7月6日(水)の午後、今年度最後の大学説明会である筑波大学説明会が行われました。参加者数が予想を上回ったため、1教室から2教室に拡大して1・2年生は大会議室、3年生は普通教室に分かれての実施となりました。説明会は2部構成で、前半では大学関係の方から大学全般についての説明、後半では本校の卒業生で現在大学に在学中の学生から、学生の視点から見た大学の特色についての説明がありました。結論から言うとどちらの内容もとても充実したもので、予定時間では足りなくなるようなものでした。
前半では、大学の歴史や、周辺の状況、とりわけキャンパスの大きさについて説明がありました(単一大学としては九州大学に続く)。また「開かれた大学」という建学の理念を反映した取り組みとしての英語での講義やグローバルヴィレッジでの国際交流や、「柔軟な教育研究組織」という理念に基づく柔軟なカリキュラムの選択や、ノーベル賞受賞者やオリンピック金メダリストの輩出に伺われる文武両道な校風など、筑波大学ならではの特徴が紹介されました。また一見複雑そうに見える学群・学類もわかりやすいスライドを通じて、実際にどのようなことが学べるのかがよくわかる内容でした。
後半では、卒業生がまず自身の進路選択の経験談を語ってくれました。在校生にとっては直接参考になる話だったと思います。その後はキャンパスライフの話で、自転車移動は必須ということで、ここでもキャンパスの広さが強調されていました。また入試制度に関して、学生ならではの視点からの具体的な話もあり、ここでしか聞けないような話題にも触れることができてとても参考になりました。

