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令和8年度 京都大学説明会

令和8年度 京都大学説明会 

主催 進路指導部 

 

 6月2日午後4時より、京都大学説明会が実施された。オンライン開催で、生徒たちは社会科教室にて受講した。その模様はYouTubeにて限定配信された。内容は以下のとおり。

 

                                   第一部   京都大学の概要と入試について

                京都大学入試企画課 西谷 健司 様

 

            第二部   京都大学に在籍している本校卒業生による説明 

 

<第一部>

 京都大学は、「研究」型大学であり、「自由」な学風を開学以来の大きな特徴としている。ノーベル賞やフィールズ賞をはじめ、多くの受賞者を輩出しており、昨年度は数学のノーベル賞ともいわれるアーベル賞も受賞した。学部の構成は、医学部や工学部、文学部や法学部などの伝統的な学部の他に、総合人間学部など10の学部が設置されている。総合人間学部は文系理系の枠を超えて幅広く学べる体制が整えられており、他大学には無いユニークな学部である。

 京都大学に学ぶ学生のうち、関東地方出身の学生は18.5パーセントで、増加傾向にあるとのこと。大学周辺には学生向けのアパートなども多く、近隣から徒歩や自転車で通学している学生が多い。入試に関しては、一般選抜が中心であり(約2,600人)、特色入試の募集枠は170人と少ない。共通テストと個別学力検査の配点や扱いは、学部ごとに異なっており、選抜要項で最新情報を確認しておく必要がある。今日の説明会では、「京都大学受験生ナビゲーション」が紹介され、本日配布された「京都大学案内」の70ページにQRコードが記載されている。

 

<第二部>

 建築学科に在籍する本校OBが、大学生活を中心に話してくれた。船高時代は野球部で活躍され、京都大学への志願は3年の4月だったが、本格的な受験勉強は、部活動が終わった8月から集中して取り組んだ。模試の判定もすぐには良い判定にはつながらなかったが、部活顧問の先生の後押しなどもあり、最後まで諦めずに京都大学を目指して頑張って良かったとのこと。「船高生なら頑張れば合格ラインに達するし、或いは浪人したとしても来る価値のある大学なので、是非京都を目指して頑張ってほしい。」とエールを送ってくれた。

 

令和8年度 東京科学大学説明会

主催 進路指導部

 

令和8年5月29日(金)16:00―

1年生~3年生170名程が参加し、社会科教室・化学第2実験室の2教室(1教室はLIVE配信)に分かれて説明会が行われた。 

第1部:東京科学大学アドミッションセンター 斎藤 晋 様

まず、斎藤様より東京科学大学の変遷・概略についての説明があった。令和6年10月に『科学の進歩と、人々の幸せと』をミッションとし東京工業大学と東京医科歯科大学が統合。統合したことで、学生や教員、キャンパスの数も増えた。教員一人に対する学生数が少ないため、濃厚な教育を受けることができる。また、授業科目の相互履修や融合プログラムを行うことができる。分野別QS(英国の世界大学評価機関クアクアレリ・シモンズ)世界大学ランキング2026などにおいても、国内だけでなく世界でも評価され上位にランキングしている。今年2月に、世界トップレベルの研究力と国際競争力を持つ大学に対して国が長期的に支援する「国際卓越研究大学」にも選ばれた。

科学大では、1年次は学院(理学院・情報理工学院・工学院・物質理工学院・生命理工学院・環境社会理工学院)に所属し、2年進級時に系を選択する。学院という名前の通り、学修一貫・修博一貫教育を行っており、学部生が大学院の講義を受けることもできる。また、教養を重視し、教養科目を長期にわたって履修することも特徴とのことである。

 また、大学院、特に博士課程の支援に力を入れはじめていることを熱く述べられた。日本の理工学系の学部生は、大学院の修士課程に9割が進むが、博士課程に進む学生は世界に比べて少ない。科学大では、2028年度から大学院教育にも力を入れ、博士課程に進む学生への支援を手厚くする予定とのことである。

最後に、学生支援・経済支援(奨学金制度が充実)・就職支援・留学制度についての紹介、入試についての説明があった。現在、4人に3人が一般選抜、4人に1人が総合型・学校推薦型選抜で入学している。総合型・学校推薦型ともに募集時期は他大学よりも遅く、総合型選抜の概要は、学院ごとで異なるが、共通テストも重視されている。(7月に入学者選抜要項が発行される予定)

他にも、令和10年度入試における変更点についての予告、8月にあるオープンキャンパス(オンライン)の案内もしてくださった。

 第2部:東京科学大学生命理工学院4年生(本校卒業生)

まず科学大の特徴(1~4年次の流れ・クオーター制・教養科目が多い・ほとんどの学生が大学院に進学)についての話があり、自分の1日の生活や学年ごとの時間割、講義内容の紹介をしてくれた。

次に、大学受験に向けた学習の仕方について、『復習が勉強の核』であることを強調した上で、2次試験の科目別の勉強法も教えてくれた。〔以下、一部紹介〕数学:解説を見る前に手を動かしつつじっくりと考える。別解を考える。物理:問題研究、別解・法則公式の導出を考える(科学大の2次の物理には記述あり)/化学:問題演習、そして教科書を何周もしっかりと読む(科学大は細かい知識を問われることが多い)/英語:単語帳を何周もする。文章問題を音読熟読する。

また、モチベーションには浮き沈みがあるもの。モチベーションが低い中でも、低いなりに何をするかが大切であること。完璧な勉強を1年間続けることは難しいので、ハードルを下げたとしても勉強に取り組むことが大切だと在校生を励ましてくれた。

令和8年度 医学部説明会

主催 進路指導部

5月12日(火)午後4時より、医学部説明会が実施された。1年生から3年生まで多くの生徒たちが参加し、その模様はYouTubeにて限定配信された。内容は以下のとおり。

 

第一部   講師:佐藤 祥大 様 

第二部   千葉大学 医学部に在籍している本校卒業生による説明

 

 第一部は「医学科入試の状況」「医学科に現役合格するために」の2点に関するご講演だった。

 「医学科入試の状況」については、国公立大学から私立大学まで幅広くご説明いただいた。国公立大学は国内において、地域ごとにバランスよく医学科の定員が割り振られているが、私立大学は関東・甲信越地区に集中しているということだった。また入試科目に関しては、国公立大学は大学入学共通テストにおける6教科8科目と個別学力検査(2次試験)、私立大学は一般選抜として英語、数学、理科2科目、小論文、面接が基本である。国公立大学医学科の個別学力検査の前期日程では、英語、数学、理科2科目と面接の試験を実施する大学が多いが、東京大学、京都大学は国語の試験があることが特徴的である。大学入学共通テストに関しては、2025年のデータによると、国公立大学の医学科合格者の得点率の平均は86%だった。国公立大学医学科のなかでも、東京大学、東京科学大学、京都大学の合格者は92%から94%を超えるほどの得点率の層に属していた。本校においても志望する生徒が多い千葉大学医学科は多くの志望者がいることによって合格者の得点率は71.5%となり、地方の国立大学の医学科の得点率としては数少ない70%越えである。また、医学科の出願に関しては、大学入学共通テストの難易度、各々の結果により、富山大学や福井大学などの前期日程において志願者の大きな増加と減少が起き倍率も変化したが、合格者の成績分布はそれほど変わらないため、倍率を気にしすぎなくてもよいということだった。また、医学科の入試の特色として、条件付きの入試を行う大学が増えていることについてご説明いただいた。例えば、私立の自治医科大学や防衛省設置の防衛医科大学校は一定期間の勤務に従事すれば一部学費が免除されるというメリットがある。また、募集人数に限りがあるが、千葉大学、順天堂大学などには一定期間勤務をすると返還免除となる奨学金制度があり、他にも受験生の出身地の制限がある地方の医学科もある。このような一定の条件を自身が満たせるかを考慮して受験校の検討に生かしていきたい。

 医学科に合格するために学習のポイントとしては、特に国公立大学の医学科に関しては、学校の授業を通して基礎学力を確実に習得することで、大学入学共通テストで各教科バランスよく一定の得点をとることが大切であるということだった。個別学力検査では難問が出題されることもあるが、基礎的な問題で着実に得点できることが必要である。また、医学科受験において欠かせない面接・小論文対策にもつながるコミュニケーション能力の向上、医療者としての倫理観や責任感の育成、医療に関するニュースや医療問題を知っておくことにも取り組んでいきたい。高校1年生から2年生で苦手科目をつくらないことを意識して学習に取り組み、高校3年生では身につけた基礎学力を生かした問題への取り組みや自己分析力の向上、そして最後まで自分の伸びを信じて諦めずに学習を続けることが大切であるということだった。

第二部は、千葉大学医学部に通っている本校卒業生による説明だった。

 医学科合格、医師になることを目指すために必要なことを2点話してくれた。1点目に「なぜ医師になりたいか、医学科を受験するかを明確にする」ことが大切であるということだった。医学科は受験料の面でも大きな費用がかかるということもあるため、多くの学校を受験できないことで気持ちが焦ることもあると教えてくれた。そのような時に自分が医学科、医師を目指す理由が明確であれば勉強に邁進できるということだった。

 2点目に、勉強以外にも何か熱中できるものを見つけてほしいと話してくれた。実際に本卒業生は高校の時に取り組んでいたバスケットボールを今でも続けていて、東日本の医学科が集う大会にも参加し、有意義な時間を過ごしているということだった。もちろん医学科に合格するためには勉強に励むことは大切だが、合格した後の日々を充実したものにするためにも勉強以外のものにも取り組み、人としてのバランス感覚を養ってほしいとエールを送ってくれた。

令和8年度 東京大学説明会

主催 進路指導部

5月6日(金)午後4時より、東京大学説明会が実施された。1年生から3年生まで多くの生徒たちが参加し、その模様はYouTubeにて限定配信された。内容は以下のとおり。

 

第一部   講師:瀧 敬悟 様 

第二部   東京大学に在籍している本校卒業生による説明

 第一部は、東京大学の魅力、入試の概要と特徴、合格するための学習のポイント等に関するご講演だった。

東京大学の入試に関しては、2025年度入試から徐々に進められている第1段階選抜倍率の見直しを受けて、入学試験の第1段階である共通テストの合格基準を通過できず、第2段階の2次試験に進むことができる受験者が減少していることについて言及されていた。また、2027年9月から開設される新たな教育課程「UTokyo College of Design」の開設に伴い、2027年度入試では各類の募集人員が減少する。しかし、これらの倍率の変化はそのまま難易度の高さにつながるわけではないため憂慮する必要はないということだった。現役生は直前まで成績が伸びていくため、最後まで自身の希望する類の合格基準を超えるための学習を続けていくことが大切であるとご教授いただいた。

合格するための学習のポイントとしては、入学試験の第1段階である共通テストの重要性と、学習における基礎の定着の大切さについて強く言及されていた。東京大学のアドミッションポリシーの「期待する学生像」にも「知識を関連づけて解を導く能力の高さを重視」とあるように、文理を問わずどの教科でも基礎的な問題を確実に正解して共通テストで得点をとることができる受験生が多く合格しているということだった。もちろん東京大学の2次試験には難問もあるが、難問では得点差が出ないことがあるため2次試験でも基礎的な問題を確実に正解できる力が必要であると強調されていた。

また、東京大学合格者へのアンケートをもとに、早いうちからの基本的な学習習慣の確立の重要性を説かれていた。学校の授業を軽視せず、毎日の授業時間と予習、復習を大切にし、基礎的な範囲を定着させて徐々にレベルを上げて解ける問題を増やしていった受験生が多く合格していた。また、受験勉強を始めても成果が出るまでには時間がかかるため、高校1年生の時から学習に集中する訓練を重ねることが高校3年生の受験勉強における成績の大きな伸びにつながるとご教授いただいた。

第二部は、東京大学3年生の本校卒業生による説明だった。

 東京大学で印象的だったこととして「天才型より努力型が多い」ことなどを挙げていた。東京大学というと天才と呼ばれるような学生ばかりが集っていると思われるが、努力を重ねてきた方が多いという印象をもったということだった。

 東京大学を目指すために取り組んでほしいことを3点話してくれた。1点目は「コツコツと勉強に取り組むこと」だった。本卒業生は、本校在学時、週に5回の部活動があり、勉強と部活動の両立に苦労していた。しかし、どんなに疲れていても英単語だけは学習したり、定期考査前後の学習はもちろん、普段の授業の予習、復習に取り組んだりしていたということだった。2点目に「高校を使いこなすこと」を挙げていた。長期休暇中の補習を受講したり、進路指導室をはじめ各教科の教員への質問・相談を大切にしたりしたことが効果的だったということだった。3点目に「友達と互いに高め合うこと」を挙げていた。本卒業生自身が受験生の時には、友達と世界史の問題を出し合っていたことが合格を支えてくれたということだった。友達に問題を出すためには自分が説明できるようにならなければいけないため、学習の定着につながったと話してくれた。最後に、本校の東京大学志望者たちに向けて「東京大学には楽しいことがたくさんあります。応援しています。」とエールを送ってくれた。

 

令和7年度 筑波大学説明会

主催 進路指導部

7月7日(月)午後1時30分より、筑波大学説明会が実施された。一年生から三年生まで多くの生徒たちが参加し、その模様はYouTubeにて限定配信された。内容は以下のとおり。

第一部   講師:筑波大学教授  島田康行 様 

第二部   筑波大学に在籍している本校卒業生による説明

第一部は、筑波大学での生活、入試・学群の概要に関するご講演だった。筑波大学は、少し都心より距離があることも影響しているのか、勉学や部活動などに集中して、熱心に励んでいる学生が多いということだった。また、茨城県つくば市にあるキャンパスは南北方向に縦長に広がり、自然豊かで広大な敷地を有している。多くの学生が自転車で構内を移動している点からも、筑波大学の敷地がいかに広いかがうかがえる。

住居、通学手段に関しては、所要時間の面から自宅(実家)から通学するのが難しい学生が多いため、大学周辺で一人暮らしをしたり、寮に住んだりしている学生が多かった。

また、筑波大学は学部ではなく、学群に学生が所属する形で講義が行われている点に特徴がある。このメリットとしては、講義をご担当される先生方の研究について、文理の垣根を越えて多くの学生が学びを深めることができるという点がある。一年次では、特定の分野に限定せず幅広い分野に対して教養を深め、二年次より段階的に専門分野を深めていく点からも、筑波大学の学びの多様さがうかがえる。

 

第二部は、筑波大学二年生の本校卒業生による説明だった。筑波大学での学生生活の様子とその魅力、また大学入試に向けたアドバイスを話してくれた。

筑波大学の魅力として大きく二点話してくれた。一点目は、学問の専門性の高さである。講義をご担当される先生方には著名な先生方もいらっしゃり、その分野についてより効果的、専門的に学べるという点がありがたいということだった。具体的には、オリンピックの代表選手に選出された先生がいらっしゃり、体育の科目をご担当されているということだった。

二点目に、幅広く、かつ深い人間関係が築けるという点を話してくれた。筑波大学には多くの留学生がおり、講義における他の学類の学生との関わりも多い。また、大学近辺に住んでいる学生が多いため、友人と一緒に過ごす時間が長く、その時間がとても楽しいと話してくれた。

大学入試に向けたアドバイスとしては、基礎の内容を確実に修得しておくことを大切にし、船高の先生、友人に頼り、時に助け合うことが志望校合格につながるということだった。本校の生徒たちの指針となる言葉だった。

 

令和7年度 京都大学説明会

主催 進路指導部

 

5月29日(木)午後4時より、京都大学説明会が実施された。京都大学からオンラインでの開催となり、生徒たちは社会科教室にて受講した。その模様はYouTubeにて限定配信された。内容は以下のとおり。

 

第一部   京都大学の概要と入試について

講師:京都大学入試企画課 西谷 健司 様

 

第二部   京都大学に在籍している本校卒業生による説明

 

 

第一部は、京都大学の概要及び入試に関する説明。京都大学は、自由な学風と研究にじっくり取り組める環境にあることが開学以来の大きな特徴である。ノーベル賞やフィールズ賞をはじめ、多くの受賞者を輩出しており、大学内における研究テーマは多岐にわたっている。学部の構成は、医学部や工学部、文学部や法学部などの伝統的な学部の他に総合人間学部など10の学部が設置されている。総合人間学部は文系理系の枠を超えて幅広く学べる体制が整えられており、入試も文系方式と理系方式のどちらのパターンでも受験が可能となっている。また、京都大学の学生は近畿圏外の出身者の割合も高く、関東地方出身の学生は16.8パーセントで、特に近年東京都内からの志願者数が増加傾向にあるとのこと。大学周辺の家賃は3万円代後半から5万円代中ほどが相場のようで、いずれも大学近辺に集中しており徒歩や自転車で通学している学生が多い。入試に関しては、一般選抜が中心であり、特色入試の募集枠は170人と少ない。令和8年度入試から、工学部と理学部で女性募集枠を設定するとのこと。共通テストと個別学力検査の配点や扱いは、学部ごとに異なっており、選抜要項で最新情報を確認しておく必要がある。今日の説明会では、「京都大学令和8年度一般選抜実施教科・科目等について(予定)」の一覧が配布された。令和8年度の選抜要項は7月下旬に公表予定となっている。

 

第二部は、本校卒業生による説明。農学部の4年生で、大学生活と受験対策を中心に話してくれた。大学では農業経営学などを学び、農業の企業参入のあり方などを研究しているとのこと。大学の仲間にも恵まれ、またアルバイトの話題に触れながら、キャンパスライフのひとコマを披露してくれた。船橋高校時代はサッカー部に所属し、3年生の最後の試合まで頑張ってやり続けたとのこと。在校生にも、「部活動は最後までやりきろう!」との熱いメッセージを送ってくれた。受験については、自分のペースを乱さずに限界まで努力すること。京大の冠模試を受けて、試験時間のペース配分や出題傾向をつかむこと。点数や判定はあまり気にせず、たとえE判定であっても最終的に6割取れれば合格するのだから、3年生は短距離走のゴールを目指して頑張ろう。1,2年生は、普段の勉強を怠らず定期考査にしっかり取り組み、小テストも大切に。そういった日々の積み重ねが実を結ぶと後輩への的確なアドバイスをしてくれた。

 

令和7年度 千葉大学説明会報告

5月23日(金)12:00より、千葉大学説明会が実施された。

実施会場である社会科教室には2,3年生が参加し、別室の第1会議室、視聴覚教室では1年生がオンライン形式で総計約240名が参加した。また、YouTubeにて限定配信もされており、多くの方々が視聴されたことと思う。内容は以下の通り。

第一部 千葉大学の概要と入試について

講師 千葉大学入試課 三上浩司様

第二部 千葉大学学生による説明

 

第一部では、総合大学としての千葉大学の魅力、「未来志向型大学」としてグローバル人材の育成に力を入れ、世界に向けて最先端の研究を発信している様子を、さまざまな具体例をあげて説明していただいた。学生一人当たりの教授数は日本有数の多さであることや、全学部共通教養教育を「普遍教育」と呼んで重視していること、また英語のスキルアップのためのイングリッシュハウスや全員留学制度など、千葉大学独自の取り組みをたっぷり伝えていただいた。

第二部では、現在教育実習生として本校で研修を積んでいる卒業生2名に学生ならではの視点で話をしてもらった。専攻分野に関して充実した研究ができるのはもちろん、学部の垣根を越えて様々な講義を履修できること、総合大学だからこそサークルでも多様な学生と出会い、一緒に活動できることなど生き生きと語ってくれた。また、英語や留学にそれほど積極的ではなかったが、全員留学制度のおかげでカナダで同じ専攻分野の現地大学生と共に学ぶ機会に恵まれ、英語でのコミュニケーションや異文化体験を大いに楽しんだという話は、生徒にとって非常に印象的であったようだ。

 

令和7年度 東京科学大学説明会報告

 5月27日(火)16:00より、化学第二教室と社会科教室の2会場で、東京科学大学の説明会が行われた。参加者人数は二会場合わせて150名程度であり、今回もオンライン配信が行われた。

 第一部は東工大アドミッションセンターの斎藤 晋様より大学全般に関する説明を頂戴した。旧東工大の歴史から始まって、今年度東京医科歯科大学と統合したことで新たに東京科学大学となっていった経緯に関する詳しい説明があった。東京科学大学の特徴としては、まずその統合形式が1法人1大学形式であり、これによって両法人は最大の統合効果を得ることができるということ、また大学院の定員数が比較的多く、学部生よりも院生の数が多いといった点もあげられるとのことであった。

 気になる入試に関しては、当面は現大学と同等の入学者選抜試験を実施する予定であるが、現高1年生が受験する際は2大学が統合したことを反映する新たな形式の入試になる可能性があるとのことであった。

 第二部では、本校の卒業生で現在、理学院地球惑星科学系に所属している白澤泰希様より、現在自身が行っている研究や、全学年向けに行われているプロジェクト、1年生向けに行われているプロジェクト等、大学内部の事情を詳しく語ってもらった。また、自身が合格した体験談と合わせて、受験生として心掛けるべき点といったメンタル面でのアドバイスも頂いた。

 第一部、第二部ともに、受験を考えている生徒たちにとっては大変有意義な機会だったと思われる。

令和7年度 一橋大学説明会報告

5月27日(火)午後4時より、一橋大学説明会が実施されました。
参加者が多数であったため、2・3年生は第一会議室、1年生は視聴覚室に分かれて参加しました。また、当日の模様はYouTubeにて限定配信されました。

内容は以下のとおりです。
第一部 一橋大学での学びとは
講師:一橋大学入試課 黒田 幸宏 様
第一部では、「大学とは何か」「社会科学とは何か」といったテーマから始まり、一橋大学の入試制度、4年間の学びの特徴、各学部の紹介がなされました。
冒頭では、高校生と大学生の生活の違いに触れ、大学では「自ら課題を発見し、解決する力を養うこと」が重要であるというお話がありました。特に一橋大学では「ゼミナール」を中心とした少人数教育が特徴であり、実在企業の課題を分析するケーススタディなど、実践的な学びが展開されているとのことです。
印象的だったのは、「もはや文系の大学ではない」という言葉でした。環境問題や人口減少、生成AIといった現代的な課題は、文系・理系の枠を超えて総合的に解決する力が求められているというお話は、生徒たちにとって新鮮な視点であったと思います。加えて、キャリア支援や女子学生応援プロジェクトなど、独自の支援制度の充実も大学の魅力の一つとして紹介されました。

 

第二部 本校卒業生による説明

第二部では、一橋大学経済学部2年に在籍する本校卒業生が登壇し、大学の魅力や高校時代の自身の体験について語ってくれました。
学園祭や英語の必修授業における少人数教育が、学友との良いコミュニケーションの場になっていること、また、冬春休みが長いため、その期間を活用してさまざまな活動に取り組めることが大学生活の魅力として紹介されました。
受験に関しては、「1・2年生のうちは、国語・数学・英語の基礎力をしっかりと身につけることが大切で、いきなり難しい問題に挑戦する必要はない」とのアドバイスがありました。
高校生にとって、大学で学ぶ先輩の話を直接聞ける機会は貴重であり、今後の進路選択や学習への意欲を高める有意義な時間となりました。

令和7年度 医学部説明会報告

 5月13日(火)16:00より、医学部説明会が実施された。会場は社会科教室であるが、同時にYouTube配信も行い、多くの方に参加いただいた。

 第1部では、駿台予備校市谷校舎 重藤賢次様より「医学部現役合格に向けて」というテーマでお話をいただいた。全国の医学部医学科の成り立ちや近年の入試に関わる変更点、受験科目や配点など、医学部受験の前に理解しておくべきことを詳細な資料と共に聞くことができ、様々な視点から医学部について知ることができた。

中でも医学部は難関学部であるが、難問を解けることではなく基礎・基本の理解が合否を分けるということ、そのために高校の授業内容を漏らさず学び取る姿勢が大事であるという話が生徒の心に響いたようようである。受験に関する情報過多の時代だからこそ、落ち着いて学習の基本に立ち返ることが大事、という貴重なメッセージであった。

 

 第2部では、現在、千葉大学医学部5年生在籍の本校卒業生より様々な角度から興味深い話を伺うことができた。医学部生としての生活の様子や講義・解剖を含む実習、医学部の部活動、イギリスへの留学体験など、充実した学生生活についての話を聞き、医学部進学への思いをいっそう強くした生徒も多いと思われた。また、自らの高校時代・浪人時代の学習を振り返り、失敗談も交えて最終的に「深く内容を理解し、きちんと運用できるようになるまで反復練習をする」というシンプルな学習法を、後輩たちに力強く勧めてくれた。