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コンコルディア大学研修報告 2013 その1

この夏休み、2年生の理数科・普通科計30名はアメリカでの海外研修に参加しました。本研修はSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)事業の一環としてウィスコンシン州コンコルディア大学に滞在し、手賀沼やミシガン湖に関するプレゼンテーションを行ったり、ミシガン湖の水環境や外来種問題、再生可能エネルギーについて英語で学んだりするというものです。11日間にわたる研修の様子をお伝えします。

 

721日(1日目):アメリカ到着

憧れのアメリカに到着!

「柏高校」の文字に感動

 多くが初の海外という30名は、11時間のフライトを経てはるばるアメリカへやってきました。アメリカ到着は午前8時、日本出発より早い時間に着くのは時差の関係だと分かっていても不思議な感覚です。更に空港からバスに揺られること2時間、コンコルディア大学到着時には生徒たちの間から自然と拍手が起こりました。また、これから毎日講義を受けるCCES(コンコルディア大学環境保全センター)には、柏高校を歓迎する横断幕に日本語で「柏高校」の文字があります。初の海外や研修を前に多くの生徒が不安を感じているなか、海外で受けた思わぬおもてなしに、一同はとても温かい気持ちになりました。

真っ青なミシガン湖

 昼食後は大学キャンパスツアーです。昼とはいっても日本時間の深夜3時。生徒たちは必死に時差ボケと闘っている様子でした。コンコルディア大学は五大湖の一つ、ミシガン湖のほとりに建ち、豊かな自然環境に恵まれたキャンパスです。目の前に広がるミシガン湖は海としか思えないほど大きく、見渡す限り水平線が広がっている様子に、生徒たちも眠気を忘れてさかんにカメラのシャッターをきっていました。

 

722日(2日目):プレゼンテーションⅠ

 本研修ではプレゼンテーションを2回行いましたが、この日は手賀沼の歴史や環境などについて発表しました。


緊張のプレゼンテーション

前日、時差ボケですぐにでも眠りたい気持ちを抑え、グループでの最終打ち合わせや原稿読みの練習を重ねて臨みました。本番はコンコルディア大学の先生方や現地の高校生を前にして、皆が緊張の様子です。発表では入学以来毎月行ってきた手賀沼の水質調査の結果を堂々と発表したグループ、節電の取り組みを「すだれ」の写真とともに紹介したグループなど様々でした。出発前、期末試験の勉強と両立させながらプレゼンテーションの準備を進めてきた生徒たちは、発表を終えて一安心するとともに、完璧ではないながらも「できた!」という自信を得たことでしょう。

~フィールドへ!~
夏休みに行われたSSH米国海外研修。野外実習では化学分野として水質調査、生物分野として生物採集と同定・環境評価を行ったほか、大学周辺の再生可能エネルギー施設も見学しました。水質調査は大学周辺のほか、簡易キットを持参して24日のホリコン国立野生生物保護区や25日のデビルズ湖でも行い、水環境に関する理解を深めました。
7月22日・23日(2日目・3日目):野外実習
化学分野では、ミシガン湖やウィスコンシン州の湖、川、湿原で水を採取して透明度を測ったり、水中の溶存酸素や窒素、リンの測定を行ったりしました。手賀沼の水環境とミシガン湖の水環境を比較し、水環境に対する理解を深めるのは本研修の重要テーマの一つです。生徒たちは昨年11月に手賀沼でも同様の研修を行っており、そのとき学んだ内容を思い出しながら、水質分析に取り組みました。

 
  溶存酸素量は?

生物分野では、大学周辺のミルウォーキー川で無セキツイ動物や魚類を採集しました。先から胸までをすっぽり覆う「胴長」を着て川の流れの中を進むのは想像以上に難しく、慣れない網を手にしての採集でしたが、多くの生徒が「これぞSSH」と感じたようです。

 
   魚がいた!

採集の後は、それらを同定するのも大切な作業です。なぜなら、どんな生き物が生息しているかによって、その水環境の汚染度が推定できるからです。生徒たちは顕微鏡と生物図表を見比べながら、真剣に同定を進めていました。
エネルギー分野では、コンコルディア大学の建物に隠されたエコの秘密を説明して頂いたり、再生可能エネルギー関連施設を見学したりしました。コンコルディア大学環境保全センターでは消費電力は100%再生可能エネルギーを利用しており、建物も可能な限り廃材を利用しています。生徒たちは最先端の設備に感心する一方で、「コンコルディア大学ではセンサーが人間を感知して電気をつけたり消したりして節電している。柏高校では冷房の設定温度やすだれで節電している。コンコルディア大学の方が設備は立派だけど、人間が意識して節電するのも大切だと思う」との意見も聞かれました。
7月24日(4日目):ホリコン国立野生生物保護区
コンコルディア大学からバスで2時間。ホリコン国立野生生物保護区には湿原が広がり、数多くの野鳥が生息することで有名です。いかだに乗り、気持ち良い風を受けながら湿原を進むと、悠々と空を飛ぶ野鳥の姿や湿地帯特有の植物、カメの産卵の跡などが見られました。帰りの車窓からは七色の「虹雲」に遭遇し、コンコルディア大学の先生方も初めて見たというほど珍しい自然現象に、残りの研修日程の幸運を祈りました。
溶存酸素量は・・・?
魚がいた!
7月25日(5日目):デビルズ湖
前日に続き 、バスに揺られてデビルズ湖やっきました。  こではデビルズ湖の植物に関する 講義を受けながら、小高い丘をハイキングしまた。日本ではなじみの北米地域 い丘をハイキングしまた。日本ではなじみの北米地域 い丘をハイキングしまた。日本ではなじみのない北米地域特有の樹木が多くみられましたが、葉の特徴によって木を見 分ける方法や、建材として価値の高い木外来種流入を防 分ける方法や、建材として価値の高い木外来種流入を防 分ける方法や、建材として価値の高い木、外来種流入を防 ぐためのルールなど、 色々な 興味深いことを学びました。 約 2時間のハイキングを終えるころには皆、少し疲れた様子で したが、昼食時には湖で泳ぐ泳ぐ 姿も見られ、生徒たちは皆、自然の中でリラックスできた様子でした 。
  
   風を感じながら進みます          レインボークラウド       泳ぎたいなぁ

~研修も佳境に突入~


7
26日(6日目):バックヤードツアー&最終プレゼンテーション

午前中はウィスコンシン州の中心部にあるミルウォーキー公立博物館を訪れ、一般のお客さんは決して入ることのできない博物館の研究エリアを、副館長さんをはじめ、鉱物や昆虫の専門家などに案内して頂きました。鉱物、蝶、昆虫、魚、蛇、などなど・・・、とにかく膨大な種類と量の標本が保管されています。それぞれの資料には採集時期・場所がラベリングされており、生息地の分布から地球環境がどのように変化してきているか、という研究にも役立てられているそうです。いくつもの部屋にびっしりと資料が保管されている様子を見て、博物館で一般のお客さんが目にする展示物は、収蔵されている資料のほんの一部でしかないことがよく理解できました。例えばある昆虫の研究には、約1000匹の同じ種類の昆虫を採集するそうです。それは「昆虫にも個性があって、1匹を調べただけではその昆虫のことが分からないから。人間にも多様な個性があるよね」という言葉に一同納得の様子でした。
 

  専門家の説明に耳を傾ける         部屋を埋め尽くすホルマリン漬け標本

 

 午後は最終プレゼンテーションです。コンコルディア大学の研修を通して学んだ成果を発表する、研修の総まとめです。初日の手賀沼に関するプレゼンテーションでは、各グループが水質や浄化対策、エネルギー問題など様々なテーマを設定しました。今回のプレゼンテーションもそのテーマに沿う形で進めましたが、対象は手賀沼からミシガン湖へと大きく変わります。アメリカへ来てからの短時間で研究テーマを決め、調査し、内容をまとめて英訳・・・と、皆、夜遅くまでがんばりました。発表では、コンコルディア大学の実験設備を使って独自に水質分析をした成果を発表した班や、現地の高校生も交えて発表した班もありました。質疑応答では「今回学んだことをもとに、日本に帰国してからどう行動したいか」が多くの班に質問されましたが、自分たちの意見を堂々と答えられました。プレゼンテーションを終えた生徒からは「アメリカに来て、最初は正直日本に帰りたいと思っていたが、やり遂げた後の達成感がすごくあって、色々大変だったけど楽しかった。」といった声がきかれました。

現地の高校生も加わります

夜遅くまで準備しました

 

 

 

 

 

コンコルディア大学研修報告 2013 その2

~摩天楼発祥の地、シカゴへ ~

7月26 日( 6日目):お別れパーティー
 シカゴ空港に降り立ったのがつい昨日ようも感じられますが、とうとうコンコルディア大学ともお別れです。 お別れパーティではお世話に なった先生方に「いそべもち」を振る舞ましたが、同じお米から 作るおせんべいに比べると、お餅はあまり知られていな様です。特に、焼く前のお 餅を試食した 先生 からは「石けんのようだ・」と感想も。しか し、出来上がりの 評判は上々で、多くの先生方 が「初めて食べたけどおいしい!」と喜んで下さました。今回 の研修では、コンルデ ィア大学の先生方に本当お世話なりました。初めて海外や英語での研修に、多くの生徒が不安を抱えていましたが、コンコルディア大学の先生たちと接し、コミュニケーションをとる中で、徐々にアメリカの生活にもなじむことができました。また、今年は初めて同年代のアメリカ人3人が加わり、すべての研修日程を共に過ごしました。研修を通し、科学の内容だけでなくお互いの学校生活や文化について話し合う中で、日米それぞれの良さや考え方を学ぶことができ、本当に貴重な時間を過ごすことができました。
   
     うまく焼けるかな?                      先生方と記念撮影
   

7月 27 日( 7日目) :「科学産業博物館」
 自然豊かなコンルディア大学らバスに揺れること 自然豊かなコンルディア大学からバスに揺れること2時間。 シカゴの高層ビル群が見えてくると、それまでぐっすり眠ていた生徒ちも少しずつ目を覚まし 、外の風景に目を奪われています。この日は年間入場者 年間入場者150 万人、 シカゴでも大人気の「科学産業博物館」を見学しました。 科学産業博物館ではアメリカの科学技術や産業を、 航空機、交通手段、自然現象、人間の身体、商業と文化などのエリアに分けて展示しています。総面積は東京ドー ムの 2.5倍という 規模の大きさで、1日ではとても全を見学するこできません。 人間の体エリアでは人体の輪切り展示のほか、全身の血管、神経、筋肉などが展示されており、目の前の展示も かつては生きていた人間のものであること自分身体も同じようにできていることなどを考えながら 、人体 の不思議に見入りました。
  
    ミシガン湖とシカゴ高層ビル群           人体の不思議

~この経験はずっと忘れない! ~
 夏休みに行われたSSH 米国海外研修もあっという間に帰国する日をを迎えました。

7月 28 日( 8日目) :「シェッド水族館」 「フィールド自然史博物館」
 この日はアメリカ初、 自分たちで切符を買い、地下鉄に乗って 移動しました。駅 でまず目についたの は 3つしかない券売機の1つしかない券売機の1つに「故障中」 の紙が貼ってあたことです。2つの券売機に30人が並んで1枚ずつ切符を買う… 。日曜 の朝 で駅の利用者が少なく、大した混乱はありませんでしたが、帰りの駅で も 故障中の券売機があり、どうやらすぐに修理する様子もないところに「郷に入りては郷に従え」という言葉を思い浮かべました。
 シェッド水族館は約 1500種、 2万 200 匹の生物を飼育している水族館で、世界中から集められた両生類、は虫類、昆虫なども飼育されており「水族館」というイメージにとどまらない幅の広さです。最前列でベルーガクジラのショーを見ることができました、 クジラの子どもが親に甘える様子、クジラと飼育員の信頼関係などが感じられ、とても温かい気持ちになりました。
 フィールド博物館 は映画「ナイトミュージアム」の舞台でもあり、 目玉展示は恐竜;ティラノサウルス ・レックス 「スー・ SUE 」の骨格標本です。展示はアメリカ先住民の文化、哺乳類、世界の植物や古代 エジプトなど、こ こでも一つのエリアをじっくりと見学するにはとても時間が足りず 、各自がフロ アマップを片手にお目当てのエリへと向かい 、興味のある展示をじっくりと見学しました。

  
  うまく買えるかな?             鳴き声もかわいいベルーガクジラ


   スーは今にも動き出しそう
    

11 日間を振り返って ~ 生徒コメントより~
 今回の研修を通して、生徒たちはフレッシュな感性で本当に色々ことを学び、感じてきました。 最後に、研修を 終えた生徒ちのコメントの一部を ご紹介します。
 ・シカゴ空港に着き、景色の違いに驚いた。 全てのものが大きく、広く見えた。
 ・ミシガン湖は、もうで湖でなくて海だった。
 ・コンルディア大学で実験室を見したとき、見慣れた器具を見つけて、やっぱり科学は世界共通なのだと思いうれしかった 。
 ・(現地の 高校生と)日本漫画・(現地の 高校生と)日本漫画・(現地の 高校生と)日本漫画・(現地の 高校生と)日本漫画・(現地の 高校生と)日本漫画・(現地の 高校生と)日本漫画・(現地の 高校生と)日本漫画の話をしたとき、自分の国の文化知っていてもらえてうれしかった。
 ・このプロジェクトに関わったすべて人たち、先生、家族、仲間に感謝の気持でいっぱいです。ありがとうございました。