文芸部

部員数

 

令和5年度 部員数 3年 2人 2年 2人 1年 2人
令和4年度 部員数 3年 2人 2年 2人 1年 2人

令和3年度 部員数 3年 4人 2年 2人 1年 2人
活動内容

 

文芸部は月に1回不定期で集まって文化祭に向けて部誌や作品を書いています。是非文化祭にいらして手にとってみてください。

 

文化祭での配布

文芸部活動記録

文芸部

【文芸部】第46回全国高等学校総合文化祭東京大会文芸部門参加報告

「昨年11月に行われた千葉県高校生文芸部誌大会「散文」の部で、当時一年生の高橋和君の作品「大人」が優秀賞に選ばれ、2022年8月に行われる全国大会出場が決定しました。」
どうも、この報告文章を書いている2022年当時二年生の高橋和です。よろしくお願いします。
僕が参加させていただいた東京総文祭は、四十七都道府県から選ばれた人が集まる壮大な催しで、僕みたいな前髪が目にかかっているような身には不相応な、はちゃめちゃにすごいイベントです。
僕が参加したのは三日間。一日ずつ語らせていただきます。
まずは初日。会場である聖心女子大学(文芸部が集まるときにやたらと女子大が多いのは悩みどころである)で開会式に参加したのち、東京都北区にある、紙の博物館へ向かいました。何県かのグループが集まって移動するのですが、僕以外の全員が日傘を持っていましたね。理不尽だ! いつから日本は日傘所持を義務付けたんだ! おかげでお茶畑にいるおばあさんみたいにタオルを頭巾にするはめになったじゃないか! ......こほん。到着してからはまず、紙すきを体験しました。紙すきとは木の繊維を溶かした水を使って紙を作る作業のことで、ただの液体が紙に変身するのを実際に見たときは感動しました。ひっくり返ったカメが自力で元に戻るのを見たときと同じ感じです。
紙すき体験を終えたあとは、紙の歴史や文化などの展示を見てから、紙の博物館の隣にある北区飛鳥山博物館に移動しました。ちなみに、たかだか五分程度の移動でしたが、八月のはじめだったので、太陽に暴言を吐くほど暑かったです。
飛鳥山博物館にはとても広い範囲の昔が展示されていて、僕が今を歩く上でとても興味深いことを学びました。例えば縄文時代に使われていた土器とか。
最後に向かったのは、田端文士村記念館です。田端という場所は、あの芥川龍之介を含む大勢の芸術家が住んでいた土地で、この記念館には太宰治が芥川賞を貰うために書いた四メートルの手紙の模造品が展示されていたりと、過去の文豪について知るにはうってつけの場所でした。ついでに太宰治の執念のヤバさも充分伝わりました。
これで、初日は終了です。
二日目は外へ出ず、聖心女子大学の中にいました。階段の窓はステンドグラス。食堂へ向かう道の途中には教会がある凄い大学の一室で、僕は他県の三分部門代表者三人とグループになり、自分の部屋を文章で説明してそれをもとに描いてもらった絵がどれだけ合っているか。や、見せられた写真をいかにして描写するか、などの活動を行いました。なお、グループになった三人の特徴を軽く書くと、自分の心臓の音を聞くのが好きな人(書いてきた小説では心臓の中に入り込んでいた)と文芸の大会で特技はピアノだと答えた人(一人だけ私服で居心地悪そう)、最後に小説よりバスや電車の時刻表が好きな人(何でここにいるんだよ)です。超個性的ですね。また、総文祭に出場する際に新たに執筆して提出した、一万二千字以内の散文を互いに読み合い、感想を語り合いました。何の説明もされずに書かされた一万二千字は、めちゃくちゃ睡眠を妨害してくれました。その後、額賀澪先生に描写についての講義をしていただき、自分の至らなさを思い知ると共に、次の段階へと歩を進めることが出来ました。
最終日は、荘厳な雰囲気に圧倒されるホールにて、谷村志穂先生の講演を聴きました。
その内容は、人生何が起こるかわからない、というメッセージを先生自身の過去に乗せたものでした。人生何が起こるかわからない。だからこそ、諦めてはいけない。そうおっしゃっている風に、僕は感じました。
三日間という、長くも短かった時間で、僕は我ながらに、大きく成長出来たと感じています。文章力はさることながら、本を作る上で欠かせない紙に対する感謝を覚え、先の見えない未来への不安に一筋の光を見出し、精神的に重要なものを得ることが出来たのではないかと思っています。
. .....思ってるんですが、やっぱり不安なものは不安ですね。ただ、ここまで読んでくれた人に、成長した僕からかけられる言葉があります。
「最も大切なのは自分」
共に腕を磨いた三名に特筆できる個性があるのは、各々が己が何を求めているのか、何を第一にして生きていくのかを考え抜いて決定した結果ではないかと僕は考えています。来ていただいた作家先生方に至ってもそうです。ゆえに僕は、この先の道において己を貫いた選択をすることを目標とすることをここに宣言します。
以上で報告を終わります。  「二年 高橋 和」


第8回千葉県高校生文芸部誌大会参加報告

第8回千葉県高校生文芸部誌大会に参加してきました。

会場は千葉県立幕張総合高等学校でした。
その規模の大きさに部員一同大いに驚かされました。

大会の内容は、午前中に講演の聴講、午後に持ち寄った部誌の合評会でした。

午前中の講演では、現在シナリオライター・漫画家として活躍されている生田汐里先生から、文芸部誌を作るにあたって大切なことをご講演いただきました。
魅力的な部誌を作るための小手先だけの技術ではなく、文芸という芸術に携わるものとしての心の持ちようや、作品への向き合い方などをとても分かりやすい言葉でお伝えいただき、生徒たちの励みになりました。
生田先生、ありがとうございました。

午後の合評会では、各学校が持ち寄った部誌をもとに感染症対策を講じながら合評を行いました。
各学校とも力作ぞろいで、非常に参考になりました。

今回の経験をもとに、冬休みに新たな部誌を創刊することも考えています。
今からとても楽しみです。

今回の大会は、3年生が引退後初めての1・2年生のみでの大会でした。
部員数は減ってしまいましたが、楽しく大会に参加することができました。
来年度は総文祭出場を目指して、より一層励んでいきたいと思います。

幕総校舎前にて

文芸部 第22回関東高校生文芸大会 参加報告

こんにちは。暑い夏が続きますが、夏休みもあと僅かになってきました。

さて、今日は千葉県松戸市、聖徳大学にて関東大会に参加してきましたのでご報告いたします。

この大会は、6月に行われた千葉県大会の上位大会に位置付けられるもので、本来であれば6月に表彰された作品・生徒のみの参加となるのですが、今年は千葉県が開催県ということで、文芸部員全員で参加、作品出品と並行して役員としても活動してきました!

この日のために市川東文芸部では、夏休みを使って大会当日の資料作成を頑張ってきました。
約300部もの作品集を手作業で製本しました。普段の部誌の発行数は多くても70部ほどなので、結構大変でした...笑 が、頑張りましたよ!!

ただ、相次ぐ緊急事態宣言の発令により、大会への参加県・生徒が少なくなってしまったことは少し残念です(大会終了後、資料等は郵送されるようです)。







大会では、まず聖徳大学文学部の松本麻子教授にご講義いただきました。

内容は、今大会の募集作品が「青」をテーマとした短歌であることに因んで、「青と赤の歌ー言葉の持つイメージについてー」でした。

大学の勉強ではどんなことをどのように学ぶのかということを切り口に、まずは研究題材(今回は青や赤)の定義から始まり、身の回りにある「青」や自分自身が持つ「青」のイメージについてを考え、そして古典の世界にある「青」がどんなものを表すために使われていたのかを紐解いていく、というとても興味深く面白い講義でした。

午後は分科会の班に分かれ、それぞれの作品について班員と合評をし、分科会賞を決めました。
合評はできるだけ話をする機会を減らせるように、指定の用紙を用いて行われ、生徒たちは集中して取り組んでいました。


また各分科会には「青」の和名に因んだ班名が掲げられました。これは市川東で原案を考え、佐原高校さんに素敵に演出してもらったものです。

午前の講義の内容も相まって好評でした!

そして、分科会終了後の全体会では各分科会からの賞の発表と、聖徳大学文学部の先生方に選出していただいた作品の表彰がありました。


市川東からは受賞作品は出なかったものの、各分科会において自分の作品の感想が聞けたり、選出していただいた先生方の講評をお聞きしたりしたことは、とても良い経験になったようです。

コロナ禍で、思うような大会運営や活動ができませんでしたが、普段味わうことのない経験をすることができ、本当によかったです。

来年度の関東大会は神奈川県主催で行われ、部門は部誌となります。
来年度に向け、部誌の完成度を高められるよう精進していきたいと思います。
応援よろしくお願いいたします。

千葉県高校生文芸大会 参加報告

今年度より、市川東高校文芸部は千葉県高等学校文化連盟文芸専門部に加盟することとなりました。
加盟後初めての行事である、第9回千葉県高校生文芸大会が6月5日(土)に行われ、生徒8名で参加して参りました。
今回の大会では「青」をキーワードに短歌を作って出品しました。
結果、3年伊藤さんの作品が全84作品の中から優秀賞に選ばれました。
8月20日(金)には関東大会が千葉県で開かれます。部員たちは出品者としてだけでなく、役員として大会の運営を行うことになっていますので、応援よろしくお願いいたします。
表彰を受ける伊藤さん

今回の大会は聖徳大学で行われ、付属図書館&博物館のツアーにも参加させていただきました。また感染症拡大対策のため、教室を2つに分け一方はリモート映像による実施でした。生徒たちは初めての大会でしたが、とても良い経験ができたと思います。
関係の方々本当にありがとうございました。
聖徳大学付属図書館&博物館ツアー教室1教室2(リモート)

文芸部

平成28年度活動実績
普段は、各自が地味な活動をしている。今年度は、4月に新入生歓迎号「空々漠々」、文化祭号として長編番「自由闊達(上・下)」と短編番「自由闊達」を出版した。

平成27年度活動実績
各学期に1回、自分の作品を部誌に載せる。