いました。

留学生と英語でCOD測定、海外研修の事前学習を開始しました。SSHの一環です。
 2月3日土曜、柏の葉の東京大学大学院の環境や化学が専門の留学生8人を講師として、すべて英語でCODを決定の滴定実験を行いました。対象は、今年の海外派遣研修参加希望生徒です。今回は全員アジア出身の、博士・修士課程に在籍の方々に来ていただきました。東大大学院の院生がどれくらい優秀かはご想像ください。化学2名、英語1名、生物1名の本校職員も指導にあたりました。(英語の先生は留学生の案内役で、生徒の通訳ではありません。)
 目的は科学英語で実習を行い、科学の共通語としての英語を実感することです。

 実習はすべて英語、何が専門か等留学生の自己紹介の後、生徒4人に講師1人がつき、コミュニケーションを図った後、予め採ってあった手賀沼の水のCOD決定の滴定に進みます。前に筑波大で主に英語で指導を受けて行った滴定と基本的に同じですが、今度は完全に英語での指導です。

 途中30分の湯煎のための待ち時間がありますが、その間は雑談とはいえ、英会話の実践です。昨年のアメリカでも感じましたが、こういう時、女子の方が強いようです。不正確でも英語で話せば、正しい英語を教えてくれます。

 昨年も書きましたが、メスシリンダーなど、日本での実験器具や時には元素の名称は英語に直訳しても通じないことがあります。苦労と言えば苦労ですが、面白くもあり、印象に残ります。また、ヨーロッパではイギリス英語を使うことが多いようで、アメリカ英語と微妙な違いがあります。
 滴定終わってお終い、ではなく、数値のばらつき・誤差についての検討も指導していただきました。
 
 海外研修の主目的は語学研修ではありませんが、英語での、聴講、実習、パワーポイント作成~プレゼンテーション、明確な目標のある討議などの課題と機会があり、科学英語に関しては、通常の語学研修より鍛えられるかも知れません。大学特に生物系に進学したら、どれくらいの英語力が必要か実感できます。同学年の生徒参加のため、英語力も(一部の英語に優れた生徒のほかは)ほぼそろっています。ただ、ほとんど無言での自然観察の時間は、あまり英会話の練習にはなりません。海外でも観光旅行の遊園地での絶叫時間は、この点同じでしょうか?
 文化交流は定義が難しい=人によってとらえ方が違うのですが、少なくとも、文化の基にある自然について学ぶのは研修の目的の一つです。記事の最後に、クイズ形式の生徒への発問の例をあげて説明に替えます。ただし、より長期の家庭滞在式の研修なら、生活の体感や日常会話の習得という点でより多くが学べると思います。
 注意点もあります。
 まず、科学に対する探求活動が中心です。科学に対する興味・関心が必要です。進学後の発表や論文のまとめに対する良い練習になりますが、夜中まで、まとめや準備を行うこともあります。強い興味関心(やる気)と、野外活動と合わせて体力も必要になります。
 そして、野外活動が必ず入ります。探求活動のほとんどは野外活動と思ってください。楽しく川の中で1時間過ごせるなら野外活動に適しています。参加・評価に際しては自分が求めるものをよく考えてください。
 生物・地学の教員にとっては常識ですが、野外での安全については、本校教員が川の中まで付き合い(引率し)、何かあったら、英語で注意される前に日本語で注意します。今まで、参加生徒は延べ約200名ですが、引率教員の注意を聞いて、野外で笑えない事故にあった生徒はいないはずです。(胴長の微妙な位置からの水漏れなど、笑える「事故」には私も含めて合っています。)もちろん、油断・慢心は禁物です。(毎回、実は内心緊張して川に入っています。)

 説明のかわりのクイズです。Mequon周辺のバイオームは? バイオームは、「生物基礎」で学びますが、植生遷移での極相のようなもので、年平均気温と年間降水量もだいたいわかります。遷移は・・・海外研修ではこのような事柄も学べます。自然が文化の背景にある変わった例です。アニメは日本の文化の一つのようですが、監督が自然について造詣が深く、自然を知らないと紹介できないアニメもあります。
 宮崎アニメのAさん出身の村、Kさん一家の周囲のバイオームは?
 アニメとは無関係ですが、この記事をお読みの方々のほとんどは上の前歯の裏がへこんでいると思います。マナーなど微妙な問題もありますが、ちょっと調べてみたいテーマの一つです。
 英語にも方言があります。ウィスコンシン州では、大学などにある水飲み器(冷水器)を何と言うでしょう?
 

海外派遣研修関係と雪

 Chiba Prefectural Kashiwa High School
1/22(月)降雪時のようすです。が、実は海外派遣研修の時の学校紹介に使おうと思って掲載しています。
夕方、南岸低気圧により(柏の基準では)大雪となりました。
翌朝
一昨年の大雨
ダイヤル式電話機と日本ではいたる所にある自動販売機
 さて、夏休みを利用した高校生向けの海外旅行・研修と、「SSH海外派遣研修はどちらが良いか?」という質問がありましたので、今までの記事と重なる所もありますが、答を兼ねて海外派遣研修の特色を紹介します。
 まず、海外研修は観光旅行ではありません。いわゆる観光名所や美味しい食べ物、買い物とは無縁です。たぶん。
 また、行き先と目的が決まっています。ほかの国の文化に触れたい場合は、近隣の市町村でも良い研修の機会を設けていますので、情報を集めてみてください。画面では上になりますが、次に続きます。
 

千葉県児童生徒・教職員科学作品展 優良賞受賞

千葉県児童生徒・教職員科学作品展 科学論文の部 優良賞を受賞、表彰式に行ってきました。
 3年生理数科で課題研究Ⅱを選択「光によるミジンコの行動変化」の探求活動(増田教諭指導)に取り組んでいた4名が、今年度の「千葉県児童生徒・教職員作品展、科学論文の部」において、優良賞を受賞しました。表彰式が、11月8日(水)千葉県総合教育センターで開催され、賞状と盾をいただいて来ました。あわせて、読売新聞新聞社からも「日本学生科学賞千葉県審査優秀賞」の賞状と盾をいただきました。ご支援いただいた方々にこの場を借りて篤く御礼申上げます。

 4人中3人が昨年度の海外派遣研修参加者ですので、ついでにと言っては申し訳ないのですが、昨年度のBruce先生一行来校時の画像を追加しておきます。
 Prof. Bruce Bessert comes to Kenkashi with his brother Dr. Michael Bessert, his nephew and his friend Mr. Ohkubo. 2016年11月来校、この日、2年生は修学旅行の代休の日、にもかかわらず、理数科の海外派遣研修参加者のうち、8人がなぜか登校しており、Bruce先生から終了証を授与されました。

 3年8組では、1年3か月ぶりの再会となった生徒も。左から、Bruce先生、Michael先生、本校の第2期SSH開始時の大久保元校長、通訳で甥のKristopherさん、町田教頭、小野校長です。画像の掲載については、Kristopherさんに「全然、問題ない。」と日本語で了承をいただきました。※Kristopherさんの綴りを訂正しました。申し訳ありません。
 

筑波大学の内海先生・SSH特別講座「手賀沼から地球の水環境を診る」

筑波大学の内海先生によるSSH特別講座「手賀沼から地球の水環境を診る」が実施されました。
 まず、内海先生に本校に来ていただき、11月7日(火)と10日(金)の2回、放課後に水環境についての講義がありました。対象は1年生の、理数科全員と普通科の課題研究選択希望者です。(生徒・TAの写真掲載に当っては、本人・保護者の承諾を得ていますが、写真の画素は1/400に減らしてあります。)
 町田教頭からの紹介等の後、本校のため再構成された講義。
 2回の講義で、水というものが人類にとっていかに重要なものか、水環境の基礎を解りやすく面白く解説していただきました。

 つづく手賀沼での野外実習と筑波大での水質分析への参加は希望制です。昨年までは、実習の定員が2年生での海外派遣研修の定員より多く、海外研修への参加資格の一つが実習への参加でした。実習には参加、海外派遣研修に参加しないという選択も可能だったのですが、今年は実習内容の充実等の目的と事情のため、定員が海外研修と同じ32名になりました。それも、内海先生のご尽力で実習の定員を増やしてもらった結果です。そのため、実習への参加者全員が海外への参加希望者となりました。例年より、海外への参加について早い決断を迫られた訳でもあります。

 Do not hesitate. See more marsh.
 実習初日は11月18日(土)、北柏駅前7時集合。今年は一人の遅刻者もなく、筑波から機材を持って車で来られた内海先生・TA一行と合流、貸切バスで手賀沼親水公園に向かいました。気温は10℃以下でしたが、風もなく(微風)で、気づかない程度の小雨が降っただけで、天気はまずまずでした。水温は約11℃で気温と、7月末のミシガン湖の約9℃より少し上でした。
実習の説明、「メモ」に気づいた生徒は僅か、慣れが必要です。
採水と透視度の測定をします。
親水公園の後は、下流の曙橋へ移動して実習を行いました。
一昨年から、晴天に恵まれません。変動しやすい溶存酸素(D.O.)測定用の採水には特殊な方法を用います。
手賀沼での採水・測定の後はバスで筑波大学へ。1時間15分程で到着しました。生徒はTAが昼食を兼ねキャンパスツアーに連れて行ってくれました。
偶然、本校卒業生の自転車を見つけ、びっくり。
偶然、クラスの一昨年の実習に参加した生徒とお母さんに会い、さらにびっくり。
大学見学では学食チェックも。大きさを示す箸が隠れ、記録写真としては失敗。
 今回、各班1人ずつ、計6人のTAのうち、日本人は1人、内海先生が科学英語とコミュニケーションの訓練にもなるようにと配慮してくれました。5人の留学生は全員、学部卒以上で英語はペラペラ、博士号をお持ちの方もおいでです。リーダーの方は堪能な日本語を交えて説明してくれました。
説明の後、TAのアシストを受け、水質の測定を進めます。
高校では使えない薬品・ない器具も登場。
廃液処理も実習の重要な内容の一つです。
初めての滴定と初めての器具と。
この日のデータのまとめ。生(素)データの重要性、実感できたでしょうか?
 天気に恵まれなかった分、帰りの道路は特に渋滞もなく、1時間10分程で北柏駅に着きました。
 青天に恵まれた翌日は7時柏駅集合、TX等を利用して筑波大学に向かいました。TXに乗っていたのは20分程でした。
筑波山は建物の影です。
薬品との反応が終わった水の測定を進めます。
データのまとめと検討が重要です。
 化学的な測定とともに、プランクトンの観察も行いましたが、今年はツボワムシが見られた程度で、クサリケイソウも含めた珪藻植物が極めて少ない年でした。
 測定終了後、データのまとめを行い、実習は終了しましたが、12月にデータを用いた考察の発表があります。頑張りましょう。また、野外実習の実践と注意点、測定・実験の基本、データの扱い方、英語、指導していただいた内容、今後に活用しましょう。
手賀沼のカンムリカイツブリ。撮影は50㎜。
大学構内の鳥、すべて写真の一部。
左、ウグイス色の鳥はメジロです。
大学内のバス停近くの樹木にはすべて高さ130㎝の所にラベルがつけてありました。この高さの直径を胸高直径(D.B.H.)と言い、森林での毎木調査でよく計測します。
 

第7回 科学の甲子園 千葉県大会

10月21日(土) 科学の甲子園千葉県大会に出場しました。
来年3月、さいたま市で行われる全国大会代表を目指して、県内15校24チームが知力を振り絞りました。本校からは、1年生1チームだけの出場となりました。
写真はそのときの様子です。
      
大会終了後、ぜひ来年も出場したいと、早くも来年に向けての意気込みを語っていました。
 

SSH 科学講演会 10月5日(木)

空の探検家 武田康男先生をお招きし、全学年を対象にSSH科学講演会を行いました。
「私の空の探検~日本や世界の空に何が起こっているか~」をテーマに雲や虹、雷などの気象の写真を紹介しながら、環境問題を交えた講演をして頂きました。また、南極観測の貴重な体験も聞くことができました。写真はそのときの様子です。

          

講演終了後、アンケートを実施しました。 いくつか紹介すると、
・オーロラがきれいだった。
・講演会でこれ程良い話を聞けたのは初めてです。小学生の頃は科学が大好きだったのですが、久しぶりに科学のおもしろさを思い出せました。
・普段から空を見て疑問に思ったことを調べてみたいと思いました。
など多くの感想が寄せられました。
 

第11回高校生理科研究発表会

9月30日(土) 千葉大学主催第11回高校生理科研究発表会に出場しました。
本校からは19グループが出場し、2つのグループが優秀賞を受賞しました。
受賞したのは、3年生物理分野 「安定して落下する装置の研究」と2年生地学分野「等粒状組織の本質とは」です。

3年生は今回の発表で最後になりましたが、生き生きと発表している姿が印象的でした。2年生は多くの先生方から頂いたアドバイスを踏まえて、3月の最終発表に向けて準備をします。1年生は先輩たちのポスター発表や他校のポスター発表を見学し、来年度に向けて気を引き締めている様子でした。 
写真はポスター発表の様子です。
   
 

アメリカ 海外派遣研修⑦

 
 今後の参加を考えている生徒を念頭に、少し補足の説明をします。個別に説明のついてない写真もあります。ご了承ください。
  本校の海外派遣研修は希望制で、普通科はもちろん、理数科にとっても必須ではありません。毎年、主な研修先はアメリカ合衆国ウィスコンシン州コンコルディア大学ウィスコンシン校です。今まで、生徒の(家庭の)負担は、30~40万円でしたが、円とドルの関係で変動があります。今年度、少し高めだったので、来年度は安くなると良いと思います。
 海外派遣研修はSSHの一環のため、JSTの審査に本校が「合格」して実施されます。JSTが定める水準に達してないと合格できません。SSH実施校のなかでも、約十日間の実習は長い方です。
アンカレジ近くの氷河と地形
 SSHの一環のため、普通の「遊び」はほとんどないことには留意ください。観光旅行でないのは当然ですが、語学研修や文化交流ではなく、生態系や環境の学習を通じた科学の探究活動を目的としています。そのため、野外実習を含む、科学の合宿のような面があります。英会話の研修は第一の目的ではありませんが、積極的に取り組めば、英語に対する自信と意欲が身につきます。詳細は(校外の方は学校説明会等で)実際の引率経験のある生物室や複数回の引率経験・予定のある英語科教員に聞いてください。
 先日の学校説明会でも説明がありましたが、参加にはいくつか条件があります。
  理数科の場合、必修の実習のほか、1年次での手賀沼水環境講座の野外と筑波大での実習への参加、2年次での事前学習参加と本番の(やむを得ない場合を除く)参加確約が、主な条件です。普通科の場合は、さらに(理数科必修の)課題研究Ⅰという授業の選択が必要です。 課題研究の充実もSSHの目標の一つで、海外派遣は課題研究に大いに役立ちます。ただ、普通科には、サイエンスラボの授業、科学未来館、特に天津小湊での実習がない分、苦労が多いようです。その分、頑張りましょう。事前学習については。以前の記事とこれからの記事をご覧ください。
集合時刻前の成田、夏休み初日ですが、割とすいています。見送りの参考に。
  例年、出発は夏休みに入ってすぐか終業式の午後です。1学期の成績に不安がないようにしておきましょう。
  生態学や環境以外にも、工学、建築等の観察や見学もできます。理数科の生徒には、「機会があったら観察」と1年生の時から言い続けています。
観察例。往路の飛行機からですが、「円」は、機械散水の畑で、直径約1km、Googleで国道12号沿いモンタナ州Duncan Ranch Colony, MT付近であることが確認できます。(上が南です。)
農業関連でも面白いものが見られますが、全員窓際とはいきません。窓際の生徒は代表して観察・撮影を。掲載の写真も、往路はトイレ近くの窓から撮ったものです。
川での実習ー関心の高さが姿勢に表れます。教員が責任をもって引率し、生徒が注意を守れば、危険はありませんが、油断大敵です。(川の中まで「引率」、指導の補助くらいは務めます。)
Water chemistryの実習です。野外実習の方にずっと行っていたため、写真が少なくすみません。
Port Washington市の火力発電所。工学系志望なら見て考察を。冷却水は湖水利用です。
両端に見えるのがモレーンのダムのようです。参加希望者は、モレーン、ドラムリン、U字谷等、氷河地形を調べましょう。
石油消費国の印象が強いUSAも州によっては風力発電を進めています。エネルギーをテーマにしたグループがある年は中を見学させてもらっています。

Chicagoにて
カンの良い生徒に言ったら、すぐわかりましたが、県内のテーマパーク内の一画は、路面電車と馬車が消え、高架鉄道と自動車の時代になったNYをモデルにしているそうです。第三軌条という設備が路面電車ではないことも示しています。都市交通について考える良い材料です。
Bruce Bessert教授、期せずして、退職直前の懇談会となりました。
Tyrannosaurus rex "Sue" 3D少し斜めですが、立体写真です。
今回、博物館長の前歴を持つ校長のおかげで、博物館では展示方法や市民との関わりについて、今までと違う見方ができました。お世辞ではなく(帰路の飛行機では、仕事優先、窓際の席を校長に譲らずに写真撮影していましたし)、次年度のために、博物館見学の手引きやワークシートなど残してもらえるとありがたいと思います。
周氷河地形でしょうか?
この高さのベッドには通常「柵」がありません。
 大学での生活ですが、滞在は最新の寮です。各部屋に温水のシャワーはありますが、浴槽はありません。洗面用のお湯も出ますが、シャワー付きトイレはありません。USAでは常識のようです。いつの間にか、日本はトイレに関しては、最先進国になっていました。電子レンジもあります。お湯を沸かすための容器があると便利です。冷房は寒いくらいにきいています。
 まもなく、次年度に向けての本格的な事前学習が始まりますので、そちらの記事につなげたいと思います。
 

アメリカ 海外派遣研修⑥

 Day 7 July 27 Thu. Chicagoへ向かう日です。出発時刻の関係で、朝食に自分でつめるベントーを確保、CUWを後にします。前日、豪雨のため、せっかくの横断幕の前で集合写真が撮れなかったのが残念です。見送りを受け、出発。
そう言えば、Michael先生から近隣結合法による分析の図を見せてもらったことがあります。Dr. Michael Bessert showed me a figure of analysis by neighbor joining method before.
 下左、以前から気になっていた、Chicagoへの右側に見えるアオサギheronのものと思われた巣近くでアオサギらしい鳥を見ました(が、ウcormorantの巣の可能性もあります:後日追記)。今年は、シカが多い一方、ツルcrane、レンジャクwaxwingを見ることができないなど、(観察範囲では)鳥類Avesに変動がありました。データを蓄積したいものです。
 下右、道路の上の店にトイレ休憩に寄ります。

 Chicago着後、Science and Industry Museum 科学産業博物館では、アポロ8号の司令船や予約してあったdas U-Boot 505を見学しました。下4枚目、伝声管は、「ラピュタ」に登場しますね? 5、6枚目食事関係。

 つづいて、シェド水族館へ移動、下、海から五大湖に入り込み大変な被害をもたらしたinvasive spiciesの一つ、ヤツメウナギlampreyの口です。
さすが理数科、ヤツメウナギlampreyに群がりました。
 シカゴでの宿は、Congress Plaza Hotel です。ホテルのサイトによると、利用した大統領も多いそうです。日本人では、理化学研究所の創設に関わった渋沢栄一一行が宿泊の記録があり、渋沢栄一記念財団によると(一部抜粋)
 1902年6月8日、旧称Hotel Auditrium 別館に2泊
 1909年9月22日、University of Wisconsin-Madison訪問、午後と翌日Milwaukee見学、「見る多き」とダジャレを飛ばした後、Chicagoへ移動、9月24日から3泊、とのことです。(文献調査の一例と思ってください。)
 由緒あるホテルですが、後で「出る」という噂を聞きました。確かに、検索をかけるとhauntedが候補についてきます。マイナスねじ、つまり、手とドライバーでしめた場所も残っています。

 Day 8 July 28 Fri. Chicago 2日目は、Field Museum of Natural History フィールド自然史博物館です。下左、Sueの前で、中、後で正体が判明、右、有名なツァボのライオンのはく製と頭骨(興味のある方は戸川幸夫「人喰鉄道」を)。

 エジプトの玄室やかつては収集の対象だった先住民の文化財があります。膨大な動植物化石の展示の写真は後日紹介できる機会があれば、と思います。現地で見られる動植物にわかりやすい印をつけたらいいのに、とは校長の意見です。清掃中みたいな表示は、高校生ヴォランティアによる説明のためのものでした。下左、2階ぶち抜きの展示、中、巨大なトーテムポール、右、高校生の説明を真剣に聞き(良い意味で)なりふり構わず床材の化石に見入る校長。

 Day 9 July 29 Sat. 帰国の日、William君とご両親がわざわざ空港まで来てくれました。William君については、昨年の記事をご覧ください。飛行機の遅れのため、お話しする時間がありました。3年8組によろしくとのことです。ご両親の写真はWilliam君の承諾を得てから載せようと思います。下右は我々のために持ってきてくれた聖徳太子の千円札です。私が知っているのは、伊藤博文からです。この時、「出る」話を聞きました。下左は前日の写真です。このハンバーガー店の発音、私は最後までものにできませんでした。

 2時間遅れで、離陸、その後は順調な飛行で、北極圏をかすめ、帰ってきました。

上、上空から見たCUWと毛布をかぶって撮ったアラスカの氷河です。モレーンの線が見えます。右、だいぶとばして、九十九里浜上空から成田へ。
生活面等、書き残しは、また改めて紹介します。
 

アメリカ 海外派遣研修⑤

 Day 5  July 25 Tue. Pharmacyでの実習です。
Pharmacyを一言で正確に訳すのは難しいのですが、場所としては薬学棟、性格的には、大学院をもつ薬学大学と言うべきかも知れません。
 2班に分かれ、USAでのPharmacyの概略を聞いた後、実習です。
 本格的に、帽子、ゴーグル、白くない白衣、手袋着用は、良いのですが、誰が誰だか判りません。実習内容はハンドクリーム等を作るという、いたって簡単なものですが、本当の目的は、調合の練習より、現地の高校生に対するのと同水準の英語で指示を受けて実習をすること、および、英語に堪能とは言えない、日本の高校生でもすぐ全員同じ物を同じ水準で作れる、というシステムが確立されていることの実感にあるのではないかと思います。(科学英語の直訳調ですみません。)
 実習の後、薬学関係の資料の見学をして、もう一方の班と交代です。

 薬学棟の後は、CUW構内の見学です。上左、CUWはルーテル派の大学ですので、教会があります。上右、私と互いに同類と思っているPort Washington High Schoolの生物の先生とその愛車です。画素数を落としてあるため、しゃれたナンバープレートがよく見えないのが難点です。

 お昼は、時間の関係で、すぐ近くのHighland Houseへ。まえにイチョウの樹があります。Port Washington高の生物の先生はイチョウとその学名が(誤記の可能性の件はともかく)日本語由来ということや長粒米についてご存知でした。プエルトリコ系の方なので、世界中で沖縄とプエルトリコにしかないという噂の塩水の川の話をきけば良かったと思います。店内では、私と生物の先生と日米の生徒が一室に席を取りました。どうも、昨年から、私には通訳なしどころか、生徒への通訳として扱われている気がします。生徒同士、会話がはずんでいましたので、ほっといて安心でしたが。
 生徒にアイスクリームを注文したい時は、I screamと叫べば、You scream.と言ってくれる、という話をしていたら、アメリカの生徒一同が、I scream, you scream, we all scream (for) "Ice cream". を教えてくれました。爬虫類に弱い方は、次の写真にご注意ください。

 上左、朝、ワイルドなDinese Farington senseiが首に巻いて運んできたコーンスネークの腹、中、ハンバーガー店で朝食、右、Milwaukee Public Museum にて。
この日は1882年、創立のMilwaukee Public Museumへ向かいました。
下左、古典的な展示の展示、中、昆虫が嫌いな方はご注意ください。右、なぜか、店の看板風ですが、Canopyは、森林の上部の連続した樹木の葉のかたまりのことで、林冠と言います。近年、注目されるようになった場所です。

 昼食は、Milwaukee Public Marketでとり、CUWへ。Project work を進めます。下左、構内のChip monk、中、USAの生徒に入力をお願いする班も、以下、プレゼンテーションを真剣に見て、評価してくれる先生方。最後は、外が豪雨のため、中で行った閉講式の後のパーティーで配られたTシャツにサインする生徒、良い手だと思います。
 

アメリカ 海外派遣研修④

USAウィスコンシン州での研修ですが、2017年8月1日付の残念なニュースがあります。
 Professor Bruce Bessert retires today. Aug.1
 本校がお世話になって来たBruce先生が、退職されます。CUWでの研修は来年以降も継続されますが、生徒ばかりか自分も多くを教わってきたので、たいへん残念です。
前日のPort Washington Cityのようすです。さて、
Day 4 July 24 Mon.
  Devils Lakeへ早立ちのため、朝食はべント―です。以前、テレビでbentoが載っているフランスの辞書を紹介していましたが、一つ前の語はbenthosでした。

 (コーヒーを買うため、店によってから)一路、Devils Lakeへ向かいます。下右、途中の小さな町Waunakeeの中心部に残る駅(現在は商工会議所)。

 車中、ESLの演習をしながら、湖畔に到着、Mike senseiに、動植物の説明を受けながら湖を見下ろせる場所まで登ります。手元の高度計では、高度差100m程です。
右、校長による岩石の解説

 下、Francisco 君がチェックしていたギンリョウソウ、Nice! と、かつて観光客輸送で賑った線路、レールは1921年Chicago製。

 帰路は近くのInternational Crane Centerを見学、この辺は、ツルをはじめとした渡り鳥の大事な中継地だそうです。
 下左、州都MadisonのCapital州議会議事堂、中、Drumlin等、氷河地形の表示、右、Milwaukee Brewers 本拠地Miller Park。

 夕食は、帰着時間が遅いため、CCESでケータリングcatering(出前、仕出し)ピザ、その他いろいろ。一切れが大きいので要注意です。これで終わらないのがUSA、夕食後、Kathy先生の指導でProject workを進めました。教育関係者以外、興味はないと思いますが、Kathy先生から本場のルーブリックの実例をいただきました。貴重かつ衝撃的な内容でした。

 

アメリカ 海外派遣研修③

アメリカでの海外派遣研修3日目です。
 日本に比べ、治安が心配なUSAですが、田舎(失礼)のウィスコンシン州は全体に治安が良く、州の中でもさらに田舎(重ねて失礼)のMequonはかなり犯罪発生率が低く、CUW構内に関しては、湖岸に下りたりしない限り、夜でも危険を感じることはありません。自然による危険はあります。ただ、安全に関しては、生徒への徹底が甘く、Chicagoのホテルとその周辺の夜間の危険性をよく認識していない生徒もいました。今後の指導徹底の必要性を痛感しています。
 また、外国の田園地帯の滞在の機会は得難く、貴重な経験になると思います。

Day 3 July 23 Sun.
 朝食の時間は7時~8時30分と前日同様余裕があります。その分、消化に良いものの食べ過ぎ気味です。何と、USAの生徒の方が早め集合、まず、ESL、後、昨日同様、CCESと川での実習を行いました(上写真)。
そして、昼食、この日は、餃子が出ました。
 調味料はウィスコンシン州に工場のあるキッコーマンの醤油です。上右は、Port Washington High Schoolの生物の先生に勧められたroot beer float、けっこうはまる味です。Port Washington High School の特に生物の先生は野外活動から食べ物の好みまで、同類のにおいがします。
 Root beer、沖縄でよく売られていますので、沖縄修学旅行引率では、必須の知識です。禁酒法時代に考案されたbeerの代用品か未確認ですが、アルコールは一切入っていません。サリチル酸メチル配合で、あの膏薬のような匂いと形容されますが、正しくはあの膏薬の匂いです。
 午後は、グループ別での実習3回目、この回だけ、Mike senseiは魚類でなく鳥類の観察を指導してくれました。下左、一緒に指導してくれたPort Washington HSの生物の先生。服装で野外活動に慣れていることがわかります。田舎(失礼)での、自然観察をよく考えた公園の存在に、USAの行政の教養を感じます。右、構内の警備の車。

 夕方Port Washington Cityを訪問しました。落ち着いた街です。USAで初めて、ただの屋外にある自動販売機を見ました。
An evidence of safety
 

お知らせ

7月30日(日)千葉サイエンススクールフェスティバルに参加しました。
本校からは4つの分野(物理・化学・地学・数学)で実験工作を行いました。
写真はその時の様子です。
  
  
 

アメリカ 海外派遣研修報告②

 SSH Summer Camp day 2
  Day 2 July 22 Sat. アメリカでの海外派遣研修の2日目のようすです。
 学食での朝食です。
 私が知ってるのは2015年以降ですが、年々、野菜・果物が増えるなど、メニューは改善されています。今日は7:00~8:30に朝食を摂ればよく、例年より1時間近く時間的な余裕がありますが、少し早起きして「リスがいました。」と報告に来た生徒もいました。(良くはないのですが、朝の天気が思わしくない日が多く、5時起で、歩き回ることが少なく、この点でも余裕がありました。)
 最初は、USAの生徒を加えたグループで行うProject work、言わばミニ課題研究の進め方について、教育学の専門家であるDr. Kathleen Kremer、Kathy senseiの指導です。テーマの決定方法から、研究の進め方、評価方法まで、具体的な指導で、日本での事前指導や課題研究の指導に大いに参考にさせていただいています。
 書き忘れていました。今回、参加してくれたのは、Port Washington HSのほか、Lake Country Luth. HS、Horlick HSの生徒、Mike senseiの娘さんです。

 つづいて、上品なAnna Cwalina senseiによるESL, English as Second Languageの指導です。なぜ、今さら基礎の英語を?と思うなかれ、自分の英語が使えることと、複数の相手の中での英語の使い方を体感し、知識として持っている英語を使えるようにするだけでなく、互いに初対面の外国人のいるグループで進めるProject workそのものの実践でもあります。この経験は、本校の設定科目である課題研究を進める上でも、同時に教員にとっても、明確な課題を出し、行動させるという指導方法は、大いに役立ちます。

 下は、CCESの窓から見たCUW構内にあるKapco 野球場、試合はWI州の高校野球の決勝戦とのことです。窓にあるのは、鳥の衝突防止の型紙です。

 昼食からは、学食でヴァニラとチョコ、2種類のアイスクリームが食べられるようになります。

 アイスクリームを食べていたら、ルートビアフロートを勧められた件については後日。
川の中まで引率、生物地学の教員の常識
 午後は、4グループに分かれ、CCESでのwater chemistry水質分析、Milwaukee川へ移動しての、魚類、無脊椎動物、水生植物の実習を行いました。魚類調査の指導はBruce Bessert senseiの弟さん、Dr. Michael Bessert Mike senseiです。そのため、Bruce sensei、Mike senseiと書くことにします。Mike senseiはUniversity of Wisconsin Sout の先生で、この日の合流となりました。
 校長は魚類の実習に参加しました。昨年、私立高校で相次いだ転倒事故を踏まえ、川での実習は救命胴衣着用となっていました。また、感電事故もあったようで、電気ショックで小さな魚を一時的に気絶させる綿密な魚類調査もなくなりました。
 ともかく、例年より、水かさが多いようです。野外実習の基本ですが、本校では、川の中まで、日本人教員がつき、直接生徒の安全に注意し、英語での指示も生徒に伝わるようにしています。なお、Mike senseiは、中学生(昨年は小学生)の娘さんを連れてきており、川の中でも何かと手伝いをさせているほどで、特に危険はないのですが、安全に関しては、念を入れすぎることはないでしょう。

 Milwaukee川は一度汚濁(富栄養化が進むこと、汚染は毒物による汚れを指します。)が進んだのですが、今では、水底の植物に光が当たり、魚類の実習ができるほどに水質が回復したとのことです。水が茶色く見えるのは、主に植物成分であるタンニンの色かと思われますが、確認はしていません。
 野外実習の後、日本なら、たいてい、この日の実習は終わるところ?ですが、USAでは、まだ続きます。日本で進めてきたグループワークのPresentationです。完成度は班によって異なりますが、進める際に質問に来た班ほど評価が高かったようです。(むしろ、ある程度指導した班については「指導したでしょう?」とバレていたので「ほんの少し。」と答えておきました。)ともあれ、第一の大きな課題をクリアーしました。

 下は、夕方、ミシガン湖へ下る斜面で見かけたウサギ(2頭?2羽?います。)です。画素数を減らしたため見つけにくいのですが、どこかにいます。
 

アメリカ 海外派遣研修報告①

 海外派遣研修で、アメリカ合衆国ウィスコンシン州 Wisconsin WI メクォン市 Mequon にあるコンコルディア大学Concordia University Wisconsin, CUWに来ています。ほとんどの文章は帰国後に書き加えていますが、ご容赦ください。
 海外派遣研修は、SSHの一環の事業で、派遣先、参加者、期間は様々ですが、全SSH指定校が行っています。本校の研修は観光旅行でないのはもちろんですが、一般的な国際交流や語学研修と異なり、生徒はホームステイではなく、大学の学生寮に泊まり込み研修を行います。引率教員は、全日程を通じて研修に立ち会い、大学の先生方の指導の補助や生徒の指導も行います。(生徒を現地で預け、教員はホテルに滞在しているだけ、などということは決してありませんので、)①全日程に渡る生徒のようすと、②研修内容を把握しているか、も併せてご確認ください。以前の記事と重複する所もありますが、SSHの研修としての内容も含めて、ようすを何回かに分けて簡単に紹介します。

Day 1 7月21日 出発
 夏休みの初日、15時、炎天下の成田空港に集合(以下、画像の画素数は減らしてあります。)、
 今回は理数科16人(例年より少なめ)普通科7人(やや多め)の生徒と校長以下4人(校長:専門は地学、元千葉県立現代産業科学館館長、英語2人、生物1人:私)の引率です。英語は2人とも女性で、女子生徒の健康にも目が行き届く構成です。
 多くの保護者の皆様の見送りの中、17:10のANAでシカゴオヘア空港へ向け出発しました。

 -40~-50℃の成層圏を飛ぶ機内は、(私を含め何人かの例外はいますが)肌寒いほどです。

 海外は初めてという生徒が多い中、すぐ落ち着くのは、さすが県柏生です。

 離陸後、しばらくして夕食になります。事前にANAのサイトで機内食のチェックをしてきた生徒もいるようです。

 夕食には高級アイスクリームがつきます。寒くない服装で過ごしましょう。

 例年より、だいぶ南の航路のため、白夜も氷河もデナリ(マッキンリー)山もなし、です。
 今年は、夜食?が出ました。


 機は東を目指します。朝食?後、15時過ぎにシカゴオヘア空港に着陸しました。下左の写真は朝食、ただし、現地到着は昼過ぎです。右下は、着陸後、気圧でつぶれたペットボトルです。

 着陸後、機が降機場所に着くまで15分、降機まで15分、入国まで80分と空港を出るまで、2時間弱かかりました。入国審査の列の先頭さえ見えなかった一昨年よりは、少しだけましでした。

 着陸時は晴れていたのに雨、もっとも屋根の下でしたので、濡れずにバスに乗れました。
 今年は、現地コーディネーターの伊藤先生は体調がすぐれないとのことで欠席、旅行社の人だけと合流、CUWへ向いました。

 有名な遊園地を見ながら、北上、ウィスコンシン州(WI)に入ったあたりで、スーパーで買い物、

 Milwaukeeを抜け(写真は毎度おなじみの裁判所)、Mequonに入り、今年は非常に多いというシカ2頭を目撃、CUWの、CCES、Concordia Center for Environment Stewardship コンコルディア環境保全センターに到着、
 2時間遅れの到着にも関わらず、
CCES所長兼研修総監督のProfessor Bruce Bessertと大学の先生方、そしてPort Washington High Schoolほか、USAの生徒の出迎えを受けました。Prof. Bruce Bessertは、この後、Bruce senseiと書きます。理由は昨年度、または、次回の記事をご参照ください。
下、左から、USAの高校生3人、ワイルドなDinese Farrington sensei、日本での博士号もお持ちのDr. Uvidelio Castillo "Uvi" sensei、Prof. Bruce Bessert。

 早速、開講式となりました。
下、左は講師の先生方の紹介、右は英語での小野校長の挨拶のようすです。

 時差の関係で38時間あったような、機内泊のため2日目だったような初日は、学生寮の部屋に入り、終了となりました。

 翌朝、CCES前のCanadian Geese カナダガンです。ガンと雁は同じですが、北海道の真ん中と同じくらいの緯度にあるMequonでは、この季節に、「鳴きゆく雁」の姿が見られます。

 

SSHニュース

今年の英語で科学実験は備長炭電池です。
この電池は小学校でも作るほど簡単な電池ですが、英語で説明するとなかなか用語がわからない、ということになります。科学関係の文章はほとんどの人は簡単な文章を書くので用語がわかれば理解するのは簡単です。まれに文学的に書く人もいますが。
今回では塩化ナトリウム ナトリウムは英語ではナトリウムではありません。炭は・・・・アルミニウムはスペルではAluminiumでアルミニウムで通じそうですが、たぶんよっぽど想像力のある人、または現物を見せながらでないと通じないと思います。ニッケルなんかはネコというと通じます。
しかし、実験が始まれば簡単なんで楽しく作り、直列にしたりして楽しんでいました。
 
 
 

SSH科学講演会 「ロボットと共生する社会」

平成29年6月2日(金)6、7h 千葉工業大学の先川原先生をお招きし、

「ロボットと共生する社会」をテーマにロボットの歴史から最新のロボットまで、映像とスライドを使って、分かり易く楽しい講演をして頂きました。写真はそのときの様子です。

講演後のアンケートでは、「もっと研究が進み、ロボットと共生する社会へ発展するといいと思った。」、

「将来ロボット関係の仕事に就きたい。」「理科の中で物理が一番嫌いだったが、物理をもっと頑張りたいと思った。」などロボットの社会に夢が広がった講演になりました。


  


 

 
 

SSHニュース

5月3日(水)
今日は東邦大学理学部にて、化学オリンピック講座の実技編でした。講師は前回と同じく、加知千裕/准教授です。前回の講義の内容も難しい内容をとても分かりやすく説明していただきうれしく思っていたのですが、今回も錯体の作成という、まず高校ではやらない内容でとても感謝でした。そして、この日の最後には中心金属と配位子の数の関係を吸光度計で測定するという方法を教えていただきました。本当に先生には感謝です。