3月21日(木)、東海大学高輪キャンパスにて、関東近県SSH校合同発表会がありました。参加校は、千葉県立柏高等学校、芝浦工業大学柏中学高等学校、市川学園市川高等学校、東京都立科学技術高等学校、東京都立多摩科学技術高等学校、東京都立戸山高等学校、東京学芸大学附属高等学校、東京学芸大学附属国際中等教育学校、玉川学園高等部、文京学院大学女子高等学校、埼玉県立浦和第一女子高等学校、埼玉県立川越女子高等学校、新潟県立新発田高等学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校、中央大学附属高等学校、東京都立立川高等学校、東京都立大泉高等学校、東海大学付属高輪台高等学校の18校でした。口頭発表14校、ポスター発表数421(3交代)と大規模なものでした。県柏の2年生25名(理数科4グループ普通科3グループ)のポスター発表と1グループの口頭発表を行いました。2年生課題研究Ⅰの総仕上げとなるもので、皆堂々と発表していました。空き時間は、他校の生徒の発表をそれぞれの興味に応じて聞きに行くなどして学んでいました。また、本校1年生(理数科20名、普通科来年度課題研究Ⅰ選択者3名)がポスター発表、口頭発表見学に行き、来年度の課題研究Ⅰのための参考になったと思います。課題研究Ⅰの選択者は関東近県SSH校合同発表会か千葉県高等学校課題研究発表会(3月16日(土)、千葉工業大学)のどちらかに参加することによって課題研究Ⅰが終わり、来年度の選択予定者は、どちらかに参加することによって、来年度のための準備が終わります。
7限、地学室において、理数科1年生,普通科1年生で課題研究選択予定者及び希望生徒を対象に、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構辻本崇史氏,浅野友紀瑛氏によるSSH特別講座(高校生向け金属資源講話)の講演が行われました。金属資源とは、金属はさらに必要になる、世界の銅消費量は経済成長と共に増える、鉱業とは、鉱石はどこから、資源開発の流れ、これからの課題、皆さんへの期待・伝えたいこと、資源について学べる大学等をお話ししていただきました。質問等が終わった後でも、お持ちいただいた金属鉱石を直に見ながらどこの部分からとれるとか、いろいろと、教えていただきました。これを機会に、金属に興味をもった生徒も多くなったのではと思いました。
課題研究Ⅰ最終発表会(校内)が3限~7限に行われました。物理分野(4グループ)、化学分野(2グループ)、生物分野(4グループ)、地学分野(3グループ)、数学分野(1グループ)の計14グループが行いました。パワーポイントを用いて、プレゼンをし、自分たちの研究内容や成果を発表しました。それぞれのグループが約1年間かけて、まとめ上げたもので、その苦労は、班員にしかわからないものもあり、貴重な体験になったことと思います。発表前日がロードレース大会だったため、例年に比べて、前日の発表練習の時間がとれたこともあり、運営指導協議員の先生方からは、すべてのグループが自分の言葉で、発表していたと、褒められました。また、昨年から質問の時間が増えたこともあり、生徒が積極的に質問していたことも、褒められました。これから生徒は、論文集の原稿書きと3月の外部発表(千葉県高等学校課題研究発表会、関東近県SSH校合同発表会)の準備に入ります。
7限、地学室において、理数科1年生,普通科1年生で課題研究選択予定者及び希望生徒を対象に、国立医薬品食品衛生研究所の内野正氏によるSSH特別講座(動物実験代替法及び代替法学会について)の講演が行われました。まず最初は、高校時代の自分について、課題研究のテーマの選び方及び進め方について、動物実験代替法及び3Rsについて、代替法学会へと話が進んでいきました。1年生にとっては、これから、1年間課題研究Ⅰを行う上で、大変参考になったことと思います。またこれから研究者になるための大事なこととか、動物実験代替法及び代替法学会についての知識も身につき、大変有意義な時間になりました。
10月27日(土)、東京大学柏キャンパス一般公開の日に、1年理数科の生徒と1年普通科課題研究選択予定者7名が実験設備等の見学に行きました。2つの班に分け、東大の方からいろいろと説明していただきました。一通りの説明を受けた後、各班ごとに興味のある場所に行き、各人、見学した内容をワークシートにまとめ、引率教員にチェックをしてもらいました。生徒は、このワークシートを元に、プレゼンテーションを行えるように準備をします。11月14日(水)に、千葉大工学部において、山本教授によるプレゼンテーション基礎講義、その後、準備をした内容に対しての指導(千葉大学生、院生も含む)を受けることになっています。こうして、生徒は、2学年における課題研究のためのプレゼンテーション能力をつけていきます。
理数科保護者会が8月25日(土)に行われました。合計77名の保護者の方に参加していただきました。理数科は普通科と違い、独自の行事も多いので、1年の保護者の方が多かったです。内容は、校長挨拶、理数科の活動および報告、卒業生の進路報告、在校生による海外研修報告、理数科卒業生の話、理数科卒業生の保護者の話、グループ別懇談会で計3時間でした。今年は、卒業生の話があり(昨年は卒業生が急遽来れなかった)、保護者の方の話もお子さん3人と他の理数科のお子さんの話も交えたもので、大変好評でした。
SSH科学講演会 「ロボットと共生する未来社会」
理数科ニュース No.4---
5月2日(木)に理数科1年8組の生徒は、日本科学未来館で校外学習を行いました。午前中は、事前学習指導(4月20日(金)7限にコンピューター教室)において、調べた興味のある分野のブースに行って、見学ワークシートを記入しながら理解を深め、解らない所は、インタープリター(展示解説員)に質問して、見学ワークシートを完成させました。その後、同行した理科の教員にチェックを受けました。午後は班の生徒に対して、見学ワークシートを完成させた分野に関してプレゼンをし、班員に評価してもらいました。残った時間は館内見学を行いました。1年生始まったばかりで、展示内容の理解をし、その上でプレゼンをすることは、大変なことだったと思いますが、勉強になったことと思います。館内のインタープリターの方からも褒められました。
理数科ニュース No.3---
4月20日(金)7限に、理数科1年8組の生徒に対して、日本科学未来館校外学習(5/2実施予定)のための事前学習指導をコンピューター教室で行いました。講師は、前1年8組担任の岩田SSH主任です。昨年度までの経験をもとに、最初に日本科学未来館の様子や当日にすることなどを説明しました。次に館内で興味のあることを生徒が調べ、それを隣の生徒にプレゼンテーションをするといった練習をしました。