千葉県立柏高等学校進学指導重点校・SSH(4期申請中)

 

    SSH関連 2018年度

    SSH関連
    2019/02/01

    普通科実験通信

    | by 職員
     普通科の授業での生徒の活動の紹介です。

     現在、2年生普通科生物基礎と理数科理数生物の授業でキイロショウジョウバエ Drosophila melanogasterを用いた継続実験が進行中です。休み時間にも、観察を続けている生徒がいますので、紹介します。

      
    左.何気ない光景ですが、配付されたプリントをよく読み、説明をよく聞いて、しっかり内容を理解しないとできないことをやっています。最近、説明を聴いて理解する力の低下が危惧されているなか、「聴く力」と「技能」の証明と言えるでしょう。中.物理基礎選択の友人を連れてきたそうです。科学への「興味・関心」ですね。生物と物理では、まるで違う部分もあるのですが、基本的な考え方は共通しています。
    右.アクティブ・ラーニングのお手本です。休み時間の取組みを見ると、実験の重要性がよく解ります。直接のSSHの行事ではありませんが、「普通科通信」コーナーがないのでこちらで紹介しました。掲載に当たって、本人の承諾を得ています。

    13:21
    2018/11/18

    SSH手賀沼から地球の水環境を診るー実習二日目

    | by 職員
    11月18日(日)実習二日目にして最終日。今年は人数が多いためバスの方が安く、主担当の先生が列車での引率が苦手でもあり、二日目もバスでの移動となりました。が、大遅刻者も出ました。例年のように電車での移動、さらには、海外研修初日か最終日なら、置いて行くしかない状況でした。また、Group workや Presenntationの研修成果をあげるには人数過多です。
     さて、この日も晴天、筑波大へ向かいました。電車だと、つくばに着く直前にサイバーダイン社が見えます。
     特に、理数科・SSH関係の行事では心がけるべき、移動途中の観察例を紹介します。
    下左.国道沿いの祠、古木残存の多い場所。中.河川敷の植生遷移の状況。右.取手、国道右の液体食品工場のサイロ
      
    下左.在来種のクズに制圧された外来種セイタカアワダチソウ。
     中.ススキに取って代わられたセイタカアワダチソウ、アレロパシーによる自滅?
     右.牛久沼。手賀沼と同じく利根川に続きます。かつては、手賀沼同様、水運に使われていました。
      
    下左.旧道、都市の変遷も環境と建築建設にとって重要な要素です。中.人工林。右.侵略的外来種と化したモウソウチクの侵入、
      
    下左.つくば研究学園都市。ウィスコンシン州のマディソン市は古くから学園都市として有名で、研究学園都市のモデルの一つでは?とも思います。例年の紅葉と色が違います。
     中.つくばには多くの研究所があります。右.筑波大入口。
      
    下左右.筑波大では、前日のデータを確認、この日の測定、プランクトンの観察等に進みました。
     
    下左.容器に試料を入れ、上右の装置にセットすると印を読み取り必要な測定をしてくれます。中.工事中・・・。
      
     ありがとうございました。

     最後に、主担当の先生から実験中の態度について、全員ではありませんが、注意を受ける場面、重ねて担任から注意を受ける場面もありました。また、海外研修の定員を大きく超える人数でもあり、内海先生には多大な迷惑をおかけしました。例年に比べトラブル頻発の点でも内海先生に相当な迷惑をおかけしたと思います。
    11月29日には発表会があります。
    18:02
    2018/11/17

    SSH手賀沼から地球の水環境を診るー実習初日

    | by 職員
     11月17日(土)、18日(日)の2日間にわたって、SSH高大連携講座「手賀沼から世界の水環を見る」の実習に行って来ました。ご指導は先日の講義に引続き筑波大准教授内海真生先生です。
    ※写真掲載に当っては、本人・保護者の承諾を書面で得ていますが、画素数も削減してあります。
     初日、17日(土)、北柏駅前7時集合、時間厳守でしたが、若干の遅刻者が出ました。海外研修初日なら置いていくしかありませんでした。時間厳守の意味を今一度考える必要がありますが、今回、海外研修参加希望者募集時の説明の関係で、生徒だけの責に帰するべきではない面もあります。必要とは言え、湿っぽい話はひとまず置いて。
    1.北柏駅前のカラス、詳しくは後ほど。2.校長先生、2頭の愛犬とともに。3.親水公園、メモを取る生徒は少数。例年より多い生徒数からすると僅かです。
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    4.親水広場近く。生徒の半数は左手の方で目的別の採水中。
     例年通り、機材を積んで車で来ていただいた内海先生一行と合流しましたが、いったい、筑波を何時に出てきたのでしょう? 貸切バスで我孫子市の親水広場に移動したところ、校長先生が休日にも関わらず、激励と視察と取材に来てくれました。校長日誌、ケンカシNEWSもご覧ください。
     この実習はSSH行事ですが、すべて理科で指導しています。全行程を通しての引率は水環境講座主担当の化学、理数科1年担任の化学、私を含め普通科担任の生物2人です。SSH部の英語の先生が同行を申し出てくれましたが、バスが満員で実現できず残念です。次の地点まで、2人の教頭先生も来てくれました。校長教頭全員が来てくれた訳です。
     親水広場駐車場から、4年ぶりの晴天の下、歩いて手賀沼湖畔に移動、内海先生から説明を受け、2組に分かれ、採水と測定に入りました。
    1.曙橋への途中、皮肉ではなくバスの運転手さんが少しだけ道を間違えてくれたおかげで、埋め立て地の水田を観察できました。
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    2.ハスが大増殖、水は少し暗い色の方が青空をよく映します。
     COD、TN、TP、Chla、PhとDO専用の測定用の採水と、プランクトンの採集、透視度と水温の測定を行い、次の地点、曙橋へ向かいました。
    3.4.下左中.採水。近くの公園にはトイレがあります。野外活動前には各自調べておきたい大事な情報です。
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    1.遠くに柏市のビル。「そごう」や左右非対称の千代田線車両が登場した頃、柏が急速に発展、手賀沼の汚濁も進みました。
     採水と測定後、筑波大学へ向かいました。毎年、実習後、班でテーマを決め調べたことについて行う発表について、今回、準備期間が短く、主担当の先生から先に調べてから実習と聞いていたのですが、ここで、その指導がまだ、ということが判明、仕方なく、学校に帰った後に決めることになりました。海外研修が安全円滑に行える定員を大きく超えている上に不安材料が増えたのは確かです。大学到着後は各自昼食となりました。
    2.研究室紹介のポスター。これからは高校生もポスターやパワーポイントづくりの機会が増えそうです。しっかりみましょう。
    3.4.大学見学時の重要な調査項目。3.いつもの定食、4.別の食堂のメニュー。
    1.担任の先生と。       2.4年ぶりの晴天       3.構内のカラス、最初の写真と別種。
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     午後は実験室での測定です。昼休み中、内海先生とTAの皆さんは準備と打合せをしてくれていました。内海先生の説明の後、実験・測定に入りました。結果が判らないので、通常の授業と違い、本当の実験です。
    4.1.滴定、吸光度の測定の器財が並ぶ中で。
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    2.3.今回、TA8人は日本人一人と外国人留学生の大学院生がつとめてくれました。
     手賀沼で、昨年も来てくれたような気もしたマレーシアの方に話しかけたら、向こうがしっかり覚えていてくれました。こちらは、朝の挨拶はスリマッ、パギ・・・も忘れていました。もう一人のマレーシアの方はサラワク州出身とのことでした。マレーシア語は朝昼晩の挨拶とありがとう、どういたしまして、しか知りませんが、話のきっかけになります。残りの会話と中国、ミャンマーの方との会話は英語と日本語で何とかなりました。日本語は音読み訓読みと文法が難しいとのことでした。金田一春彦博士によると発音はハワイ語の次くらいに簡単なそうで、発音の話は出ませんでした。
    1.残念ながら、見ているだけの生徒が増えてしまいました。
    2.すべての光合成植物が持っているクロロフィルaの量の測定用に水を濾過したところ。
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    3.手賀沼での測定も含めたデータの検討。今回、透視度の標準偏差が平均値の1割程度と、良好な結果が得られました。
    4.終了は夜。翌日も実習です。
    12:54
    2018/11/09

    高校生理科研究発表会(千葉大主催)賞状

    | by 職員
    929日(土)に千葉大で行われた高校生理科研究発表会で行われたポスター発表「このコマ、何色に見える?」に対して、優秀賞をいただきました。その賞状がようやく県立柏高に届きました。受賞者は117(水)千葉県児童生徒・教職員科学作品展で、科学論文の部において、千葉県総合教育センター所長賞、日本学生科学賞千葉県審査最優秀賞を受賞した本校理数科3年生3名です。


    13:07
    2018/11/08

    千葉県児童生徒・教職員科学作品展表彰式

    | by 職員

    平成30117日(水)午前10時より千葉県総合教育センターにおいて、千葉県児童生徒・教職員科学作品展表彰式が行われました。科学論文の部において、本校理数科3年生3名の「ベンハムのコマ」が千葉県総合教育センター所長賞になりました。また、同時に日本学生科学賞千葉県審査最優秀賞も受賞いたしました。




    18:01 | 報告事項
    2018/10/24

    理科大とキッコーマンに行って来ました。

    | by 職員
     10月24日、中間考査最終日、野田市の東京理科大とキッコーマン物知り醤油館に講演聴講と見学に行って来ました。千葉県の理科部会生物分科会主催の研修で、SSH行事ではありませんが、科学関連ということで記事を載せます。なお、普通科の担任でSSH担当でもないので、普通科の総合学習に還元できる内容‥の予定です。
     東京理科大野田キャンパスは、東武野田線運河駅から歩いてすぐです。近くの生徒は進学すると、県柏より大学がずっと近くになり、自宅から自転車や徒歩で通えます。
    下左.安房小湊駅前で撮った写真ですが、運河駅前にも同じような物がありました。昔の缶ジュースのプルタブで、缶から離れたため、ゴミ問題の一つになりました。USAでは牛が誤食して問題になったことがあります。観察してみると、身近な所に何か転がっているものですね。総合学習で、ゴミ問題の解決例、近くの舗装の歴史?、日常生活の歴史?関係で、調べてみても良いかも知れません。下中.運河を渡る歩道橋から理科大が見えます。
      
    上右.橋を渡ったら右の方に門が二つあるので、右の門に入り、下左.理工学部を抜けると、薬学部につきます。
     東京理科大学薬学部教授、羽田紀康先生の講演は熱意あふれる面白くて役にたつ内容でしたが、著作権の関係で略します。一つだけ、「漢方」と「漢方薬」調べてみてください。
     工場見学→ 
     午後は野田市駅のキッコーマン物知り醤油館でバイオテクノロジー関係の講演を聴き、館内から工場を見学しました。工場内部は撮影禁止です。
    上中.見学に出発。
     右.解説のパネルに、「火入れ」がPasteurizingとあります。英語はパスツールにちなんでますが、言葉自体は日本語の「火入れ」の方が何百年か先だと思います。他のパネルにあった英語のうち個人的には、Fermentation と Fertilization は時々、迷います。Redundancyも記憶が怪しい単語です。(国内の大学入試には出ないと思います。)
        
     キッコーマンの海外最初の工場は、ウィスコンシンのウォルワース、Walworth, Wisconsin, USAにあります。製品自体は日本の物と変わらないそうです。キッコーマンは研究所のような性格もあり、研究員の方はたぶん英語に堪能です。メクォンからウォルワースは離れてますが、野田で海外研修の予習もありだと思います。
    上左.ウィスコンシンに工場が建てられた理由は、農業州ウィスコンシンの三大作物のうち二つが醤油の原料になるからだそうです。あと一つはトウモロコシです。中.キッコーマンUSAの製品見本。
     右.食品工場によくあるサイロ。以前、USAのビール工場、チーズ工場、取手のビール工場、麺工場のサイロの写真を掲載しました。コンクリート工場と農場のサイロの多くはコンクリート製です。
    下左.復元した御用倉、ですが、本来、レンガが扇のような放射状(jack arch)だったのでは?と思います。この積み方だと、手間をかけて、上のレンガを落ちやすくしているだけですので‥‥。
        USAの醤油
    上中.敷地の一角、文化財だそうです。総合学習で身近な文化財や今はやりの家の中の昭和など調べてはどうでしょう?
     そう言えば、東京理科大の前身の前身、東京物理学講習所の創立は1881年、海外研修でお世話になっているCUWの創立も同年です。
    10:17
    2018/10/03

    海外研修2019

    | by 職員
     10月3日、1年生理数科と普通科課題研究選択希望生徒を対象に、来年度のコンコルディア大学でのSSH海外派遣研修の説明会が開かれました。教頭先生の説明でしたが、Power pointは昨年のものです。重大な補足を記します。
    1. ホームページの関連記事を一通り読んでください。
    2. 研修地はConcordia University Wisconsin です。
    3. 内容をしっかり理解して、参加を決めてください。最も大事なのは本人の意思です。
    4. 昼間のバスは寝る場所ではありません。
    5. 事前研修での成果としてのPresentationの出来を判断するのは、アメリカ人の教授達です。
    6. 「何を学んだか」が明確に語れる今年の参加生徒にも、聞いてみてください。
     参加資格ですが、理数科生徒も11月の手賀沼水環境講座の講義と2日間の実習への出席・参加が必要です。実習は土日ですが、部活動等で正選手としての正式試合出場等、公欠扱い相当の場合、止むを得ない理由のある場合のみ、他の実習で代替できます。今年こそは顧問の先生方にも連絡があることと思います。実習の代休が欲しい場合は他の生徒に機会を譲ってください。
     普通科生徒の場合は、1学期の学年集会での説明と、配付プリントにあった通り、来年度の課題研究の選択が必要です。
     安全確保と研修目標の達成が可能な本来の定員は男女別4人以下の班が8班まで、最大で32人です。現状の希望人数での研修としての安全な実施は困難で、教頭も希望人数が「減るだろう」とのことです。1班4人以下は課題研究とPresentationにおいても常識です。
     11月の講座から事前学習が始まります。しっかり参加しましょう。

     おそらく、SSHの海外研修の大半に当てはまるとは思いますが、通常の語学研修と違い、英語で科学を学びます。日本語で科学的な内容が解らなければ、英語でも解らないので、嫌でも?科学的な思考ができるようになります。 
     現代文の入試問題に様々な分野の話があるように、最近、英語でも環境や生態学の少し専門的な話が入ってきて、英語の先生も大変だと思います。

     SSH海外研修では通常の語学研修では学べない科学、特に自然や生き物についての英語に触れることができます。
    22:05
    2018/09/24

    English dialect in Wisconsin

    | by 職員
     海外派遣研修の事前学習、中でも東大大学院留学生による指導の内容は、課題研究のほか普通科の総合学習にも役立ちます。以前少し書きました。また、昨年までのKathy先生によるプロジェクトワークの指導は、テーマ決めから調査方法まで課題研究の進め方に役立ち、当然、総合学習での調べ物、しっかりやると、調査探求に役立ちます。3点記します。
     1.テーマは、「できること」を選びましょう。
     2.ウェブで調べただけでは何もやったことにはなりません。自分の分析・考察を入れましょう。
     3.分析は論理的でなければなりません。

     英語にも方言dialectが存在します。イギリスほどでなくてもUSAにもあります。
     調べたきっかけは、ザリガニをcrayfish と書いた本とcrawfishと書いた本があることでした。Wisconsinは2つのザリガニの境界線近くに位置し、crayfish、Chicago近郊ではcrawfishです。
     調べて何になるかと言うと、「面白いこと」のほかに、受験英語を別にすれば、英会話の実践の上で役に立ちます。アメリカ人の多くの人がMary, marry, merryを区別していないそうです。だから、細かい発音の違いは気にしなくて良いと思っています。受験は別です。
     なお、Mary, marry, merryを調べていたら、今年の理数科主任の物理の先生に「全然意味が違うじゃないですか?同じに発音してどうするんですか?(以下略)」と聞かれましたが、別にアメリカ人は困らないようですし、質問はアメリカ人に
    してほしいと思うと同時に、物理はアメリカ人に英語の発音指導が必要と感じるほど、厳密さを追及する分野だと改めて認識しました。兄弟同然に親しくしているアメリカ人もいるそうで、英語の発音指導は本気かも知れません。 会話の中でmerryが出てきても、気にしないで良い、というのが私の結論です。
     地学の授業で見たクラスもあるようですが、カールセーガン博士原作の映画の各国の英語の違いも面白いと思います。
     例のbubbler、Massachusetts にもあるそうで、Michii先生の夫君もご存知でした
     Lake Winnebago 2017
     今年2018の参加生徒から、「また、コンコルディア大学に行くにはどうしたらいいですか?」と質問を受けたので「卒業してから、夏休みを避けて格安航空券で行けば、安く行けるよ。ミルウォーキーからはバスかな。」と答えたら「いえ、あの研修が良いんです。」とのことでした。「また、行きたい」と言ってくれるのは、担当者としてすごく嬉しいのですが、学ぶべきことも変わるし、お金もかかるし、私が引率に加わるかも知れないし、再考した方が良いと思います。
     千葉大もCUWと提携していますし、留学を推奨している大学も多いので、一か月かそれ以上の留学も可能ではないでしょうか?
     留学し、大学側の学生スタッフに加わることが可能なら‥‥という案もありますが、卒業して世界が広がってから考えても良いでしょう。
    17:12
    2018/09/06

    SSH全国大会

    | by 職員

       88()9()と神戸国際展示場においてSSH生徒研究発表会が行われました。県柏からも「このコマ、何色に見える?」というタイトルで3年理数科生徒3人のグループで参加してきました。前日の713:00頃会場に着き、翌日のための準備をしました。89:00から開会式、基調講演会「Youcan be a scientist from today!(東京理科大,秋山仁)のあとポスター発表を行いました。来たお客さん(高校生も含む)、審査員に説明してきました。

        生徒自身も他高生の発表を聞くため、交代をして,聞きに行きました。この日の17:30からの全体発表校には,残念ながら選出されませんでした。99:00より全体発表校による口頭発表の後、またポスター発表を行い、14:00より表彰、全体講評、閉会となりました。生徒達は、ここまでよく研究し、それをポスターにまとめ、パソコンの画像、データを示したり、実験道具も持ち込んで、わかりやすくプレゼンをしましたが、入賞は出来ませんでした。

        でも、参加した生徒にとっては、貴重な体験となり、良い勉強になったことと思います。


    18:57
    2018/09/06

    千葉サイエンススクールフェスティバル

    | by 職員

        729()千葉工業大学津田沼キャンパス6号館において、本校理数科の生徒を中心に30名ほどで、地域の子供たちやその保護者対象に実験機材を持ち込んで理科の実験体験をしてもらいました。このイベントには、県柏だけでなく県下のSSH高を中心に計14校参加し、日本技術士会千葉県支部、DICといった社会人の方も参加しました。小学校での理科実験教室同様、好奇心あふれる子供たちに、説明したり体験させたりと充実した時間を過ごしました。また、保護者の方たちにも説明や体験をしてもらい、生徒にとっても貴重な体験になりました。14:0016:00には参加した高校生対象にサイエンスコミニュケーションというプログラムが行われ、他校生と一緒の班で「モールピンポン」「ピンポンホール」といったゲームをしました。自分たちで構造物を工夫して作り、いかに多くのピンポンを20センチ以上の高さに置くことができるか?。ピンポン玉が落ちる時間をいかに遅く出来るか?ということを競いました。生徒にとっては、初めてやるゲームでいろいろと頭を使うことで刺激になったことでしょう。




    18:13
    2018/09/06

    理科実験教室

    | by 職員

       7月12日(木)松葉二小にて理科実験教室(13:3015:00)を行いました。体育館と理科室において、本校理数科の生徒を中心に40数名で行いました。翌日7月13日()田中小にて理科実験教室(13:4515:30)を行いました。体育館と図工室において、田中小、田中北小花野井小の6年生(174)を対象に、本校理数科の生徒を中心に50名弱で行いました。どちらも好奇心あふれる子供たちに、説明したり体験させたりと充実した時間を過ごしました。本校の生徒たちも、教えることによって、多くのことを学んだことでしょう。




    16:42
    2018/09/04

    普通科課題研究選択希望生徒の活動開始

    | by 職員
     普通科の生徒も2年次で課題研究Ⅰを選択することができます。選択するにはいくつか条件がありますが、そのうち一つが毎年9月末の土曜日に千葉大で開かれる課題研究の発表会の見学です。その見学のための説明会を1年生の課題研究選択希望者を対象にして、本日実施しました。いよいよ、課題研究選択に向けての活動が始まります。見学はSSHの一環ですので、交通費が出ます。発表会は、普通科の総合学習にとってもとても役に立ちます。課題研究選択希望者と違って交通費は出ませんが、時間があったら見学に行きましょう。進学後の参考にもなるはずです。
     発表会の形式はポスター発表です。なお、作ったポスターを基に発表Presentationを行うのがポスター発表で、ポスターを作るだけでは発表にははなりません。
    (左は2017復路 その名もLeech Lake)
     総合学習のポスターづくりにも使える留意点を書いておきます。
     まず、タイトルと所属を書きましょう。見やすく作る工夫も大切です。
     次に、研究発表の場合は、1.序文、2.方法、3.結果、4.考察の4項目の内容を書きます。
     序文は目的や意義を示し、内容は考察と対応させる必要があります。
     方法は当然研究方法を書きますが、レポート・論文の場合、報告書なので、過去形で書きます。ポスターの場合は厳密でなくてもかまいませんが、最初に「次のような方法で行った」等、書いておくと良いでしょう。教科書に書いてあるのは、手引き(マニュアル)なので、本来は命令形で、レポートで丸写ししてはいけません。英語で考えるとよくわかります。1年生でも化学と地学を履修しているので2学期頃にはレポートも書けるようになっているはずです。
     結果には、誰が考えても同じになることまでを含めます。気温が34℃なら、暑いのはだれでも判るので「暑かった」まで結果に入れます。けっして考察に「暑かったと考えられる」と書かないように。統計処理を行ったら、その結果も結果に入れます。
      統計処理でよく知られているのは、平均ですが、平均をとったら、標準偏差も出しましょう。標準偏差が何かは調べてみてください。理解できれば使えます。理解が難しかったら、理解できるまで頑張りましょう。なお、平均をとっても無意味な時もあります。5人で競争した時の順位の平均をとると、3.位になりますが、3位の人は一人だけです。
     考察には、原因について、さらに実験が必要な内容などを書きます。暑かったなら、その原因や今後の予測、さらに何を調べるか等を書きます。地球温暖化なのかヒートアイランドなのか単なる変動なのか、根拠を示して書きましょう。
     総合学習では、実験等を行う訳にはいかないと思いますが、意義や目的を考えて調べ、考察を入れましょう。考察のあるなしは大違いです。
    考察の後には参考文献、謝辞等を書いて終了です。一般的な小中学校の宿題と違い、感想を書く必要はまったくありません。
    (上.2015 O'Hare着陸前 Midway空港を望む。空港名は位置の記録から。調査に行ったら、記録を取りましょう。)

    19:05
    2018/08/28

    SSHアメリカ研修2018⑩ 本当に土地はやせてるの?

    | by 職員
     レポート提出
     海外研修から約一箇月、海外研修は行ってお終い、ではなく、レポート提出が必要です。先日の理数科保護者会とも関係しますが、事前学習にきちんと参加して、現地でしっかり研修して、帰ってきてレポートを提出すると、3年生になった時の推薦文が書きやすくなり担任の先生が喜びます。裏を返せば、「行っただけ」では「行った」としか書きようがありません。
     レポートと言っても、何かに興味を持つというがあり、現地で写真を撮っておく程度で、あとは少し調べて少し考えて文を書くだけです。興味関心さえあれば、例えばバスの中でだいたい起きているだけで写真は撮れてるはずですから、しっかり仕上げましょう。報告も兼ねて例とヒントを示します。地歴公民に関する内容も意識的に入れてあります。

     時々、ウィスコンシンの土地は、氷河が土を削ってしまい、やせていて耕作に向かないので酪農が発達した、という記述を目にしますが・・
     一面のダイズ畑・トウモロコシ畑・コムギ畑もよくあり、耕作してないはずの住宅地や耕作しにくい所には、土を持ち込んで植えて手入れをしない限り、やせた土地にはないはずの巨木があります。確かに、マメ科植物であるダイズには空中窒素固定を行う根粒菌が共生していますが、一面のトウモロコシ畑もよく見ます。
    一方で、氷河が削らなかった土地がやせている所も見ました。
    一面のダイズ畑。         耕作できない川の際には巨木が。
      
    上右下左.Devil's Lake周辺で。ザックは上右の写真の左端の生徒のように背負いましょう。野外活動家からの扱いが良くなります。実際、TAのMikeさんは私に、湖を一周する登山道の話をしてくれました。
      
    上左.真ん中にモレーンのダム、向こうが湖、旧ウィスコンシン川の河道から。 
    上中右.耕作されなかった所に巨木が。
     そして、氷河があったのは1万年以上前で、氷河の後退の時に、氷河が運んできた小石などで、地表が覆われました。1万年の間には相当量の土壌が形成されたはずです。バイオームがよく似た北海道には、それよりずっと後に噴火した火山の堆積物が森林で覆われている所もあります。
     WI南部に限れば、「土地がやせている」と言う話になったのには、氷河や気候以外の原因がありそうです。

     総合学習にも言えることですが、インターネットで調べただけで考察してなければ、何もやってないのと同じです。考察があるかないかが大きな違いです。何かを数えた測定したという場合も同じです。特に日本語のwikipediaの記事には注意してください。海外研修の事前学習でも示した例ですが、2018年9月現在「ミルウォーキー」の「概要」のウィスコンシンに関する部分は、理解困難な記述になっています。記事があてにならない点を逆手にとって考察すれば、良い結果が得られることも多いと思います。

    (間は省いて)
    国語にも科学の目を
     沖縄の方言には古語が残ると言われています。調べ考えれば、シークヮーサーは酸果子という根拠なら示せると思います。実は理数科の今年の卒業生に文系志望の生徒がいて、内容を理解したので、どこか校外で発表させたいと思ったのですが、国語ではそのような場がないとのことでした。生物と人々の関わりにこじつけて生物分野で発表させれば良かったと思いました。
      ちなみに、「クヮーサー果子仮説」の根拠は、
     「今でも中国語で酸果子は酸っぱい果物、果の古いフリガナはクヮ、古い言葉が残ると言う沖縄風に読むとスィークヮーシャー」です。「苦味(等ほかの味)を食わす」がない、クワではなくクヮ、という程度で「食わすもの」を強く否定する根拠は今一つですが。
     
     科学の分野でも、20世紀の終わり頃、恐竜の復元図が大幅に変わった例もあります。調べて考えると大きな発見につながるかも知れません。お風呂で指紋がふやける理由、静脈は青くなかった、耳孔を指でふさぐと聞こえるのは筋肉の収縮する音、身近な所の近年の意外な発見例です。
    14:55
    2018/08/25

    SSH+理数科合同保護者会

    | by 職員
     8/25(土)理数科合同保護者会が開催されました。
     そのうちの、理数科卒業生の報告から、普通科にも関係することを紹介します。
     国公立大学でも、SSH実施校の生徒向けのAO入試を実施しています。普通科の生徒でも、課題研究をとっていれば、出願の資格が得られる場合があります。その際、海外研修に参加していると参加自体がプラス評価になり、Presentationの経験は面接等でとても役にたちます。
     後で、来日中だったWilliam君のお母さんにうかがったところ、このようなAO入試は、USAの大学入試そのもの、また、WIは教育熱心とのことでした。Chicagoの博物館や美術館を考えると、ILの教育水準も低くはないので、WIが特に高いということでしょうか?

     ついでですが、一昨年とその前の年は、連日午前2時まで、共有スペースでProject workのまとめをやっていた班が複数ありました。部屋でのまとめではどうしてもツメが甘くなります。指導する側としては24時、遅くても1時に部屋に戻ってくれれば楽ではありますが。今年は指導する理科の教員が減りまとめをする生徒も減りました。
     USAで見た踏切、車は来きません。架線がないので。
    左.Madison市 151 E Washington Ave 右.Des Plains 駅東。
     左. Main St, Sussex, WI 右.Milwaukee 左右とも2015。

     海外研修が「経済」に進む生徒にとっても役立つことが解りますが、基本は環境・生態系です。バスで寝ていたらたぶん経済の学習の機会を逃します。
    13:39
    2018/08/22

    SSHアメリカ研修 学校説明会

    | by 職員
     8/22(水) 8/23(木) 学校説明会の中の理数科説明会の中で、SSHアメリカ研修に参加した生徒がPresentation形式で海外研修の報告を行いました。ご来場いただいた方々、ありがとうございます。
     説明に使用したPower pointは学校説明会用ではなく、元々、8/25(土)の理数科保護者会のために作成したものです。そのため、「他校の語学研修とどう違うの?」「なぜ、外国で科学の研修をするの?」ではなく「みんなと仲良く過ごせた?」「楽しかった?」「何を食べてきたの?」という質問に答える形となりました。現在のところ、SSH部やの理数科部職員(理数科担任とは別)が海外研修担当ではなく、説明会へのご来場の方々向けでなかったかも知れませんが、内容についてはご了承ください。理数科保護者会では大好評でした。
     見ていただきたかったのは、発表のようすの方で、原稿を読むのではなく話す、スクリーンではなく聞いている人の方を見る、適度な速さ、大きな声で話す、身振りをまじえる、といった基本がある程度(事前学習前と比べるとびっくりするほど)、できていたと思います。もちろん、使用した写真・Power pointはすべて生徒が撮影・作成したものです。機会があれば、発表の仕方にもご注目を。
     また、英語の理解や探究活動の考察についてはあと少しでしたが、バスでの移動は観察の機会であって寝る場ではないことや、朝食の1時間前に外へ出て私を探した(あと30分)ことなど、基本を理解した点も良かったと思います。
     発表の中でアメリカザリガニとありましたが、ミルウォーキー川ではアメリカのザリガニはいても、アメリカザリガニProcambarus clarkiiはまずいないので、訂正します。現地で見たのは、Rusty crayfish Orcnectes rusticsで、アメリカザリガニは確実に見分けてほしいものです。大ホールにティラノサウルスが展示されているのはフィールド自然史博物館ですが、映画に登場するのはニューヨーク自然史博物館です。
     発表した生徒中、1名はクイズ部部長、1名は生物同好会会長です。入部をお待ちしています、と言うように生徒に言われました。
    下左.Sue 2017
     
    上右.カエルやヘビはいないんですか?という質問を受けましたが、あまりいません。一応、一昨年、見かけたカエルの写真を載せておきます。日本の大学受験には不要ですが、amphibian reptileに興味があればherpetologyを調べてみましょう。
    12:49
    2018/08/10

    麗澤大学「国際理解特別講座」閉講式にお招きいただきました。

    | by 職員
     SSH海外研修から帰国して10日目、麗澤大学による近隣の高校生対象の高大連携「国際理解特別講座」閉講式に教務部の高大連携担当(一応)としてお招きいただきました。閉講式では副学長の小野教授より生徒一人一人に受講証が手渡され、本校生徒の受領のようすが、麗澤大学のホームページで紹介されています。
     小野副学長は物理がご専門で、工学博士の学位をお持ちです。経済学には理数系の特徴もあります。このような訳で、麗澤大学は文系の大学として知られていますが、SSH関連の記事として紹介しました。
     本校理数科から経済系へ進む生徒もいますし、環境に関する知識等は、文系の分野でも重要性を増しています。文系の生徒もSSHに興味をもっても損はありません。
     3年前には、理数科1年と3年の生徒2人が、県内の名だたる高校を抑え、エコノミクス甲子園全国大会へ進出したこともあります。
    13:47
    2018/08/01

    SSHアメリカ研修報告⑨ 鳥類

    | by 職員
     アメリカ研修報告について
     SSHアメリカ研修の報告です。日付順になっていますので、できれば、7月23日の記事からお読みください。CUW Concordia University Wisconsin 等の略語も日付順の2回目から略語のみ記してあります。
     内容は、本校に関心のある中学生、本校生徒、参加生徒、次の担当者等、それぞれを対象とした話が混じっていますので、選んでお読みください。後で多少の書き足しがあるとは思います。

     アメリカ研修報告 Aves鳥類
     少し堅い内容です。一昨年、
    1.日本と現地の活動に関連性を持たせ、
    2.毎年のデータを蓄積し、
    3.湖沼の水質が実際の生物にどう影響するか観察できるかを考察したいと思い、鳥類をテーマに加えました。内容的には、データの信頼性の観察者の熟練度への依存、運営上は面談週間等の指導の絶好の機会を活用できない等の問題を解決し、継続・発展できればと思います。今年、まさにこのより一層の発展についても、CUW側から問題提起があった件についてはまたの機会に。
     「どんな鳥がいたか」だけではプロジェクトワークにはなりません。「それがどういう意味を持つのか」まで考える必要があります。難しいことは抜きにして、現地の自然の紹介と来年の参考のために、撮影した鳥の一部を紹介します。
    下左・中.Robin, the state bird of WI 右、Mourning dove 朝のハトではなく訳名はナゲキバト。
      
    下.実は前回のリス、この辛うじて写っているキツツキ撮影中の割込みです。
      
                                     ヒメコンドルTurkey vulture肉眼で見るとこんな感じ。
     Vultureがよくいる=それなりの餌がある、です。ちなみにBald eagleはハゲワシではなくUSAの国鳥ハクトウワシ。
    日本語で一番短い名前の鳥。                    Boreal chickadee? 英名でシジュウカラの仲間?と思ったら
     鳥好きの証拠。 
                      Cardinal Cardinalis cardinalis ショウジョウコウカンチョウ
     まん丸おめめ。
    Cedar waxwing

     後でさらに追加できると良いのですが・・。今回、CUW内ではCanadian goose は観察できませんでした。
    Goldfinch Spinus tristis CUW内で。部分拡大。
     
                     7/30 Sand hill cranes 走るバスから。右は部分拡大。
     Larus sp.            海を渡るチョウとして有名なオオカバマダラ Monarch butterfly Danaus plexippus
                   
    ※monarch 君主 英検2級以上 ※cardinal 枢機卿 極めて重要 英検1級 複数形でMLBやNFLのteam。だそうです。
     CUWで撮った写真の多くは6時頃のものです。夏時間の6時ですから、5時に相当します。事前のワークで手賀沼の夏鳥を観察するには、5時前に始める必要があります、ということを当たり前のこととして理解して、テーマを設定する必要があります。 
    16:11
    2018/08/01

    SSHアメリカ研修報告⑧ 野生動物(哺乳類)

    | by 職員
    ※野生動物、とくに大型哺乳類を見に行く時には、技能が信頼できる現地の人に必ず安全の確認を行ってください。自動二輪車並みの重量と速さを持つ大型のシカの攻撃は交通事故と同じです。

    野生動物(哺乳類)
    USA、2日目、スイス一国より広いミシガン湖、海ではなく湖です。
     7/24、5時過ぎに外に出てみました。気温は18℃くらい、好天の予感で、実際、今回一度も雨に合いませんでした。現地は夏時間で、5時では暗く、日の出を見るなら、5時半前でしょうか。 日本と違い、朝焼けでも好天です。
     今回、教頭ー校長両先生の連携で、毎日の生活の報告が「校長日誌」に載り、後からの記事の割込みも可能になったので、ここで自然の紹介をしておきます。最初は主に野生の哺乳類です。
      
                    上中.7/23掲載済みの、ORD近くのウサギ。
                     右.CUW構内のリスsquirrel。今年シマリスchipmunkの写真は撮れませんでした。
     7/28、5時起きで、前日、足跡を見つけたシカを探しに、今年CUWの端に整備されたTrailに行って見ました。オジロジカという北米で最小のシカだと思います。
      
    Trailにて。立ち止まると大きなカが来襲します。
     シカに気づかれずに接近するには、それなりの感覚が必要なのと危険も考え、今年の生徒でも連れて行くのは断念、単独行にしました。私を待ち伏せできるくらいの生徒なら大丈夫、連れて行けます。さて・・・
    中.5:50頃、足跡の主か、親子2頭目撃の子供の方。A doe and her baby(fawn)? もう1枚前の写真には2頭写りましたが、暗くて今一つでした。
    上右.同時同所の草っ原、すでに靴が朝露でビショビショで霧の中を歩くのは断念。CUW近くの豪邸は映画俳優の別荘らしいとJoe先生から聞きました。「もっとも、この話はブルースから聞いた噂だが」とのことでした。
     午後は、車からシカ4頭を発見、Deer! Deer! Deer! Deer! と4回叫んでしまいました。
    Uvi先生が止めてくれた車より。肉眼だとこんな感じです。
     2年前はこんな天気の日も。霧の上はけっこうな暑さ。
     まあ、至近距離からの目撃は私だけのようで、生物の教員としての面目を保ちました。   
     そのほか、アライグマRaccoonが度々轢かれて死んでいました。アライグマ科のアライグマは元々北米だけの分布です。星に興味があれば、属名は覚えやすく Procion、成長するとイヌ科のタヌキより凶暴になるようです。「ラスカル」の舞台はWIだと千葉県のサイトにあります。足跡に特徴があるので、識別の自信はありましたが、実物を見る機会はありませんでした。もしかして?の落し物の写真も撮りましたが、掲載はやめます。
     生徒にこの交通事故の話をしたら、「日本でタヌキが死んでるようなものですか?」と質問がありましたが、その通りです。
     動物の分布でいうと、ヨーロッパ~ヒマラヤ山脈の北~琉球以外の日本は旧北区、アングロアメリカは新北区と言い、重複する動物もいますが、旧北区・新北区では全体として動物相Faunaが違うことになっています。琉球はさらに違いが大きい東洋区に入ります。植物相Floraでは、旧北区と新北区の区別はなく、琉球は別の旧熱帯区という所に分けられています。沖縄ではアングロアメリカより珍しい自然に出会えます。人間も生物だからでしょうか、この生物の分布は、民族・文化の分布とも妙に一致します。文系志望の生徒も関心を持って損はないと思います。
    13:02
    2018/07/30

    SSHアメリカ研修報告⑦

    | by 職員
    7/30 いよいよ、終盤です。
     下左.教会前の掲示、やはりStewardshipはキリスト教関係の用語のようです。下中.National dayのRoot beer float dayのお知らせ。※internetの辞書によるとstewardshipは stewardの職 英検1級以上の単語だそうです。
      
    上右.CCESのSはStewardship、手前の樹木はQuercus alba、日本のカシワはQ. dentata
     7/30 Chicago Field Museum of Natural Historyの見学に行きました。昨年のような旅行社を介しての見学・宿泊・交通の手配はJSTから禁止され、Uvi先生の提案もあり、費用削減と安全確保のため、今年はCUWからの「日帰り」になりました。
     Milwaukee近くの多くの廃線跡の一つ、今は自転車道で、3年前に見た旋回橋に続きます。道路が白っぽいのは、コンクリート舗装、少し黒っぽいのはタイヤのゴムの付着のためです。旋回橋遺構、2015年
      
     運転手さんによるとFrank Lloyd Wrightが一時期Chicagoにいたとのこと。英語の先生の約2倍生きていますので、ライトの旧帝国ホテル設計とその後のエピソードは聞いたことがありましたが、ここで名前を見ようとは思いませんでした。
     運転手さんによると、Jelly Bellyの工場が沿道にあるそうです。
     以前も書いたように、ILとWIの州境少し北、いつも通る道路西側に、鳥の集団営巣地があります。以前撮った写真には巣の近くにアオサギBlue Heronらしき鳥が写っていたのですが、今回はウCormorantらしい姿が複数写っていました。運転手さんによると、気候変動のためか、30年前(メモがないので間違いかも)にはいなかったウが営巣するようになったとのことです。枯れ木に営巣するののはウっぽい特徴ですが、前にいたアオサギはなんだったのか、 謎が増えてしまいました。ウの営巣地までご存知とは、運転手さん、侮り難しです。楽しい会話でした。     ↓問題の巣 ※Cormorant 大学受験にはたぶん不要。
      Chicago!
       
    街中の動くメカ          角2本がウィリスタワー
    Fieldは野原ではなく人名。    当然ながらUSAで違和感のないWilliam君と一目で判るQuetzalcoatlus northropiの実物大模型
     
     博物館にはわざわざWilliam君が来てくれました。William君については一昨年の記事をご覧ください。アメリカ人だから当然と言えば当然ですが、一人で公共交通機関を乗り継いで来るとは、私には真似のできないことです。残念ながら、Sueは入院中でしたが、広い館内を各自見学、館内で昼食(ハンバーガー)をとった後、Tyrannosaurus rex のオリジナル3D映画を観て、博物館を後にしました。館内の水の味はCUWに比べると落ちますが、昨年より良くなったようでした。
     Quetzalcoatlus northropiを、日本式ラテン語よみカナ書きで記すと、クェツァルコアトルス・ノルトロピですが、rとl、母音の有無が区別できないカナ書きですから、少し適当でも良いでしょう。
      元は略奪品?
    このオシドリの印籠が。      近年絶滅した北米の鳥。      収集品から文化財へ。
      縞の太さの違い。
    入院中のSue。          外食?のほとんどはハンバーガー。 ハンバーガーと無関係のシマウマ。
     骨になるとよく似てるMonotremataの哺乳類。
     今年もTeen volunteersが活動していましたが、事情により撮影と掲載の了承を得る時間がありませんでした。なぜか女子を中心に、カメラを向けると、恐竜の化石を前にガッツポーズを取り後でご家族に大笑いされた恐竜大好き美術部員の写真等が多く掲載は見送ります。積極性、興味、関心、とても良いことですが。  
     見学後、跳開橋からTrump buildingをちらっと見て、市内を移動、昨年、昼食をとったNavy Pierで休憩、帰途につきました。私的には、pierの意味(桟橋、埠頭)を調べてなかったのは大不覚でした。Navy pierにはTall shipも来るのですが、この日、大きなSailing vesselの姿はSchoonerだけでした(下左)。         Navy pierの Ferris wheel     例の右から飛び出すシカ。
      
    一帯の地下は4億年以上前の石灰岩の層になっているようで、セメント工場と引込線が時折見られます。
      現地、最後の夕焼け。
                     地元農産物にこだわったハンバーガー。
     夕食は地元WIのハンバーガー店Cluver'sで食べました。今回のハンバーガー中、いちばん美味しかったと思います。私が頼んだのは、メニューの下の方にあった店のお勧めのButterburgerのWIのチーズをたっぷり使ったセットで、頼んだ後、Butterburger‥? Butterまみれ? と思いましたが、野菜も多めに入っていて、杞憂でした。訪問先や時間配分については来年調整があるはずです。

     7/31 最終日です。
    下左.6:30に開けてもらった学食で朝食、早朝、みんなの見送りを受け、7:00前出発となりました。
     右.昨年まで何度か食事をしたCUW近くのお店。USAでも田舎には電線もあります。
     
     今年、初めての曇り空でした。バスの中では、英語の先生と私は運転手さんからいろいろな話をうかがいました。余裕があれば、何人かの生徒をもう少し前の方に座らせたいところでした。そのほか、Gold Pyramid House, Jelly Belly, 元海軍機のパイロットでRoller coasterが平気なお友達の話をうかがいました。バス会社にはイヌの社員もいるようです。
    ILの電子料金所、減速せずに通過。空港への鉄道
     以前、伊藤先生から現地で聞いた話では、ILでは有料道路としたため維持費は州持ち、WIは無料のため、維持費は国持ちだそうです。料金所と街灯等で、どちらの州にいるかがわかります。
     復路は事故も事件も飛行機の遅れさえなく、私は窓から景色を撮る機会もなく、とにかく無事帰国、予定通り成田で15時頃には解散しました。空港には保護者の方々、2学年主任、SSH部長が来てくれました。15時頃解散ですので、7/23の集合からちょうど9日後になります。特筆すべきこととして、保護者の方による着陸前のまだ上空にいる乗機の撮影成功を報告しておきます。

     実は、昨年から飛行機の便の関係で、研修期間が半日短くなっています。参考までに、ここ4年間の成田発・着の時間は次のような感じです。いずれも日程上は9泊10日ですが2015年は警戒情報のため、Chicagoでの泊・見学は無しでした。
    2015 夕方発、空港脱出2時間強、初日は大学到着のみ、Chicago無泊、最終日はMilwaukeeで博物館見学後空港へ。夜帰着。
    2016 朝発、空港脱出30分、初日午後に大学で研修開始。Chicago 2泊。最終日は朝から空港へ。午後帰着。
    2017 夕方発、初日は大学到着のみ、Chicago 2泊。最終日は朝から空港へ。午後帰着
    2018 夕方発 初日は大学到着のみ、見学場所減、Chicago無泊、最終日は早朝から空港へ、午後帰着。
     日程にはある程度の冗長性redundancyも必要ですので、予定の詰め込みも避けたいところです。
    10:27
    2018/07/29

    SSHアメリカ研修⑥ CUW最終日

    | by 職員
    アメリカ研修 プロジェクトワークプレゼンテーション
    7/29 現地でのプロジェクトワーク、プレゼンテーションを行いました。
    左.パンケーキ+メイプルシロップ 中.英語の先生に手伝ってもらって、というか、依頼を依頼。
           右.お昼
     朝食後、誰の差し金か、課題研究の生物分野の味覚班の生徒がTAに味覚の実験をお願いしていました。
     味覚の実験をすると、毎回、1人だけ違う結果が出る生徒(班長)がいるのですが、なんと、アメリカ人一同、その生徒と同じ結果になりました。TAの皆さんには興味深い実験だ、と好評でした。昨年度、群馬県の総理大臣を2人輩出した高校で、味覚地図の検証に取り組んでいる生徒がいたので、同様のことを助言して?おきました。
     午前中は、ESLとプロジェクトワークの準備
     午後、短期間でまとめた成果の発表として、プレゼンテーションを行いました。プレゼン自体も海外研修の成果の一部です。
       
    下左.にっこり笑って挨拶は、味覚研究班の班長、本人はたぶんまじめなのに(ヒーロー戦隊もの+アイドルグループ)/2のような感じで笑いが取れ、効果抜群です。同室の女子から、朝目覚ましを鳴らしっぱなしで起きないとの苦情も聞きましたが。
     
     日本でしっかりやって来たグループはここでも一定の成果を示し、最優秀班には、指導の先生方の審査の上、記念品が贈られました。そうでない班には、鋭い指摘がありました。今後の参加希望者は留意してください。厳しいようですが、名ばかりでない「研修」の証明でもあります。
     この後、大学側から今後の改善についての要望がありました。今年の引率者が、どのように生徒を指導したか、日本での状況まで判ったようです。要望は(というよりもっと強い感じでしたが)、探究活動のテーマ決めの段階から、引率者は、事前指導にきちんと参加することと、現地で生徒を指導すること、というごく当然のことでした。また、日本での事前指導の人数が足りてないのでは?との指摘も受けました。JSTの審査監査もありますが、科学の研修としての成果をあげ、CCESとSGEIとPharmacyが協力して生徒の指導をしてくれているCUWの信頼に応えたいものです。語学研修の比率が上がり、科学の比率がやや下がったことは、CUWの主担当者が替わったとは言え、主に連絡調整不足によるもので、改善できるでしょう。ほか、美術部の生徒もいたのに、地形観察の基本、スケッチの時間を取らなかったのは残念でした。
     科学の指導にも入ってくれた英語の先生の苦労と貢献は大きく、早朝からの、上のあの鳥が~で、聞こえる鳴き声は~で、足元にシカの足跡が~の自然観察は大変だったと思います。

     さて、この後、天気も良く、打ち上げのガーデンパーティーを行いCUWでの主要日程を終了しました。Joe先生の写真を生徒と一緒に撮りに行ったのもこの時だったと思います。班長会議では荷造りを進めておくよう強調しておきました。
    15:39
    2018/07/28

    SSHアメリカ研修⑤ 哺乳類と・・・

    | by 職員
    7/28 海外派遣研修
     私的?な話ですが、シカを至近距離で見ることに成功したのがこの朝です。8/2付けの記事をご覧ください。
    雨を呼ばない朝焼けと、      構内の野球場上に残る月。    時として。
      
     この日は、時間に余裕をもって朝食、つづくESLでは日本人が苦手な発音練習を重点的に指導してもらいました。プレゼンでも正しく伝える点で重要だと思います・・という前に、気づけば、自分でも発音練習をしていました。実は、この日の朝食前、英語の先生に"Thrush"が1回で通じず、言い直したばかりでした。気をつけないとthがsになってしまいます。また、後で、Uvi先生から、外国人がthを確実に伝えるための秘策?も教わりました。
     さらに続いて、動物保護施設併設の動物園へ。
     小型のタカにムクドリくらいの鳥2羽がモビングmobbingをしかけるのを見ながら入場しました。たぶん、2羽でもmobbingだと思います。アメツバメswift?らしき鳥もいましたが、定かではありません。
    Elkにはまだ袋角がついていました。もう少し小さいと鹿茸に使えるのでしょうか?
    施設の食堂で昼食、メニューは・・
     新聞紙に見えるのは新聞紙に模した包装紙。
     ここで、私の行動をよく観察していた気の利く生徒が昼食につく飲料としてルートビアを持って来てくれました。飲み過ぎたのか少し下痢、反省するとともに、生徒の観察力に感心しました。最初の朝、車のタイヤ音に驚いていた生徒でした。近年、授業評価も行っている流れか、教頭の英語への取組もよく観察していた生徒が何人かいたようで、私は必要以上に生徒より前に出ないように気をつけたつもりです。
     昨年、CUWから連絡があった時に予想できたことですが、動物園は楽しい所ながら、研修の目的達成のため、来年に向け調整があるはずです。
     午後はCCESにてProject workを進めました。
    英語指導のDan先生。中国語を勉強中とのこと。先生のオフィス前にて。
      
                     水草の専門家Joe先生と愛車。   夕焼けを「反映」する東の空
     今回の研修の一部、特にESLは、CUWのSGEI, Summer Global Engagement Instituteの事業に組み込んだ形で行われており、Daniel Wagner senseiはSGEIのDirectorです。TAも主にSGEIを通じての派遣のようです。英語の先生はDan先生から、問題つきで本校生徒の水準にピッタリの環境関係のテキストをもらい大喜びでした。隣はツェルマットに多い苗字の方のオフィスだったような気がするのですが不確かです。
     米ありの夕飯はGraftonのDragon Goumetで中華料理、3年前より美味しくなったと思います。久しぶりに、短粒米(ジャポニカ米)や海産物を食べました。
     往復ともシカを目撃。帰りはUvi先生がCedarburgの街並みを見せてくれました。Cedarburg、普通の会話速度だとsilverにも聞こえます。
    10:21
    2018/07/27

    SSHアメリカ研修報告④ 現地5日目 Devil's Lake

    | by 職員
    7/27 Devil's Lake へ
     例によって、6時には観察へ。行事の関係でFransisco君の都合がつかず、英語の先生は誰もいないので戸惑ったとのことです。生物の教員にとっては、誰もいなければ1人で行くのが当たり前なので、気づかずに森の中を歩いている頃でした。不安にさせて申し訳なかったと思います。私が一人でUSAの街に置いてかれるようなものでしょう。
     
    朝、Wrenかと思った鳴き声の主は..
      
    この日は、デヴィルズ湖へ向かいました。出発が早いので朝食はバス内で。容器はジャムとリンゴジュース。
    Kettle moraineを越え、遠くに見えるのはDrumlin?ただのMoraine??、手前はHay!
     公園到着後、学習センターへ。湖が氷河堆石のダムによってできたという説明もちゃんとあります。
    新しい建物に古い貴重な展示品が。
      
    一帯は先住民の聖地でしたが、白人宣教師によってDevilのレッテルを貼られたそうです。
    左.湖面の高さにはないマツのわきで。
     この時、一緒に撮ってくれた写真を大学側もアップしてくれていて、CUW CCESで画像検索すると見つかります。5人中最年長の私の脚を長く写してくれて感謝しています。
     手持ちの高度計によると最大で100mほど登ったようです。もっと先まで行きたいという私の気分を察したのか、TAのMike sanからは湖をぐるっと回る楽なコースがあると聞きました。今年は以前の「柏高校」Tシャツではなく青のSgei-Tシャツですが、サイズは日本と同じに考えて大丈夫です。


    お昼は、湖岸へ戻り、ラップサンドとスイカなど。
      
    旧ウィスコンシン川の河道から。山の間に湖を作ったMoraine、その向こう側が湖。なお、本校の理数科は3年次で地学の授業が選択できない形ですが、今年は生徒の地学に対する興味が特に高くなく、この形は本校の生徒の需要に会っています。現地でも教頭による地学の指導は特になかったと思います。
     帰路、WIの州都CapitalのMadison市の州議会議事堂Capitolに寄りました。Ethan Huntという架空の人物はMadison出身という設定ですが、関係する物品は見ませんでした。渋沢栄一については昨年の記事をご覧ください。WIは「大草原の小さな家」の出発地でもあります。
    集合写真の後、初の州議会議事堂へ。ドームの中。建築系志望の生徒にとって興味深い見学場所。会議室や議場も見せてもらいました。
      
    階段の化石。左に日本を象徴する女神?
     建築のほか、石材の点でも興味ある見学でした。この日は氷河地形、地質、USA各地の石材、化石、後述の天体と地学関係の研修も多い日でした。ただ社会見学的な要素が多めだったので来年に向けSSHの趣旨に従い調整するはずです。
    議事堂内のBubblerの水は飲めました。Madison市は学園都市でもあり、University of Wisconsin-MadisonはLimnologyの分野でも有名なようです。
     帰途、Milwaukee近くを通過、ただの通過なので、可動橋が開くところが見られなかったのは少し残念です。同地の野球チームはBrewers=醸造家、球場はビール会社の名前がついています。WIの名産品はビール、チーズ、ソーセージです。
     WIでの飲酒は21歳から、その上、CUW内は禁酒です。各大学内での犯罪が載っているサイトにCUWがあり、ドキッとしましたが、年間、数件の犯罪のうち、過半数は飲酒でした。CUWの治安の良さがよくわかります。
    下左.そのMiller park、試合がないのでしょう、照明は点灯していません。建設は日本企業とのことです。
      
                     ビール工場、穀物等を扱う独特の形状。学食の飯なし夕飯。メニューに少し多様性が…。
     食後、ESLの一環のRecreationとして、湖岸でのLunar eclipse月食の観察を兼ねキャンプファイアーを行い、この日の日程を終了しました。Recreationと時間配分等については、来年はより良くなるはずです。
    月食                               輝きが戻る。
      言うまでもなく‥。
     この「言うまでもなく湖です」等のフレーズは昨年2017の吹部部長が発信元です。
    10:14
    2018/07/26

    SSHアメリカ研修報告③ 現地4日目 薬学実習 Port Washingtonへ

    | by 職員
     7/26 4日目。英語の先生、希望生徒とともに、6時から、Mr. Fransisco Castilloの案内で今年整備されたCCES裏のTrailへ探鳥へ出かけました。一昨年、暗いうちから外に出る生徒・0時過ぎまでプロジェクトワークに取り組む生徒・暗いうちから‥の繰り返しで(山原でも)3時間睡眠が続きましたが、今年は、2倍近い5時間以上の睡眠が確保できました。
    下左.6時前、英語の先生発見。
     中.Trailは林縁を中心に整備されています。  右.見た鳥は「鳥」の記事にまとめます。実際はもう少し明るい感じです。
      
    朝食後、午前中の実習のため、薬学棟へ向かいました。
    下左.セミ、CCES前。少ないながら(日本が多すぎ?)います。中.トルネードシェルターを兼ねた地下通路を通り薬学棟へ。    
     日本の薬学部と異なり、薬学学校・薬科大学のような性格がありますが、薬学棟としておきます。    右.地下迷路を抜け、 
      薬学棟到着。
    下左.薬学棟前で。        中.伝統的な器具の展示     右.講義聴講の後の実習。
      Photo by Dr. Castillo
    下左.USAでは珍しい分別。    中.Dr. Castillo's office
     右.撮影時の震動防止のためのミラーアップ機構のあるフィルム式カメラつきニコンの倒立顕微鏡。歴史を考えると、こんなに昔から日本製を使っていたとは、驚きです。
      
     全体の講義はちょうど多くの生徒の英語力に合っていて良かったと思います。
     午後は水環境と産業史の見学のため、Port Washington市へ向かいました。
    下左.薬学棟の展示品、瓶ですが‥。
     中.Cedar Valley Cheese Store の工場、液体の食品を扱う工場特有の構造。※fermentation 発酵 英検1級以上の単語とのこと。
    右.古い街並みを残したPort Washington市へ。
      
    下左.小さな街にも博物館。    右.投影画像で操作。
      
       Power Plant
    上左中.Port Washingtonの治安の良さを示す普通の屋外の自販機。結局一人が長い熟考の上、1本購入で、時間、この後湖岸で観察。
      
    上左.夕食は英語の先生に言われて思い出した「ピザ小屋」で。そういえば山小屋はヒュッテ(Hutteのuの上に‥)です。
    中.一切れが大きいので注意。
     レクリエーションを兼ねたESLの後、CUWに帰着、夕食、プロジェクトワークで日程を終了しました。
    右.Full moon -1
    13:53
    2018/07/24

    SSHアメリカ研修報告② 現地2・3日目 実習開始

    | by 職員
    アメリカ研修報告② 現地7/24・25
    7/242日目です。
     個人的に4時過ぎ起床、洗顔等のほか朝食後の行事の準備も済ませ、外に出ました。
     7月下旬は夏時間のため実質4時の5時は真っ暗、5時半頃、東の空が白み始めます。黎明の写真を日本の保護者の方に送信したら、連絡は教頭を含む引率教員・保護者間で共有オープンになっているため、約30の断続的な返信があり、英語の先生を5時頃に起こしてしまい、後で怒られました。
     6時、外に出て来た生徒もいて、すっかり明るくなる頃には、数百メートル離れたハイウェイを走る車の音が、絶え間なく響くようになります。エンジン音ではなく、タイヤがコンクリート舗装を間断なく打つ高い音です。日本でも雪国では、アスファルトではなくコンクリート舗装の道路が多いと思います。
    下左.ミシガン湖の黎明。海ではありません、湖です。中.初めての食事、7時に寮のロビーに集合、学食(カフェエリア)へ。
     右.朝食の基本は、それぞれ小麦粉、イモ、肉を原料とした炒め/揚げ物とスクランブルエッグ、つまり、油料理4種盛り。
                   
     イモは1回だけサツマイモであとはジャガイモでした。フレンチトーストもしっかり揚げてありました。ほかに、おいしそうだけど私の許容量を超える甘いケーキもあります。いずれも、おかわり自由です。ヨーグルトに見えたのは生クリームでした。リンゴジュースと缶詰果物でビタミン補給を心がけましたが、脂・糖分・塩分過剰です。
    下左.飲み物はいろいろ、これは炭酸系、ほかに果汁系も。MUGはRootbeer、日本では見ない銘柄です。
     割り箸出現。
     Rootbeerを知らずして、沖縄修学旅行の引率は務まりません。銘柄によって味がだいぶ違います。Uvi先生は、薬みたいで好きじゃないそうです。元々はリコリス(甘草)という血圧をあげる作用がある薬草入っていたそうです。
     WI、特にCUWの水道水は飲めます。水飲み機にはフィルターがついているようでさらに安心です。英語の方言、WIで水飲み機をBubblerと言う話、事前にMichii先生にも聞いたりしたのに、今回、現地での確認を忘れました。が、かわりに英語が母国語の生徒が聞いておいてくれました。ほかにcrayfish/crawfishやsoda/popやcromosomeの発音の違い等もあるようです。方言をdialectということは昨年英語の先生に教わりました。さて、研修開始です。
    開講式、現地高校生1人と多数のTAの皆さん。
      Presentation
     開講式と顔見知りになるためのESL(ELI 英語講座)の後   日本でのGroup workのPresentationを行いました。
     英語の本場での発表とあって緊張しながらも、日本で練習を見たときより、多くの班で良くなっていました。逆に、注意点としては、日本での練習を疎かにすると、英語でダメ出し、「英語+内容」で日本の2倍鋭い指摘をくらいます。前年度からの正式な海外研修の担当と事前学習から指導に加わる理科2人の引率者が必要です。
     プレゼンが終わってやれやれというところで再び英語講座になりました。
    合間にミシガン湖畔へ。言うまでもなく湖です。
     午後は魚類・無脊椎動物・水生植物・鳥類・水質等のグループに分かれ、各説明を聞いた後、野外実習です。
     翌7/25 3日目は午前午後とも野外実習が主でしたので、一緒に紹介します。ただ、私が指導に加わった研修も同行しなかった研修も写真は少ないことはご容赦ください。
     川の実習場所は今年から場所が変わり、安全確認も必要な場所のため、私は水生植物班について川へ行きました。川ではほかに魚類・無脊椎動物・水質の調査も行いました。場所については、私立校での事故多発のためか、安全性がよく配慮され、安心して実習できる場所という印象を受けました。川底に(強羅や野口五郎岳の語源という)ゴロゴロした石が多い点への注意も受け、水量の関係で泥の多い所は避けてくれたとのことでした。川の班の帰着は最後でした。
     探鳥の専門家が指導してくれた鳥の班に同行した教頭の話では、見られたのはブルー何とかだけとのことでした。
    下左から、比色による水質検査   Dr.Schmitz左手にlampreyの干物  川               
      
     本格的なLimnologyではForel Uleフォーレル・ウーレの比色計を使います。
     場所は、Goeden county park で、インターネットのMequon近辺の地図で検索できると思います。
     Goedenはドイツの人名由来でシュミッツ博士は確かゲーデン、地元の高校生はゴーデンと言ってました。ゴールデンはただの間違いです。USAにも難読地名があるのも面白いと思います。同じく大手スーパーのMeijier(ロゴはmeijer)は明治屋ではなくマイヤーです。
    下左.Wadersを積み、川へ。   中.Wadersをはいて川へ。   右.川で。
      
    左.Joe先生と。        中.今回水中カメラを導入。   右.でも、水中はこんなもの。安心して撮影は可能。
      
    左中右.意外と陸上の生物に威力を発揮。             ヒメコンドルが飛んでいる。
      
    左・中.3年前は青いCrayfishがいたのに。今年は錆色ばかり。    右.納得の構造。
      
    下左.大豆畑。光はただの反射、なぜか撮影時に気づかず。郵便受けを見て英語圏出身の生徒は懐かしいと言ってました。
    中.畑と牧場。かつて、水質に影響も。右.透視度計手賀沼と比べ・・?
      
     透視度計で、透視度clarityを測ります。で使う透視度計でも1.5mのものがありました。手賀沼では0.3mくらいの透視度計でも測れます。ところで、水深より透明度transparencyが高い湖では透明度はどうするのでしょう? 答えは測れない、です。だから、透視度だけを測ります。船がないと透明度が測れないこともあります。
     夕食後、各班とも現地でのプロジェクトワークにとりかかったと思います。
    下左.水際まで木々が迫る、護岸工事の進んだ日本ではあまり見ない光景です。
      捕獲。
                     アメリカザリガニProcambarus clarkiiはいません。
     ザリガニは、crayfish、crawfishの主に二通りの方言がありますが、WIは前者、ILは後者が多いようです。
     翌7/25、6時、野鳥班が探鳥に励んでいる頃、リスの撮影に成功、キツツキの撮影に失敗。
    朝食後、CCESに行くと、各テーブルにテープとパスタが…。
     いかにマシュマロを高く掲げるかの挑戦の材料でした。
     作業はすべて英語、幅広い学年に対応でき、いかに計画し共同して作業を進めるかが鍵になる、科学的な優れた内容でした。結果は、いわゆるダイヤモンド構造ではなく、三角柱を採用した班の優勝となりました 。
     この後、ESLでは前置詞や英文を読んでの会話に取り組みました。
    下左.図書館の紋章か、ラテン語でTimor Domini principium sapientiaeとあります。学名とニュートンの著書から、Principium Sapientiae は智の原理、Dominiは主、と推定しました。Timorは後で調べたら、おそれの意味だそうです。主をおそれるは智の基なり、と言ったところでしょうか?  検索すると譜面も出てくるので、聖書の言葉かも知れません。Biblia Sacra は聖書です。
     夕食は少し豪華に。昼からはアイス食べ放題です。
    10:50
    2018/07/23

    SSHアメリカ研修2018① 本番です。現地初日

    | by 校長
     アメリカ研修報告①  7/23 日本・USA 1日目
     SSH海外派遣研修で、USA、ウィスコンシン州WI、メクォン市Mequon、のコンコルディア大学ウィスコンシン校Concordia University Wisconsin CUWに来ています。帰国後の追記が多いのですが報告①です。
     期間は日本の7/23~8/1、生徒は理数科男子16女子8、普通科男子4女子1の29人、引率は教頭(団長・地学)、2年理数科担任(英語・SSH部・女性)、1年普通科担任(生物・教務部・私)です。海外研修は校内の係と別に生物室職員担当です(参加希望生徒は注意してください。)が、今回、英語の研修はSSH部の英語の先生が進めてくれました。一人でも、前年の事前研修からSSH部職員が指導に加わった意義は大きいと思います。一方、生物の教員二人が普通科担任で教務と生徒会の係で、肝腎な科学の事前研修は例年の半分程度です。一昨年から集金や空港での出欠確認、事前研修の講師手配等をしてくれた教頭は、事情により今年も事前研修に参加できず、英語が関わる指導等は難しいため、行事の時刻記録、班長会議、生徒の撮影、日本への連絡の担当です。英語の先生でも事前研修の指導経験者以外、指導経験者はない程で、難しいのも無理からぬ話です。一方、事前研修の重要性と本校の海外研修の水準の高さが判ります。指導できる教員による海外研修に参加しない生徒への波及効果もあります。とは言え、理科の指導に当たる教員は、例年の半分、地学をテーマにした班を含め3班ほど、ほぼ活動できていない班もあり、Group workと野外活動が苦手な班に入った普通科の生徒には余分な苦労をかけることにもなりました。また前年度中の班決めがなく、CUWとの事前連絡も不十分だったこと等、準備不足もありますが、参加希望者募集時には、前年に欠けていた事前研修や部活動との関係も説明し、生徒の研修内容の理解度は昨年より高く、積極的に研修する意欲のある生徒が多く、成果が期待できます。英語が母国語の生徒1人、USA育ちの生徒1人もいます。反省点も隠さず書いた方が良いとのことですので、ご了承ください。
     さて、
    7/23(月)ー日本時間。初日。当然ですが、遅刻者等のトラブルもなく、15時には全員成田空港に集合、余裕をもって搭乗手続きを終え、17時10分のANAでUSAシカゴオヘア空港ORDに向け出発しました。SSHとあまり関係のないことも書いておきます。
    下左.早く着いたら展望デッキに上がるのも一案、ただし、炎天下~。
                     中.ON TIMEの文字に一安心。  右.集合時間前、夏休みのためか、少し混雑。
      
    下左.乗機B777-300。後方にシェブロンノズルが特徴のB787。
     中.最初の機内食で配られる水は、到着後用にとっておくと安心。右.前教頭先生推奨の煎餅、鼓膜の内外の気圧差解消には有効。
      
     ORD着陸から、CUWまで水を買う機会がないかも知れません。搭乗手続き後に買った飲料は機内に持ち込めます。最初の機内食後にもらえる水のどちらかはとっておきましょう。
    下左.機内食では、和食/洋食を選べます。ディナーには生徒が喜ぶ高級アイスのデザートがつきます。
      
    上中.大圏航路よりだいぶ南を飛びました。
     右.プレゼン準備や勉強をする生徒!意識の高い生徒が他を引き上げる効果。
     私は通路に挟まれた教員席の真ん中で、生徒への対応は、ほかのお二人にお任せしました。
     国際線の座席は、特に女子生徒にとって座面が高く、足のむくみやエコノミークラス症候群の誘因になりかねないので、注意が必要です。難しいかも知れませんが、台か敷物があると良いでしょう。座席の形状改善も、課題研究の対象になるかも知れません。
     機内は肌寒いくらいで、席に毛布もありますが、上に羽織る長袖を用意しましょう。涼しさ、食事、睡眠等、海外研修に登山経験は役立ちます。
     国際線には、各席にモニター画面があり、新作映画等のコンテンツが選べます。現在位置を知ることもできます。ヘッドホンを掛けたままの耳の蒸れにも注意しましょう。英語の勉強を兼ねて映画、リラックス、現在位置の確認、勉強、時間を有効に使う生徒が多かったようです。音楽を聴きながら、地図を見ることもできますが、ジブリ・リラクゼーションを選んだら、「君をのせて」の次が「さんぽ」、後の方に「ポニョ」、睡眠には今一つでした。「運命」の冒頭の演奏の違いも気にせずに。海外研修の往復で計8回の乗機中、自分の席のヘッドホンの故障が2回ありました。国内線では、2014年頃までは伝声管方式のイヤホンが使われていて、音質は少し劣るものの、ほとんど故障しないという長所もありました。
         
    上左.ランチ、短粒米にしばらく会えないのと、体調を考え機内食を選びましょう。ANAのサイトで事前確認もできます。何も見る物がないなら、往路は睡眠を。
     上中右、垣間見た大陸の景色。後に調べたところ、中央やや下辺りの湖が、Willow Lake その上、写りの悪い湖が、Mud Lake、近くの町が、Willow Lake City, Clark County, South Dakotaのようです。写真とともに位置・高度・時刻の記録をとっておくと、場所の特定も可能です。
     ランチ後、しばらくして午後のORDに着陸、でも、機のドアが開くまで20分を要しました。今回も生徒に言われて気づきましたが、7/23の15時頃、成田の集合時間でした。ここからLocal timeです。
     降機後、再入国者以外は時間短縮にならないのに初入国者も並ぶように指示されるAPC(旅券の自動審査)の列に約1時間、入国審査の列に約1時間、計2時間後全員が入国しました。再入国の私はAPCの後、すぐに審査、みんなより約40分早く入国、全員の荷物確認、ヒゲソリ、歯磨き、その辺りの人と雑談をして待ちました。英語の先生は姓が変わりAPCの恩恵はありませんでした。全員脱出後、Schmitz博士の出迎えを受け、バスでCUWに向かいました。
    下左.ORDのすぐ外のウサギ。  右.一昨年の宿、現Best Western at O'Hare Rosemontと食事をした手前の建物。
     一昨年の生徒にとっては懐かしい場所。
     USAではWiFi先進国、バスでも使えます。滞在中、スマートフォンは機内モードで通話以外のだいたいの機能が使えます。
    下左.二階建て旅客列車、かつての鉄道王国の残照? Des Plaines 駅東。
     中.海外研修のミニ課題研究、地域の変遷で小金牧の紹介をしても良いでしょう。294号線西、公園前。
      右.途中、昨年も立寄った94号線のLake Forest Oasis Travel Plaza, ILのフードコートで各自夕食。
        私は前から気になっていたタコベルにしました。
      
     食事の時、Schmitz博士には挨拶・自己紹介等、教頭が話す必要があり、話しかけるのは遠慮しました。
     大部分の生徒は初の海外、初の買い物、初の食事。そう言えば、この日一日ジャージで過ごした猛者の女子も。二つの県と二つの国際空港と二つの州をジャージで抜けた訳です。フードコートの内部はGoogle Street Viewでも見られます。
    下左.地元の会社の大型自動二輪車の展示。中.USAでマッサージチェア、日本固有の物ではないようです。
      
    上右.有名な遊園地(下右、帰路、反対車線から撮影)の傍らを過ぎ、
    下左.Milwaukeeが見え 中.Milwaukeeを過ぎる頃、日没。右の光はMiller Park、照明は試合があるから?
      右.樹のシルエットで熱帯雨林の夕日みたいな画像に。
       
     以前、現地のバイオームは針葉樹林と夏緑樹林が混じったものと書きましたが、よく見ると針葉樹林には人工林か人工林が元の二次林も多いようです。確認したいものです。なお、私は主に好奇心のためバスの中では一睡もしてませんし、英語の先生も約7割、生徒の半分も半分は起きていたので、「校長日誌」を一部訂正します。英語の先生にバスでいつ寝ているのか聞かれましたが「寝ません」が答です。一昨年、自分のクラスが主だった時は、起きている生徒も多く、Milwaukeeが見えた時、起こさないと後で苦情が出るようなクラスでしたので、生徒も起こしました。年々、特に男子生徒の野外活動向けの体力・集中力が落ちているように感じますが、まず、引率者が、興味・関心を持つのが筋かも知れません。
    下左.WIに入りもうすぐCUW到着‥‥の前にスーパーで夜食等を買い込み、
     右.地元?の広大なスーパーMetro、食料品が充実、ただ、一昨年はあったChicagoの有名なコーヒー豆が消え残念。
     Intelligentsia coffee が消えていました。
     CUWのConcordia Center for Environmental Stewardship CCES環境保全センターに着きました。
     Stewardshipは受託管理・保全のような意味がありconsevation 保全と似ていますが、キリスト教の用語でもあり、CUWで用いているのでしょう。昔、責任をもって乗客の面倒を見る客室乗務員の名称にも使われていました。
     Schmitz博士はCCESの新所長です。アメリカ人にしては無口な方かと思います。CCES前では、ずっとお世話になっているDr. Uvidelio Castillo、Uvi先生をはじめ、主だったスタッフが出迎えてくれました。CCESで説明を聞いた後、Dormitory寮で部屋の割り当て、鍵を受取り、38時間あった長い初日が終わりました。寮はいつもの今年築4年、最新のChemnitzですが、初めて1階の部屋になりました。TAは専ら寮をDormと言っていました。定かではありませんが、この時、以前にもお世話になったKellie Windsor さんにお会いしたような記憶があります。kellie windsor cuw cces kashiwa で検索してみてください。
     初日にやるべき大事なことは、早く寝ることです。22時頃には、教頭が班長を集めて連絡、生徒は就寝となりました。一昨年は午前2時頃まで、本校のHPの記事掲載や写真の送信等を行っていましたが、今年は、教頭が画像を日本に送ってくれたので、0時頃には寝ることができたと思います。
    08:34
    2018/07/18

    海外派遣研修 事前指導 by ALT②

    | by 校長
    ALTにPresentationの指導をしていただいてます。
     7月18日水曜、先週に引き続き、ALTのMichii先生に、班ごとPresentationの指導をしてもらっています。先週は主に英語Power Pointの改善でしたが、今週は練習を兼ねてPresentationを行って、指導してもらっています。今回も、時間調整、生徒への連絡等、すべて、SSH部の英語の先生が 計画実施してくれました。Eye contact, gesture, slowly, loudlyなど、できるだけできるようになってほしいと思います。 
     明日19日木曜も実施予定です。
    08:33
    2018/07/18

    海外の研究者の方から掲載の承諾

    | by 校長
     2015年、MilwaukeeにあるGlobal Water Centerを見学に訪れた時のこと、日本語を聞きつけ、声をかけてくださった研究者の方を改めて紹介します。声をかけてくださったのは、二本木愛博士 Dr. Ai Nihongiです。博士はZooplankton 動物プランクトンの研究者でUniversity of Wisconsin Milwaukeeに在籍、大学の研究機関でもあるセンターで研究されているとのことでした。日本国内でも科学映像のコンテストでの受賞歴がある方です。
     研究所の上の方の階にある研究室までわざわざ名刺を取りに行ってくださり、こうして紹介することができました。海外で活躍する研究者の方にお会いできるとは、まさに奇遇です。
     Global Water CenterはMilwaukeeのその名もFresh Way淡水通りにあります。川の対岸には有名な自動二輪の博物館があります。
     
     ちなみに、その時一緒にコーヒーを飲んでいたDr. Uvidelio CastilloはNatureに短報が載ったこともある方でその後もお世話になっています。
    08:30
    2018/07/18

    海外派遣研修 専門誌に掲載

    | by 校長
    教育専門紙『日本教育新聞』に海外派遣研修が取り上げられていました。そのほか、外部での海外研修の様子の紹介の紹介です。

     少し旧聞に属する話ですが、『日本教育新聞』2017年10月2日号(No.6118)で、海外派遣研修がカラー写真入りで取り上げられていました。校内には、何か所かコピーが掲示してありますので、ご来校のおりにご覧いただければ幸いに存じます。また、日本教育新聞社のサイトで、記事の要旨をご覧いただけます。昨年9月に取材を受けたのですが、教育の専門紙だけあり、質問内容が的確な上、私が言わんとしたことも、簡潔にまとめた記事になっていました。

     CUW, Concordia University Wisconsinでは度々取り上げていただいています。また、毎年、お世話になっているCUWのスタッフ、Kellie Windsor san がLikedinで、Jessie Bruss san がInstagramで本校の研修を取り上げてくれています。

     筑波大学での事前学習の紹介は先日の記事の通りです。

     東京大学 Graduate School of  Frontier Sciences, GSFSでは、第2期SSHの時の留学生による指導の英語記事があります。

     今年の海外研修については、Thomas Jefferson Middle School, Jaguarsのお知らせにKashiwaの字が入っていますので、中学生も来るのかも知れません。科学中心の内容ですが、失望させないようにしたいと思います。
    08:29
    2018/07/14

    海外派遣研修 事前指導 by ALT①

    | by 校長
     主に生物室の職員で行っている海外派遣研修の事前学習の報告です。
     海外研修の出発まで、約1週間になりました。本校の海外研修と事前研修は生物室の職員が指導していますが、今回から、SSH部では英語の先生が指導に加わったことも含めて報告します。
    1.ALTにお願い
     期末考査後の7/12(木)7/13(金)の放課後、ALTのMichii先生に、英語のPower Pointをチェックしてもらいました。今期SSHでは初めて、Michii先生との折衝と時間調整はすべてSSH部の英語の先生が行い、実際の指導にも通して参加してくれました。前述のように今まで、ALTへの連絡以外、企画から助言(口出し?)まで、生物室職員が行っていました。今後、生徒のためにSSH担当教頭の参加復活とSSH部による運営指導が望まれます。

    上左~右.実は日本語をしっかり理解しているMichii先生には、実習班ごとに計5班のパワーポイントを、英語が母国語の人の目で見てもらいました。科学は専門外なのに、論理的に組み立てていく様子は、さすが、Presentationの国の方です。一方、Insulationがすんなりでてくるのに、日常会話に苦労するという自分の英語力の偏りも痛感しました。教員も勉強が必要ですし、勉強できて参加しない生徒にも還元できるのが、海外研修の効果の一つです。
    2.留学生にお願い
     7/14(土)には東京大学大学院の留学生による指導の2回目がありました。生物分野の実習班は何とか~良好以上の仕上がりでした。特に水生植物と地衣類の班は教えたこと以上の調査考察、斜面林と変遷と無脊椎動物の班は真面目な努力が良く判るまとまりでした。一度も中間報告に来ていない鳥類と魚類の班は苦労するかも知れません。第2期SSHでは行っていた保護者の方々を招いての発表が復活し、成果を見ていただけたら、と思います。
     留学生の専門は、生物のほか、物理・化学・工学と多岐にわたっているのですが、科学の探究と発表方法の基本は同じであることが確認できました。海外研修が、生態・環境以外の探究に十分役立つことの証明でもあります。
     今回、時程と生徒を3部屋に分けての指導を、SSH部の英語の先生が立案し進めてくれたことは、今後の海外研修にとって大きなプラスだと思います。一方で、実際に科学分野での事前指導を行う教員が1人だけで、3部屋すべては指導できなかったので、来年度は生徒の力が引き出せるよう、以前はあった教頭の出席、翻訳前の日本語での発表も必要でしょう。
     例によって、留学生の体力集中力に感心させられ、予定の日程を終了しました。校長もちょくちょく顔を出してくれ、「校長日誌」に写真が掲載されています。
     事前学習への指導には、SSH係の参加は当然としても、他教科の先生にも、参加により大きな研修効果と波及効果もあります。是非、参加を。

    (参加生徒へ)
     今回も英語以外の参加生徒向けの説明のほとんどを普通科1年担任の生物の教員が行いましたが、理系の事前指導・引率の教員が実質1人のため、生活関係の詳しい説明ができていません。「旅の楽しみ」を読んでいれば大丈夫と思いますが、不安があったら、普通科の生徒も含めて質問に来てください。
     この数日のChicagoの気温は18~28℃、たいへん過ごしやすい気温のようです。Mequonは少し北にあります。1~2℃低いといったところでしょうか? 本格的な夏はこの後ですので、油断しないように。低体温症より熱中症の方が怖いので、対策をしっかり。
    08:32
    2018/06/23

    海外派遣研修 事前指導

    | by 校長
     東京大学大学院留学生指導の海外研修事前学習を行いました。今回、硬い内容が多いので、特に関心のある方以外、読み飛ばした方が良いかも知れません。
     海外研修の出発まで1箇月となった6月23日土曜、地の利を生かし、東京大学大学院の留学生を招き、海外研修参加生徒の指導をお願いしました。海外研修では、グループで、手賀沼の環境に関する短期の課題研究と、その成果を現地USA、CUW, Concordia University Wisconsinで英語presentation発表を行いますが、まとめと英語でのパワーポイントの作成指導をお願いしました。
     教頭が冒頭と終わりの司会を担当、英語と生物(私)の教諭が指導補助に入ったほか、校長も頻繁に顔を出してくれました。写真は「校長日誌」により多く掲載されています。写真は御本人達の了承を得て掲載していますが、画素数は1/625に減らしてあります。
     予想をはるかに超えるハイレベルまで生徒を指導してもらい、また、大学院生としての体力と集中力に驚かされました。

     朝、生徒は開講前に集合、日本語でのパワーポイント作成を続けました。4月に班分けと班別テーマ設定(第2期SSHでは教頭が3月までに指導していました。)、5月中に指導開始と昨年よりは早く進めたのですが、仕上げに至った班はなかったようです。とは言え、今期SSHでは、今回からSSH部の英語の先生が事前指導に積極的に加わり、英語関係では平均して最高の進行状況だと思います。現地での指導も含め、探究活動の直接の指導は生物の教員が行っています。今週は面談週間で午後の授業もなく、本当は指導の好機でしたが、生物の教員二人ともSSH担当の係ではなく、他学年の普通科担任のため、時間が全く取れなかったのは残念です。特に3年担任の生物の先生には、常に相当量の支援をいただいています。
     来てくれたのは、修士/博士課程に在籍の8人の院生でアジア各国の方と、アフリカの研究生1名です。博士課程D3の方は7回目の来校でした。来年は、Dr.とお呼びしないといけませんね。当然、相応の科学と英語の力の持ち主ばかりです。今まで、初対面の院生には「生物の教員なので、英語は苦手で…」と言っていたのですが、前回、同じようなことを言ったら、D3の方が「あれは冗談、彼は…」とほかの方に話しているのが聞こえ、何と、この日の打合せで、このD3の方がいることに気づき、何と言おうか逡巡する間に、英語の先生から私の専門が鳥類と紹介され、「鳥は趣味で専門は等脚目スナホリムシ科の甲殻類で…」と訂正したところ、早速、一人の方から「なぜ、甲殻類に興味を持ったのか?」と質問をうけました。その観点とすでに指導モードに入っていたことに驚きました。英語の先生と違い、英会話モードに入るのに時間がかかりますが、何とか答えました。私の「専門」ですが、昨年、USAのバスの中で、"Kestrel"とか"Cardinal"とか騒いでましたので、間違えられたようです。次は「専門用語は知っていても、日常会話は無理」と言おうと思います。
     あのダイオウフソクムシも等脚目(ワラジムシ目)スナホリムシ科です。
     生徒への挨拶で教頭は、私は英語が得意でないものの頑張っていると話してくれたのですが、私の英語ハッタリに引っかかっていた生徒は「?」という感じで滑ってしまい、教頭にはたいへん気の毒なことをしました。英語が母国語の生徒まで引っかけたハッタリはほどほどにしようと思います。
     生徒との顔合わせ(写真)では、院生の簡単な自己紹介の後、班別のテーマを聞き、瞬時に誰がつくかが決まり、一班一人ずつの指導が始まりました。
     遅れていた班も、6月15日以来のはっぱが効いたのか、何とかなってきたようです。化学分野のため私の指導外の班は、「やっぱり」な所がありましたが、院生がすぐ気づき、次回までに大幅修整中のようです。
     探究活動の内容を見て、パワーポイントの英訳、進んでいた班は、構成やプレゼンテーションのやり方も指導してもらいました。中には、ご自分の研究発表のパワーポイントを例に構成を指導してくれた院生もいました。私は適当にまわり(写真が少ない原因)、院生から「ここにグラフが必要ではないか?」「この説明は不要ではないのか?」といった的確で思った通りの確認があった時は、生徒に伝えました。専門によっては、decompositionなのかdisintegrateなのか、迷う場面もありました。
     昨年よりだいぶ進んだ段階からの指導開始のため、院生の熱意と指導力が十分生かせたと思います。冒頭の「予想をはるかに超えるハイレベルまで生徒を指導」してもらいました。とは言うものの、院生の指導前に、日本語でのPlesentationが必要で、その分、院生達に迷惑をかけています。
     さて、2時間以上の指導では、適当に休憩するように伝えてあったのですが、生徒のための休憩を除けば、皆さんぶっ続けで指導してくれました。院生の体力と集中力のすごさをすっかり忘れていました。論文の追い込みには体力が必要です。
    2枚とも2時間以上無休憩の指導のようす
     改めて、科学論文とその発表は、序、方法、結果、考察から構成し、必要な内容、考察の進め方等、科学の中での分野が異なっても、基本は同じであり、今までの自分の指導も間違ってなかったことも確認できました。理科の教員であれば、私と同じように指導できると思います。通常の課題研究を行う上で、今回の事前学習が、たいへん役に立つことが実感できましたので、これからも継続し発展させていきたいと思います。

     生物系の方が、Algae等の用語をラテン語式に発音していたことも興味深く、次の指導や資料作成に活かしたいと思います。(AlgaeはAlgaの複数形です。)
     教頭が組んだプログラムに従い、最後に院生からの次回までの課題と助言をもらい終了しました。留学生派遣のこちら側の窓口になってくれたのも教頭です。

     SSH実施校でも、英語の事前学習は外部の講師の方に依頼するケースが多いのですが、本校では、東京大学の院生による指導やALTによる指導等、独自の方式を組み立て実施しています。外部の方々の協力があってこそですが、高校主体で事前指導を行い海外研修に参加しない生徒への指導にも生かしている点を宣伝しておきたいと思います。
     課題研究にとって有用なほか、参加した教員にとっては非常に良い研修になります。理科の教員ばかりでなく、考えをまとめ記述することの指導のよい練習になります。特に若手の先生に参加をすすめたいと思います。本校の海外研修の事前学習にはこのような波及効果もありますので、重ねて宣伝したいと思います。

     午後の保護者の方も交えた説明会では、日程や注意点の説明をしました。私が書いた生徒向けの準備資料を以前配ったところ、なぜか保護者の方々に大ウケだそうです。午後の説明会については「校長日誌」をご覧ください。

    追加です…
     後日、院生の一人から、できた所まで送るように、と言っておいたが、まだ、来ないので、心配している旨、連絡をもらいました。早速、生徒に確認したところ、データが消えてしまって…ということでした。何はともあれ、親身になって心配してくれて、ありがたい限りです。日本語も相当できる方ですが、生徒には英語で連絡を取らせました。
    08:28
    2018/06/23

    海外派遣研修の紹介

    | by 校長
    海外派遣研修の紹介:出発まであと1箇月となりました。
     SSH実施校では、SSHの一環として海外派遣研修を行っています。生徒はJSTから旅費の一部補助もあり、真剣に研修に励むことが要求されます。実施校ごとに特色がありますが、本校での主な特色を何回かに分けて紹介します。
     本校では生物の教員が中心となって推進しています。参加は2年生対象の希望制、USAのコンコルディア大学Concordia University Wisconsinで、10日間の研修を行っています。
     参加希望生徒には、次のような「ありません」注意を行っています。
     1. 観光旅行ではありません。
     2. 語学研修でも文化交流でもありません。
     3. 楽ではありません。
     1.は当然ですが、実際には、英語で科学に関する探究活動を進め、論理的なプレゼンテーションを組み立て行う、という点で、また、外国人研究者も招いての事前学習もあり、ただ海外に行くだけの語学研修(失礼)より、はるかに英語の勉強になると思います。(ひと月以上の語学研修なら日常会話の上達はより望めると思います。)また、英語科では理数科と普通科の課題研究選択者向けに「科学英語」の授業も行っています。
     ある程度の英語力が求められますので、2年生の夏休みに実施しています。
     文化交流については、ポップカルチャーを除けば、日本の文化についての深い知識を持つ引率者が必要ですので、本当に実施している高校は少ないと思います。
     そして、10日間、みっちり、研修を行いますので、楽ではない訳です。
     次回(掲載は上になりますが)、事前学習の様子をお知らせします。

    08:27
    2018/06/15

    海外派遣研修の事前学習指導ー筑波

    | by 校長
     筑波大学・産業技術総合研究所(産総研・AIST)サイエンススクエアつくばの見学報告です。
     6/15(金)県民の日を利用して、海外派遣研修の事前学習の一環としてつくば市へ見学に行って来ました。参加は海外研修参加生徒29名とバスの空きによるこの研修のみの参加生徒2名、引率は、
    本研修担当の化学、教頭(地学)、英語(2年理数科担任SSH部)の各先生と私(生物・1年普通科担任・教務部)の計4名、後3人が海外研修引率予定です。
     集合は北柏駅前8:00でしたが、何人かの生徒は、早めに来て、Group workのための観察・記録をしていました。海外研修に向け、手賀沼の水環境をテーマに班ごとに行う短期の課題研究がGroup workで、現地で英語のPresentation発表を行います。時間前の生徒の取組は
    海外研修参加希望者募集時の説明をきちんと行ったことも大きいと思います。
     予定時刻に、バスからの観察・記録の練習を兼ね、バスでつくば市へ向かいました。写真の画素数は1/625に減らしてあります。(25×25=400+100+100+25で5の4乗は暗算できます。)
    下左.時間前にLichenの観察・記録をする生徒、幹の表面は一面の地衣類。
     中.手賀沼の周囲には照葉樹林から成る斜面林が多く残りますが、
      
    上右.植林の名残のスギ・ヒノキのほか、Invasive speciesと化したモウソウチクの侵入が見られる場所も増えています。
    下左.かつて水田に必ず見られた積み上げた稲わらも珍しくなりました。地方により積み方が違う(っていた)そうです。
     茨城県に入り、少し行くと右に飲料の工場があります。Milwaukeeは同じ飲み物で有名で、似た形の工場が見られます。見事な運転で予定時刻に筑波大に到着、客員研究員の楠田恵美先生に出迎えていただき、まず、内海真生先生から、全地球に関わるエネルギー問題、吉田昌樹先生から、水・エネルギー・環境に関わる藻類バイオマスの講義を聴講しました。また、筑波大学の生命科学系長の松本宏先生からわざわざご挨拶をいただいただきました。
                中.ここ4年で最強の雨の中利根川を通過。右.スライドの一部はこの日のためのもの。
      

     いただいた『モイーナ』については『校長日誌』をご覧ください。
    一部は県柏のためのもの     パンフレットと「モイーナ」   
    大学で、今は昔の光景。
       

    次に、藻類プラントに移動、施設の見学をしましたが、内は撮影禁止の所もあり、外は大雨で元々撮った写真は僅かです。
    下左.プラント説明用パネルの前で。中.
    卒業生      右.海底の熱水噴出孔のブラックスモーカーが作ったチムニー。
       

     プラント見学後、筑波大に戻り、学食で昼食をとりました。短い時間でしたが、学食の雰囲気は感じられたと思います。
     ここで、この春の卒業生に会いびっくり。研修のことを高校の時の部活の後輩から聞いて来てくれたそうです。
    普通科で課題研究選択、理系クラスから筑波大の生物系に進学、受験前にはほぼ毎朝生物室に来ていましたが、本校在籍中、AIG高校生外交官に全国の名だたる高校900人以上の応募者から選ばれた40人の1人で、英語のほかも話せ指導なしでも合格したと思います。来てくれたことは旧担任兼部活顧問の先生に後日報告しました。毎年、東大合格者を二桁出している高校は40校以上あると思います。
     昼食後は、産総研に移動、地質標本館を先に見学しました。
    下左.有名なニッポニテス、さすが、学名は記載者の書体に至るまで完璧。
       

                    顕微鏡             未分化のiPS細胞の永久プレパラート。
     最後に同じ敷地内のサイエンススクエアの見学をしました。
    農業に多大な影響を与えた触媒。 新たに加わった地震資料を見る生徒。     
       

    上右.説明には腎臓とありましたが、誘導培養されたおそらくマルピーギ(腎)小体のボーマン囊。

       

    上左.電光掲示板によると、気温は20℃弱。本番のCUWの学生寮の室内の気温とほぼ同じ。
     中.周囲にはイチョウGinkgo biloba、メタセコイア(アケボノスギ)Metasequoia glyptostroboides、ヒマラヤスギが植えられています。 ヒマラヤスギはスギCedarと言ってもマツ科の植物で、ひまらやすぎぼっくりも見られました。
     右.取手市街北、右に穀物を扱う工場に共通する形状の構造物。
    車窓からの観察は私にもできるので簡単なものかと思っていましたが、担当科目の違いでしょう、化学の先生には撮影の意図が撮影可能な数秒の間には見えなかったようです。
     天気には恵まれませんでしたが、大渋滞にもあわず、予定通り、17時前に北柏駅前で解散しました。
     
     この時のようすが、筑波大学 生命環境系リサーチユニット2018年6月18日「千葉県立柏高等学校の見学会を実施しました。」として写真入りで紹介されています。

    08:26
    2018/05/22

    風力発電・太陽光発電見学報告

    | by 校長

     風力発電・太陽光発電の見学に行ってきました。生物分科会ビオトープ研究班の研修でSSHの行事ではありませんが、課題研究や海外派遣研修に参考になる点が多く、紹介します。見学はビオトープ研究班の中心の方々の立案企画実施で、私は行っただけです。(1年普通科担任・教務部)

     5月22日(火)中間考査初日各発電所を見学してきました。

    まず、茨城県神栖市の風力発電所で、会社幹部の方から説明いただきました。

      

    図左.発電機の「ナセル」までの高さが60m、「ブレード」1枚の長さが40mということで、てっぺんまで100mあります。

    図中.1基で1000世帯分の発電量とのことです。鳥や魚の体にならったデザインを取り入れることが可能ならば、さらに空気抵抗や騒音が減らせそうです。

    図右.設置運営している会社です。


     風力発電は騒音が問題とされていましたが、回転数を大幅に下げて風切り音をほぼなくし、残った音も海岸のため波の音に隠れ聞き取りが困難なくらいです。理論上は可能だったことの実現です。装置は茨城県日立市の製作所の先進的な設計によるもので、耐震性だけでも外国製の追随を許さない性能で、耐風性も一段上だそうです。なお、3年前の海外派遣研修の記事にウィスコンシン州の風力発電所見学の話があります。

     次に、匝瑳市のソーラーシェアリング発電所の見学をしました。

    太陽光は、植物が光合成に必要とする光の約10倍の強さがあります。理論上は晴れの日の90%の光を発電に使っても、残りの光で植物(農作物)が十分育ちます。

     こちらも、理論上、可能だったのですが、ソーラーパネルを細長くすることで、下に畑をつくることを実現した発電所があるとは知りませんでした。
      

    図左.農作業のため、トラクターが入れる高さと往復できる柱の間の距離があります。

    図中.ソーラーパネルの下でもオオムギの生育に問題はありません。

    図右.(天動説によれば)太陽が動くので、影の位置は変わります。また、細いパネルは風に強く、大雨でも周りへの影響が少なくなっています。日陰のおかげで炎天下でも少し楽です。


    08:25