3年生選択科目「生物」の授業で、本校に隣接する芝山団地第一調整池の環境調査を行いました。
芝山団地第一調整池は、飯山満川に流入する雨水量を調整するための施設です。
水生植物が繁茂し、カモ・サギ・ウ類が集まり、時にはカワセミも姿を見せる貴重な湿地となっています。
本校では平成29年から、船橋市下水道河川管理課の協力のもと、「生物」の授業でパックテストによる水質調査と水生動物の調査を行っています。
芝山団地第一調整池は、「かいぼり」(※池や沼の水をくみ出して泥をさらい、魚などの生物を獲り、天日に干すこと)や「しゅんせつ」(※池や河川の底にたまった泥等を取り除くこと)がなされていないため、ここ数年でアシが増殖し、水面が減りつつあります。
「生物基礎」で学ぶ「湿性遷移」の進行を見ることができます。
【中学生の皆さんへ】
船橋芝山高等学校は、飯山満川・調整池・斜面林と多様な生態系に囲まれ、学校敷地内にはビオトープ「芝山湿地」を有し環境学習には最適となっています。