令和4年度 東京大学説明会
主催 進路指導部
5月13日(金)午後4時より、東京大学説明会が実施された。
実施会場である第一会議室には、2,3年生と1年生の後半クラスの生徒たちが参加し、別室の地学教室では、1年生の前半クラスの生徒たちがオンライン形式で視聴した。また、YouTubeにて限定配信されており、たくさんの方々が視聴されたことと思う。内容は以下のとおり。
第一部 東京大学の概要と東大入試について
講師:駿台予備学校 お茶の水校3号館 東大専門校舎責任者 吉井 素子 様
第二部 東京大学理科一類に在籍している本校卒業生による説明
第一部では、東京大学の魅力、東京大学入試の基礎知識、東京大学合格に必要なこと、の3つのテーマで、50分ほどご講演いただいた。研究環境の充実度や全国に展開する広大な大学施設の紹介をはじめ、東大入学後の進学選択の受け入れ予定数や、進学振り分けの仕組みなどの具体的で詳しいご説明もあった。こと東大入試に関しては、文系・理系にとらわれずに幅広く学習し、身に着けた知識をクロスオーバーさせて解を導く能力が求められているとのこと。さらに、東大の過去問を例示しながら、問われたテーマに対して的確に説明できる力が大切であることを強調されていた。
第二部は、理科一類2年の本校卒業生が、後輩に対して現役東大生ならではの興味深い話をしてくれた。ご本人は、本校在学中、バドミントン部と軽音楽部、そして写真部に所属していたそうで、講演の途中で映し出された桜咲く東大の写真が、玄人はだしの出来栄えであったのが印象的だった。高校一年生の頃は、「志望校が決まっていなかったら、東大に。」という、お馴染み本校進路指導部の指導の通りに書いたとのこと。1,2年の後輩へのアドバイスとしては、学校のテスト勉強と、特に英数をしっかりやること。普段から勉強する習慣をつけておくことの重要性を伝えてくれた。


