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令和7年度 筑波大学説明会

主催 進路指導部

7月7日(月)午後1時30分より、筑波大学説明会が実施された。一年生から三年生まで多くの生徒たちが参加し、その模様はYouTubeにて限定配信された。内容は以下のとおり。

第一部   講師:筑波大学教授  島田康行 様 

第二部   筑波大学に在籍している本校卒業生による説明

第一部は、筑波大学での生活、入試・学群の概要に関するご講演だった。筑波大学は、少し都心より距離があることも影響しているのか、勉学や部活動などに集中して、熱心に励んでいる学生が多いということだった。また、茨城県つくば市にあるキャンパスは南北方向に縦長に広がり、自然豊かで広大な敷地を有している。多くの学生が自転車で構内を移動している点からも、筑波大学の敷地がいかに広いかがうかがえる。

住居、通学手段に関しては、所要時間の面から自宅(実家)から通学するのが難しい学生が多いため、大学周辺で一人暮らしをしたり、寮に住んだりしている学生が多かった。

また、筑波大学は学部ではなく、学群に学生が所属する形で講義が行われている点に特徴がある。このメリットとしては、講義をご担当される先生方の研究について、文理の垣根を越えて多くの学生が学びを深めることができるという点がある。一年次では、特定の分野に限定せず幅広い分野に対して教養を深め、二年次より段階的に専門分野を深めていく点からも、筑波大学の学びの多様さがうかがえる。

 

第二部は、筑波大学二年生の本校卒業生による説明だった。筑波大学での学生生活の様子とその魅力、また大学入試に向けたアドバイスを話してくれた。

筑波大学の魅力として大きく二点話してくれた。一点目は、学問の専門性の高さである。講義をご担当される先生方には著名な先生方もいらっしゃり、その分野についてより効果的、専門的に学べるという点がありがたいということだった。具体的には、オリンピックの代表選手に選出された先生がいらっしゃり、体育の科目をご担当されているということだった。

二点目に、幅広く、かつ深い人間関係が築けるという点を話してくれた。筑波大学には多くの留学生がおり、講義における他の学類の学生との関わりも多い。また、大学近辺に住んでいる学生が多いため、友人と一緒に過ごす時間が長く、その時間がとても楽しいと話してくれた。

大学入試に向けたアドバイスとしては、基礎の内容を確実に修得しておくことを大切にし、船高の先生、友人に頼り、時に助け合うことが志望校合格につながるということだった。本校の生徒たちの指針となる言葉だった。

 

令和7年度 京都大学説明会

主催 進路指導部

 

5月29日(木)午後4時より、京都大学説明会が実施された。京都大学からオンラインでの開催となり、生徒たちは社会科教室にて受講した。その模様はYouTubeにて限定配信された。内容は以下のとおり。

 

第一部   京都大学の概要と入試について

講師:京都大学入試企画課 西谷 健司 様

 

第二部   京都大学に在籍している本校卒業生による説明

 

 

第一部は、京都大学の概要及び入試に関する説明。京都大学は、自由な学風と研究にじっくり取り組める環境にあることが開学以来の大きな特徴である。ノーベル賞やフィールズ賞をはじめ、多くの受賞者を輩出しており、大学内における研究テーマは多岐にわたっている。学部の構成は、医学部や工学部、文学部や法学部などの伝統的な学部の他に総合人間学部など10の学部が設置されている。総合人間学部は文系理系の枠を超えて幅広く学べる体制が整えられており、入試も文系方式と理系方式のどちらのパターンでも受験が可能となっている。また、京都大学の学生は近畿圏外の出身者の割合も高く、関東地方出身の学生は16.8パーセントで、特に近年東京都内からの志願者数が増加傾向にあるとのこと。大学周辺の家賃は3万円代後半から5万円代中ほどが相場のようで、いずれも大学近辺に集中しており徒歩や自転車で通学している学生が多い。入試に関しては、一般選抜が中心であり、特色入試の募集枠は170人と少ない。令和8年度入試から、工学部と理学部で女性募集枠を設定するとのこと。共通テストと個別学力検査の配点や扱いは、学部ごとに異なっており、選抜要項で最新情報を確認しておく必要がある。今日の説明会では、「京都大学令和8年度一般選抜実施教科・科目等について(予定)」の一覧が配布された。令和8年度の選抜要項は7月下旬に公表予定となっている。

 

第二部は、本校卒業生による説明。農学部の4年生で、大学生活と受験対策を中心に話してくれた。大学では農業経営学などを学び、農業の企業参入のあり方などを研究しているとのこと。大学の仲間にも恵まれ、またアルバイトの話題に触れながら、キャンパスライフのひとコマを披露してくれた。船橋高校時代はサッカー部に所属し、3年生の最後の試合まで頑張ってやり続けたとのこと。在校生にも、「部活動は最後までやりきろう!」との熱いメッセージを送ってくれた。受験については、自分のペースを乱さずに限界まで努力すること。京大の冠模試を受けて、試験時間のペース配分や出題傾向をつかむこと。点数や判定はあまり気にせず、たとえE判定であっても最終的に6割取れれば合格するのだから、3年生は短距離走のゴールを目指して頑張ろう。1,2年生は、普段の勉強を怠らず定期考査にしっかり取り組み、小テストも大切に。そういった日々の積み重ねが実を結ぶと後輩への的確なアドバイスをしてくれた。

 

令和7年度 千葉大学説明会報告

5月23日(金)12:00より、千葉大学説明会が実施された。

実施会場である社会科教室には2,3年生が参加し、別室の第1会議室、視聴覚教室では1年生がオンライン形式で総計約240名が参加した。また、YouTubeにて限定配信もされており、多くの方々が視聴されたことと思う。内容は以下の通り。

第一部 千葉大学の概要と入試について

講師 千葉大学入試課 三上浩司様

第二部 千葉大学学生による説明

 

第一部では、総合大学としての千葉大学の魅力、「未来志向型大学」としてグローバル人材の育成に力を入れ、世界に向けて最先端の研究を発信している様子を、さまざまな具体例をあげて説明していただいた。学生一人当たりの教授数は日本有数の多さであることや、全学部共通教養教育を「普遍教育」と呼んで重視していること、また英語のスキルアップのためのイングリッシュハウスや全員留学制度など、千葉大学独自の取り組みをたっぷり伝えていただいた。

第二部では、現在教育実習生として本校で研修を積んでいる卒業生2名に学生ならではの視点で話をしてもらった。専攻分野に関して充実した研究ができるのはもちろん、学部の垣根を越えて様々な講義を履修できること、総合大学だからこそサークルでも多様な学生と出会い、一緒に活動できることなど生き生きと語ってくれた。また、英語や留学にそれほど積極的ではなかったが、全員留学制度のおかげでカナダで同じ専攻分野の現地大学生と共に学ぶ機会に恵まれ、英語でのコミュニケーションや異文化体験を大いに楽しんだという話は、生徒にとって非常に印象的であったようだ。

 

令和7年度 東京科学大学説明会報告

 5月27日(火)16:00より、化学第二教室と社会科教室の2会場で、東京科学大学の説明会が行われた。参加者人数は二会場合わせて150名程度であり、今回もオンライン配信が行われた。

 第一部は東工大アドミッションセンターの斎藤 晋様より大学全般に関する説明を頂戴した。旧東工大の歴史から始まって、今年度東京医科歯科大学と統合したことで新たに東京科学大学となっていった経緯に関する詳しい説明があった。東京科学大学の特徴としては、まずその統合形式が1法人1大学形式であり、これによって両法人は最大の統合効果を得ることができるということ、また大学院の定員数が比較的多く、学部生よりも院生の数が多いといった点もあげられるとのことであった。

 気になる入試に関しては、当面は現大学と同等の入学者選抜試験を実施する予定であるが、現高1年生が受験する際は2大学が統合したことを反映する新たな形式の入試になる可能性があるとのことであった。

 第二部では、本校の卒業生で現在、理学院地球惑星科学系に所属している白澤泰希様より、現在自身が行っている研究や、全学年向けに行われているプロジェクト、1年生向けに行われているプロジェクト等、大学内部の事情を詳しく語ってもらった。また、自身が合格した体験談と合わせて、受験生として心掛けるべき点といったメンタル面でのアドバイスも頂いた。

 第一部、第二部ともに、受験を考えている生徒たちにとっては大変有意義な機会だったと思われる。

令和7年度 一橋大学説明会報告

5月27日(火)午後4時より、一橋大学説明会が実施されました。
参加者が多数であったため、2・3年生は第一会議室、1年生は視聴覚室に分かれて参加しました。また、当日の模様はYouTubeにて限定配信されました。

内容は以下のとおりです。
第一部 一橋大学での学びとは
講師:一橋大学入試課 黒田 幸宏 様
第一部では、「大学とは何か」「社会科学とは何か」といったテーマから始まり、一橋大学の入試制度、4年間の学びの特徴、各学部の紹介がなされました。
冒頭では、高校生と大学生の生活の違いに触れ、大学では「自ら課題を発見し、解決する力を養うこと」が重要であるというお話がありました。特に一橋大学では「ゼミナール」を中心とした少人数教育が特徴であり、実在企業の課題を分析するケーススタディなど、実践的な学びが展開されているとのことです。
印象的だったのは、「もはや文系の大学ではない」という言葉でした。環境問題や人口減少、生成AIといった現代的な課題は、文系・理系の枠を超えて総合的に解決する力が求められているというお話は、生徒たちにとって新鮮な視点であったと思います。加えて、キャリア支援や女子学生応援プロジェクトなど、独自の支援制度の充実も大学の魅力の一つとして紹介されました。

 

第二部 本校卒業生による説明

第二部では、一橋大学経済学部2年に在籍する本校卒業生が登壇し、大学の魅力や高校時代の自身の体験について語ってくれました。
学園祭や英語の必修授業における少人数教育が、学友との良いコミュニケーションの場になっていること、また、冬春休みが長いため、その期間を活用してさまざまな活動に取り組めることが大学生活の魅力として紹介されました。
受験に関しては、「1・2年生のうちは、国語・数学・英語の基礎力をしっかりと身につけることが大切で、いきなり難しい問題に挑戦する必要はない」とのアドバイスがありました。
高校生にとって、大学で学ぶ先輩の話を直接聞ける機会は貴重であり、今後の進路選択や学習への意欲を高める有意義な時間となりました。

令和7年度 医学部説明会報告

 5月13日(火)16:00より、医学部説明会が実施された。会場は社会科教室であるが、同時にYouTube配信も行い、多くの方に参加いただいた。

 第1部では、駿台予備校市谷校舎 重藤賢次様より「医学部現役合格に向けて」というテーマでお話をいただいた。全国の医学部医学科の成り立ちや近年の入試に関わる変更点、受験科目や配点など、医学部受験の前に理解しておくべきことを詳細な資料と共に聞くことができ、様々な視点から医学部について知ることができた。

中でも医学部は難関学部であるが、難問を解けることではなく基礎・基本の理解が合否を分けるということ、そのために高校の授業内容を漏らさず学び取る姿勢が大事であるという話が生徒の心に響いたようようである。受験に関する情報過多の時代だからこそ、落ち着いて学習の基本に立ち返ることが大事、という貴重なメッセージであった。

 

 第2部では、現在、千葉大学医学部5年生在籍の本校卒業生より様々な角度から興味深い話を伺うことができた。医学部生としての生活の様子や講義・解剖を含む実習、医学部の部活動、イギリスへの留学体験など、充実した学生生活についての話を聞き、医学部進学への思いをいっそう強くした生徒も多いと思われた。また、自らの高校時代・浪人時代の学習を振り返り、失敗談も交えて最終的に「深く内容を理解し、きちんと運用できるようになるまで反復練習をする」というシンプルな学習法を、後輩たちに力強く勧めてくれた。

 

令和7年度 東京大学説明会

主催 進路指導部

5月12日(月)午後4時より、東京大学説明会が実施された。

参加者多数のため、2、3年生は化学第二教室、1年生は社会科教室にて説明会に参加した。また、その模様はYouTubeにて限定配信された。内容は以下のとおり。

第一部   東大現役合格をめざす心構え

講師:河合塾津田沼校校舎長 小磯 千寿子 様

第二部   東京大学に在籍している本校卒業生による説明

 

第一部は、東京大学とその入試の概要、教育システム上の特徴、また、受験生が高1、高2、高3の時にそれぞれやるべきこと、入試までに養うべき能力などについてのご講演だった。東京大学の教育システム上の大きな特徴の1つとしては、前期課程での学習を踏まえて学生自身が自分の興味に応じて後期課程においてどの学部に進むかを志望できるシステム、通称「進振り」が挙げられる。このシステムの良い点は、学生が幅広い分野を約1年半学んだ上で自分の興味に応じた分野を後期課程で深めることができる点にあり、この点を志望理由にする受験生も多い。

 また、東京大学は2027年9月に新しい学部「カレッジ・オブ・デザイン」を開設することを発表している。これは70年ぶりの新学部開設であり、定員100名の半数程度が外国人学生とされる。今後の動向に注目したい。

 そして、受験生が入試までに取り組むべきことに関しては、各々の学年において違いはあるものの、生活リズムを整えて学習時間を確保することと、自分のできること、できないことを具体的に分析、改善し続けることが大きな柱となるということだった。前年度の2025年度の共通テストは易化した教科が多かったため、2026年度は共通テストの平均点が上がることが予想されているとともに、共通テスト対策がますます重要になる。しかし、「東京大学に行きたい。」という気持ちをもち、謙虚な姿勢で学習に取り組み続ければ、合格の道につながるということだった。

 第二部は、東京大学3年生の本校卒業生による説明だった。東京大学の魅力、高校生の時の自分の話をしてくれた。東京大学の魅力としては、図書館などの研究環境の充実、文理横断的な研究ができること、さらには魅力的な人々との出会いを挙げてくれた。また、高校生の時は、自分の好きな教科、分野をもっていたことに加え、自分のできたところ、できなかったところなどを具体的に分析、言語化することを大事にしていたということだった。学習を楽しみながらも、学校行事などにも全力で取り組んで東京大学に合格した卒業生の姿は、現在の本校の生徒たちを勇気づけるものとなった。

 

令和5年度 筑波大学説明会

令和5年度 筑波大学説明会

主催 進路指導部

 

7月6日(木)13時15分より、筑波大学説明会が実施された。会場を2つに分け同時展開をし、1・2年生は南館3階の第一会議室、3年生は1年C組の教室にて開催された。なお、1・2年生の会場においては第二部において本校卒業生の講話が行われた。

 

第一部   筑波大学の概要及び入試について

講師:筑波大学  松井 亨 准教授(第一会議室)

講師:筑波大学  本多 正尚 教授(1年C組教室)

 

第二部   筑波大学に在籍している本校卒業生による説明

 

 

第一部は、大学の概要と入試に関する説明だった。筑波大学は、敷地面積257ヘクタール(東京ドーム約55個分)と単一のキャンパスでは全国2位の広さを誇る。また、研究機関としても有名で学生の数は10000人、教員1800人と、と幅広い分野から学ぶことができる。スローガンであるIMAGINE THE FUTUREを掲げ、最先端の研究が行われている。例えば、サイバニクスにおけるロボットスーツの開発がおこなわれており、脳の指令から実際にスーツが動いてくれるなど、介護や筋ジストロフィーなどの難病に役立つといわれている。また、留学生も116か国・2399名と国際性が高い大学でもあり、コロナが明けてからも数は増え続けている。筑波大学は学群・学類に分けられていて、人文・文化学群、社会・国際学群、人間学群、生命環境学群、理工学群、情報学群、医学群、体育専門学群、芸術専門学群の9学群からなる。各学群の専門性が高いことはもちろんのこと、総合学域群があるのも魅力の一つである。総合学域群は、1年次において総合的に学び、2年次から体育専門学群を除く学群から自分に合った学群を選ぶことができる。このことから、進路決定により幅をもたせられるようになった。総合学域群に進むためには入試の新制度である総合選抜を選択する必要がある。入試については、まず11月下旬に行われる学校推薦型がある。全ての学群・学類で実施されている。試験内容は小論文および面接である。過去の出題形式についてはアドミッションセターのページに記載されているほか、要項にも面接等のヒントが書いてあるとのこと。また、共通テストの科目は各学類ごとに指定されている。加えて一般選抜として前期・後期テストがある。筑波大学は学業以外においても盛んで11月上旬に行われる学園祭である雙峰祭がある。部活動・サークル活動についても力を入れており、体育系・文化系・芸術系ともに活躍をしており文武両道を確立している。また、大学に通いやすいのも魅力のひとつでつくばエクスプレスを活用すれば、千葉県でも通学可能である。本気を出せば8:40から始まる1限の授業に館山や銚子からも間に合うらしい。最後に、大学の説明としてYoutubeチャンネルも開設しており、「筑波大学アドミッションセンター」で検索すると、様々な紹介を行っているので興味のある方は調べてみるとよい。

 

 

第二部は、生命環境学群生物資源学類2年生の本校卒業生の説明だった。学生生活全般や、高校時代の勉強法、進路選択の時期、入試に向けた攻略法などを語ってくれた。授業時間は、1コマ75分で他大学と比較して短いが、1日6時限で多くの授業を選択できる。生活面においては、食事に関しては学食を含め多くあるらしい。しかし、夜遅くなると、街灯も少なく暗くなるのに加え飲食店も閉まるので注意が必要だ。住居面に関しては、六畳一間、洗濯・御手洗い・浴場(シャワー)は共用なので相談が必要だとのこと。高校生活については、1・2年生では遊ぶことの大切さを話しており高校生でしかできない経験をしてほしいとのこと。部活動は3年の引退まで続け、そこから受験に臨んだそうだ。受験については、基礎の重要性を語っており、特に1年生において英単語・古文単語の小テストや数学の遅れはとらないようにしていた。2年生では定期考査に向けてしっかり勉強していたそうだ。進路選択は、最初から決めていたわけではなかったが、理系なら国立という目標をたてていたそうだ。特に、大学選択で迷っているならとりあえず高いレベルの大学を目指して勉強をしておくことが大切とアドバイスをしてくれた。

令和5年度 一橋大学説明会

令和5年度 一橋大学説明会

主催 進路指導部

 

5月31日(水)午後4時より、一橋大学説明会が実施された。新館2階の視聴覚室を会場に、多くの生徒が受講した。同日、南館3階の第一会議室においては東京工業大学説明会が同じ時間帯に開催された。

 

第一部   一橋大学の概要及び入試について

講師:一橋大学入試課 片山 詩朗 様

 

第二部   一橋大学に在籍している本校卒業生による説明

 

 

第一部は、一橋大学の概要と入試に関する説明だった。一橋大学は、社会科学に特化した我が国唯一の国立大学であり、商学部、経済学部、法学部、社会学部と、今年度新たに設置されたソーシャル・データサイエンス学部からなる。社会科学は、正解が一つではない問いを思考する学問であり、常に変化している時代の分析に必要な知識やスキルを身につけることを主眼としている。新学部であるソーシャル・データサイエンス学部では、文系理系の融合を目指しており、既存の社会科学とデータサイエンスの手法を融合させることによって、新たな知見や理論を構築していくことを目指している。講義の初めの生徒への質問で、「理系の人いますか?」「理系学部にも興味のある人はいますか?」などと尋ねて挙手させていたが、入試科目に数学があり、文理融合の新学部の開始などを考えると、今後はさらに理系の思考が大切になっていくということのようだ。勿論、社会科学系の総合大学であるから、社会系の学問を積むことは言うまでもない。さて、入試については、現2年生から、大きく変わる。共通テストでは、全学部で情報Ⅰが課されるし、2次の英語では、リスニングが廃止されるとのこと。詳細については、7月に出される選抜要項を確認する必要がある。また、一橋大学では、入試の「出題の意図」を公表しており、大学のHPにある「アドミッションポリシー・出題の意図」を読まない手はない。作問者自身が書いているとのことで、一橋志望者は必読だろう。入学後の学びは、少人数、ハイレベルで、他学部教育科目が必修となっている。司法試験の累計合格率は全国一位であり、留学制度も充実している一橋大学。本校進路部主催の学校見学会もあるが、大学見学はいつでも大丈夫とのこと。東船橋から少し遠いが、少しでも気になっているのならば一度は行ってみるべきだ。

 

第二部は、法学部2年生の卒業生の説明だった。学生生活全般や、高校時代の勉強法、入試に向けた攻略法などを語ってくれた。授業時間は、1コマ105分で、徐々に対面授業が増えてきたとのこと。国立駅まで千葉県からは少し遠いが、寮が小平にあり、寮費は約3万円で、留学生とのルームシェアになっているらしい。ほとんどの学生が部活動やサークルに所属しており、アルバイトは塾講師や家庭教師が多いとのこと。サークルの楽しそうな写真を披露してくれた。高校時代は、運動部の部長として活躍し、電車通学の隙間時間をうまく使って英単語をやっていたそうだ。世界史の受験勉強には大変苦労したようで、分厚い参考書を夏に読破したものの、得点には結びつかず、一橋の世界史の問題は超難問が出題される年もあり、結局は世界史の得点では差がつかないことが多く、英数が重要であるとアドバイスをしてくれた。学部ごとの設定教科とその配点をよく調べ、戦略をたてて受験に臨むべしとのことだ。



令和5年度 東京工業大学説明会

令和5年度 東京工業大学説明会

主催 進路指導部

 

5月31日(水)放課後、東京工業大学説明会が実施された。当初の予定では午後4時の開始だったが、動画撮影の準備等で手間取り、10分ほど遅れてのスタートとなった。同日、別室にて、同時進行で開催された一橋大学説明会の方は、予定通りに開始された。

東京工業大学の会場である第一会議室にはたくさんの生徒が参加した。

 

第一部   東京工業大学の特色と概要及び入試について

講師:東京工業大学 アドミッション部門特命教授 篠﨑 和夫 様

 

第二部   東京工業大学に在籍している本校卒業生による説明

 

 

東工大は、1881年の「東京職工学校」から始まる創立142年の大学であり、1929年に「東京工業大学」へと昇格した。そして、2024年度には、東京医科歯科大学と統合して「東京科学大学」となる予定だ。説明会第一部では、「自ら学び考える教育」を目標として更なる発展を続ける東工大の概要に関する説明が中心だった。理工系の総合大学として、「理学院」や「工学院」をはじめ、「情報理工学院」など6つの学院があり、女子学生の割合は、学部全体の12.9パーセント。今後は、「女子枠」を設けて入試方法の変更を行う予定であり、具体的には、「一般選抜」枠を減らして、「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」を増やしていく。総合型選抜の「一般枠」と「女子枠」の人数については、学院によるとのことで、詳細については7月に発行が予定されている要項で確認して欲しいとのこと。ちなみに、一般選抜枠は、2024年度が852人。翌年2025年度には801人になる予定だ。

 

第二部は、東京工業大学工学院で情報通信系を学んでいる本校卒業生による説明だった。東工大に通う学生のイメージとして、数学オタクや国語が苦手だのといったイメージがあるかも知れないが、そんなことはなく、実にさまざまな学生が学んでいるとのこと。でも、中には素因数分解を趣味としているような人もいることはいるらしい。受験勉強については、12年のうちはとにかく学校の定期考査を頑張ることが大切で、同じ東工大を目指す友達を見つけて切磋琢磨する。たとえ現状成績が悪くても、東工をあきらめずに取り組んでいけば1年あればグンと伸びる。くじけずに目指してほしいと、後輩たちにエールを送ってくれた。