SSHの概要
自立した探究力で「未踏」に挑む人材の育成
~深め、繋がり、未来を拓く力を育てる~


 本校は平成21年度から、文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
の指定を受け、先進的理数教育に取り組んできました。令和6年度から指定第Ⅳ期に入り、これまでの成果を踏まえつつ、地域への成果普及にも力を入れ、千葉県全体の理数教育の一層の発展を目指しています。課題研究や高大連携をはじめとする理数系探究学習はもちろん、さまざまな取組により生徒の探究心と探究力を育成します。

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新着情報

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【成果普及】SSH発表会を開催しました!

 令和7年2月1日、本校生徒が1年かけて取り組んだ探究活動の成果を発表する「SSH発表会」を開催しました。
 

本校のSSH事業について普段からご指導してくださっている大学の先生や企業の方、

地域の小中学生及び学校関係者、そして発表者の保護者様など、

外部から約120名のお客様がいらっしゃいました。

※ もっと多くのお客様をお呼びしたかったのですが、校舎の改修工事が行われていることから、入場者の制限を行わせていただきました。

 

 

 

 

今年度の発表総数は53件。

理数科2年生は、「1人1研究」で取り組んだ理数系の課題研究について発表しました。

ポスター形式で行った発表は大いに盛り上がり、来校者と発表者が熱く議論を交わす場面も多く見られました。

 

 

 

 

 

理数科1年生は外部の方をお迎えしての発表会は初めて!

グループで取り組んだ探究成果について、協力し合いながら一生懸命発表しました。

さらに普通科・理数科の生徒で取り組んだ、社会課題分野の英語による発表も行われました。

 

 

 

今年のSSH発表会も大盛況で幕を閉じました。

発表した生徒はみな、満足そうな達成感いっぱいの表情を浮かべていました。

ご来場してくださった皆様、そして、本校SSH活動に関わってくれた皆様に

この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

 

令和7年3月16日(日)には、東邦大学で千葉県高等学校課題研究発表会が開催されます。

今回の発表会で頂いた意見やアドバイスをもとに、

発表者の皆さんがさらに成長してくれることを期待しています。

 

 

 

令和6年度 千葉県立船橋高校SSH発表会について(ご案内) ※ 発表テーマ一覧掲載

令和7年2月1日(土)に、課題研究発表会(SSH発表会)を行います。

この発表会では、本校生徒が今年度の研究成果をポスター形式で発表します。是非ご覧ください。

日時:2月1日(土)9:25~11:35(受付開始9:10

会場:千葉県立船橋高校 南館1・2階

受付:南館1階入り口(中庭からお入りください)

 

 注意:① 発表会に参加される方は、以下のリンクからお申し込みください。

     【締切:1月28日(火)】

      https://forms.gle/XgZa4AnVWf2N3r3u5

    ② 校舎改修工事のため、今年度は原則として千葉県内からのみ参加可能とさせていただきます。

     ※他県の方で見学を希望される方は、恐れ入りますがお電話(047-422-2188)にて、

      お問い合わせください。(担当:板坂・石川)

   ③ 上履きと下足入れをお持ちください。

   ④ 開会式・閉会式等はありません。受付後は発表を自由にご覧下さい。

   ⑤ 受付後の退席は自由です。

   ⑥ 研究発表会ですので、学校生活等の質問には一切お答えできません。

 

発表テーマ一覧:


 

 

 

 

【理数教育拠点校事業】東京大学柏の葉FS Creationにて分析実験講座を実施しました!【地域連携】

令和6年12月21日(土)、東京大学FS Creationにて分析実験講座を実施しました。
この講座には本校生徒だけでなく、県内スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校および連携校の生徒が参加しました。

東京大学特任教授による講義と最先端機器の実習

今回の講座では、東京大学 社会連携講座統合分子構造解析講座 佐藤研究室 佐藤 宗太 特任教授を講師にお迎えし、NMR(核磁気共鳴)、XRD(X線回折)、質量分析装置といった最先端の分析機器について、各メーカー(日本電子、rigaku、島津製作所)の技術者の方々から丁寧な講義を受けました。

また、三井不動産が手掛ける「柏の葉サイエンスシティ」構想についても講義していただき、最先端の研究が行われている環境づくりについて理解を深めました。

   

生徒による研究プレゼンテーションと質疑応答

昼休みには、ランチミーティングとして、分析してほしい試料を持ち込んだ生徒2名による研究プレゼンテーションを行いました。質疑応答が活発になるか不安な企画でしたが、熱意あふれる研究発表と活発な質疑応答が行われ、研究に対する理解を深める良い機会となりました。積極的に参加してくれた皆さんに心から感謝します。

 

分析実験講座とVR体験

午後は、学んだ知識を活かし、それぞれの分析機器を使った実験講座を行いました。
実際に最先端の機器を操作し、データを取得する体験は貴重な経験となりました。分析の面白さや奥深さを実感できたことだと思います。

講座の最後には、水分子の水素結合を仮想環境で体験できるVR-MDを体験しました。
目の前に水分子がふわふわと漂い、手を伸ばすと水素結合が切れたりつながったりする様子に、生徒たちは大興奮!
不思議な体験でしたね!あのシステム、ぜひ授業でも取り入れたいです…。

 

 

 

今回の講座を通して、生徒たちは最先端の分析機器に触れ、研究の最前線に触れる貴重な経験をすることができました。
また、他校生徒と交流し、共に学ぶことで、科学に対する興味関心を一層深めたことと思います。

千葉県立船橋高等学校は令和6年度、千葉県理数教育拠点校に指定されたことを受け、
今後もこのような貴重な学習機会を生徒たちに提供し、理数への興味や関心、そして探究心を育んでまいります。
引き続き、ご協力をお願いいたします。

今回、講師を務めてくださった佐藤先生、関連企業の皆様、そして参加してくれた生徒のみなさんに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!

【国際交流】「JAPAN SUPER SCIENCE FAIR 2024」参加!

今年度も本校理数科2年生 2名が『「Japan Super Science Fair ( JSSF) 」に参加しました。
Japan Super Science Fair(JSSF)は立命館高校がSSH事業の一環として、2003年度から継続して実施している国際科学フェアです。海外理数教育重点校や国内SSH校を中心に、優れた科学教育を行っている学校から生徒達が集まり、自身の研究発表や文化交流に取り組みます。
今年度は 21 カ国・地域から海外校 35 校及び国内校 10 校が参加しました。

 本校生徒と、シンガポールのNational Junior College、立命館高校生徒(バディ)との集合写真

 


本校生徒が英語による研究発表をしている様子。
この発表のために、何度もポスターを作り直し、何度も発表練習を重ねてきました。
 

別の生徒のポスター発表の様子です。この生徒は1年生のときからJSSFへの参加を希望していました。
とても素晴らしい時間を過ごせたようです。

参加した生徒たちに感想を聞いたところ、最初は環境に慣れず、戸惑ったところもあったようです。しかし、交流を重ねるうちに、もっとコミュニケーションを取ろうと積極的になれました!と教えてくれました。
JSSFに参加した経験を通して英語力を向上させただけでなく、「自分の研究を世界に伝える」という今後の研究への意欲を一層高めたようです。

昨年に続き、とても貴重な機会となりましたね!
来年度も参加できますように!

【SS講座】「かたちで決まるタンパク質のはたらき」

令和6年10月5日、千葉工業大学にてSS講座「かたちで決まるタンパク質のはたらき」を実施しました。
講師は千葉工業大学 応用化学科教授 山本典史先生です。
普通科・理数科の1・2年生希望者15名が集まり、1日がかりで化学と研究について学びました。

午前は「タンパク質について」と「タンパク質と疾患の関係」を学びました。
山本先生はとても面白く、分かりやすい講義を行ってくださり、生徒たちはを熱心に聞いていました。
お昼にはTAの大学生によるキャンパスツアーが行われ、大学の実際の研究室を見学しました。普段どおり研究活動を行っている大学生や大学院生の様子を知ることができましたね。その後、学生食堂で大学生と混じって昼食! 学食のメニューがたくさんあって、選ぶのも楽しかったようです。
大学生の方とお話しできる機会も貴重でしたね。

午後からは実際に研究開発にも用いられるソフトウェアを利用して、「インフルエンザに効く薬剤」の設計に挑戦!
学んだ知識を活用して、より効果のある化学構造にするにはどうしたらよいか試行錯誤していました。

また、講座後半では、大学卒業後のキャリアについてディスカッションしました。
山本先生が司会を務め、大学生、本校教員がパネリストで参加し、それぞれの就職についてのエピソードを中心に自由に語り合いました。
参加した生徒たちに感想を聞いたところ、「自分で工夫して物質を作る過程で試行錯誤して難しさを知った。」、「キャリアを考える時は、自分のニーズやリソースを分析して考えることも重要だど学んだ。」と教えてくれました。
大学の後のキャリアについて、少しはイメージできたのではないでしょうか。

これからもSS講座は複数回実施します。
興味や関心を育て、キャリア意識を醸成する取組はまだまだ続きます!

【成果普及】千葉大学主催 第18回高校生理科研究発表会に参加しました!

令和6年9月28日、千葉大学主催 第18回高校生理科研究発表会にて、理数科2年生が課題研究発表を行いました。
この発表会では、県外からの参加も含めおよそ400件の研究発表が行われます。

今年度も理数科2年生は1人1テーマで課題研究に取り組んでいます。前日もギリギリまで一生懸命準備していました。
発表当日は開始直後こそ緊張していた様子でしたが、次第に緊張もほぐれ、熱意あふれる立派な発表を行うことができました。

理数科1年生も見学者として参加しました。入学後、初めての外部の発表会参加です。来年は自分たちの番だという意識があるのか、とても熱心に、キラキラした表情で発表を見学していました。

発表を終えた2年生は疲れた表情をしていましたが、自分だけの研究を精いっぱい発表した達成感からか、とても満足そうでした。
理数科1・2年生どちらにとっても今後につながる良い機会になりましたね。
この経験を弾みにして、これからの課題研究をより一層深めてほしいです。

後日、表彰が公表され、本校から5名の生徒が表彰を受けました!
表彰者は次の通りです。


千葉県高等学校長協会長賞

・成田 百花 「室内アクアリウムに生息する藻類の脂質生産能力の比較実験」


千葉県高等学校文化連盟会長賞

・高橋 寛展 「球体がアーチ構造をつくる際に,最密構造をとる必要性の有無」


優秀賞

・大屋 陽輝 「段ボールの「守る力」~段ボールの包装と外部からの影響の関係について~」

・高萩 虎太郎 「粉体の混合率と安息角の相関性」

・杉山 珠桜里 「植物由来のアレロケミカルによるアナベナへの増殖抑制効果~アオコから生態系を守ろう~」

入賞された皆さん、本当におめでとうございます!

※ 高校生理科研究発表会(千葉大学のサイト)結果へリンク

【SS講座】CEATEC2024 見学研修

こんにちは。
10/16(水) 理数科1年生はCEATEC2024の見学研修を行いました。
CEATECを一言で紹介すると「未来を先取りする展示会」です。

生徒たちは事前学習にてCEATECへの期待を高め、本日の見学研修に臨みました。

会場ではAIを利用した新技術が所狭しと並んでおり、
目を輝かせながら、真剣に質問している生徒の様子が見られました。
初めて体験する技術や、大人たちが懸命に自社の取組を紹介する姿に驚いたようです。

 

今回の見学研修が、
これからの社会の課題について、自身の将来について、
考える機会となることを願っています。

【全校講演】令和6年度 第2回SS講演会

演題「みんなで未来を拓いていこう」

講演者 東京大学 工学系研究科長・工学部長 加藤 泰浩 教授

東京大学より加藤先生をお招きし、「未来を拓く」ことをテーマにした講演会を実施しました。

加藤先生ご自身の学生時代や現在取り組まれている研究について、さらにメタバースを含む東大工学部の魅力や、理系女性の活躍など、とても具体的で魅力的な内容をご講演いただきました。
教授がどのような思いで、どのような研究をされているかを丁寧に紹介していただいた場面では、どの生徒も食い入るような顔つきで聴き入っていました。
リアルな東大の姿と、これからの未来を拓いてほしいという船高生に向けた熱いメッセージをしっかりと受け止めたと思います。

講演会の後半には、加藤先生からのご希望で、生徒全員に問いかけるスタイルの質疑応答の時間を設けました。
積極的に質問する生徒が絶えず、予定していた時間を超えるほどでした。

講演会終了後に、別室で加藤先生を囲んだ座談会を行いました。
座談会にも多くの生徒が参加し、研究内容の深堀りやこれからの進路相談など、研究以外の質問もたくさん飛び交いました。どの質問にも丁寧に答えてくださる加藤先生のおかげで、本当に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
ご講演いただきました加藤先生、本当にありがとうございました。

【成果普及】第16回マスフェスタ(全国数学生徒研究発表会)参加

第16回マスフェスタ(全国数学生徒研究発表会)に本校理数科3年、尾高 徹 さんが「約数を用いた自然数の分割について」という研究で参加しました。
「マスフェスタ」とは、大阪府立大手前高等学校が毎年夏に開催している数学分野だけの課題研究発表会です。
数学分野の課題研究だけが集まる発表会は全国でもあまり例がありません。
今年は8月24日(土)に開催され、北は北海道から南は九州まで、全国45校78本の発表が行われました。

大会の詳細や要旨集は、大阪府立大手前高等学校のウェブページに掲載されています。

ぜひご覧ください!

大阪府立大手前高等学校 マスフェスタ2024

【探究活動】SS理数探究Ⅰ データサイエンス実習 「『STEAM✕探究』実践教室」

 8月29日に理数科1年生を対象として、アクセンチュア株式会社様のご協力のもと、「『STEAM✕探究』実践教室」をおこないました。


アクセンチュア株式会社は、世界的に展開する総合コンサルティング会社です。
サービスの一つとして、データサイエンスを駆使した経営戦略の提供を行っており、その一端を生徒は体験しました。

今回の実習では、目的達成のために仮説を立て、現状をデータで分析し、根拠をもって施策を選択する、という手法を実践しながら学びました。
様々なデータやグラフから、何を選ぶのか、なぜそれを選ぶのか、など、考えさせられる場面が多く、教員が見ていても大変参考になる実習でした。

はじめは個人で作業を行い、次にグループで協議し、さらに大きなグループで全体としてのヴィジョンを共有する手法も学びました。

人数の多寡で意見を決定することなく、根拠に基づいて対話して最も適切だと思うことを選択するように、という声掛けに、生徒は新たな気づきを得た様子でした。

生徒たちは3つの大きなグループに分かれて実習を進め、最後にそれぞれのグループが選んだ施策から予想されるシミュレーション結果が発表されました。


教員チームの結果も示されましたが、最も優れた結果を示したのは生徒たちの方でした。
年齢や知識量が優位に働くとは限らない、という結果は大変興味深いものでした。

授業を通して、データの見方や仮説の検証方法、協働する大切さを学びました。
今回学んだことを、今後の探究活動にぜひ生かしていきましょう!

これまでのSSH活動

SSH活動報告

SSH発表会

SSH発表会
 2月1日(土)本校南館・理科教室
 理数科1・2年生が課題研究の発表(ポスター発表)を行いました。
 物理10件,化学12件,生物10件,地学7件,数学9件
 ご来場の皆様,ありがとうございました。
 *当日の様子が千葉テレビで放映されます。
  2月15日(土)22:00~22:15 ウィークリー千葉県
  
 
  

SS講演会

SS講演会(第2回)
 9月27日(金)本校体育館(全校講演会)
 高田秀重(東京農工大学農学部)
 演題 「海洋プラスチック汚染と持続可能社会」
 
講演会後も多数の生徒が質問に訪れました。

SS講演会

SS講演会(第1回)
 4月12日(金)本校体育館(全校講演会)
 講師 嶋田和人(前JAXA筑波宇宙センター医長)
 演題 「有人宇宙計画の仕事をするには」

 質問をしながら生徒の間を歩く嶋田先生。答えた生徒にはプレゼントが・・・。

SS講座 遺伝子組換え実験講座

SS講座 遺伝子組換え実験講座
 11月15日(木) 11月16日(金) 本校生物教室
 講師  園田雅俊(千葉大学園芸学部) 他学生TA4名
 オワンクラゲの持つ緑色蛍光タンパク質遺伝子を大腸菌に導入し,形質転換を行う。
  

SS講座 数学講座

SS講座 数学講座
10月30日(火) 
 ガウスの平方余剰の相互法則
 講師 津嶋貴弘(千葉大理学部)
11月2日(金)
 超幾何関数と数論
 講師 大坪紀之(千葉大学理学部)
 

福島県教育旅行モニターツアー

9月30日(日)~10月2日(火) 福島県教育旅行モニターツアー(SSH外)
 県立船橋高校・市立千葉高校・佐倉高校による合同ツアー(主催:福島県) 
 被災地視察と各分野での復興に向けて果敢にチャレンジする人々との対話に焦点を当てた学びのツアー
 
 

高校生理科研究発表会

9月29日(土) 高校生理科研究発表会(千葉大学)
 発表 理数科2年次生ほか50名
 受賞 千葉県教育長賞 西方友哉(数学)
     双葉電子記念財団研究奨励賞 中西流我(数学)
     優秀賞 5件
 
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